幕末年表




和暦(西暦) 日付 主な出来事
天保元年(1830) 1.26 水戸藩主・徳川斉昭、藩政改革を開始
7.2 京で大地震。死者約280人、負傷者約1300人を記録
10.1 徳川斉昭、幕府批評の上書提出
年末 薩摩藩・調所広郷、藩政改革を開始
天保二年(1831) 2.18 ロシア船が蝦夷に侵入、役人と交戦
天保三年(1832) 7.3 儒者・帆足万里、豊後日出藩家老となり、藩政改革を開始
8.16 水戸藩、海防掛を設置
8.19 鼠小僧、小塚原で処刑
天保四年(1833) 12.27 三河田原藩・渡辺崋山、格高制を推進して藩政改革を開始
天保五年(1834) 11.3 水戸藩主・徳川斉昭、海防を目的とした蝦夷地開拓、大船建造を建言
天保六年(1835)  12.22 諸大名に国絵図の作成を指示
天保七年(1836)  2.14 水戸藩に大砲鋳造を指示
天保八年(1837) 2.19 大塩平八郎の乱。元大阪町奉行所与力・大塩平八郎、乱を起こす
3.27 老中・水野忠邦を勝手掛に任命
3.27 大塩平八郎、没
4.2 将軍・徳川家斉、隠居
6.1 生田万の乱。生田万、越後柏崎の代官所を襲撃。
6.28 モリソン号事件。アメリカ船モリソン号、浦賀港に侵入。浦賀奉行が砲撃
7.10 モリソン号、薩摩山川沖に出没。薩摩藩家老・島津久風が退去させる
9.2 徳川家慶、第十二代将軍に就任
天保九年(1838) 2.19 幕府、諸国に巡見使を送る
2.30 代官・羽倉外記に伊豆諸島の巡見を指示
3.10 江戸城西の丸炎上
4.17 江戸で大火
5.10 五代目・松本幸四郎、没
6.24 天保大判金を増鋳
7.13 三代目・中村歌右衛門、没
10.21 高野長英、戊辰夢物語脱稿
10.26 中山みき、天理教を創始
緒方洪庵、大阪に適々斎塾を開く
天保国絵図完成
天保十年(1839) 1月 渡辺崋山、慎機論を執筆
3.14 老中・水野忠邦、一万石加増
5.14 蛮社の獄。渡辺崋山、捕縛される
5.18 高野長英、自首する
12.1 江戸で大火
12.6 水野忠邦、筆頭老中になる
12.18 渡辺崋山が蟄居、高野長英が永牢の処分を受ける
天保十一年(1840) 3.2 勘定奉行・遠山景元(金四郎)を町奉行に任命
3.5 七代目市川団十郎、河原崎座で勧進帳を初演
5.27 長崎奉行へオランダ風説書に原書を添えるように指示
6.27 代官・羽倉外記に房総の海岸警備を指示
7.7 長州藩、藩士・村田清風の藩政改革を取り上げる
7.20 水戸藩、領内の総検地を断行
9月 長崎町奉行・高島秋帆、西洋軍備についての意見を上書
11.3 長州藩、下関の越荷方を増強
11.8 阿部正弘、寺社奉行となる
11.23 三方領地替反対一揆。庄内藩など三藩に領地替えを命じ、庄内の領民が一揆を起こす
天保十二年(1841) 3.23 堀田正睦、老中に任命される
3月 高島秋帆、西洋式軍備の教授に任命される
5.9 高島秋帆、江戸西郊の徳丸原で西洋式軍備の実演を行う
7.12 庄内藩などの三方領地替を中止
8.1 水戸藩、弘道館を創設
10.7 江戸で大火
10.11 渡辺崋山、三河田原で自刃
11月 伊豆代官・江川英龍、韮山で西洋式鉄砲を鋳造する
12.28 江川英龍に江戸湾岸の巡見を命じる
薩摩藩家老・島津久風、西洋式軍備の演習を行う
横井小楠、実学塔を結成
天保十三年(1842) 6.22 七代目市川団十郎、奢侈で江戸から追放される
