こころんの夫の美味しいブログ選
野菜・果物
剥いちゃいけないよ、その夏みかん(日向夏) | テレビ番組で宮崎の美味しい食べ物をやっていました。そのひとコマに日向夏を剥いて食べるシーンが...。きれいに剥いてしまっているのを見て、思わず、それはそんなにきれいに剥いて食べるものじゃないんだよと突っ込みたくなってしまいました。
でもすかさず、宮崎県出身の人からダメ出し。そうじゃなくてりんごのように剥いて食べるんだという言葉で、私は宮崎県出身でもないのになんだかほっとひと安心でした。 日向夏は高知県では小夏。愛媛県と静岡県ではニューサマーオレンジ(またはニューサンマ)と呼ばれています。どこでもあの白い皮をそのまま残して食べていると思います。中身よりもそこが美味しいんですよね。 テレビではさらに地元の食べ方として、日向夏にさしみ醤油をかけて食べていました。さすがにそれはやったことがありません。出演者はいける、美味しいとの発言だったのですが、本当でしょうか? 次回、日向夏が手に入ったらぜひ一切れだけ、やってみたいと思います。 |
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お鍋の脇役、春菊と菊菜の違い | 冬はやっぱりアツアツの鍋が美味しい季節。今日は鍋にしようかなと思うこともふえますよね。そんな鍋に何を入れますか?まずは主役。ふぐにしようか、アンコウもいいな、やっぱり鱈かな。いえいえカニが最高さ、牛肉ですき焼き、比内地鶏が美味しいよ、ぼたん鍋の美味しさをしらないな。あっさり湯豆腐が王道だよね。なんていろんな声が聞こえてきそうです。
そんな鍋には野菜は脇役。でも大切な脇役でもあります。代表は何でしょう。ねぎ?白菜?キャベツが美味しいんだよ。レタしゃぶを知らないの?キノコって野菜だっけ?うちは大根かな。蕪じゃないの?水菜がシャキシャキとしてていいのに。なんてこっちも候補がいっぱいですね。 そんな野菜のなかでも最後に鍋の表面を飾る緑濃い野菜が春菊でしょうか。関西では菊菜とも言います。 よく菊菜は春菊と違う野菜だなんて聞きますが、実際は同じ野菜です。多少品種が違うものを指しているようなのですが、本来は同じもののようですね。 でもそれ以外でも違いもあるようです。それは茎。茎のあるものが春菊で、茎のないものが菊菜と呼ばれる地域で栽培されているようですね。 そう思って、鍋の春菊(菊菜)を見てみてください。茎はありますか?あってもなくても同じ春菊(菊菜)なんですけど、でもなんだか違いますよね。 |
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みかんの糖度は10度ではない | テレビ番組で甘いトマトの話をしていました。トマトは水をやりすぎず極限状態にしてやると甘くなるという話でしたが、そのトマトの糖度は9度。いちごが7度なのでそれ以上、みかんが10度でほぼ同じというような数字を示していましたが、ちょっと待って!どこのいちごでどこのみかんなのだろうと疑問になりました。そう、いつも食べているみかんは糖度15度以上あるからです。
テレビ番組はさも真実かのような報道を作りますが、その映像の選択は恣意的なものです。かつて湾岸戦争で油まみれの鳥が映されたときのやらせ映像で問題になりました。でも今でも小さいことで同じようなことを平気でやっているようです。 そのほんの小さい事例ですが、みかんを計る糖度計を示して10度という報道。みかんにもいろいろあります。確かに洋食屋さんで半分に切って出しているみかんは水っぽいことが多く、私はほとんど食べないのですが、あれだと10度程度かもしれません。 でも一度私は、自分で糖度も酸味もあって美味しいと思って食べている愛媛県西宇和産のみかんの糖度を糖度計を使って調べたことがあります。そのときの数字は15度でした。 その15度のみかんよりも甘いと感じるものもたくさんありますので、16度とかそれ以上のものもあると思います。 トマトの甘さを表現したいばかりに、嘘ではないとしても極端な数字事例をもってきて報道する姿勢には注意したほうがよさそうです。他のニュースでも同じなんでしょうね。 |
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そういえば、レッドカラント初味見 | ホテルの朝食がブッフェスタイルだったりすると、そのうちの一品にフルーツ盛り合わせ(フルーツポンチ)があったりしますよね。日本ではリンゴ、いちご、ぶどう、桃、オレンジなどが主体ですが、オランダ旅行では真っ赤なレッドカラントが置いてありました。
真っ赤になるのは7月の頃の果物で、ヨーロッパではよく庭に植えてあるようなもののようですね。日本ではフサスグリとかアカスグリというようです。 見かけは美味しそうなのですが、食べてみるとヨーロッパの果物です!そうです、酸っぱいのです!ヨーロッパではいちごやリンゴも酸っぱいものが多くて、日本の果物とは価値観が違う気がしますが、その代表がこのレッドカラントかもしれませんね。そう思えるくらい酸っぱく木になっている果物の香りのするものでした。 このレッドカラントは、そのままでも食べるようですが、ジャムにすると美味しいようですが、ジャムもあったのかな。なんだかヨーロッパの香りのする果物です。 |
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幅を利かせるパッケージサラダ(カット野菜も原産地表示) | 2006年10月からカット野菜にも原産地表示が義務化されたことをご存知でしょうか?今までは複数野菜の詰め合わせには表示しなくてよかったので抜け道になっていたのですが、表示義務の猶予期間が終って表示されるようになったものですね。
ただ、日本ではカット野菜はまだまだ標準的ではなくて、野菜流通量全体の1%にも達していないようです。日本人はまだまだ野菜を料理している国民なんですね。 ところが、欧米へ行くと野菜売り場の半分近くがカット野菜で占められていることにびっくりすると思います。欧米ではカット野菜といわずパッケージサラダというようですが、本当にたくさんの種類のものが売られています。 おそらく日本でも今後ふえていくと思います。メーカーはカット野菜のメリットを1.簡単、2.衛生的、3.無駄なし、4.生ゴミ減少、とあげています。デメリットもあるのですが、まずメリットについて書きます。 1.簡単というのはその通りです。料理しなくていいのですから。2.衛生的に関しては疑問です。工場で加工されている際の状態、保存状態、洗浄状態など全くメーカーや流通任せだからです。3.無駄なしというのは消費者に関してはいらない分を買わなくていいので合っていますが、その分値段に反映されていることはあります。4.生ゴミ減少も家庭単位では合っていますが、工場単位では違います。またいらないポリ袋などのゴミが発生しますので、地球環境全体でいえばマイナスです。 その他のデメリットもあります。まず品質で選べないこと。美味しくて鮮度のいい野菜を選ぶことができなくなり、美味しくない野菜を食べることによる野菜嫌いの子供をふやす可能性もあります。また、野菜そのものへの身近感がなくなります。魚が切り身で泳いでいると思っている子供という笑い話と同じことが野菜でも起こります。最終的には美味しい和食の伝統がなくなってしまう可能性もあります。 パッケージ・サラダは便利でいいのですが、新鮮な野菜まで工場製品になってしまうと牛乳やハムのような農業になってしまう可能性もあります。牛乳やハムの加工で何が起こったのか。もう忘れたでしょうか。 |
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もう少しくふうがほしい、四方竹の売り方 | 八百屋さんに四方竹が何気なく売られていました。1本280円。細長いものなので、知らないと少し高いなあと思うかもしれません。値段以外には四方竹としか書いてありません。これでは知らない人は買わないだろうなあ。
10月のこの時期が旬の珍しい四角い筍です。食べやすくてアク抜きしなくてもいいようなのですが、そんな説明もないようです。 八百屋さんの売り方はスーパーマーケットと違って対面販売なので、買う側で食べ方を聞いてから買うからなのでしょうね。でも四方竹はあまり売れていないような感じで少し残念な気もしました。 四角いタケノコ、四方竹。初めて売っているのを見かけたのですが、少し流通が広がったということなのでしょうか。もう少し安いと買ってみてもいいかなと思える値段のような気もします。 |
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チコリ、どうやって食べようかな | チコリってご存知ですか?白菜の芯のような野菜で、アンディーブと書かれていることもあります。安く売っていたので買ってきましたが、どうやって食べるのかあまり知らない野菜でもあります。
調べてみると天ぷらにしたり、グラタンにしたりもあるようですが、そのまま生で食べることが多いようです。生だと簡単で1枚ずつはがして洗えばいいだけ。サラダで小さく切って混ぜたり、パスタの上に乗せたり。そんなに難しい食材ではなさそうですね。 ところで、チコリとアンディーブですが、英語でチコリ、フランス語でアンディーブというようです。なぜ言い方が違うかといえば、もともとフランスで食べられていてアンディーブと呼ばれていたものがアメリカへ持ち込まれたときに間違えられたもののようです。 チコリの日本名は菊苦菜と呼ばれるように、少し苦味のある野菜です。日に当てるともっと苦くなるようなので土を盛ってホワイトアスパラガスや白ねぎのように白い部分を食べるようですね。 さて、どうやって食べようかな。 |
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果物の包装は必要なのか(過剰包装) | 日本のスーパーでは野菜や果物がラップで包まれているのが普通で、さらに発泡スチロールのトレイに乗っていることも多い。買い物をする人にはそれが普通の感覚になってしまっていてトレイに乗っていないと安物なのかなと思ったりする。だが、欧米では果物や野菜はむき出しでそのまま売られていることが多い。
果物や野菜のラップやトレイは必ずゴミになる。この包装をしてある日本としてない欧米では家庭からのゴミの量が違うのは当たり前だ。 家庭からのゴミを減らそうとしても日本の社会がそれを拒否している。それなのに産業ゴミよりも家庭からのゴミが問題だと言ったりする議論は本末転倒ではないだろうか。ラップやトレイは拒否できない売られ方をしているのだから、まずはそれを減らすようにするのが社会の仕組みからして先にできることだ。 ニュージーランドでは野菜がそのまま量り売りになっていて、キャベツなんか表面の2〜3枚を自分で剥がして買っていくのが普通の光景なので、びっくりしたものなのだが、包装にかかるコストと手間を計算すればニュージーランドの方がずっと賢いのではないかと思っている。 りんごなんて市場で1個手にとって気軽に食べられるのも包装していないおかげでもある。包装していないだけで売り手と買い手の距離も近い気がする。日本も昔は八百屋さんの店先でかごに入って包装なしだったのだが...。 ところで、オランダでは驚くことに野菜や果物が日本のように包装されているのが普通でした。欧米は包装なしなのかと思っていると、日本のような国もある。包装は清潔感の違いにもよるのかなと思っていたのですが、そうでもなさそうです。オランダはなぜ包装してあるのか、今度調べてみたいと思います。 |
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甘くないのが本物、日本の野菜果物の不思議 | テレビ番組でスイートコーンを食べた欽ちゃんが「甘すぎるよ」と言っていました。あまりとうもろこしを食べないそうなので、昔のとうもろこしの味のイメージが大きいのでしょうか。欽ちゃんの感想こそが今の日本の問題だと思っています。
外国旅行へ行って果物を食べたときに酸っぱいと思ったことはありませんか?野菜を食べたときに甘くないと思うことも。でもたぶん欽ちゃんと同じく、その国の人が日本の野菜や果物を食べると、甘すぎてそのもの本来の味がしないと思うのかもしれません。 外国の苺もりんごもぶどうも、どれも酸っぱくてでもなんだか味が濃い気がします。野菜も同じく味が濃い。日本の野菜や果物は甘いけど味が薄い気がしてきます。そのもの本来の味の美味しさを捨てて甘さを追及した日本。日本人の行き過ぎた流通が他の国と違って果物や野菜を自然のものから人工物に変えてしまったような感じさえしてきます。 欽ちゃんの感想こそが本来の野菜に対する評価なのではないのでしょうか。でも今の日本では甘くない野菜果物はどんどん作られなくなってきています。もっと自然を大切に!日本人はもうそんな気持ちを忘れてしまっているのかもしれません。エコライフとかスローライフといいながら甘い野菜を選んでいるなんてことがあれば、それは本質を理解していない自己矛盾なのでしょうね。 |
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巨大な冬瓜!ではなくて、食べられるらしい夕顔 | スーパーに巨大な冬瓜のようなものが置いてありました。大きい冬瓜の3倍ほどあります。いったい何だろうと近づいてみると、夕顔と書かれていました。え?夕顔って食べられるの?干瓢(かんぴょう)になることは知っていたのですが、食べられるなんて知りませんでした。
同じように思う人が多いと思ったのか、夕顔に料理の仕方を書いた紙がはってありました。それをみて買ってみようと思う人がいるのかな。 知らない食材だと、近くに料理をしている人がいないとなかなか手を出せません。一度も食べたことがないと買わないのではないでしょうか。売るにはやはり試食が必要な気がします。 調べてみると煮込みや炒り煮にすると美味しいようです。冬瓜と同じようにも使えそうですね。木曽には大平という夕顔を使う郷土料理もあるようです。さらに東南アジアでは普通に野菜として食べるようですね。でも買って食べるかどうかとなると、もうひと押しかもしれませんね。 |
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公園のザクロ、今年も豊作 | 公園にあるザクロの木に今年もたくさんの実がなっていました。少しずつ大きくなってきてそのうち割れるはずなのですが。
そういえば、昨年はもうすぐ食べ頃かなと思っていた頃に全部の実がなくなっていました。みなさんはザクロを食べたことありますか? 私は子供の頃に食べたきり食べていないのですが、その頃の思い出では甘酸っぱくて美味しいのですが、種が多くてたくさん食べてもあまり満足感がなかったような気がします。あの頃はそのまま食べることしかしなかったのですが、もしかしたらジュースにでもしたら美味しいかもしれないですね。 ざくろジュースも売られていたりしますが、やっぱり本物の生ジュースがいいですね。でも公園のものをもらうわけにはいかないでしょうから、そう思いながら今年もザクロは食べないまま、のような気もします。みなさんはザクロをどうしていますか? |
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かぼちゃ供養と暑い京都の夏 | かほちゃといえば冬至を思い浮かべるほど冬のイメージが大きい野菜ですが、実際は夏が旬の夏野菜ですね。そんなかほちゃ食べていますか?
