こころんの夫の美味しいブログ選

パン・お菓子

懐かしいわけではなくても懐かしの三色アイス
 子供の頃、三色アイスって食べていましたか?よく懐かしいアイスに挙げられているものにダブルソーダー、たまごアイス(アイスボンボン)、メロンボールなどと一緒に三色アイスまたは王将アイスがありますが、私は子供の頃に三色アイスを食べたことがなかったので...。

 三色アイスはもしかしたら売られている地域が限定されていたのでしょうか?それとも食べていたけど忘れてしまっているのでしょうか?そう思いながら、コンビニで売られていた王将アイスを買って食べてみました。

 この三色アイス、食べてみると懐かしい味だというのはわかります。チョコとバナナ、いちごの3つの味。もしこの3つを例えばハーゲンダッツのチョコクラシック、バニラ、ストロベリーで作ったら美味しいんだろうなと思いますが、懐かしい味ではありません。懐かしい味は洗練されていない甘さが特徴の微妙な味なのかもしれませんね。バナナ味だけでもそう感じる気がします。

 ところで、日本で最初に工業生産が始まった大正時代に自助園アイスクリームとして売られたものが三色だったようですが、その頃の三色は、チョコ・ストロベリー・レモンだったようです。いつからレモンがバナナに変わったのでしょうか?

 そういえばバナナ味の代表といえば、あいすくりんですよね。アイスクリンが流行った頃に変わったのかもしれませんね。観光地でアイスクリンの幟をたてて売っている行商さんがいれば、つい買って食べたい気になってしまいます。

ちょっと見直したマカロン
 最近ではあっちこっちのいろいろなお店に置いてあるマカロンですが、今まであまり美味しいと思ったことがなくて、人気だと聞いてなぜ?と思っていたりしました。

 銀座を歩いているときに、ふと入ったケーキ屋さんの店先にたくさんのマカロンが置いてありました。入ってどれか買おうかなと思って見ていると、手前のマカロンを買いにどんどん人がやってきます。

 そう思ってマカロンを見ると、たくさんの種類があって、どれもきちんと包装されていてなんだか美味しそうです。こんなに売れているんだから、ちょっと食べてみようと思い、思わず買ってしまいました。

 マカロンは、小さくてパクっと食べられる大きさなので、さっそく店を出てすぐ食べてみると...。美味しい!
 今まで知っているマカロンが偽物だったんだなと理解しました。サクサクといくらでも食べられます。

 店の名前なんて気にしていなかったのですが、マカロンが美味しかったので見てみるとDALLOYAUとあります。後で調べてみるとダロワイヨというパリに本店のあるマカロンが有名なお店だったようです。
 マカロンは16世紀にイタリアからフランスへ持ち込まれてからフランスで独自にアレンジされて広まったもので、小麦粉を使わず、メレンゲに粉糖やグラニュー糖、アーモンドプードルなどを加えて焼いた焼き菓子ですね。

 でも、持ち帰って食べたら、さっきの味よりも確実に落ちていました。マカロンも作ってあまり時間がたたない方が美味しいんでしょうね。

葛の分量はいったいどのくらい?和のしずく
 和のしずくという美味しそうなアイスの宣伝につられて、ちょっと味見してみました。葛餅のようで外見は美味しそうです。

 葛は熱を加えて溶かし、冷えて固まると透明の美しい和菓子になります。京都の和菓子のイメージですよね。

 そんな透明感をアイスで表現したかったのかなと思います。これで美味しかったらいいのですが、と思って箱を開けて見ました。あれ?真っ白です。全く意表を突かれた白いアイスに思わず箱を読み込んでしまいました。説明はありません。

 開けないとわからなくしているんですね。中の袋に溶けて透明になってから食べてくださいと書かれています。なんだか最初からの不親切に期待は一気にトーンダウン。冷凍庫から出して10分以上待たないといけないアイスなんて聞いたこともありません。(きちんと箱に表記すべきではないのかというのが最初の感想です。)

 やっと溶けて透明になってきたので、ひと口。あれ?もうひと口。うーむ。期待は大きく裏切られました。これは葛が入っていると思って食べない方がいいようです。
 食べた感じはあんこの入った雪見だいふくです。値段と分量を考えると、雪見だいふくとアイスまんじゅうをおすすめします。

 もともと葛なんていう高級材料がそんなに使われているはずがありません。パッケージの成分表にも葛菓子なんて書かれていますが、その後ろに括弧して、還元でん粉分解物、でん粉、葛粉の順番で材料名が表記されています。順番からして多いもの順なので、葛粉はほとんど入っていないということだと思わせてしまいます。

 そのうえ、葛粉そのものが、今ではほとんど小麦粉やサツマイモのでん粉です。本物の葛のものは本葛粉として区別されています。とすれば、和のしずくに本葛なんてどれだけ入っているでしょう?