7.1 水戸藩、偕楽園を構築
7.23 異国船打ち払いの方針を、薪水を与えて立ち去らせるように指示
8.3 川越、忍、今治三藩に江戸湾岸の警備を指示
10.2 高島秋帆、外国人との交友の罪で入牢する(冤罪)
11.24 佐久間象山、老中・真田幸貫に海防八策を上書
12.24 羽田、下田に奉行所を設置
12月 水戸藩、大砲鋳造により梵鐘を徴発
天保十四年(1843) 4月 長州藩藩士・村田清風、藩政改革を開始
6.17 新潟奉行所を設置
7月 水戸藩、神仏分離を行い神道を重んじる政策を展開
7月 摂津で上知反対一揆
8.13 上知令。江戸、大阪周辺が上知になる
8.20 医師・佐藤泰淳、佐倉に順天堂を設置
閏9.8 老中・堀田正睦を解任
閏9.11 阿部正弘、老中に任命される
閏9.13 老中・水野忠邦を解任
10.10 イギリス船サマラン号、八重山に上陸し測量を強行
弘化元年(1844) 2.8 下関奉行所を廃止
3月 フランス船アルクメール号、那覇に入港し通商を求める
5.6 水戸藩主・徳川斉昭に謹慎を命じる
5.10 江戸城炎上
5.15 佐賀藩、火術方を設置
5.24 羽田奉行所を廃止
6.21 水野忠邦、筆頭老中に復帰
9.19 佐賀藩主・鍋島直正、長崎でオランダ軍艦内部を見学
9月 水戸藩士、江戸の紀州、尾張両藩邸に主君の免罪を求める
10月 水戸藩、限田制を行う
11.26 水戸藩主・徳川斉昭の謹慎が解かれる
弘化二年(1845) 2.22 筆頭老中、水野忠邦を解任
2月 伊予宇和島藩、火薬製造を開始
3.12 アメリカ船マンハッタン号、漂流民を乗せ浦賀に入港し通商を求める
3.27 江戸で大火。入牢中の高野長英、逃亡
7.4 イギリス船サマラン号、長崎に入港
7.5 海防掛を設置し老中・阿部正弘が兼任する
松浦武四郎、東蝦夷地を探検
弘化三年(1846) 1.26 仁孝天皇崩御
2.13 孝明天皇即位
2月 伊豆代官・江川英龍、海防意見書を作成
3.22 江川英龍に伊豆諸島巡見を指示
閏5.27 アメリカ船・東インド艦隊司令長官ビッドル、浦賀に入港し通商を求める
6.7 ビッドル出航
7.13 水戸藩主・徳川斉昭、内外情勢の意見書を提出
弘化四年(1847) 3.24 信濃、越後方面で大地震。死者一万6千人以上
8.20 薩摩藩、砲術館を設置
9.1 徳川慶喜、一橋家を継承
9.28 薩摩藩、西洋式軍備の演習を行う
12.14 水戸藩主・徳川斉昭、外国人追放に対する意見書を提出
12月 薩摩藩重臣・調所広郷、給地高改正を断行
嘉永元年(1848) 4.2 逃亡中の高野長英、変名して伊予宇和島藩に行く
6月 オランダ、佐賀藩に種痘苗をもたらす
8月 越前藩、西洋式大砲を鋳造
佐久間象山、西洋式大砲を鋳造
嘉永二年(1849) 1月 逃亡中の高野長英、薩摩へ行く
4.18 葛飾北斎、没
閏4.8 イギリス軍艦マリナー号、浦賀、下田に来航し測量を行う。伊豆代官・江川英龍、退去を命じる
閏4.17 マリナー号退去
5月 江川英龍、韮山に反射炉をを構築
9.21 三宅董庵、広島で種痘を行う
10.2 長州藩、種痘を行う
11月 佐賀藩医・伊藤玄朴、江戸で種痘を行う
松浦武四郎、国後、択捉を探検
嘉永三年(1850) 10.30 高野長英、江戸青山で包囲され自刃
11月 佐賀藩、反射炉を構築
嘉永四年(1851) 1.3 土佐藩漂流民・中浜万次郎(ジョン万次郎)、アメリカ船で琉球に上陸
4.14 水戸藩、種痘を行う
