こころんの夫の美味しいブログ選

食器

二代目おひつ登場
 以前のおひつが壊れて少しの間おひつ無しでいたのですが、どうもご飯がおいしくないのです。おひつって大切なんだなあということが改めてわかりました。でもデパートなどで探したのですが、なかなかこれというものを売っていません。

 前のおひつは木曽の妻籠で買ったものでした。また妻籠に買いに行こうか、なんてことはすぐには無理なので、仕方ない、ネットで買おうかなと思っていました。
 でももしかしたら、業務用の道具をいっぱい売っているところにあるかもしれないと探したら、ありましたありました!さっそく一番よさそうなものを買って帰りました。

 まず最初に何かしないといけないはずだったなと思ったのですが、業務用の場所なので説明不要なのか書いてありません。妻籠で買ったときは、最初こうしてくださいと説明書があったと思ったのですが...。

 調べてみると、買って最初はお湯をおひついっぱいに張り、それに酢をコップ半分くらい加えて、お湯が冷めるくらいまで置いておくようです。そうすることで木のアクがとれるそうです。その後陰干ししてから使用するとのこと。そうでしたそうでした。

 さらにお手入れ方法として、必ず陰干し、長時間水にさらさない、生乾きにしないなどが大切のようです。直射日光で乾かしすぎると木が反ったり、割れたりするようなので注意が必要です。

 土鍋で炊いた美味しいご飯をその味のまま食べられるおひつは大切ですね。木が余分な水分を吸ってくれて乾燥しすぎも防いでくれるから美味しいそうなのですが、使ってみると確かにそのようです。あとはいつも使っている宮島の杓文字と新米で、完璧ですね!

日本で買っても変わらない値段なのはなぜ?(ヴィレロイ&ボッホ)
 ルクセンブルグで有名な陶器メーカーのVilleroy&Boch(ヴィレロイ・ボッホ)に寄ってみました。素敵なデザインのものがたくさん並んでいます。日本では売れそうにないので置いてないだろうなというものもあって、見てるだけでも飽きません。

 ヴィレロイ&ボッホといえばルクセンブルグを思い浮かべるのですが、本社はドイツのようです。でも陶器の裏にはルクセンブルグ製と書かれている物、多いですよね。工場はルクセンブルグとドイツにあるようなので、物によって分けているのいるのでしょうか?

 せっかくルクセンブルグに来たので、買って帰ることにしました。ちょっと鉄道に乗っているとすぐ国外に出てしまいそうな小さい国。首都ルクセンブルグ市もすぐ歩けてしまう小さい町です。小さい国といえば私は、バチカン市国とリヒテンシュタインに行ったことがありますが、行った国としてはその次くらいに小さい国かな。(そういえば、シンガポールの方が小さいですね。)

 ところで、このヴィレロイ&ボッホの値段ですが、ルクセンブルグでの値段と帰ってから日本で売っている値段を比べたら、ほとんど変わりないものでした。輸送費や梱包費、その人件費や百貨店の利益はどうなってるの?と思ってしまいそうですが、まだユーロが安いときに買ったものなのでしょうね。それにしても1ユーロ150円は高すぎです。125円くらいでいいのではないでしょうか。

 持ち帰ったヴィレロイ&ボッホ。使うときはルクセンブルグで買ったものだと思えるのでいいのですが、よく考えたら日本で買っても同じもの。それに値段まで同じ、なんですね...。

これこそロイヤルデルフト、ポースレン・フレスの美しい磁器と名物の鰊(ハーリング)
 デルフトの町ともそろそろお別れ。次の町へ向かいます。その前にどうしても行っておかなければいけない場所があります。デルフト焼きの工房です。デルフトブルーの磁器は新教会前の広場周辺の店にたくさん売られているのですが、ぜひ現場へ行ってみたい!