 狙いはいいなと思ったのですが、アイスとしては高い値段も和菓子としては安い値段になってしまい、大量生産向きではないということなのでしょうね。

どこへ行ってもレイズのポテトチップス
 最近では日本でも見かけるようになったレイズ(Lay's)のポテトチップス。アメリカの会社フリトレー社(Frito-Lay)の商品なのですが、オランダ・ベルギーへ行ったときにはポテトチップスといえばこればかりでした。

 食べてみると結構いけます。私はフラ印のものの方がいいと思うのですが、こちらの方が美味しいという人も多いようです。

 外国にいるときのスーパーのお菓子の棚はこんなスナックの大きい袋がいっぱい。でも最近では探すと日本の米菓子もかなり売られています。漢字で大きくパッケージに「米」なんて書かれていたりして、漢字は一種のデザインなんだなあと思わせてくれたり。

 そんな日本のお菓子の海外進出のなかにあって、ポテトチップスはやはり難しいのでしょうね。まだ本場へ逆輸出するほどではないということのようですが、その理由は、質なのでしょうか、味でしょうか、値段でしょうか、知名度(シェア)なのでしょうか。

 確かに日本のポテトチップスの方がすぐ油が酸化してしまうような気がします。しばらく置いておくと質と味に大きな差が...。気のせいかなあ。

見かけよりずっと美味しいドイツのケーキ
 ドイツのお菓子といえば何を思い浮かべますか?やっぱりバウムクーヘンでしょうか。それともクリスマス明けなのでシュトーレンでしょうか。フランス菓子と比べても何だか無骨なイメージのドイツ菓子ですが、食べてみると素朴でじんわり美味しさが伝わってくるようでいいですよね。

 いろいろなフルーツが乗った天板ケーキなんか、いかにもドイツのケーキという感じです。ドイツのお菓子の特徴といえば、甘さ控えめなこと。コーヒーを飲みながら食べているといくらでも食べられそうです。甘さ控えめなのでヘルシーだと思っていても食べ過ぎたら同じなんですけどね。

 ドイツでは天板ケーキはパン屋さんでよく売られているそうなのですが、最近ドイツへ行ったことがないので確かめたわけではありません。イーストを使ったシュトロイゼルをかけて焼いたものなのですが...。以前に行ったときにはパン屋さんには寄らなかったなあ。

冬の和菓子、丁稚ようかんはなぜ丁稚
 丁稚羊羹ってご存知ですか?私は聞いたこともなくて、え?なぜ丁稚なの?と思ったものでした。

 この丁稚羊羹、福井県では冬に食べるもののようです。福井市あたりでは普通に水羊羹とも言われているようですが、夏の水羊羹と違って冬しか作れないから冬の和菓子のようですね。

 甘さ控えめでつるんとしたのど越しは、確かに夏の硬めの水羊羹とは違う食べ物ですね。

 丁稚羊羹で有名ななのは近江八幡、小浜(若狭)、福井、伊賀上野、明石、京都あたりと関西付近が多いようですが、それぞれ少しずつ違ったもので、京都や滋賀だと水羊羹ではなく蒸羊羹だったりもするようです。今度食べ比べてみたいものですが、甘さ控えめなのはどこも同じようなのでいくらでも食べられそうなので、可能かもしれません。

 丁稚ようかんがなぜ丁稚なのかは、いろいろな説があるようです。福井では丁稚が羊羹を作ったら水っぽい羊羹になってしまったから、近江八幡では近江商人の丁稚奉公で帰郷するときに土産に持って帰ったものから、伊賀上野では丁稚がまず覚える和菓子だったことから、京都では混ぜ合わせることをでっちると言うということから、などなど。どの説が本当なのでしょうね。

 テレビでは京都の紅葉真っ盛りのようですが、これからどんどん寒くなる冬に、冬の和菓子「丁稚ようかん」もいいなあなんて思えてきます。

メロンパンではないからレモン風味(サンライズ)
 サンライズがレモン風味として売られていました。サンライズのことを知らないと何のことだかわからないでしょうが、兵庫県と京都府の人だったらすぐ意味がわかりますよね。

 「神戸のメロンパンはちょっと違う」で書いたのはもう2年近く前なんですね。そうです、サンライズというのはメロンパンのことです。

 メロンパンはメロン風味のもの...かと思ったらレモン風味。これではメロンパンではなくてレモンパンですね。でもサンライズだったら風味がメロンでなくても、何でもいいわけです。レモン風味でもオレンジ風味でも紅茶風味でもいいわけです。