5月 佐久間象山、江戸に砲術塾を開く
嘉永五年(1852) 2.16 水野忠邦、没
4.3 幕府、ジョン万次郎を土佐へ送還する
5.22 江戸城西の丸炎上
7.11 ジョン万次郎、土佐へ帰着
8.17 オランダ商館長・クルチウス、来年アメリカ艦隊が日本に来ることを通告
11.10 佐賀藩、精錬方を設置
薩摩藩主・島津斉彬、反射炉を構築
嘉永六年(1853) 6.3 アメリカ・東インド艦隊指令ペリー、軍艦4隻を率いて浦賀に来航。国書受取を要求
6.9 ペリー、久里浜に上陸し国書を幕府役人に渡す
6.12 ペリー出航
6.22 将軍・徳川家慶、没。喪は伏せられる
7.1 国書の内容について諸大名に意見を乞う
7.3 国書の内容について旗本に意見を乞う
7.3 幕府、水戸藩主・徳川斉昭を海防参与に登用
7.18 ロシア使節・プチャーチン、軍艦4隻を率いて長崎に入港。国書受取要求
8.6 冤罪で入牢中の高野秋帆、出獄する
9.15 大船建造解禁
10.23 徳川家定、第十三代将軍に就任
11.7 幕府、ジョン万次郎を登用
安政元年(1854) 1.16 ペリー、軍艦7隻を率いて江戸湾に進出
2.10 ペリー、幕府役人と神奈川で会談
3.3 日米和親条約(神奈川条約)を締結。下田と函館が開港
3.24 下田奉行を再設置
3.27 吉田松陰、金子重輔、下田のペリー艦隊で密航を企てるが失敗
5.25 日米和親条約附録(下田条約)締結。蘭、露とも締結
6.11 土佐藩、開国を主張した参政・吉田東洋を解任
6.30 函館奉行を再設置
安政二年(1855) 1.16 江川英龍、没
2.5 講武所を設置
3.22 破損したロシア軍艦の代わりを日本人が完成させる。プチャーチンが乗船し帰国
5.14 松前藩、北蝦夷地久春古丹のロシア人陣営を焼く
5.16 村田清風、没
5月 桂川甫周、和蘭字彙完成
7.29 海軍伝習所を長崎に設置
10.2 安政の大地震。死者7000人以上。藤田東湖、没
10.9 堀田正睦、老中首座になる
12.4 蝦夷地を上知とし、松前祟広に陸奥梁川などを替地として与える
12.10 千葉周作、没
安政三年(1856) 7.12 水戸藩、軍艦・朝日丸を完成
8.5 アメリカ総領事・ハリス、下田に着任
9月 長州藩、吉田松陰に松下村塾の再興を許可
10.17 堀田正睦、外国事務取扱になる
安政四年(1857) 3.7 越前藩、横井小楠を招く
5.26 日米下田協約を締結。長崎が開港
6.17 阿部正弘、没
8.5 咸臨丸、日本へ回航される
9.16 薩摩藩主・島津斉彬、湿板写真を撮る
10.16 越前藩主・松平慶永など、徳川慶喜を将軍継嗣にと建言
12.29 将軍・徳川家定、諸侯に外国との通商を開始させる
安政五年(1858) 1.6 薩摩藩主・島津斉彬、徳川慶喜を将軍継嗣にと勅命を奏請
4.23 井伊直弼、大老となる
5.1 将軍・徳川家定、紀州藩主・徳川慶福を継嗣とする内意を示す
6.19 日米修好通商条約を締結。神奈川、長崎、新潟、兵庫が開港
6.25 将軍・徳川家定、徳川慶福を継嗣と発表
7.6 将軍・徳川家定、没。徳川家茂(慶福)、第十四代将軍に就任
7.15 島津斉彬、没
8.8 朝廷、条約締結を違勅とする勅諚を水戸藩に下賜する
9.2 梁川星巌、没
9.7 安政の大獄。梅田雲浜が捕縛される
10.23 橋本左内、捕縛される
12.5 吉田松陰、野山獄に入牢
安政六年(1859) 6.4 イギリス総領事・オールコック、江戸の東禅寺を領事館とする