京都の安楽寺では毎年7月25日にかほちゃ供養を行っているそうです。かほちゃ供養と言っても集めて燃やしたりするのではなく、参拝客に煮物を振る舞うのだそうです。 使われるかほちゃは鹿ヶ谷かほちゃというひょうたんのような形をしたもの。ちょっと味の想像ができませんが美味しいんだそうです。京野菜ブランドの1つですね。でも鹿ヶ谷かぼちゃの方が安楽寺のかぼちゃ供養よりも歴史が新しいんだそうです。ということは最初は違うかぼちゃだったわけですよね。 でも、今の時期の京都は日本一暑いかもしれないような場所ですが、かぼちゃを食べることは夏バテ防止によさそうですね。 |
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美味しいきゅうりのスナック、京都大原三千院 | 普通のきゅうりでも醤油をつけて齧ったりするとすごく美味しいもの。そんなきゅうりをスナックのように食べながら歩く人がいっぱいの観光地があります。それが京都の大原。三千院への参道では美味しそうなアイスきゅうりがいっぱい売られています。
京都大原といえば、恋に破れた女性がひとり歩いているイメージ...というか静かで雰囲気のあるいい場所ですね!京都の奥、都会の京都から考えると、ここも京都と思うようなずっと奥ですが、ぜひ京都をまわるときにはコースにどうぞ。 そんな三千院への道に現れる桶いっぱいの割り箸に刺さったきゅうり。食べてみると少し塩味の浅漬けを冷やしてあるもののようです。1本150円ですが、これが夏には1日2〜3千本も売れるそうです。すごいですね。 味は、白醤油・昆布・唐辛子でつけてあるそうです。家にキュウリがあったら味をつけて冷水で冷やして三千院気分はいかがですか? |
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ブームが過ぎたら3割引の加賀太きゅうり | スーパーで加賀太きゅうりをみかけました。そういえば昨年はテレビCMで使われたため売れてたなあと思いながら値段をみると昨年の3割引のようです。昨年売れたので生産量をふやしたのでしょうか?
最近では京野菜をはじめとして各産地限定のブランド野菜がブームになっているようです。京野菜といいながら地元京都では、あんなもの全部京都で作ってるわけがないなんて言われているそうですが、ブランド化すればそれだけ高く売れるということで消費者はネーミングだけに惑わされないで選ばなければいけないようです。 ところで、そんなブランド野菜のひとつ加賀野菜の太いきゅうり。生で食べると美味しいのですが、でもやっぱりきゅうりには違いありません。今まで生産者を制限してきちんと守られていた地場野菜がブームになったために生産者が広がって本来の地場野菜以外のものが出回るようになっての価格下落だとしたら残念です。 でも逆に簡単に野菜を摂れるという野菜ジュースがよく売れたりもしています。安い輸入野菜で作っていても、本来の野菜の持つ栄養価にほど遠い栄養価しかない水耕栽培の野菜を使っていたとしても全く表示されていない野菜ジュースを飲んで野菜を食べた気になっているよりは、まだ産地が広がった野菜の方がましなのかもしれないですね。そんな日本の状況を考えると、消費者がもっときちんと情報を確認するようにならないといけないですね。 |
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なんか話題の冷凍みかん、4個入り | 冷凍みかんといえば新幹線に乗るときに駅のキオスクで買って食べるものというイメージがあるのは30代以上の人だけでしょうか?でもGTPの3人の歌でも買って食べてしまったそうなので、20代でも?
近くのスーパーで冷凍みかんを見つけました。今までそこにあった気がしないので、おそらく最近置かれるようになったものに違いありません。 半解凍のシャリシャリとした食感。そんなに美味しいというわけではないのについつい食べてしまうのはちょっとしたシャーベットの代わり?...だったかなあ。昔は冷凍みかんの時期にはもう柑橘類はなかったので買っていたような気もするのですが、今では冷凍みかんのそばに美味しそうなオレンジが置いてあったりするので、やっぱり買うまでにはならないですね。 そうそう、それに冷凍みかんといえば赤い網に入っていた気がするのですが、それって普通のみかんと混同しているでしょうか?それに4個だったかなあ。...3個だったりしないですか?みなさん、覚えていますか? |
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玄米と残留農薬と野菜 | 新聞に玄米の残留農薬の記事がありました。米を精米すると残留農薬は約2割程度に減り、さらに米とぎで約1割・炊飯で約5〜8%に減るのに対し、玄米だと炊飯した後にまだ7割も残留農薬が残っているというものです。
残留農薬のことを調べてみると、たくさんの記述があります。玄米を食べると危ないとか、国の基準以下だから安心だとか、他の野菜などと変わらないので問題ないとか...。 残留農薬の影響は長い年月をかけて体内に蓄積してからしか影響がでないものなので、こういういろいろな意見があるのは仕方ないことかなと思いますが、どれも根拠がはっきりしているわけではないようです。国の基準にしてもそれが絶対でないことはよく知っている人ならすぐわかります。今までどれだけ基準が変わってきたことか...。例えばダイホルタン(カプタホール)は平成8年に検出されてはいけないことになりましたが、それまでは5ppmまで認められていました。他にもいっぱいあります。 事実として言えることは炊飯したときに玄米には白米の10倍程度の残留農薬が残っているということですね。それが危ないかどうかは各個人が信じるものによるのでしょう。他の野菜と比べても意味がありません。食べる量や頻度が絶対的に違いますし、調理法も違います。水洗いによってどのくらい残留分が減るかも違います。これも例えば果物の残留農薬に関しては皮をむくことで約90〜100%の残留農薬が減ることなどでわかります。 都会近郊で有機栽培の野菜をつくっている友人に聞くと、近所では家で食べる分と出荷する分を分けて作っているそうです。出荷するものはきれいなものでなければ売れないので農薬を使うけど自家消費分は必要最小限にしているそうです。その必要最小限のものでは全く売れないからということでした。 消費者がきれいなものしか買わないからそうなってしまっているのか、途中の流通がきれいなものしか扱わないからそうなのか...。売れないものは作れないのはあたりまえですよね。その流れを変えるためには消費者だけでなく、JAや卸売市場の意識などから根本的に変えなければいけないようです...。 |
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かぼちゃスープのはずではなかったのに | 作った料理が思ったものと全く違うものになったこと、ありますか?私の知り合いがまだ結婚したばかりの頃です。
「この間、夫がかぼちゃスープ美味しかったよと言うんですよ。もおー!」と言う知り合いの話を聞いても、何がなんだかよくわかりません。かぼちゃスープが美味しかったなんて、その知り合いの惚気話かなと思っていたのですが...。 当時のその知り合いは、料理もきちんとレシピ通り作るような人だったので、分量も手順も全く本の通りに作ったものに違いありません。いつもレシピ通り作ってたら材料の余りがいろいろ残って大変だろうななんて思っていたほどなのです。なので、かぼちゃスープはかぼちゃスープで疑ったりしていなかったのですが...。 なんと、それはかぼちゃの煮物だったそうなんです。え?どれだけ煮たらスープになっちゃうんだろう?水の量の桁を間違えた?なんていらない予想までしてしまいました。たぶん面取りなどはきちんとやってるはずの人なので...。 「でも美味しいと言ってるから、そのままスープということにしておいた」という知り合いの話を聞きながら、今でもその知り合いの夫はあれは美味しいかぼちゃスープだったと思っているのかなあなんて思い出したりしています。(でも最初はきちんとレシピ通りつくることは上達には必要なことですよね。今ではそんなこともなく、上達してるかな、なんて思っています。) |
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ちょっと酸っぱいけどいくつでも食べられそうなトンプソンシードレス | スーパーに皮ごと食べられるという種無しブドウのトンプソンシードレスという品種が置いてありました。皮ごとと書いてあるとなんだか手が伸びてしまいました。
以前にもカリフォルニア産のものを食べて美味しかったからなのですが...。これは南米チリ産のもののようです。 チリとカリフォルニアでは季節が逆なので収穫時期が違って、南米産はそろそろオフシーズンなのかな。チリからの輸入時期は1月から4月頃のようですね。カリフォルニア産は6月頃から並び始めるようです。 トンプソンシードレスを調べると、生で食べるよりもレーズンの原料のようです。カリフォルニアレーズンの9割はこの種類だそうです。なるほど皮ごと食べられるからレーズンになるんですね。 ところで、シードレスって聞くと真っ先になんか美しいドレスのイメージを思い浮かべてしまいました。トンプソンツインズが着てる海のイメージのドレスを思い浮かべて、ありえない気がしていましたが、シードレスはシー・ドレスではなく、シード・レスなんですね。そのままシード=種、レス=無し、なんて普通の名前...。トンプソン・ツインズのドレス姿なんて思い浮かべる人なんていないですね。(せめてリー・トンプソンやエマ・トンプソンなら...) |
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皮を使いたいが入口、国産レモン | レモンってどのくらいの頻度で買いますか?焼き魚に使ったり、鍋で使ったり、チューハイで使ったりなどいろいろですが、今回は皮をお菓子の生地で使いたいために買ってきました。
レモンの皮といえば、最も注意が必要ですよね。消毒液がかかっていて残留しているかもしれないし、その他にもワックスが塗られていて触ると油が手についたり.... 汁を使うときにはまだ遠いポストハーベストも皮を使うとなると大問題です。輸入品なんか使えません。4〜5倍の値段がするうえに見かけも悪い国産レモンを買うことにしました。 皮を使い終わって、さて残ったレモン汁を使ってみてびっくりでした。味が全く違います。レモンってもしかして美味しいのではと思える味。輸入レモンにある刺すような酸っぱさではなく、まろやかで温かい酸っぱさの気がします。 おそらくもう輸入レモンを買うことはないと思います。レモンの味がこんなに違うなんて...。 輸入レモンと国産レモンで最も大きい違いは、輸入レモンには輸入の際に腐らないように防腐剤をかけてあることですよね。収穫後のポストハーベストは最も残留しやすくて、それは本国で食べるときにはないものですね。本国の生産者にもわからないところで使われているものなので、生産者がいくら気をつけてもどうしようもないものだからかえって問題は大きいと思います。 国産のレモンは瀬戸内海の島でたくさん作られているようです。今回はやはり柑橘類といえば愛媛産ということで愛媛の島のレモンを買いました。ぜひもっともっと美味しいレモンを栽培してほしいなと思います。美味しさが全く違うレモン。そのまま食べても酸っぱいけど美味しく食べられるものでした。もう二度と輸入レモンは買えない気がします。 |