 でももともとメロンパンにメロン風味は関係ないもの。メロンパンというのは、上面のビスケット生地の格子模様の溝がメロンのようだからということが主流のようですね。でもレモン味のメロンパンよりレモン味のサンライズの方がしっくりくるかもしれません。日の出の太陽のようなパン、サンライズ。ちょっと食べたくなってきませんか。

蜂と仲良しのお菓子屋さん
 売っているチョコレートやケーキに蜂がたくさんとまっていたらどう思いますか?日本人だとそのお店で買うのはやめようと思うのかもしれません。でも蜂が飛んでいるお店にたくさんの人が並んでいて、みんな美味しそうに食べていたら...。

 カルチャーショックかもしれません。ベルギーのチョコレート屋さんでは店ごとに蜂がいっぱいでした。店の人は蜂を気にするでもなく、追い払うでもなく、お客も全然気にせずに買って行きます。

 蜂は虻や蝿と違ってだいじょうぶという認識なんでしょうね。その証拠にわざわざケーキに蜂がとまっている置物も売られていました。もちろんチョコレート屋さんだけでなく、ケーキ屋さんにも蜂が!

 慣れると平気になるから驚きです。美味しいお店にはたくさんの人が並んでいました。そこには蜂もいっぱい!蜂は働き者ということなので、そんな蜂はお店としても追い出すことはできないのかもしれませんね。

 蜂の飛んでるお店のお菓子、みんなが並んで買うだけのことはあるようです。

いつの間に?リンツ・エクセレンス・クリーミィミルク
 以前に板チョコはスイスのリンツがおすすめと書いたのですが、そのなかでも美味しいエクセレンス・クリーミィミルクは探しても全く売られていませんでした。小さいパックがあることはあったのですが、大きいものはなかったのです。でもふと成城石井に行ったときに置いてあるのをみつけました。

 輸入するようになったのでしょうか?早速買ってきました。やはりクラシックとも味が違うようです。成城石井に寄ることがふえるかもしれません。

 リンツ・エクセレンス・クリーミィミルクのパッケージをみるとクライネシャイデックを思い出します。これを初めて買ったのがここの駅売店でした。雄大なアルプスと青いパッケージのチョコレートがなんだかすごくマッチする気がしたのを思い出します。

 成城石井でしか見かけていないのですが、他でも売られているようになったのでしょうか?時間があったら今度他も探してみます。

フラ印のポテトチップスの美味しくていい話
 オーガニックポテトチップス、もう少し美味しかったら...の記事でポテトチップスといえばフラ印とのコメントをいただいたので、早速近くのスパーにあったのを思い出して食べてみました。美味しいポテトチップスですね。

 フラ印というのはハワイで浜田音四郎氏兄弟が経営していた会社の名前だそうで、現在はそれを東京スナック食品という会社がライセンス販売をしているようです。

 浜田氏が戦後日本に帰ってきて設立したアメリカン・ポテトチップスという会社が日本で初めてポテトチップスを製造して売り始めたとのこと。私がポテトチップスを始めて知ったのはカルビーのポテトチップスかヤマザキナビスコのチップスターだと思うので、それよりもずいぶん昔のことですね。

 フラ印のいい話というのは、このポテトチップスの製法の特許を取ったら?とすすめられた浜田氏が日本でポテトチップスがもっと食べられるようにと特許化しようとしなかったばかりか、湖池屋などに製法を教えてあげたといわれていることです。昔の経営者にはこんな人が多いような気がします。

 そんな浜田氏のフラ印ポテトチップス、後口のいい美味しいポテトチップスでした。

ルクセンブルグはフランスの香り(美味しいフランスパン)
 ブリュッセル市内の観光もほとんどすんで、名物料理も食べたので、ちょっと日帰り旅行に行こうかなと思ってきました。その気になればパリまででも片道1時間半です。フランダースの犬のアントワープもまだ行ったことがありません。でもそう思いながらも候補をナミュールとルクセンブルグに絞りました。

 ガイドブックによるとナミュールあたりからベルギーの風景が変わってきて丘や谷の美しい景色になってくるようです。シタデルと書かれた城郭もあって1日観光にはよさそうな場所です。

 ルクセンブルグはナミュールからさらに先にある小さい国です。面積は神奈川県とほぼ同じ大きさだとか。日本にもそんな小国があったら面白いのにななんて思えてきますが、ここは以前にアルザスへ旅行したときになんとか寄れないかなあと旅行計画を考えたけど寄れなかった場所でした。

 どっちへ行くかは列車に乗ってから!もしナミュールあたりが綺麗だったら降りようと考えてブリュッセル駅を後にしました。途中、ずっと同じような景色が続きますが、ナミュールに近づくにつれて大地がうねってきました。北海道の美瑛のような風景です。それももっと広大にしたような。