7.6 ドイツ医師・シーボルト、長崎に再度着任
9.14 梅田雲浜、断罪。以降、頼三樹三郎、橋本左内、吉田松陰など刑死
9.24 佐藤一斎、没
9.27 奥羽六藩に蝦夷地を分割し開拓させる
10.21 川手文次郎、金光教創始
10.17 頼三樹三郎、橋本左内、没
万延元年(1860) 1.13 勝海舟、福沢諭吉、ジョン万次郎など、咸臨丸でアメリカへ出航
1.15 安藤信正、老中になる
1.18 小栗忠順など、遣米使節として米艦で出航
2.11 長州藩、長崎でケーベル銃千挺購入
3.3 桜田門外の変。大老・井伊直弼、桜田門外で暗殺される
7.26 イギリス総領事・オールコック、富士山を登る
8.15 徳川斉昭、没
11.1 和宮内親王の徳川家茂への降嫁を発表
12.1 孝明天皇、幕府の外交政策に怒り、和宮降嫁が延期となる
12.5 アメリカ公使館通訳・ヒュースケン、薩摩藩士に殺害される
文久元年(1861) 5.28 水戸浪士ら、東禅寺のイギリス公使館を襲撃
7.2 長州藩重臣・長井雅楽、老中に航海遠略策を上申
8月 武市半平太ら、土佐勤皇党を結成
11.15 和宮、江戸到着
文久二年(1862) 1.15 坂下門外の変。老中・安藤信正、坂下門外で襲撃され負傷
4.8 土佐藩参政・吉田東洋、暗殺される
4.11 老中・安藤信正、解任
6.10 勅使・大原重徳、島津久光に護衛され江戸に到着
7.6 徳川慶喜、将軍後見職となる
8.15 イギリス外交官・アーネスト=サトー、来日
8.21 生麦事件。島津久光の家臣、武蔵生麦でイギリス人を斬る
閏8.1 会津藩主・松平容保、京都守護職となる
閏8.22 参勤交代を緩和
11.2 攘夷実行の遵守を決定
12.12 高杉晋作ら、イギリス公使館を放火
文久三年(1863) 1月 長崎にグラバー邸完成
2.4 清河八郎の提唱により、浪士組の募集が始まる
2.6 長州藩重臣・長井雅楽、暗殺される
2.23 浪士組、入京
3.4 将軍・徳川家茂、入京
3.13 浪士組、江戸に帰るが、近藤勇らは残留
4.13 清河八郎、暗殺される
5.10 長州藩、関門海峡通過中の外国艦船を砲撃
6.6 高杉晋作、奇兵隊を結成
6.10 緒方洪庵、没
6.13 将軍・徳川家茂、江戸に帰る
7.2 薩英戦争。イギリス軍艦、鹿児島に砲撃し薩摩藩、応戦
8.17 公家・中山忠光らの天誅組、大和五条代官所を襲撃
8.18 八・一八の政変。近藤勇ら新選組の隊名を得る
8.19 七卿落ち。三条実美ら、七卿が都落ち
9.18 芹沢鴨ら、暗殺される
9.25 天誅組、鎮圧される
10.12 生野の乱。平野国臣ら、生野代官所を襲撃
10.14 平野国臣ら、鎮圧される
元治元年(1864) 3.27 天狗党の乱。藤田小四郎ら、筑波山で挙兵
6.5 池田屋事件。新選組、池田屋で会合中の宮部鼎蔵、吉田稔麿らを急襲
6.15 五稜郭完成
7.11 佐久間象山、暗殺される
7.19 禁門の変。長州藩、御所を攻撃し敗れる
8.2 第一次長州征伐
8.5 アメリカなどの四国艦隊、長州藩の下関砲台を占拠
11.11 長州藩の三家老が自刃し、恭順する
12.16 高杉晋作ら、下関で挙兵
12.17 天狗党、加賀藩に降伏
12.27 幕府、長州領から撤兵する
慶応元年(1865) 2.2 高杉晋作、長州藩の実権を握る
2.4 天狗党、処刑される
3.10 新選組、西本願寺に屯所を移す