 デルフトの町を地図を頼りに探しながら歩いていると、自転車に乗ったおじさんが声をかけてくれました。ポースレンフレス?と言っているように聞こえます。

 でもそのとき私はポースレンフレスが何のことかわかりませんでした。地図を示して、そこにあるはずのデルフト焼きの工房へ行きたいと言うと、そこを曲がって真っ直ぐと示してくれます。わかったありがとうと言ったつもりだったのですが、おじさんは自転車を降りて案内してくれるそうです。わかりやすい場所まで送ってくれてあとは一直線です。

 そこから10分ほど歩いて入り口にポースレン・フレスと書いてあるデルフト焼きの工房に着きました。なるほどポースレンフレスです!親切なおじさんはずっとオランダ語だったのでわかっていないと思ったのでしょうね。どうもありがとうございました。

 ポースレン・フレスの工房は見学コースになっていてたくさんの見学者が来ています。絵付けや型取りなどたくさんの工程を見ることもでき、美しいロイヤルデルフトの食器もたくさん置いてあります。これを見てしまうともうお土産品は買えません。それほどの美しさの違い。いい磁器です。

 デルフト焼も堪能して次の町へ向かいます。そうそう、オランダと言えば忘れてはいけないハーリング、きちんとホテルの朝食にありました。ハーリングというのはニシンのこと。海の国らしく海産物もいろいろ食べるようですが、このニシンの酢漬けは魚好きでないと少し苦手かもしれません。私は美味しくいただきました!

キッチンエイド活躍中、センスいい外国のデザイン
 パンやお菓子作りで威力を発揮するキッチンエイド。パン屋さんやケーキ屋さんで見かけたりします。少し前は輸入待ちが多かったのですが、最近は少し買いやすくなりましたよね。

 キッチンエイドだけでなくデロンギとかクイジナートでもそうなのですが、ずっと使っていても愛着の沸いてくるデザインですよね。長く使っていても全然古いイメージになりません。

 それに比べて日本の電化製品はすぐデザインが陳腐化してしまって古く感じるようになってしまう。少し高くても外国製のいいものを買っていた方が結局だと思ってしまいます。

 ヨーロッパを旅行しているとずいぶん古いものを大切にしているなと思えてきます。古いことを誇りにしている。道具や器具もずっと昔から同じものを使っていることも多いようです。この考え方はやっぱり生産物や製品にも反映されるんですね。昔ながらの製法や生産を守っているものは多いようです。

 日本でも京都や地方、下町など昔のものを守り続けている人は多いのですが、外国が日本と違うのはこれが企業単位での考え方だということかな。

 ちょっとしたデザインでもいいものは長い間守り続けることの大切さをちょっとした道具でも教えてくれるようです。そんなものこそがセンスがいいものだと思います。いい道具や器具を大切に使いたいですね!

100万石の城下町の味わい、色鮮やかな九谷焼
 鮮やかな色彩の磁器、緑・紫・黄色などが組み合わされた豪華な絵柄のイメージの九谷焼。金沢へ旅行すると加賀前田藩100万石の城下町にぴったりの雰囲気だと思わされます。

 江戸時代初期に九谷村で始まった磁器生産も一度廃止され、江戸後期約100年後に再興され、最初の九谷焼は古九谷と呼ばれているようですね。

 金沢は城下町の風情の漂う町で、テレビのミステリーシリーズなどではよくひがし茶屋街が登場します。短い距離ですが昔の雰囲気の残った素敵な通りですね。その裏通りにもいろいろなお店があって、銀の細工のしてあるグラスなども買いました。

 金沢の街中には九谷焼のお店以外にも輪島塗や有名な金箔細工のお店もあり、器好きにはずっといても飽きない町です。観光でも再興された金沢城や日本三名園の兼六園もあり、グルメには駅前からまっすぐの場所に有名な近江市場もあります。他の市場よりも若い人が多く活気があるように思えました。まだそんなに観光地化されてしない雰囲気もいいですね。

 九谷焼の器で100万石の風情を楽しみながらの加賀料理、いいですね。買って帰ったら美味しそうな煮物や刺身を盛って食べるといいですね。絵があるので使いにくいかなと思っていましたが、意外とよく使っています。

割ってしまった琉球稲嶺ガラス
 食べ物を盛る食器によって上の料理が美味しそうに見えることってよくありますよね。食器は大切だなあとよく思います。

 そんな食器も日本全国にはいろいろ素敵なものがあります。陶器・磁器・漆器・ガラス・木の器などなど。窯元を歩いたりするのはのんびり日本の文化に触れられる楽しい時間です。