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スカーバラの朝市の新鮮野菜? | サイモンとガーファンクルのスカボロフェアの話。タイトルを訳すとスカボロの市なのですが、スカボロは間違いでスカーバラが日本で訳されている地名のようですね。
スカーバラはイングランドの北部の東海岸のリゾート地のようですね。日本のガイドブックにはあまり載っていない場所なので日本人観光客は少ないのでしょうが、綺麗な海やお城のある地元では有名な観光地なのでしょうか。 調べてみてもスカーバラに市があるなんて書かれていません。川沿いあたりで開かれる小さい朝市みたいなものがあるのでしょうか? ヨーロッパでは都市でもあっちこっちに市があって、新鮮な野菜や果物が買えるのでいいですよね。日本ではスーパーマーケットが広がりすぎて、もう市がある場所は少なくなってしまいました。あっても観光朝市のような生活と切り離されたものになったり...。 最近、地産地消がよく言われたりします。地元のものを地元で消費しようということなのですが、昔の日本が捨てたものが大切だったことにやっと気がついたというようなものですよね。でももういまさらなくなった市はなかなか復活しません。そんなことを考えていると、昔のものを守り続けているヨーロッパは偉いなと思ってしまいます。日本はいつ追いつくのだろう。 |
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パセリ食べますか | 料理の彩りに添えられるパセリ。本来は食べられる野菜なのですが、あまり食べてる人はいないですよね。
そんなパセリも最近では添えられることさえ少なくなってきた気がします。今でも添えられているイメージなのは、カツサンド屋さんくらいかな。地方の旅館に泊まったりすると見かけるようなそんな気もします。 食べてみると食べれないこともないのですが美味しいわけでもなく、やっぱり中途半端ですよね。天ぷらとかにすればいいような気もするのですが、あまり見かけたことはありません。 なぜパセリの話題をしてるかというと、冬・春・夏と来た季節のイメージの歌の秋の話題につなげようと思ったからです。パセリで秋の歌?そう思われた方、歌の予想はつきましたか?秋をイメージする歌もいろいろあるのですが、私の秋の歌はずいぶん昔の歌でサイモン&ガーファンクルの「スカボロフェア」です。そこに、パセリ、セージ、ローズマリー、タイムと登場するんですね。でもこのパセリ、彩りで使っているパセリなのでしょうか? |
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トマトの味がする甘吉君 | トマト売り場で甘吉君を見つけました。トマトといえば夏野菜と説明されますが、と言われても年中ある野菜。昔の人と違って現代の子供たちには季節感を感じる機会はどんどん減っている代表のようなものですね。
野菜売り場には九州産のタケノコもたくさん並び、ワラビやぜんまい、タラの芽、ツクシなどの春の山菜も含めて春が漂ってきているのですが、都会の子供たちにそんな季節感を味わえる機会はあるのかなと思ったりもします。 天ぷらになった山菜で季節感を味わうことができるのは大人がそれを知ってるからですよね。やっぱり子供には一緒に山へ山菜採りに行けるような、そんな豊かさがほしいなと思ったり。 そんなことを書きながら、夏の野菜のはずのトマトの話なのですが、冬の間には売られていなかった甘吉君というトマトが春になって並び始めました。このトマトはかなり畑で太陽を浴びて真っ赤になったトマトの味に近いトマトだと思っているものです。塩トマトやシュガートマトの方がずっと甘いトマトなのですが、甘すぎるとなんだかフルーツのような気がしてトマトと違うんですよね。 といっても普通のトマトは青いものを採って、輸送の途中や在庫中に赤くしたものなので真っ赤なトマトの味がしないし、完熟と書いてあっても本当の完熟は売っていないので、この甘吉君は貴重な味なんです。これを切らないで丸ごとガブリと齧るとあのトマトの味がよみがえるようです。 そうそう、トマトの旬は夏なのですが、売られているトマトが一番甘いのは春とのことのようです。旬の時期よりもはずれた季節の方が美味しい野菜もあるということもトマトは教えてくれるのですが、なんか複雑な気持ちですね。 |
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春までもう少し、でもまだ寒い冬の風景と木に残った柿 | テレビから流れる昔懐かしい映像とその頃に流行した音楽を集めた番組。そんな映像を見ていると誰にも思い出の歌とその歌の流れる景色のイメージがあるのかもと思えてきます。
一部の地域でしかやっていない番組かっもしれないのですが、似たような懐かしい歌特集は他のテレビ局でもたまにやったりしていますよね。 もうすぐ春。これからは寒くなったり暖かくなったりの繰り返しで少しずつ春に近づくのかなあと思っています。でも今週はまた少し寒くなるようですね。そんな寒い風景で私がよく思い出す歌はオフコースのさよなら。寒風吹く都会のビルの谷間に人があまりいない風景かな。あとは茶色の田んぼの片隅で忘れ去られてポツンとなっている柿。なんか占いでもできそうですね。 オフコースのさよならのイメージをピンと張り詰めた冬の空気のように感じるのは小田和正さんのあの声なのかもしれません。みなさんにもそんな歌のイメージする風景ってあったりしないですか。音楽CD通販の番組をなんとなく流しながらそんなことを考えていました。 写真は少し光でとんでいますが富士柿です。巨大な甘い柿。冬に残っている柿のイメージは富有柿なので富士柿ではちょっと違うのですが...。(そうそう、富士柿、美味しいですよ!) |
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今日から春、立春の大根 | 今日は立春ですね。昨日の節分は冬と春の節を分けるということなんですね。みなさんは昨日、恵方巻は食べましたか?
中国では立春に大根を食べるそうです。咬春といって生の大根をかじったりするそうですね。その他にも春餅というクレープのような生地に具を巻いて食べる習慣もあるそうです。 調べてみると春巻きを食べる場合もあるようですね。これを咬春と言われていることもあるようですが、春餅が原型になって揚げる春巻きが作られたということも言われていたりで、複雑にからみあっているようです。日本ではあまり春餅を食べることはなさそうですが、春巻きだったらよく食べますね! そうそう、大根を食べるといえば京都の三千院では2月の初午の日にあわせて「幸せを呼ぶ大根焚き」が行なわれているようです。京都では昔からのいろいろな風習が残っていて、季節を大切にしていた日本人が思い起こされるようです。 立春を過ぎれば春。春を英訳すればスプリング(Spring)ですが、春とスプリングは違うことを知っていますか?本来の春は立春から立夏までを指す言葉で、スプリングは春分の日から夏至までを指すようです。つまり春は最も寒い翌日から暑くなり始める日までで、スプリングは暖かくなったという頃から暑くなった頃までなんですね。でも今ではほとんどスプリングと近い意味で春を使っていますよね。 写真は茨城の極み大根です。ひとまわり太い大根ですが、辛くなくて美味しい大根でした。 |
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柚子湯と柚子茶(今日は冬至) | 今年の12月は非常に寒くて大雪ですね。今日は冬至、一年中で最も夜が長い日、南回帰線上に太陽がある日、かぼちゃを食べる日ですね!
そしてもうひとつゆず湯の日!柚子をお湯に溶かして飲むの日、なわけはなくて、それはゆず茶ですね。お湯に溶かしてるのにお茶なのは、韓国では何かをお湯に溶かして飲むものをお茶と言っていてゆず茶は韓国の飲み物なので、ということのようです。 寒い冬にほっこりと柚子茶もいいですね。でも今日は柚子茶ではなくて柚子湯の日。お風呂に柚子を浮かべて入る日ですね。 冬至は湯治と音が同じためにお風呂に何かを入れて入ることになって冬の果物の柚子が選ばれたようです。柚子の精油成分には殺菌作用や新陳代謝を活発にする働きなどがあって体が温まって風邪をひきにくくなるということのようです。その他にも冬は肌が乾燥するので柚子に含まれるビタミンCが肌にいいということもありますね。 だったら冬至に限らないでときどき柚子を入れて入ってもよさそうですね。入浴剤を入れるよりもなんだか雰囲気があって楽しいですよね。5月5日には菖蒲湯の習慣もあり、地域によってはラベンダー湯なんてのもあるそうですが、なんだかいい習慣のような気がします。 その他には「ん」が2つつく食べ物を食べるということもあるようです。にんじん、れんこん、きんかん、ぎんなん、かんてん、なんきん(かぼちゃ)など。あんぱんとか天丼でもいいのかな?飲むのはシャンパンですね! |
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最高のとろろ、自然薯の季節 | スーパーにすごく長い山芋が売られていました。そう、自然薯です。そういえば12月は自然薯の季節ですね。
自然薯といえば子供の頃に小さな鍬を持っていって山で掘った経験があります。掘っても掘っても自然薯の先端にたどり着かなくて、いつの間にか途中で折ってしまっていました。自然薯を掘らせてみれば忍耐強い子かどうかわかるかもしれませんね。 そんな思い出の自然薯。とろろにして食べるとものすごく美味しかったものです。他の山芋とは全く違う強いねばりと食感と味と香り。やっぱりとろろにするのは自然薯に限るなんて、その頃からずっと思い続けています。 スーパーに売っている自然薯はそんな山の自然薯と比べるとずいぶん太く、栽培されているんですね。でもかなりいい値段です。まだ食べたことがなかったらぜひ一度食べてみてください。くせになる美味しさかな。 芥川龍之介著「芋粥」によるとヤマノイモつまり自然薯で作った芋粥が昔はたいそうな御馳走だったんですね。「芋粥とは山の芋を中に切込んで、それを甘葛(あまづら)の汁で煮た、粥の事」とのことで、「芋粥を飽きる程飲んで見たい」と書かれていたりします。 そういえば自然薯を芋粥にしたことはなかったのですが、やっぱりとろろにしてしまいますので芋粥にはならないかもしれませんね。 |
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童話の世界の巨大な蕗の傘 | 時期はずれですがもう1つ蕗の話です。童話やアニメで蕗の葉を傘にして雨よけをしている絵を見たことありませんか?