3.22 五代友厚ら、イギリス留学に出航
4.19 第二次長州征伐
閏5.1 坂本竜馬、下関で桂小五郎を会合
閏5.11 武市半平太、処刑される
閏5.18 イギリス公使にパークス着任
慶応二年(1866) 6.7 幕府、長州を攻撃
6.16 イギリス公使・パークス、薩摩藩に訪問
7.18 幕府、石見方面で大敗
7.20 将軍・徳川家茂、大阪城で没。幕府、家茂の喪を伏せる
8.20 徳川慶喜、第十五代将軍に就任。幕府、家茂の喪を発する
8.21 孝明天皇、長州征伐休戦の勅命を下す
12.25 孝明天皇、崩御
慶応三年(1867) 1.9 明治天皇、践祚
1.11 徳川昭武、欧州に特使として出航
2.6 将軍・徳川慶喜、大阪城でフランス公使・ロッシュと会談
2.27 パリで万国博覧会開催。幕府、佐賀藩、薩摩藩が出品
6.12 坂本竜馬、船中八策を示す
6月 東海、近畿でええじゃないかが流行
10.3 土佐藩前藩主・山内容堂、大政奉還を建言
10.13 徳川慶喜、二条城で大政奉還の諮問を行う
10.13 倒幕の勅命が下される
10.14 徳川慶喜、朝廷に大政奉還を奏請
10.15 明治天皇、大政奉還を勅許
10.24 徳川慶喜、朝廷に将軍職返上を奏請
11.15 坂本竜馬、中岡慎太郎、暗殺される
12.7 兵庫港、開港
12.9 王政復古の大号令
12.12 徳川慶喜、大阪城へ移る
慶応四年(1868) 1.3 鳥羽伏見の戦い。鳥羽、伏見で旧幕府軍と新政府軍が交戦。旧幕府軍が敗退
1.8 徳川慶喜、大阪城を出て江戸に戻る
1.11 神戸事件。岡山藩兵、神戸でフランス人を殺傷
2.9 新政府、有栖川宮熾仁親王を征東大総督とする
2.13 徳川慶喜、寛永寺で謹慎
2.15 堺事件。土佐藩兵、堺でフランス人を殺傷
3.6 新選組、甲陽鎮撫隊を組織し、甲斐の柏尾で新政府軍と戦い敗退
3.13 勝海舟と西郷隆盛、会談
3.14 明治天皇、五箇条の御誓文を発する
4.2 甲陽鎮撫隊・近藤勇、新政府に投降
4.11 江戸城、無血開城
4.25 元新選組局長・近藤勇、斬首
4月 福沢諭吉、慶応義塾を開塾
閏4.8 近藤勇の首級が京に晒される
閏4.17 新政府、浦上キリシタンを弾圧する
5.3 奥羽越列藩同盟。会津藩、仙台藩などの奥羽、越の諸藩が同盟を締結
5.15 彰義隊、上野で新政府軍と戦い敗退
7.17 江戸を東京と改称
8.19 旧幕府海軍総裁・榎本武揚ら、軍艦八隻を率いて脱走
8.23 新政府軍、会津若松城を攻撃。白虎隊自刃
明治元年(1868) 9.8 明治に改元
9.22 会津藩降伏
10.13 江戸を皇居とする
10.25 榎本武揚ら、五稜郭を占拠
明治二年(1869) 1.5 横井小楠、没
5.11 新政府軍、五稜郭に総攻撃を加える
5.11 土方歳三、戦死
5.18 五稜郭陥落。榎本武揚ら降伏
6.17 版籍奉還実施
8.15 蝦夷地を北海道と改称
9.4 兵部大輔・大村益次郎襲撃される
11.5 大村益次郎、没
12.25 東京横浜間に電信開設
明治三年(1870) 1.26 奇兵隊で騒動が勃発
2.11 奇兵隊、鎮圧される
10.9 岩崎弥太郎、土佐商会を設立
明治四年(1871) 1.9 参議・広沢真臣、私邸で暗殺される
2.13 薩摩、長州、土佐の三藩兵で御親兵を創設
5.10 金単位が円、銭、厘となる
6.25 木戸孝允以外の参議が辞任。西郷隆盛が参議に就任
7.14 廃藩置県を行う
7.14 大隈重信、板垣退助、参議に就任