 素敵な沖縄の魚の文様の器は以前に書きましたが、沖縄にはガラス食器も沖縄独特の琉球ガラス(沖縄ガラス)があります。

 ガラスといえば倉敷ガラスのような透き通った透明のものは気品もあり美しいガラスですが、沖縄の琉球ガラスは気泡の入った独特の味わいを持つものです。

 現在の沖縄ガラスは、戦後アメリカ軍施設から出されたコーラやビールの空き瓶を原料とした再生ガラスから生まれたものです。その空き瓶に気泡が混じっていたために本来ならば不良品となりそうなこの再生ガラスを泡ガラスとして芸術にまで高めた名工のひとりが稲嶺盛吉氏とのことです。

 琉球稲盛ガラスを持ったときの暖かみは、ガラスではなくて陶器を持ったときのような感覚です。そんな稲盛ガラスで飲むギネスやヒューガルデンのビールはすごく美味しい味がしたものです。

 そんな大切な稲盛ガラスのコップを割ってしまいました。以前に食器洗い乾燥機で私がよく食器を割ってしまったことは書いたのですが、もう割らないようにとこの稲盛ガラスは手洗いしていました。その手洗いのときについ持っていた磁器がすべってしまい、稲盛ガラスの上へ...。磁器の方がずっと固いようです...。

 沖縄の那覇に旅行したときに国際通りにあるたくさんの琉球ガラスのお店を探したのですが、同じデザインの稲嶺ガラスのコップはありませんでした。割った後でネットで売っていないかも探したのですが、やはりないようです。
 手づくりの琉球ガラス。全く同じものはないのですが、同じようなコップがもし見つかったらすぐ買いたいなと思っています。どこかにないかなあ...。

青い磁器の美しい町(デルフト)
 料理を引き立たせる食器。料理が美味しく見えるためには食器は大切ですよね。そんな食器の故郷、焼き物の町は有田、伊万里、萩、備前、砥部、信楽、美濃、瀬戸、常滑、九谷、益子などなど、たくさんあります。

 焼き物の町は落ち着いた雰囲気で歩いていると豊かな気持ちになれるそんな素敵な場所です。

 ベルギーからオランダへ入ってアムステルダムへ行く途中に、中世の雰囲気を残すデルフトの町がありました。電車の接続のために途中下車したその町は町中に青い磁器がいっぱいの美しい町でした。
 ヨーロッパらしい教会と広場。倒れそうで迫ってくる大きい建物。そんななかにデルフト・ブルーの青い食器や飾りの磁器がいっぱいです。

 デルフト焼は日本の有田・伊万里や中国の影響を受けて独自に発達したものだそうですが、ボーンチャイナなどにおされてもう窯元は1社しか残っていないとのことです。
 愛知万博愛地球博のオランダ館の館内壁面には7600枚のデルフト焼タイルでできた街並みのパノラマがあるようです。ちょっと行ってみたいなあと思いはじめました。

やちむんの里の個性的な器
 沖縄に行くと個性的な料理と個性的な食材、そして個性的な器に出合えます。

 料理といえば、ラフテーとかミミガーとか足ティビチ、ソーキ汁などのような豚料理とか、ゴーヤチャンプルーやソーメンチャンプルーのような炒め物とか、身近なものだと沖縄そばや八重山そばのような独特のそばなど、どれも美味しい料理です。そんな料理が沖縄独特の器に盛られていて雰囲気を盛り上げてくれます。

 そんな沖縄のおみやげ物屋さんなどに必ず置いてある目を引くのが、の文様の器です。有名な人間国宝の金城次郎氏と後を継がれたご子息の方たちの作品が多く、壺屋焼と呼ばれているようです。

 沖縄に旅行に行ったときに何個か買って帰ったのですが、魚の文様をながめていると沖縄ののんびりした民謡が聞こえてくるようなそんな不思議な感覚を思い起こさせてくれる気がします。

 なんか美味しい沖縄そばを入れて食べたくなってきますね!