この蕗、実在するんです。知ってる人には何でもない話なんでしょうが、私が秋田県の田沢湖で巨大な蕗を見たときは、やっぱりびっくりしました。蕗ってこんなに大きくなるのかと思ったものです。 有名なのは秋田蕗かな。柄の長さが1〜2m、葉っぱは直径1mくらいにもなるそうです。立派に傘になりますよね。 でも日本は広いもの。北海道にはもっと大きい蕗があるようです。足寄の螺湾(ラワン)地区にある螺湾蕗(ラワンブキ)は高さ2〜3m近くになるものもあるようです。こちらは柔らかくてそのままや漬物として食用にされているようですね。普通の蕗よりも食物繊維が3倍、カルシウムが4倍含まれているそうで、一度食べてみたいなと思えてきます。 収穫はどちらも6月頃のようです。なんだか蕗食べてみたくなってきましたね。 |
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季節感がめちゃくちゃ、今の時期のフキとフキノトウ | デパ地下にふきのとうがたくさん売られていました。え?もう売ってるの?と思って少し先を見ると長い茎のふきも置いてあります。一体誰が買うのかなと思ってしまいます。
ふきのとうは春を告げる山菜ですよね。南の方では2月頃から芽を出します。ふきのとうは蕗(ふき)の花茎で葉よりも前に地上に出てきます。その後に葉っぱが出てきて蕗になります。なのでデパ地下では親子が一緒に並んでいるようなものですね。 山菜は北国のものが美味しいといわれています。そう思って見ると山形産です。なぜ北国が美味しいのか。それは北国では春が短いので、山菜が一気に伸びるために柔らかく香りが良くなるからのようです。 ふきのとうの天ぷら...冬まだ寒いときに春の息吹が少しずつ感じられて、ふと雪の中から顔をのぞかせたふきのとうに自然の恵みを感じながら、ほんのり苦味のある春の味を味わう美味しさ!いいですね! 日本料理屋さんへ行くと季節の料理を先がけて出してもらえます。料理で季節を味わえる最高のおもてなし。でも、今ふきのとうを出すような日本料理店には行きたくありません。やっぱり日本料理は季節感を大切にしてほしいですよね。 一年中ある野菜が夏野菜だとか冬野菜だとか言ってもあまり季節感がなくなってきてしまいました。でも山菜にはまだまだ季節感を持っていてほしいなと思っています。一番美味しいときに一番美味しく食べられる。そんな自然のままの山菜がいいなと思っています。 |
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巨大なネギ、柔らかくて甘い下仁田ねぎ | 葱も美味しい季節ですよね。スーパーで太い下仁田ネギを見つけました。一度食べてみたかった葱です。
独特の甘みと柔らかさが鍋に合うとのことなので、ネギが準主役の鍋にすることにしました。どのくらいで火が通るのだろうと思うほどの太さです。 下仁田葱は江戸時代から生産されていたらしく、大名に献上されていたことから「殿様ねぎ」とも呼ばれているようですね。 鍋で食べていて、ふとネギ本来の味を確かめたくて焼いてみました。醤油をつけて食べると、鍋で食べるよりも甘さが広がります。美味しいネギです。でもなかなか手に入らないので...。 下仁田は群馬県高崎駅ホームの端っこにある上信電鉄という私鉄に乗って約1時間の終点にあるのどかな場所です。上信電鉄は上州と信州を結ぼうとして名付けられた名前の名残りのようで、群馬県内の線路なのですが、信州の文字が入っているそうです。下仁田の名前を有名にしている葱、なんかいいですね。 冬はアツアツの鍋がいいですね。主役は魚や肉などでしょうが、準主役として見つけたら一度下仁田葱はいかがですか。すき焼きに入れても美味しそうですね。バター炒めなどもできそうです。そうそう、期待しすぎないように美味しいといってもネギはネギです。でも緑の部分も全部美味しく食べられました。 |
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いつが美味しいのかわからないラフランス | デパートやスーパー、果物屋さんに洋ナシがたくさん並んでいますね。大きいシルバーベルや黄色いル・レクチェもありますが、やっぱり多いのはラ・フランスですね。
ラ・フランスを別に美味しくないと思っている人も多いと思います。昔は美味しくなかったからですね。そんな人には最近のものを食べさせてみると、あれ?ラ・フランス美味しくなったね、と言われることと思います。 ラ・フランスの味が変化したのかなと思ってしまいそうですが、そうでもなさそうです。では、なぜ? ラ・フランスは木になったままでは美味しくならない不思議な果物のようです。木になって熟れるのを待つ間に水分が飛んでしまうために、そのままでは昔食べた洋梨の味そのものになってしまうようです。 追熟するとやっと美味しくなるラ・フランス。最近では追熟してから出荷してあるようですが、でも1個1個さらに追熟させて美味しそうになってから食べるのがいいようですね。香りが強くなってきて押してみて柔らかくなってきたらやっと食べ頃で、とろりとした滑らかな舌触りと甘い美味しさが楽しめるんですね。 ラ・フランスには茶色のものもあるようなのですが、ほとんど産地の山形県でしか流通していないようです。味はこの茶色のものの方が美味しいそうなのですが...。 |
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あしたば、食べたことありますか? | 知り合いにあしたば(明日葉)のことを聞かれました。大島から大量に送ってもらったそうです。そういえば名前は聞いたことがありますが、食べたことはありません。
美味しいんですか?と尋ねると、セロリの後口をなくしたような感じとのこと。ならば食べられそうです。 調べてみると、あしたばは伊豆諸島をはじめ、付近の太平洋沿岸に自生しているセリ科の植物のようです。原産地は八丈島らしく、伊豆七島では昔から野菜として食べられていたそうです。最近では野菜というよりも青汁やあしたば茶をはじめとした健康食品として売られていることが多いようですね。 健康食品というのは、あしたばにガンや血栓の予防に効果があるというカルコン化合物が含まれていることや食物繊維やカリウム、ビタミン、ミネラルなどが多の野菜と比べてかなり多く含まれていることから来ているようですね。 カルコン化合物といっても何のことかわからないのですが、あしたばの茎を折ったときにあふれてくる黄色い汁に含まれる色素で、フラボノイドの一種のようです。フラボノイドは以前に新蕎麦のときにご紹介したようにポリフェノールの一種ですね。 健康食品といっても美味しくなかったらあまり食べたくないのですが、かき揚げにしたり和え物にしたりすると美味しく食べられるそうです。 |
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冬野菜はどれ?白菜、ねぎ、大根、かぼちゃ、ゴボウ | ほうれん草が安く売られるようになってきましたね。里芋も美味しそうだし、鍋に白菜は欠かせません。おでんに使う大根も安くて立派な大きさになってきました。
スーパーの売り場には年中、同じような野菜が売られていますが、やっぱり値段と量を注意していると秋冬野菜が何かはわかってきます。旬を気にせずにほとんどの野菜は食べることができるのですが、やっぱり旬の野菜の方が美味しくて栄養たっぷりですよね。 野菜の栄養価は昔と比べてずいぶん少なくなってしまったようですが、旬の地物を食べていれば少しはビタミンやミネラルの多いものが食べられるかな。 そうそう、タイトルですが、食生活アドバイザーという試験で出題された問題のようです。このなかから冬野菜として不適当なものを選ぶらしいのですが、美味しいものを食べようと気にしていたらすぐわかりますよね。かぼちゃは冬至に食べるのですが、これは保存が容易なかぼちゃを栄養補給のために冬に食べることから来ているもので、かぼちゃ自体は夏野菜ですもんね。 そういえば昨日の記事の串揚げで食べた美味しいレンコンも今の季節のものですよね。スーパーに行けばレンコンも山のように積んであります。串揚げや天ぷら以外でもきんぴらや蓮根饅頭、筑前煮、蓮根ボールとか和え物、サラダなどでも美味しく食べられますね。 旬の知識がなくても安くて美味しそうな野菜を買えば、たぶん旬のものだと思いますが、旬だということを知っていたら、もっと楽しめる気もしますね。 |
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気軽に野菜スティックともろきゅう | 料理の横にちょっと野菜スティックが置いてあると、なんだかいいですよね。野菜スティックの材料は気軽につまんで食べられる野菜なので、きゅうり、ニンジン、大根、セロリなどが多いのですが、料理を待つ間にちょっと食べるのにもぴったりですね。
そんな野菜スティックには何をつけますか?ほとんどはマヨネーズかマヨネーズに何かを混ぜたものが多いかな。汁気の多いものはつけて食べにくいということもあるのですが、マヨネーズ以外ではサワークリームが人気のようです。 そういえば野菜スティックではないのですが、居酒屋などでちょっとしたメニューにもろきゅうがありますよね。きゅうりを切ったものにもろみ味噌をつけて食べるだけの超簡単メニューです。超簡単なのにそこそこ値段がしたりしますが、あれってもろみ味噌で食べる野菜スティックそのものだなあと思ったりしています。野菜スティックも、もろみ味噌なら合いそうですよね。 そういえば昔、ロスアンゼルスでステーキを食べようと専門店に入ったとき、焼き方を聞かれてウェルダンと答えたら、なかなか出てこなくて、それまでこれ食べといてと言われて出された野菜スティックの分量にびっくりしたことを思い出します。 待ちに待ったステーキは驚くほどの分厚さ、これ食べられるのかと本当に思ってしまったほどでした。 |
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天津甘栗も新栗の季節 | 栗の美味しい季節ですね!そういえば天津甘栗も新栗なのでしょうか?
天津甘栗は栗の積み出し港が天津港だったため天津甘栗と呼ばれるようですが、中国の河北省の万里の長城付近の限られた地域でしか採れない品種のようです。日本栗は渋皮がタンニンによって食用部分に密着していますが、天津甘栗になる中国栗は密着しないので、煎って剥いて食べやすいそうです。 河北省のその地域以外だと味が違うようで、やはり天津甘栗は河北省のものに限るようですね。日本で栽培しようとしても害虫に弱くて無理のようですね。 河北省での甘栗の収穫期は10月で、船に乗って日本に着いて街に出回るのは11月近くになるようなので、今が天津甘栗も新栗の季節ですね。新栗なんて書いてある店はないようですが、なぜなんでしょう?でも新栗だと思って食べると心なしかカスカスしてなくて美味しい気がします。 新栗の甘くて美味しい天津甘栗、食べ始めると終るまでやめられなくなってしまいますね! |
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やっぱり土瓶蒸しかな、松茸ご飯かな | 日本料理屋さんへ行くと、秋の味覚として真っ先に味わうことができる松茸(マツタケ)。デパートやスーパーでは8月の下旬頃から並んでいますが、日本で消費される9割以上は輸入もののようです。
松茸は欧米ではほとんど食べないため、世界中の松茸を日本に集めて食べているみたいなものですね。みなさんは松茸料理だと何が好みでしょうか? 松茸も産地や時期、鮮度でかなり香りや美味しさも違ってくるため、あれ?と思ったことがあるかもしれませんね。でも美味しい松茸はやっぱり美味しくて、以前に小さい料理屋さんが秋だからと作ってくれた土瓶蒸しは絶品の美味しさでした。あの松茸の味が忘れられずに翌年にまた行ったときには、前の方が美味しかったかなと...。でも松茸の土瓶蒸しは美味しいですね! スーパーに白くて大きいキノコが置いてあって、いったい何だろうと思ってみてみるとカナダ産松茸と書かれていました。輸入ものは韓国産や中国産が多くてそれらは国内産のものに近い色・形なのですが、カナダ産のは豪快なものもあるんですね。 秋の味覚の王様、松茸。そうしばしば食べられませんが、たまには味わってみたい香りと味ですね!値段からするとカナダ産も意外とおすすめかもしれません。 |
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秋の味覚、むかごご飯 | 青森産のむかご(零余子)が売られていました。秋本番ですね。このむかごを入れて炊いたむかごご飯、美味しいんですよね。栗ご飯や松茸ご飯と並んで秋の味覚ご飯かな。
本当のことをいうとかなり数年前までむかごのことを知らなかったのです。食べていたのですが、里芋の小さいものくらいにしか思っていなかった気がします。それがむかごだと知って調べると自然薯とか山芋の蔓の途中の葉の根元に実るものだとわかりました。むかごから発芽もするようです。 自然薯だったんですね。自然薯は子供のときに掘りに行ったことは何度かあるのですが、むかごには全く気がつきませんでした。子供の頃は食べるものという意識がなかったからだと思います。知らなかったなんてもったいない。 むかごは、むかごご飯以外にも塩茹で、素揚げ、天ぷら、田楽、煮物、バター炒め、茶碗蒸し、味噌汁などいろいろな料理法で秋の美味しさが味わえるようです。生で食べても山芋のヌルヌル感が味わえて美味しいようです。私はまだ生で食べたことはないのですが...。 売っていたのは青森産だったのですが、もうあっちこっちの山で採れるのかな。美味しい秋の味覚、ぜひ楽しみたいですね! |
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美味しい椎の実、食べられるの?ドングリ | 椎の実(シイノミ)食べたことありますか?さすがに椎の実を売ってるのを見たことはないのですが、どんぐりの仲間で食べられる木の実です。そのままでも殻を割って中身を食べられるのですが、炒って食べると香ばしくていいですね。