9.7 田畑の勝手作を許可する
10.23 邏卒三千人、東京府内に配置
11.12 岩倉使節団派遣。岩倉具視を特命全権大使として条約改正、海外視察を行う
11.23 府県を三府七十二県とする
明治五年(1872) 2.15 土地の永代売買禁止を解禁
5.29 東京師範学校が開校
6.21 山内容堂、没
7.19 西郷隆盛、陸軍元帥・近衛都督になる
9.13 新橋横浜間に鉄道が開業
9.14 琉球王国を琉球藩として、国王・尚泰を華族にする
10.2 年季奉公を禁止
10.4 官営・富岡製糸場が開業
11.28 徴兵の詔が出される
11.29 山城屋和助、官金の不正流用の露見を恐れて陸軍省内で自刃
12.3 太陽暦が採用され、この日が明治六年元旦となる
明治六年(1873) 1.10 徴兵令を発布
5.5 皇居で火災
7.28 地租改正条例を定める
8.3 西郷隆盛、征韓の意見書を提出
10.24 明治天皇、朝鮮遣使を却下する。西郷隆盛、辞任し鹿児島へ帰郷する
10.25 板垣退助、江藤新平、後藤象二郎、副島種臣も辞任。軍人でも桐野利秋らが辞任
11.10 内務省を設置
11.29 大久保利通、内務卿に就任
12.1 郵便葉書を発売する
12.25 島津久光、内閣顧問に任命される
明治七年(1874) 1.14 右大臣・岩倉具視、赤坂で襲撃され負傷
1.17 板垣退助ら、民選議院設立建白書を提出
2.1 佐賀の乱。佐賀で不平士族が挙兵
2.6 閣議、台湾征討を決議
3.29 佐賀の乱の首謀者・江藤新平ら捕縛される
4.13 前参議、司法卿・江藤新平、処刑される
5.22 台湾出兵。陸軍中将・西郷従道ら、台湾に上陸
6.23 黒田清隆、北海道開拓使次官に任命される
7.3 三宅島噴火
12.3 西郷従道ら、台湾から撤兵
明治八年(1875) 2.11 大阪会議。木戸孝允、大久保利通、板垣退助、大阪で会議
6.28 新聞紙条例を制定
9.20 江華島事件。日本の軍艦が朝鮮江華島要塞を攻撃
10.19 左大臣・島津久光、新政府の政策を批評
10.27 島津久光、左大臣を辞任
明治九年(1876) 1.11 廃刀令を発布
4.10 新政府、日蓮宗不受不施派を認可
6.7 医学者・ベルツ、東京医学校教授に就任
8.14 クラーク、札幌農学校教頭に就任
10.24 熊本神風連の乱。太田黒伴雄ら、熊本鎮台、県令宅を襲撃
10.25 神風連、鎮圧される
10.27 秋月の乱。宮崎車之助ら、秋月で挙兵
10.28 萩の乱。前参議・前原一誠ら、萩で挙兵
11.5 前原一誠、新政府軍に捕縛される
12.3 前原一誠など三乱の首謀者を斬罪にする
12.3 警視庁大警視・川路利良、警部の中原尚雄らを鹿児島へ潜入させる
明治十年(1877) 1.30 鹿児島の私学校生徒、新政府の陸海軍施設を襲撃し、武器弾薬を奪う
2.15 西南戦争勃発。西郷隆盛、一万五千の兵を率いて北上
2.22 西郷軍、熊本鎮台を包囲
3.3 田原坂の戦い。西郷軍と新政府軍、熊本の田原坂で激闘
4.14 新政府軍別働隊、熊本城に入城
5.3 佐野常民ら、西南戦争の戦傷者救護のため、博愛社(日本赤十字社)を設立
9.24 鹿児島県城山陥落。西郷隆盛、桐野利秋ら自刃。西南戦争終結
明治十一年(1878) 5.14 内務卿・大久保利通、東京紀尾井坂で暗殺される


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