春慶塗のお椀
飛騨高山は小京都としてトラベルミステリーなどでもよく取り上げられて昔ながらの雰囲気のいい町です。そんな高山の町を歩いていて木曽ひのきの品物を扱っているお店でこのお椀を見つけました。

 使えば使うほど味が出てくる、そんな感じの温かみが春慶塗にはあります。木目と木の色を生かした素晴らしい伝統工芸だと思います。

 気軽に使えて、だんだん良くなってくる、そんな器。砥部焼や常滑焼などもそんな気軽さと使いやすさがいい器ですが、漆器ではこの春慶塗ですね。

 なかなか高山までは遠くて行けないのですが、今度行くときにはまた春慶塗のお店に寄りたいと思っています。

 あ、そうそう高山には高山ラーメンという有名なラーメンもあります。喜多方ラーメンの麺の何分の1の太さなんでしょう?チキンラーメンに似た味わいですが、行かれたら一度食べてみるのも思い出になると思います。

ボーンチャイナ
磁器売り場で店の人と話をしていたときのこと。「ボーンチャイナと磁器の違いを知ってますか?」...そういえば、ボーンチャイナって何でボーンチャイナなのか私(夫)は、全然知らなかったことに気がつきました。

 磁器はアジアでしか採れないカオリンという鉱物が含まれていないといけなかったため、18世紀のイギリスでその代わりに主に牛骨灰を使って作ったのがボーンチャイナだとのこと。

 そう言われれば、ボーンって骨ですもんね。何気なく接していて知らないことってあるもんですね。

 牛骨灰が50%以上になるとファインボーンチャイナというウェッジウッドが19世紀に完成されたものになるそうです。半分以上が牛の骨なのか...。全然知りませんでした。

 そう思って洋食器を見てみると、磁器があったり、ボーンチャイナだったり、ファインボーンチャイナと書いてあったり。食器の裏を見ると新たな発見がありました。

黄瀬戸の小皿
陶器のことを瀬戸物とか唐津って言ったりしますよね。そんな慣れ親しんだ場所が瀬戸だったので、一度その本場へ器を見に行きたいなと思っていました。

 瀬戸は名古屋の栄町から名鉄電車の尾張瀬戸行きで終点です。降りたらすぐたくさん器のお店があります。

 そこで入った店の主人がものすごく話好きで、ずーっと瀬戸の器の話を聞いていました。そのご主人の話の続くなか、店の奥さんの「黄瀬戸を持ってると毎日ちょっとしたときに使いやすいよ」という言葉で黄瀬戸を少し買って帰りました。本当は織部の器を買う予定だったのですが。

 でも黄瀬戸の器、ほんとうに重宝しています。織部の器よりも気軽に使える優れものです。瀬戸に行かれたときにはぜひ黄瀬戸も候補にどうぞ!

食器洗い乾燥機の失敗
食器洗い乾燥機があると食器を手洗いしなくてもいいので便利です。手洗いだと時間もかかるし、手も荒れるし、水洗いの水ももったいない。で、食器洗い乾燥機はおすすめなのですが、注意しないと失敗もあります。

 私(夫)の失敗は、食器を割ってしまうもの。食器洗い乾燥機は強い水流で洗うので、食器が動いてあたると思っておいたほうがいいようです。

 そのために陶器やガラスの食器を割ったことも多々あります。出した後でしまったと思ってももう仕方ありません。次回から入れないぞ!と思うのですが...。

 コーヒーのサーバーを割ってしまったこともあります。そもそもサーバーを食器洗い乾燥機に入れるなと言われそうですが、何回か入れて洗っているとついつい入れて洗ってしまいます。で、あるとき、割れていました。