ところで、椎の実以外のどんぐりも食べられるなんて知っていましたか?私はドングリが食べられるなんて思ってみたこともなくて、いまだに食べたことはありません。 食べ方をみると、シイ以外のドングリはタンニンが多いためアク抜きをしないと食べられないようです。そうですよね。生を齧ったら食べられなかった気がします。 日本中ではたくさんドングリを食べる地域があるらしく、対馬のどんぐりご飯とか長野のどんぐりクッキーとか、どんぐりが郷土料理になっていたりします。韓国でもどんぐり料理はあるようなのですが、どんな味なんでしょうね。 |
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うれしいけど食べきれないウェルカムフルーツ | 紅葉も少しずつ南下してきて、旅行の季節ですね。紅葉の時期が最も混むという観光地も多いと思います。
私は混んでる場所が得意ではないこともあって紅葉で混みそうな観光地に紅葉の時期にあまり行ったことがないのですが、一度紅葉の京都嵐山へ行ったときはきれいでした。今年の紅葉はどんなでしょう? 海外ではあまり紅葉を売りにしている観光地は多くなくて、有名なのはカナダ東部のロレンシャン高原くらいかな。あの真っ赤な写真をみたら行ってみたいなという気になる景色です。 そんな旅行で泊まったホテルで部屋に入ったときにウェルカムフルーツが置いてあったことがありませんか?日本の旅館ではお茶と和菓子なのですが、外国ではフルーツが多いですね。(日本でも外資系のホテルのエグゼクティブフロアーにはフルーツが置いてあったりします) そのウェルカムフルーツ、みなさんは全部食べていますか?オレンジ、りんご、キウイフルーツ、ラフランス、バナナなど結構たくさん置いてあったりします。あれだけ食べたら糖分の摂り過ぎかななどと思ったりも...。 紅葉の季節、美味しいものも多くて、ついつい旅行に行きたいなと思ってしまいます。 |
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ハロウィーンのかぼちゃは食べないの? | ハロウィンの飾りつけをしているお店がちらほら見かける季節になりました。でもクリスマスのように街中いっせいにというわけではないのですが、毎年少しずつふえてきているのかな。
日本で今まであまりハロウィンが流行しなかったのは、あまり意味がわからないからでしょうか。子供の行事だからかな。でも一番大きい理由は食べ物にあまり関係なかったからかもしれませんね。 クリスマスはケーキ、バレンタインはチョコレート、節分は豆と太巻き、土用の丑の日はうなぎなどと定着した行事にはやっぱり食べ物が関係しています。 ハロウィンは10月31日の夜。毎年11月1日のケルト人の宗教儀式である万聖節のイヴ(前夜)なのですが、日本で言えばお盆の前の日の夜のようなもののようですね。いろいろなお化けや魔女などに仮想した子供たちが近所の家を回って、トリック・オア・トリートといってお菓子をもらって回るというもの。こっちは亥の子祭りのようなものかな。時期も近いですし。 そうそう、かぼちゃの旬は夏なので、ハロウィンの季節には熟してしまったオレンジ色のかぼちゃなんですね。日本でも冬至にかぼちゃを食べるという習慣がありますが、かぼちゃは保存がきくので冬場に不足する栄養素をかぼちゃで補給できることが大きい意味だったようですね。 |
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香草(シャンツァイ、パクチー)は得意ですか | タイ料理屋さんへ行くと必ず入っているような気がするパクチー。あの香りと味は好みが両極端に分かれるものですよね。
中華料理でも魚料理や中華粥を注文するとよく入っていて、私は最初にわかっていたら入れないでくださいとお願いし、入っていたら最初に丁寧に取り除いてから食べ始めます。 パクチーは日本では香草、中国ではシャンツァイといいます。英語名はコリアンダー。言い方を変えても食べられないものは食べられないですと思っていたのですが...。 最近、少し食べられるようになってきました。なぜだかわからないのですが、慣れなのでしょうか。慣れとしたら、随分長い期間かけて慣れるものだなあとびっくりなのですが。そのままでも食べられるのです。好んで食べるほどではないのですが、事前の丁寧な作業は不要のようです。 そういえば以前にシンガポールに住んでいた友人を訪ねて行ったことがあります。友人が案内してくれたお店は次から次へとシャンツァイが...。 そうそう、中国人やタイ人は全員がシャンツァイ好きというわけでもなさそうです。ちょっと安心かな。 |
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丹波栗・恵那栗・中山栗と銀寄・筑波(美味しい栗) | 栗と砂糖だけで作られる中津川の栗きんとんもお店によっていろいろ味が違うようですね。砂糖の配合割合の違いや作り方の手順の違い以外にも、もともとの栗の種類や品質が違うのかもしれませんね。
中津川あたりは有名な恵那栗の産地ですが、そう思いながらスーパーの栗を見たら最高級の丹波栗と書かれていました。丹波は黒豆以外にもいろいろな有名な産地なんですね。 そんな丹波栗・恵那栗・中山栗として売られている栗ですが、品種は別だそうですね。そういえば子供の頃、栗の品種名で銀寄せとか筑波という名前を聞いたことがあります。銀寄せが一番甘くて美味しいなんて思っていたことを思い出します。 日本栗の種類は、早生の日向(ひむか)・大峰、中生の紫峰・銀寄・筑波、晩生の石鎚・岸根(がんね)などがあるようです。そういえば岸根も子供の頃聞いたことがあります。栗の生産地の愛媛は石鎚、茨城は筑波というように品種名にもその地域の山の名前がついていたりするようですね。 栗は、日本栗以外にもヨーロッパ栗、アメリカ栗、中国栗などがあるようで、ヨーロッパ栗はマロングラッセ、中国栗は天津甘栗で馴染み深いですよね。 美味しい栗の季節、買った栗はなんていう種類なのかちょっと調べても面白いかもしれません。 |
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もうすぐ街路樹から秋の味覚(ぎんなん) | 歩いていたら道にぎんなん(銀杏)が落ちていました。もうすぐイチョウ(銀杏)の葉も黄色に色づき始め、ぎんなんがたくさん落ちてくる季節がやって来ますね。
イチョウの木はよく大通りや大学の構内などに植えられています。そのうち5〜6本に1本くらいの割合でぎんなんがなっています。雌の木にしかならないからですが、街路樹は雄の木を選んで植えているそうですが、判別できず雌の木も混ざってしまうようです。 ぎんなんが落ち始めると強烈なにおいがするようになるのですぐわかりますよね。大学の構内などにもたくさんの拾う人がやってきたりします。道もきれいになるし、美味しいぎんなんも拾えるし、一石二鳥ですね。 ところで、ぎんなんをみなさんはどうやって食べますか?焼いてそのままでしょうか、ご飯に入れてぎんなんご飯でしょうか。茶碗蒸しにはよく入っていますよね。 ただ、ぎんなんにはビタミンB6の作用を妨げる4-O-メチルピリドキシン(MPN)という中毒物質が含まれているそうで、食べすぎは厳禁のようです。その目安は子供は7粒、大人は40粒くらいと書かれていたりしますが、5〜6粒で中毒症状を起こした例もあるようですので、5歳以下の子供には食べさせないほうがいいようです。ぎんなんごはんや炒め物では注意したいですね。 そんな秋の味覚の季節、もうすぐ本番ですね! |
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10月の四角いタケノコ、四方竹 | 筍(たけのこ)の季節は春ですが、もうすぐ10月になると食べられる四角い切り口の四方竹というタケノコを知っていますか?
高知県が原産とのことで、南国市白木谷地区を中心にはたくさん出荷されるようです。黒くなっていたみやすいため最近まであまり出荷されていなかったようですが、最近では皮ごとボイルして出荷できるようになって首都圏を中心に食べられているようですね。 春のタケノコと違って味が染み込みやすいとのこと。煮物や寿司にして食べることが多いようですね。もちろん焼いて味噌などで食べても美味しいようです。 南伊豆でも採集できるようなのですが、農産物として出荷しているのは高知だけとのこと。なかなか見かけないですが、一度食べてみたいものですね。 タケノコには夏の時期の緑竹という台湾産のものも鹿児島や宮崎を中心に栽培されはじめていて、アク抜きをせず湯がいただけで食べられる美味しい種類のようですね。孟宗竹、淡竹、真竹、根曲がり竹、緑竹、四方竹と、旬のタケノコも春から秋まで美味しく食べられますね! 四方竹、今年は売られてるかな。 |
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待ち遠しい究極の丹波篠山の黒豆の枝豆 | 枝豆の旬は夏ですが、秋深く10月になると丹波篠山では最も観光客の多い季節を迎えるそうです。その一番の目的は究極の枝豆。丹波の黒豆(黒大豆)の枝豆の季節は10月だからです。
テレビアニメでも紹介された有名な枝豆。最近は丹波篠山産以外の早生種の黒豆の枝豆が販売されているものも多くなってきて、すでにあちこちに並んでいるようですが、やはり本来の10月になってからの丹波篠山産の黒豆の枝豆は全く味が違う美味しいものですね。 枝豆の季節の丹波篠山は町中に枝豆が売られていて、人があふれ、ものすごい大観光地のようです。地元の人に聞いてみると、年間でもこの季節だけだそうです。 10月中旬の丹波篠山がにぎわう季節ももうすぐです。丹波篠山市内でも地元産以外のものが売られているようなので、きちんとしたところで買って味わいたいものです。美味しい丹波黒枝豆をゆっくり味わいながら城下町の風情に浸るのもいいですね。 |
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サボテンの実、ドラゴンフルーツ初試食 | 夏に沖縄へ行ったことがある人ならばドラゴンフルーツが並んでいるのを見たり、ジュースとして売られていて飲んでみたりしたことがあるかもしれません。
そんなドラゴンフルーツが小さく切られて果物屋さんの店先で売られていました。1個まるごとだと結構いい値段の果物なので、試しに買ってみるのはもったいないですよね。そんなときに切り身で売っていると試食できていいですね。 ドラゴンフルーツには果肉が赤いものと白いものがあります。どう違うのですかと聞いてもほとんど同じだとの答え。赤の方が少し甘くて白の方が酸味があると言われたりしますが、果物屋さんはそう変わらないよとのことなので、赤い方を食べてみました。 キウイフルーツをさっぱりさせたような味ですね。ドラゴンフルーツはサボテン科の多肉食物とのことで、そう思ってみたらサボテンです。 原産は南メキシコ・中央アメリカの太平洋側あたりのようで、農薬を必要としないそうなので自然食品と言って売られていたりするようです。 ドラゴンフルーツは置いていても追熟しないそうなので熟れてから収穫しないといけない果物でもあるようですね。沖縄ではヨーグルトやシークァーサージュースをかけて食べたりもされているようです。 |
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黒くて甘い百目柿って知ってますか | 柿の季節はまだ少し先ですが、ハウス栽培の柿はもう売られています。何でもハウスのものはあるんですね。
そんな柿といえば思い浮かべるのは、富有柿や次郎柿のような平たくて甘い種類でしょうか。平核無や刀根早生のような干し柿にするような渋柿でしょうか。筆柿のような尖ったものもありますよね。 柿はあまり外国で売られていないですよね。そのはずで生産は世界で10ヵ国ほどしかなくて、日本・韓国・中国でその90%を占める果物のようです。 そんな柿の品種は1000種以上あるらしく、子供の頃食べてた名前の知らない柿がある人もたくさんいるのかもしれません。 この百目柿とは別に山梨県には渋柿の甲州百匁柿(甲州百目柿)があります。これも大きい柿ですが、先が尖っている形も違いますよね。 そんな百目柿、どこかで柿狩りなんてやってないでしょうか。少ししたらすぐ柿の季節もやってきますね! |
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あけび、どうやって食べますか | スーパーにアケビ(野木瓜)が置いてありました。売られてるんですね。そういえばアケビは、こんな時期にとれるんですね。
子供のころには山になっているアケビを取って食べていたのですが、季節がいつ頃だったかなどすっかり気にしなくなっていました。そうそう、食べていたと言っても種があまりに多くて、実を食べた気がしないため、そうしばしば食べたわけでもない気がします。 そんなアケビ、調べてみたら皮が食べられるようです。さらに、山になっているものだと思っていたのですが、山形県ではたくさん栽培されているようです。日本は広いんですね。 さらに、その他にもあけび酒にしたり、秋田県では種をあけび油にしたりもするようです。そのうえ、見向きもしなかった春の若葉も茹でて和え物にしたり、一夜漬にしたりして食べられるようですね。 アケビの食べ方、初めて知りました。もちろん皮の味はまだ知りません。買って料理してみようかな! |
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カレーには福神漬、らっきょう、ピクルス? | カレーを食べるときに脇にそえられているもの、何を想像しますか?福神漬でしょうか?らっきょうかな?ピクルスとか、キャベツの塩漬けとかもありますよね。
私はらっきょうと福神漬のことが多いかな。ちょっとした口直しに必要ですよね。そんならっきょうの旬は夏。もう旬も終わりですね。甘酢漬のものが多いのでなかなか旬だと気づかないですね。 らっきょうは鳥取や福井、富山、鹿児島など主に砂丘地帯で特産品になっているようです。沖縄には少し小さい島らっきょうがあって天ぷらやチャンプルーでも食べられています。 らっきょうがカレーに添えられるようになったきっかけは戦前に帝国ホテルが列車食堂で使ったのが初めと言われているようです。らっきょうにはビタミンB1の吸収を高めるアリシン(硫化アリル)が多く含まれているようなので、ポークカレーと食べるのが一番いいのかな。ビタミンB1の疲労回復効果をより高めてくれるらっきょうを添えたポークカレー、夏バテにいかがですか? |
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今年のりんごの出荷開始「サンつがる」 | サンつがるが店先に並ぶようになりました。今年のりんご開始ですね。今では貯蔵されたふじが年中並んでいて、りんごはいつでも食べられる果物になっていますが、今年のものが出回り始めるとやっぱり旬のものがいいなと思います。
サンつがるやサンふじのようにサンと呼ばれているものは袋をかけないで栽培したもので太陽の光をいっぱい浴びているという意味でのサンなんですね。 りんごは日本では20種類くらいが主力で栽培されているようですが、つがるは早生品種の代表ですよね。ふじよりもやわらかくて酸味が少なく食べやすいです。ヨーロッパのように歩きながら食べられそうなリンゴですね。 ゴールデンデリシャスと何かを交配した品種のようですが、何がもう一方の親なのかわからないようです。りんごの品種はその他に祝、さんさ、高嶺、千秋、陽光、ハックナインなど食べたことがないものもあるようです。売ってたら食べてみたいですね。 国光、紅玉、スターキング、印度などの時代から比べると全く違う種類ですが、そんな努力で、日本のりんごが「味の芸術品」と呼ばれるようになったんですね。 |
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北海道の甘いゆめのコーン | 8月も終わりに近づき、北の地方ではもう秋ですね。以前にこの時期に訪れた裏摩周展望台ではもうストーブがたかれていました。小雨の裏摩周は寒くて、8月なのにストーブがうれしかったことを思い出します。日本は広いですね。
そんな北海道ももうとうもろこしの季節ですね。とうもろこしといえば以前に甘い味来コーンの記事を書きましたが、その場所にゆめのコーンというとうもろこしが置いてありました。黄色と白のバイカラー種とのこと。早速買って食べてみました。 柔らかくて甘いコーンです。味来コーンと違った北海道のとうもろこしのような美味しさです。かつて本州のハニーバンタムに慣れていたときに北海道で食べたとうもろこしが柔らかくて甘いことにびっくりした思い出がよみがえってくるようです。 とうもろこしと北海道といえば美瑛もかな。初めて美瑛の丘に行ったときは歩いて回ったのですが、とうもろこし畑に迷い込んでしまって、その広い畑にびっくりしたことが一番印象的でした。二度目に美瑛に行ったときにはレンタサイクルであのとうもろこし畑を探したのですが、もうその場所を見つけることはできませんでした。そのかわり美味しいとうもろこしのフォトスケッチの丘がいい場所でした。 また秋の始まる北海道に行ってみたいですね! |
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なっていてもあまり食べなかったざくろ | ちょっと出かけた庭にザクロがなっていました。まだ少し早いようですが、あと少ししたら実が割れて赤い粒粒のザクロの食べ頃ですね。
ザクロは日本中で特に特産の地域はないようです。売られているザクロは輸入品が多いようで、特にイラン(ペルシャ)産のものが有名ですね。 ザクロには人間のものと同じ構造のエストロゲン(女性ホルモンの一種)が含まれているようで、そのために更年期障害の予防効果が期待されてブームになったりしたようです。 でも、庭や山にザクロがなっていてもあまり食べた記憶がありません。種が多くて、酸っぱくて、食べる部分が少なかったからかな。みなさんはザクロ、よく食べていましたか? そう思って調べてみたら、イラン産のものは実が大きくて、そのうえ種が細くて食べられて、皮も薄く、果汁も多いもののようですね。今までそんな意識でザクロを見たことがないことに気がつきました。 |
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梨の美味しい季節の到来 | 果物売場に梨(ナシ)が並ぶ季節になってきました。甘酸っぱくてみずみずしい梨は夏から秋の美味しい贈り物ですよね。
梨には茶褐色の赤梨と黄緑色の青梨があり、今多く出回っているのは赤梨の幸水という品種かな。赤梨の代表は長十郎・幸水・豊水・新水・新高・愛宕など、青梨は有名な二十世紀以外には新世紀・菊水などがあるようです。そういえば昔は菊水が好みだった気がしますが、もしかしたら新水かな。水のつく名前がいっぱいでどれだったのか...。 梨と言っていますが、この梨は日本梨(和梨)のことで、梨にはその他に西洋梨と中国梨があります。両方とも少し長いひょうたん型のものが主流なので日本の梨だけが違った形をしてるんですね。 味も日本梨は西洋梨のようなきめ細かい舌触りではなく、ざらざらとしてみずみずしいことが特徴なので、慣れない西洋ではサンドペアといわれてあまり美味しいと思われていなかったようですね。最近は輸出されていて少しずつ広まっているようですが...。 日本人からしたら、西洋梨よりもずっと美味しいのにと思ってしまうのですが、食文化は不思議ですね。 梨好きだった私は、子供の頃に梨の木ごと欲しかった記憶があります。美味しい梨、食後の果物にもいいですよね。 |
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美味しそうに並んでいる今が旬のアップルマンゴー | 今年はスーパーに美味しそうなアップルマンゴーがたくさん並んでいる気がします。緑から赤く熟しかけたアップルマンゴー、つい買ってみようかなと思ってしまいます。
黄色く小ぶりなフィリピン産のペリカンマンゴー(イエローマンゴー)は年中売られているのですが、赤いアップルマンゴーはこの時期にたくさん並びます。国産のものは今が旬のようです。 マンゴーシャーベットやマンゴージュース、マンゴープリンなどもたくさん置かれるようになって、身近な果物になってきたこともあるようです。それに合わせてアップルマンゴーの輸入もメキシコやタイ、台湾、オーストラリアなどから増加しているようですね。 マンゴーには平たい種があるためその薄い種に沿って切り、皮を切らないように格子状に切り込みを入れて裏返すようにしてからスプーンですくって食べると美味しく食べられますよね。 アップルマンゴーは正確にはアーウィン種という品種だそうですが、世界中のマンゴーは500種以上の品種があるようです。ミネラルとビタミン類、特にβカロテンが豊富に含まれているそうなので、糖分に注意して美味しく食べたいですね。 |
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大らかな国、ニュージーランドのキャベツ | ニュージーランドの季節はちょうど日本の反対。今は冬ですね。外国へ行くと日本とは習慣が違う場面に遭遇してちょっとした文化ギャップを味わうことができます。それも旅行の楽しみですね。
ニュージーランドでコーヒーショップへ入ると、ブラックとかホワイトと書かれています。ブレンドとかアメリカンじゃないの?と思いますが、アメリカンと書かれているもの日本独特なので同じですね。ミルク入りだったらホワイトを頼みます。ブラックでもエスプレッソだったらショートブラック、普通のはロングブラックですね。 中華料理屋さんは世界中どこにでもあって、ほとんどどこの国でも美味しいので外国では重宝します。でも分量には注意ですね。日本のつもりで注文したら食べきれない皿がテーブル一杯になってしまいます。クライストチャーチの中華屋さん、残してしまってすみません。 もちろん一番のおすすめは美味しいラム肉です。やっぱり本場はいいですね! ところで、そんなニュージーランドのスーパーに行くと外国らしく野菜や果物はむき出しで1個ずつ積み上げられて売られています。リンゴ1個食べながらなどにいいですよね。 びっくりするのはキャベツかな。なんとグラム単位で売られています。買うときにはどうするか。みなさん、表面の葉を2〜3枚はがしてレジへ持って行っているようです。そのはがされたものはどうするのかと見ていると店の人がまとめて処分しているようです。 日本のキャベツは表面の葉をあらかじめ農家ではがして出荷してるんですね。ニュージーランドはそのままなのかな。はがすのは普通の行為なんですね。農家の手間も少ないし、買うときも新鮮なところを買えるし、売るところの包装の手間もかからない、すごく合理的ですね。そんな発見も楽しいものですね。 おおらかでみんながにこにこしている印象の素敵な国ニュージーランド。私が最も移住したい国かもしれません。 |
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売ってない甘い種類のイチジク | いちじくが並び始めました。いちじくは夏と秋に収穫されるので、今あるものは幼果のままで冬を越して翌年の夏に熟する夏果ですね。
いちじくは花が咲いて受粉して実を結ぶと書けないので、書き方が難しいですね。実際はいちじくの実の中に白い花が咲いているのですが、花が咲かないで実がなるように見えるので無花果と漢字で書くようです。実が花みたいなものですね。 そんないちじくですが、売っているものはどうも昔食べた甘いいちじくとイメージが違うのです。食べてもイメージより固くて甘みがまだまだの気がします。 でも甘いと言われている蓬莱柿も昔食べた甘いいちじくとは違います。もっと甘くて柔らかくてグジュグジュになってしまいそうだけど美味しいいちじくが私のイメージにある美味しいいちじくなのですが...。 枡井ドーフィンと蓬莱柿の2品種以外にもセレストブルー、カドタ、ネグロラルゴ、ザ・キング、ホワイトゼノアなどたくさんの種類があるようです。白かったということでホワイトゼノアが最も可能性の高い品種なのでしょうか。皮ごと食べられるならセレストブルーかな...。何ていう種類だったのかなあ。 甘くて美味しいものでも、輸送しようとするとすぐグチャっとしてしまう品種は流通できないためどんどん作られなくなって、もうあまり残ってないのかもしれないですね。白いスイカと同じかな。流通できなくて作られなくなるとしたら残念ですね。やっぱり美味しいものが食べたいですね! |
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へちまは夏野菜、ナーベラーンブシー | テレビで郷土料理や特産が放映されてたりすると、特に食べたくなるものってありますよね。北海道のカニなんてその代表ですね。そういえば今の時期は夏毛ガニの季節かな。美味しいですよね。
でも別に食べたいと思わないものもありますよね。勝手に味を想像してしまって、あまり美味しそうに思わないからなのでしょうが、そんな食材のひとつがへちまかな。 へちまが青々と育っていても食べたいと感じなくて、なんか固そうって思ってしまいそうです。でも食べてみたら意外といけるのにびっくりかもしれません。沖縄へ行かれた方なら食べたことがあるかもしれないですね。 へちまは沖縄と九州南部でだけ食べられているようです。まだ青いときに収穫して食べるようで、今がその旬の夏野菜だそうです。 その他にもナーベーラータシャー(油炒め)とか酢味噌和えなどでも食べるようです。 |
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もう早くも二番なりのスイカの季節 | 半分に切られて売っているスイカを見たら、もう二番成りのものがありました。早いですね。
昔はスイカを食べ始めるのも7月になってからだったので、二番成りは8月に入って少ししてからだと思っていました。そのため気にもしてなかったのですが、ゆっくり見ていたらやっぱり二番成りです。 二番成りは最初の収穫が終ってから身が大きくなって収穫されるものなのですが、スイカの場合は赤い部分が均一でなく見え、白い筋が多くなり、種の白いものがふえて、少し赤色が強くなっているものが多いと思います。 もうこの時期から二番成りが売られているとしたら、切ってないものを買うのは難しいですね。叩いた音は私には二番成りの違いがそうわからないですし。でも美味しく食べたいですもんね。 |
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さくらんぼ、日米どっちが好み? | もうそろそろさくらんぼの季節も終わりかな。最近少しずつ見かけるようになったアメリカンチェリーのレーニア(レーニエ)種を買ってみました。実は初めてなんです。
ついでに日本のさくらんぼも買って食べ比べてみることにしました。ついでといってもどっちが高いのかよくわかりませんが、レーニア種もかなり高めですよね。日本のさくらんぼも今年は少し安かったみたいだけど、佐藤錦を筆頭に高いですよね。今の時期は晩成の紅秀峰が多く売られているようです。 繊細な味はやっぱり日本のさくらんぼかな。酸味もあって美味しいです。でもレーニアもいつものアメリカンチェリー(ビング種)とは違う甘酸っぱさがあります。粒が大きくて日本のものの3倍くらいありそうなので食べ応えがあります。うん、こっちも美味しいです! 日本のさくらんぼもアメリカのチェリーも美味しいものはやっぱり美味しいです!あまり結論になってないですが...。でも日本のさくらんぼも木になってるのが美味しそうだし、アメリカンチェリーはぜひアメリカワシントン州でとれたてを食べてみたいですね! |
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サラダ感覚のコーンかな、味来コーン | 生で美味しく食べられるというとうもろこしが置いてありました。味来コーンという名前だそうです。何年か前に紹介されていたらしいのですが、最近まで名前を知りませんでした。
生で食べられるということなので、まず生で食べてみます。確かに甘くてシャキシャキと柔らかくて生でもいけます。でも茹でた方が甘いだろうなと、茹でてみました。甘さは少し増したかな。食感は同じくシャキシャキ。 トマトでシュガートマトのことを書いたときにも気がついたのですが、甘さが強い野菜はそのまま食べると美味しいです。でもその野菜本来の味よりも甘さが勝っている気がしてしまうようです。おかずというよりおやつにいいのかな。 でも糖分を上げるためにいろいろくふうと苦労をしてるんだろうなと思いながら甘い味来コーンはあっという間に食べ終わってしまいました。 |