 割れないように固定できる方法はないかなと思ったり、固定する手間がいるんだったら手洗いした方が早いかなとも思ったり。

 でも便利なので、割れそうなものは気をつけるということで、やっぱり食器洗い乾燥機は使おう!と思った私(夫)でした。

宮島のしゃもじ
おひつには「しゃもじ」も必要!ということで、今日は「宮島のしゃもじ」と「ごはんがこびりつかないしゃもじ」です。

最近は「ごはんがこびりつかないしゃもじ」はあまり使ってなくて、もっぱら「宮島のしゃもじ」を使っています。

「宮島のしゃもじ」は(かえで)の木でできたものです。楓は硬くて使いやすいので宮島のしゃもじ屋さんでいろいろな木のしゃもじを比べてから買いました。

しゃもじといえば、高校野球の広島代表が出場するとしゃもじを使った応援をしていましたよね。宮島は欅の世界一の大しゃもじでも有名です。

宮島の厳島神社は世界遺産なのですが、台風で被害が大きく補修工事がすすんでいると思います。
あと宮島の山へ行くロープウェーから見る瀬戸内海はすごく綺麗です。広島観光のときにはぜひ宮島ロープウェーまでどうぞ!

妻籠のおひつ
土鍋で炊いたごはんですが、炊いて蒸らした後にそのままにしておくと土鍋が熱を持っていますので、このおひつに移しています。

 おひつのご飯って雰囲気いいですよね。美味しいそうです!

 木曽はヒノキで有名な場所で、このおひつは妻籠で買いました。妻籠は昔の中仙道の雰囲気が良く残っている風情のある観光地です。
 安くていい買い物でした。

 木曽の宿場町は妻籠のほかに馬籠や奈良井の宿もあります。どこも風情があるのんびりしたいい場所です。木の香り!いいですね。

土鍋でご飯を炊く方法は『食は幸せ☆こころんのキッチン』のレシピ集の和風のページに「☆土鍋で白ご飯☆」として載っていますので、そちらも参考にどうぞ!

伊万里の青磁
伊万里と聞くと高級な陶磁器というイメージがある。古伊万里の焼き物を見ると豪華な絵付けの皿などが思い出される。

そんな伊万里と有田、唐津に行って来たときに、伊万里の窯元が集まった大川内山へ行ってきました。バスの本数が少ないのですが、伊万里からぜひ立ち寄ってみたらいい場所です。山間に雰囲気のいい窯元が並んでいます。

そこで白磁のお皿と写真の青磁のお茶碗を買いました。青磁もいろいろですが、ほかで見るのよりも緑の透き通るような色をした美しい青磁でした。

この青磁で土鍋で炊いたご飯を食べるとおいしいですよ!伊万里の器、いいですね!

倉敷ガラス
透き通った緑の色と持ったときの感触がよくてよく使っている倉敷ガラスのグラスです。

倉敷ガラスは小谷親子による手作りのもので、美しく飽きないデザインが特徴です。なかなか他の場所でいいものが買えないので、倉敷に行かれたときにはぜひおすすめの一品です。

全国にガラスで有名なところはいっぱいあります。小樽も長浜も沖縄の琉球ガラスも。旅行に行くたびにガラス館やガラスショップに寄るのはすごく楽しみで、ガラスと同じように透き通った気持ちになるような気がします。

砥部の器
常滑に続き、今回は砥部の器です。砥部といってもご存じない方もいるかもしれませんが、愛媛県にある磁器の美しい山あいの小さな町です。

砥部の器は実用的なものが多く、厚いお皿が印象的です。
ちょっとやそっとじゃ割れそうにないことも使いやすい理由です。

砥部へ行くには松山駅からバスに乗って30分くらい。砥部動物園を越え、陶磁器の店が見え始めたらもうすぐです。まだ観光地化されていない静かな陶磁器の町なので、窯元へはちょっと歩く距離がありますが、のんびり歩くには楽しい道のりです。

愛媛はがおいしく、おいしい料理も食べられます。坊ちゃんと正岡子規と松山城と道後温泉にもうひとつ砥部を加えて観光もいいと思います。

常滑の器
料理を盛る器を変えると気分も変わって、楽しいもの。旅行したときに近くに焼き物やガラスの産地があったら、のんびり器選びの旅をしたりしています。

 写真は愛知県の常滑に行って買った皿と湯呑みです。常滑は中部新空港ができて話題の場所。地図に沿って歩けば楽しい焼き物の里めぐりができます。

 愛知県は瀬戸が有名ですが、常滑は海も近くのんびり旅はいかがですか?

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