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美味しい野菜と産地表示 | スーパーで野菜を買おうと棚を見ると必ず産地表示してありますよね。茨城産レタスとか淡路産玉ねぎとか。この産地を見て美味しそうなものを選んだりして買うのも楽しいですね。
この産地表示は2000年のJAS法改正によって義務付けられたもので、それ以来少しずつ産地への関心が高まってきているのはいいことだなと思います。 そんな産地表示も季節によって同じ品でも生産地が北上していくのがわかったり、有名産地のものはやはり高いけど美味しいということがわかったり、いろいろ楽しいですね。 やっぱり旬の時期のものが美味しいので産地表示は大切ですね! |
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そろそろ旬のスモモ、売場では帽子に注意ということ? | 果物売場にすもも(プラム)が並び始めました。今並んでいるのは大石早生という品種です。来月にはソルダム、サンタローザ、その後太陽とか貴陽などの大きいものが並び、すももの季節ですね。
すももという名前は酸っぱい桃から来てるようなので、わざわざプラムと呼ぼうと言っている地域もあるようです。酸っぱいイメージのためかすももには高級品というイメージは少なくて、身近かな食べ物ですよね。確かにそろそろお中元の季節ですが、カタログには美味しそうな桃の写真は載っていますが、すももはあまりないようです。 すももというとやはり齧った瞬間の酸っぱさを想像してしまいますが、あの味はどの品種のイメージでしょう?私のすももの酸っぱさのイメージは果肉が赤いソルダムから来ている気がします。 すももは桃と違う種類だそうで、梅とか杏の方が近い種類のようです。大きく分類すると日本すもも、ヨーロッパすもも、アメリカすももに分けられ、日本すももは中国原産だそうです。 スモモも木になっている完熟のものは甘くて美味しく、桃に負けない果物なのですが、完熟だとすぐ鮮度が落ちるのでまだ酸っぱいものしか市場に出回らないことがすももの評価を落としている原因なのかな。桃くらいの大きさがある貴陽の完熟を食べたたら美味しそうですね! |
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子供の頃は草だと思っていた、今が旬の大葉 | 年中あると思っている大葉(青紫蘇)も本来は今から夏の間が旬なのだそうです。 大葉は青じそとか青蘇とも呼ばれているように、しその仲間です。紫蘇といえば紫の赤紫蘇はこの梅干を作るのにちょうどいい時期に出回りますよね。 子供の頃は、この大葉は完全に草だと思っていて、食べませんでした。子供の頃の味覚に合っていなかったのですね。 そういえば刺身といえば、花穂じそが乗っていることもありますが、これも食べていなかったかもしれません。そもそも最初は食べられるなんて思ってなかったということもありました。その他にも芽じそが添えられていることもあり、刺身には紫蘇は大人気なんですね。 大葉は紅たで(紅立)の産地で栽培が始まり、紅たでの葉よりもずっと大きい葉なので大葉という名前がついたようです。安易な名前のつけ方だったわけですね。紅たでも刺身に添えられていて最初食べられるとは思っていなかったものです。そういえば紅たでや花穂紫蘇をスーパーで見たら、かなりの値段がするのにびっくりしたこともあります。 紫蘇は殺菌・防腐作用として食中毒を予防のために刺身などの生ものに添えられていたのですが、それ以外にもビタミン類やミネラル類を多く含み、アレルギー抑制作用もあるなど、栄養いっぱいの食べ物なので、草だといって捨ててしまわないで食べたいですね。 そうそう、大葉を天ぷらにするときには必ず衣を裏面だけにつけて、その面を油につけるとカリッと揚がるようです。ひっくり返すのは最後に1回、少しだけ。天ぷら屋さんに行くと海苔とか大葉とかうまく揚げられていますよね。 |
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やっぱり完熟は甘いライチ(レイシ) | ライチがたくさん売られるようになりました。5月から7月が収穫期のようなのでライチは今が旬の果物なんですね。
以前にマンゴスチンのことを果物の女王と書きましたが、このライチも果物の女王と呼ばれているようです。女王が二人。どっちが本物なのでしょう? 知ってるライチをそんなに美味しいと思ったことがなかった私は、圧倒的にマンゴスチンの勝ちだと思っていました。でも、いただいた台湾産の完熟ライチを食べてみて少し考え直しました。完熟のライチは甘くてほんと美味しいです。 ライチは中国原産の果物で茘枝(レイシ)と呼ばれることも多く、楊貴妃が好物だったようで、唐の玄宗皇帝が楊貴妃のために8日8晩かけて馬で運ばせたという話は有名ですね。でもライチは、1日めには色が変わって、2日めには香りが少なくなり、3日めには味が落ちてくると言われているように鮮度が落ちやすいそうなので、楊貴妃はどんな味のものを食べられたのでしょうね。 ところで、完熟の竜眼(ロンガン)はライチよりも美味しいよという話を聞きました。竜眼といえば八宝菊花茶のときに書いたドライフルーツのイメージなのですが、そんなに美味しいのなら、ぜひ一度食べてみたいなと思ってきました! |
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皮ごと食べるカリフォルニア産の種無しぶどう | ブドウの収穫時期はまだ少し先なのですが、スーパーにカリフォルニア産の種無しブドウが売られてました。皮ごと食べられるとのことです。カリフォルニアではもう収穫時期なのかな?
そういえばアメリカではぶどうをそのまま皮ごとパクパク食べています。アメリカ人は面倒くさがりなのかなと思ってしまいそうです。そういえばリンゴも歩きながら皮ごと食べているのをよく見かけます。 でも食べてみてわかりました。皮ごと食べるのが普通だと思います。皮が全然気にならずに美味しく食べられます。ピオーネなどでも皮ごと食べられると書いてあったりしますが、全然違います。皮を食べてる意識はあまりなくて、食べられるブドウだったんですね。 ブドウといえば西アジアや黒海・カスピ海沿岸あたりが原産地といわれるヨーロッパブドウと北アメリカが原産のアメリカブドウがあるようで、そのまま食べられるのはアメリカブドウの流れの品種のようです。ヨーロッパブドウはもちろんワイン用が多く、古代エジプトではもう栽培されていたようですね。 あ、そうそう、赤いフレーム種と緑のパーレット種、それぞれ違った味で美味しかったです。皮ごと食べられる種無しブドウ、日本でももっと栽培されたらいいですね! |
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テレビに踊らされて、加賀太きゅうり | テレビCMの影響かな、いつもは置いてなかったと思いますが、めずらしく加賀太きゅうりが置いてありました。美味しそうに食べてるのを見ると一回食べてみようと思ってしまいますよね。
かなり太くて大きいキュウリです。まずはそのままガブリ!皮が固いかも。でも甘くてキュウリの美味しさが広がります。 加賀太きゅうりは金沢から海側へ行った砂丘の広がる打木地区の農家13件でしか作られていないようで、現在はハウス栽培や温室栽培されているようです。本来は夏野菜なので6月頃が旬だったものがハウス栽培によって4月下旬頃から11月頃まで作られるようになったようですね。 サラダや酢物など以外でも炒めたり煮たりしても美味しく食べられるとのことですが、そうすると瓜に近い味だと言われてたりもするので、やっぱりまずガブッとかじりついてみたいですよね。私は薄口醤油をつけて丸かじり!うん、美味しい!もろみ味噌でもよさそうですね。 |
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食べたことありますかユスラウメ、グミ、桑の実 | 最近は近くに植えてあったりしないこともあって、ほとんど見かけなくなったのですが、そろそろユスラウメ(山桜桃)やグミの実(夏茱萸)がなる季節かなあと思ったりしています。クワの実も今頃だったかな。
初夏には野山の果物がいっぱいですね。キイチゴ(木苺)やクサイチゴ(草苺)もこの時期だったかな。そんな季節感も、最近少なくなった気がします。 草いちごや木いちごは甘酸っぱくて美味しい実です。木いちごの方がちょっと酸っぱいかな。ゆすらうめは甘く、ぐみは甘酸っぱいけど少し渋かったような...。桑の実は甘いのですが、少し食べただけで舌が紫になってしまいます。でも最近は食べる人も少なくなったようで、食べられることも知らない人も多いのかもしれません。 ぐみは、しゃしゃぶと呼んでいる地域もあるようですね。ゆすらうめは子供の頃はゆすらんめと呼んでたりもしました。 この時期の次に野山の果物がなる季節はもう秋なのかな。山ブドウ(野葡萄)とかアケビ(木通)とか椎の実のような木の実とか。 自然の恵みいっぱいで、初夏は緑の色も美しくていい季節です。自然のなかでのんびりしたいものですね。 |
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細長いタケノコの季節へ | そろそろ店頭から見慣れた筍(タケノコ)がなくなって、細いものが並べられるようになってきました。
春の主流のタケノコは孟宗竹(モウソウチク)のタケノコで、毎年最高の品質と言われている京都西山のものは今年は不作だったようです。隔年で豊作になるようなので来年は豊作なのかな。 その他に姫竹(細竹・根曲がり竹・千島笹)や布袋竹(ホテイチク)のタケノコのような細い種類のタケノコもあります。あまり売っていないようなのですが、私はこの姫竹のタケノコが好みだったりします。柔らかくて、甘辛く煮て食べると美味しいです! そうそう、珍しいタケノコに四方竹があります。高知で取れる切り口が四角いタケノコで、秋に収穫する細いものですが、まだ食べたことはありません。同じような味なのかな。 まだまだ楽しめる美味しいタケノコ料理。細いタケノコも美味しいですよ! |
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白いスイカ、知っていますか(銀すいか) | もう果物屋さんの店先にはスイカがたくさん並んでいます。夏のくだものの代表のようなスイカ、季節感からすれば7月頃からにしたいなあと思うスイカですが、食べようと思ったら年中食べられたりしますよね。
ところで、売られているスイカはほとんどが赤い果肉のもの。ほんとにたまに黄色いスイカがあったりしますが、あまり売れないのかな。 赤いスイカが熟する前の白色と違って、もう熟して甘く、種も黒いものです。この白いスイカは銀すいかと呼ばれていて、私も昔に1回だけしか食べたことがないのでよく覚えていないのですが、おそらく赤いスイカよりも甘かったのではないかと思われます。 スイカの原産地はアフリカのカラハリ砂漠と言われ、2500万年前には存在していたとされ、さらに4000年前にはエジプトで栽培されていたようです。その原種は果肉が白かったとも言われていますが、苦いようなので、この銀スイカの白とは違うようです。この白い銀すいかは昭和8年に品種改良でできた大和クリーム3号という品種のようですね。愛知県岡崎市の山中小学校では白スイカ復活プロジェクトという活動もされているようなので、ぜひ白いスイカが復活したら食べてみたいものです。 その他でも富山の入善ジャンボスイカ(黒部西瓜)という巨大なスイカや真っ黒い皮や黄色い皮のスイカ、ゴジラのたまごという大きいタマゴのようなすいかなどいろいろ楽しい品種もあるようです。 スイカのイメージはやっぱり夏!まだ食べないで夏を待っているつもりです。暑い夏に冷えた西瓜、いいですね! |
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いつものレタスより好みかも、ロメインレタス | レタス売場にいつもの玉レタスやリーフレタスと違うレタスが置いてありました。みずみずしくて美味しそうです。ちょうど焼肉をしようかなと思ってたので巻いて食べようかなと買ってみました。
ロメインレタスと書いてありました。レタスではなく白菜のような形。でも食べてみると確かにレタスです。そのうえ美味しい!私は玉レタスよりも好みかもしれません。焼肉をはさんで食べたらぴったりでした。 ロメインレタスのロメインとはローマのことのようですが、ローマでたくさん見られたからのようです。さらに別名コスレタスとも言うようで、これはエーゲ海のコス島で栽培されていたからのようです。コス島ってどこ?と思って調べてみるとギリシャの島ですが、目の前はほとんどトルコっていう場所ですね。 ロメインレタスを調べると必ずシーザーサラダがセットのように書いてあります。シーザーサラダの材料は、ロメインレタスのほかにオリーブオイル、ニンニク、ドライマスタード、アンチョビ片、黒コショウ、塩、ウスターソース、レモン汁、卵の黄身、パルメザンチーズ、フランスパン(クルトン用)などのようです。好みによってケイパーやタバスコも書かれてたりします。外国旅行のときに食べてたサラダかな?今度作ってみなければ! ロメインレタスは栄養豊富で玉レタスと比べてβカロテンやポリフェノールが3倍、ビタミンCが2倍などと書かれています。ロメインレタスの方が葉っぱが日光にあたって栄養を蓄えたっていう色をしています。 サラダだけでなく炒め物などでも美味しいようなので、また買っていろいろ作ってみようと思います。 |
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白い皮も薄皮も食べられるニューサマーオレンジ(小夏) | 小夏というオレンジを売っていました。あまり意識したことがなかったので、夏みかんの一種かなくらいにしか思っていなかったのですが、食べてみてビックリ。
以前に食べたことがあるニューサマーオレンジと同じ味の気がします。知らなかったので気にせず皮をむいて食べたのですが、ニューサマーオレンジだったら食べ方が違うんです。そう、白い皮を食べなければ! むいた皮の内側の白い皮を食べてみました。やはり!同じです。この白い皮が美味しく食べられるのがニューサマーオレンジの特徴です。 ニューサンマは明らかにニューサマーのなまったものだと思いますが、伊豆の宇佐美地区や愛媛ではやはりニューサンマと呼ばれているようなので、間違いではないようですね。 小夏として食べたので白い皮のほとんどを捨ててしまったのが残念な気がします。もう一個あるのでそれは包丁でむいて食べる予定です。 |
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料理できるとは知らなかった、山のイタドリ | 最近は山菜もたくさんスーパーで売られていて、ハウス栽培などもされているので、スーパーで売っていない山の食べ物といってもすくないのかもしれないですね。
もう、ちょっと時期が遅いのですが、イタドリの群生を見つけました。イタドリ、みなさんは何て呼んでいましたか?全国では、スカンポ、イタンポ、カッポン、ダンジ、サド、ゴンパチなどとも呼ばれているタデ科の植物のようです。 細いものは美味しくありません。赤くて太いものでまだ葉っぱがあまり出ていなくて枝分かれしていないものが美味しいイタドリで、そのまま皮をむいて食べます。そのままでは酸っぱいので、私は砂糖をつけていました。塩をつける人も多いようですが、スイカやイチゴと同じなのかな。塩をかけた方がスイカが甘いという人も多いですよね。 ところで、スーパーでは売っていないと思っていたイタドリですが、高知では売っているようですね。そのうえ、皮をはぎ、茹でてから水に4〜5時間さらし、フライパンに油をひいて鰹節とともに炒めて、砂糖、みりん、醤油などで味付けをして食べているようです。その他にも天ぷらにして食べたり、いろんな料理法もあるんですね。 まだまだ山にはいっぱいスーパーに売られていない食べ物がありますよね。また紹介したいと思っています。 |
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大根の葉と人参の葉の料理 | 最近ではスーパーでも朝採り野菜が売られるようになり新鮮な野菜を食べられるようになってきました。
そんな朝採り野菜の特徴は土がついていたり、形が不揃いだったりなどですが、それ以外にもダイコンやニンジンに葉っぱがついていたりすることもあります。 葉つきだとすぐ鮮度が落ちるため遠くから運ばれる野菜は葉っぱを落としているようなので、普通は葉を落としてダイコンやニンジンは売られてますよね。 ところで、大根や人参の葉をみなさんはどうしていますか?大根の葉は煮たり炒めたり、おひたしにしたりして通常の葉ものの野菜のように食べると美味しいですよね。 エコクッキングなどで野菜の切れ端を捨てないで食べようなどということが言われていますが、葉っぱは切れ端なんかじゃなくて立派な食材ですよね。流通の都合で食べる人が少ないだけなのでしょうが、もっと新鮮な美味しい野菜が食べれるようになるといいですね。 |
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直接的な名前の甘いトマト「シュガートマト」 | みなさんトマトは好きですか?私は一時期好きな野菜ではなくなっていました。
子供の頃に畑になっていた真っ赤なトマトは甘くてジューシーですごく美味しかったと思っていました。でも外食のサラダに入ってるトマトは青臭くて味がなくて水っぽい。美味しくない野菜の代表のような存在になってしまっていました。 そんなトマトにフルーツトマトが出始めたときに食べてみたら、外食のサラダに入っているトマトと違って甘さとジューシーさがそこそこあることに気がつきました。そんなフルーツトマトも最近種類がいっぱいになってきています。 塩トマトもシュガートマトも普通のトマトと違う種類ではなくて同じ種類が作る条件によって甘く凝縮されたトマトになるようですね。甘みを凝縮させる方法としては、一般的には肥料や水を最低限しか与えないで旨味を凝縮させるようです。だから小さいのでしょうね。 でもトマトの最も美味しいのはやっぱり畑で真っ赤になったあのトマト。そう思うとその味に近づけようと努力してる人たちの姿が思い浮かびます。本来なら前の日の夜に出荷したら翌日朝には並ぶはずになった流通の今だったら、真っ赤になってから収穫した本当に美味しいトマトが食べられるようになってもいいはずなんだけどなあと甘いシュガートマトを食べながら思っていました。 |
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そろそろ土手には土筆がいっぱい | スーパーで土筆(つくし)を見つけました。最近は土筆採りに行ったことはないのですが、そういえばもう土手や斜面に土筆がいっぱいの季節ですね。
春休みになると子供の頃は土筆採りをしてたと思います。たくさん採れるんですよね。 山菜は時期的なものもあって少しだけ早ければ「え?」と思うような値段だったりします。秋田産わらびはハウスものでしょうが、さすがに土筆はハウス栽培してないですよね。 ところでみなさんは土筆をどうやって料理しますか?絶対にしないといけないのは袴を取ることですね。その後炒めたり、茹でたり、卵でとじたり、天ぷらにしたり、佃煮にしたりできるようです。私はよく炒めて醤油と少しの砂糖をかけて、そのままとか卵でとじたりとかして食べていました。美味しいですよね。 |
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ホオズキって食べられるの? | ケーキなどに見慣れないオレンジ色の果物が乗っているのを見た人もいるかもしれません。コーヒーと同じくフランスのおみやげで食用のホオズキ(酸漿、鬼灯)をいただきました。
夏になると「ほおずき市」があったりして、ホオズキは観賞用の花のような扱いのことがほとんどですが、フランスでは食用のものが普通に売られているようです。 味はトマトの少し熟れる前のような味かな。甘酸っぱい味です。フルーツホオズキとかストロベリートマトとか言われたりしているようで、羽根のようだったり、花のようだったりする形の面白さがお菓子に使われるようですね。 ホオズキはナス科の植物で、原産地は観賞用が東アジア、食用は南米なので別のもののようです。日本でも栽培され始めていて秋田県上小阿仁村や北海道由仁町では特産品として出荷もしているようです。 デパートなどで見かけたら一度この微妙な味を体験してみてもいいかも。 |
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果物の女王、日本ではどのくらい? | スーパーで何気なくトロピカルフルーツの棚を見てると、ドラゴンフルーツやライチ、スターフルーツと一緒にマンゴスチンを見つけました。マンゴスチンというと果物の女王。果物の王様のドリアンと違って食べた最初から美味しいと感じられる果物です。
タイの運河ではいろいろなフルーツを舟にいっぱい積んで売りに来たりします。観光客向けにたくさん売れるようです。そんなマンゴスチンは長い間輸入禁止だったため日本ではドリアンやライチが店先に並んでもマンゴスチンはありませんでしたが、2003年にタイのものが輸入解禁になって並ぶようになったようです。 マンゴスチンがなぜ果物の女王と呼ばれるのかというと、イギリスが世界に植民地を持っていた時代のビクトリア女王が「我が領土にあるマンゴスチンをいつも味わえないのは遺憾」と言ったからということのようです。 ちなみにドリアンが果物の王様と呼ばれるのは16世紀に探検家や博物学者がそういう意味のことをヨーロッパに紹介したからのようです。 |
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筍の季節の到来(日本一のたけのこ産地) | そろそろタケノコの季節がやってきますね。スーパーやデパートには早掘りの小さいタケノコが売られ始めていますが、まだまだ高いですね。 この時期のタケノコはまだまだ香り不足で美味しいというわけではないそうなのですが、初物は季節感先取りの日本料理店などでは必須のものですね。 ところで、日本一のタケノコの産地が京都の西部地域というのをご存知でしたか?そのあたりの土地がタケノコ作りに適していることと、産地として丁寧に管理されているからなのでしょうね。 京都産と書かれたタケノコがそろそろ出始めていますが、九州産より小さくて倍くらいの値段だったりしています。やはり京都の伝統野菜というブランドの威力なんですね。京都産のタケノコの一番美味しい季節は4月10〜20日くらいだそうです。 |
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歩きながらリンゴ | 海外旅行に行くとそこの人たちが歩きながらリンゴを食べていることが多いことにびっくりします。 日本ではそんな光景はあまり見ないし、そもそもリンゴ1個食べるのはなかなか大変です。 ヨーロッパやアメリカには果物を山のように盛ってあって、気軽に買える店がいっぱいあります。朝市のような新鮮な食べ物を売っている店もいっぱいです。 1個から買えるそんな朝市のような店でりんごを見てみると、日本のよりもかなり小さく食べやすいサイズです。いろんな種類があって日本にはないものばかり。食べてみたら食感や味も種類によって違います。でもどれも美味しいリンゴです。 みんなと同じように小さめでちょうどいいサイズのリンゴを食べながら街を歩くのはすごく楽しいもの。日本にもそんな文化があったらいいのになあと思ってしまいます。そのためにはまず小さいリンゴをつくって、皮ごと食べれるように消毒しないで育てて、甘いのを食べれるように流通にのせないで地元で美味しいものが買えるように...。なんて考えてたら日本では美味しいリンゴを街角で買えるのはずいぶん難しそうです。 |
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晩柑の美味しい季節 | アガーで作る食感とろとろ美味しいゼリーは、美味しいみかんと同じ産地の西宇和産のポンカンと愛媛みかんジュースを使ってつくりました。
ポンカンだけでは甘いのでミカンジュースの酸っぱいものを加えたのですが、アガーは酸味が強いとなかなか固まらない性質があるようで、そのためもあってうまくとろとろゼリーになるようです。 愛媛みかんは産地間の調整をしているのか12月いっぱいくらいで旬が終り、それ以降は静岡や和歌山産のみかんが出荷されているようですが、1月以降は愛媛では晩柑といわれる柑橘類がいっぱいのようです。 やっぱり美味しいのはデコポンかな。でもジューシーなのが好みだったら伊予柑も美味しいし、清見タンゴールやネーブルオレンジ、はるみなどもありますよね。美味しい晩柑はそのまま食べてもいいですが、たくさんあったらゼリーなどにしても美味しく楽しめていいですね! |
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オロブロンコって何だろう | |
スーパーでアメリカ産オロブロンコと書いてある果物を買ってきました。スーパーの説明ではグレープフルーツと文旦の掛け合わせた品種とのこと。
グレープフルーツの酸っぱさと苦味を薄くしたような味でその分甘い気がします。 あれ?待てよ...。 調べてみました。そう、オロブロンコというのは品種名でイスラエル産でおなじみのスウィーティーと同じものだそうです。その他にもうひとつ発見がありました。オロブロンコがザボンとの交配種だと書いてあったので、文旦じゃないの?と思っていると、ザボンと文旦は同じものだとのこと。知らないことがいっぱいあるものですね。 オロブロンコの酸度はグレープフルーツの半分くらいで甘夏の3分の1程度らしく、それなのに糖度(甘さ)はグレープフルーツの1.5倍で甘夏程度だそうです。日本でも作れるんだろうか...。 |
美味しいみかんを選ぶコツ(愛媛西宇和青果) | |
みかんの味も産地によって全然違いますよね?普通、みかんを犬にあげても全然食べないのに、この愛媛の西宇和青果のみかんだけは喜んで食べてしまいました。
みかんは直接送ってもらっています。そのため大きさはまちまち。小さいみかんの方が味が濃いものが多いので、小さいものを選んで送ってもらっています。表面に傷があっても全然気にしません。それより木で完熟したものをすぐ送ってもらえることがおいしいみかんでは何よりですね。 もちろん出荷お際にきれいに見せるためのワックスも塗ってありません。健康を考えたらその方がいいですよね。でもワックスを塗ってある方が売れるんだとか。 みかんの美味しさで大切なのは糖分(甘さ)と酸味。水っぽいみかんは美味しくありません。一度西宇和青果のものを食べたら他には戻れないかも! |
友人の有機野菜 | |
友人が有機野菜を作ってるということで宅配便で送ってくれました。大根とキャベツとサニーレタスとサツマイモのいろんな種類。
有機ということで青虫が食べた穴があったり、寸胴な形だったりしますが、だからこそ手づくりって感じですよね。 夕食でさっそく大根おろしを作って、讃岐うどんを茹でて、生醤油うどんにして食べました。その他に大根とサニーレタスのサラダも。 キャベツやさつまいももまた食べてみます。 |
各地のスーパーマーケット巡りは楽しい(グズベリ) | |
旅行に行って時間があると地元のスーパーマーケット巡りをすると、知らないいろんな食材に会えてすごく楽しいです。
沖縄が圧倒的に違う食材が多いのですが、全国どこでも知らない食材や呼び名の違う食べ物があって、値段も違って飽きません。 北海道ではこんな実を見つけました。地元の人だったら珍しいものではないのでしょうが、知らないとどんな味かなと思ってついつい食べてみたくなって購入してしまいました。グズベリ(グースベリー、すぐり)というそうです。 すっぱい山の実の味がしました。 全国にはまだまだ知らない食べ物があるんでしょうね。 |