 でもそのころにはもうルクセンブルグに行こうと思っていました。ブリュッセルから2時間半。パリよりも1時間遠いルクセンブルグ駅の端っこにベルギー国鉄の列車は到着しました。他にも日本人観光客を2組みかけました。駅から旧市街まではのんびり歩くことにします。

 歩きながらショーウインドウを覗いてみるとなんだかお菓子屋さんがベルギーとは違います。デコレーションがまるでフランスを思わせるような感じです。人はドイツ人のような感じなのですが...。ルクセンブルグはそんな大国にはさまれた十字路なんですね。

 断崖絶壁の上にあるルクセンブルグの旧市街へ架かる橋から下を見ると足がすくみます。ルクセンブルグが難攻不落の要塞だったことが実感できる高さです。旧市街では花や果物が売られている市場があったり、広場で鼓笛隊が演奏していたりと歩いているうちになんだかこの町がすっかり気に入ってきましたが、レストランやカフェはどこも満員です。そのうえ空から大粒の雨まで!どこかで雨宿りと思って入ったパン屋さんでサンドイッチを食べることにしました。

 パン屋さんの奥でイートインできるようになっていて飲み物もオーダーできます。雨があがるのを待ちながら食べたフランスパンのサンドイッチがとても美味しいパンでした。初めてフランスへ行ったときに食べたフランスパンを思い出していました。やはりルクセンブルグはフランスの香り。いい街です。

いえいえ、ベルギーといえば絶品のチョコレート(食べ比べ)
 ブルージュの町にも風車があります。町外れの門まで歩くと近くの小高い場所に現役の風車が何機か回っていて、近くの芝で子供たちがたくさん遊ぶ場所になっているようでした。そんなブルージュを堪能して、いよいよベルギーの首都ブリュッセルに向かいます。ブリュッセルといえばまず小便小僧かな。それよりもチョコレートでしょうか。

 ブルージュでは晴れていた空がブリュッセルに近づくにつれてどんどん曇ってきます。真っ黒い雲、また雨のようです。

 ブリュッセルへ着くと誰もがまず行く場所は市の中央部、グランプラスです。世界一美しいと言われる広場はたくさんあるのですが、ここもそのひとつです。その一角に有名なゴディバの店があります。かつては売り切れたら閉めると言われていて午後にはもう閉まっていたのですが、今はずっと開いているようですね。

 ベルギーといえばムールだとか、ワッフルだとか書いたのですが、やっぱりチョコレートという人も多いはず。少し歩くといろいろなチョコレートの店があります。どうせだったら食べ比べもいいかもしれません。ゴディバ以外にもノイハウス、ピエールマルコリーニ、ヴィタメール、プラネットチョコレートなどなどいっぱいです。そうそう、ヴィタメールへ着いてふと店を見るとブリュッセル・東京・大阪・京都と書かれています。え?ベルギーではここだけしかなくて、あとは日本の3都市?何だか買う気がなくなる表示ですね!

 私にはノイハウスのチョコレートが合っていました。他のものは甘すぎたり、香料がきつかったりともっとチョコレートのベテラン向きのようです。そうそう、ピエール・マルコリーニでもノイハウスでも日本人の店員さんを見かけました。

ベルギーといえばやっぱりワッフル
 ブルージュの町はヨーロッパ中からの観光客でいっぱいです。前に来たときは落ち着いた昔の雰囲気のいい町だと思ったのですが、今は観光客の人、人、人...。日本人観光客も少しいるようなのですが、ヨーロッパの団体がこんなにいると全く紛れ込んでいて目に付きません。

 運河を巡るボートがひっきりなしに運航されているのですが、全て満員でほとんどヨーロッパの団体です。世界遺産の威力なのでしょうか。

 あまりに人が多いので裏通りを歩くことにしました。裏通りといっても商店の多いメイン通りではないというだけで危ない通りと言うわけではありません。観光客も歩いていますが、こちらは団体ではなく小グループが多いようです。町の美しさはこのやや細い裏通りを歩いた方がよくわかる気がします。最初からこちらを歩けばよかった!

 歩いてばかりなので、ちょっと休憩をかねてワッフルを食べようと思います。ベルギーにはふわふわのブリュッセルワッフルと日本のものと同じのリエージュワッフルがありますが、やはり食べるならブリュッセルワッフル。いろいろなものを乗せて食べるそうですが、味を確かめるために砂糖とシロップで食べてみました。...うん、美味しいです!

フェルメールの町の美味しいパン屋さん
 デルフトには大きな塔が2つあります。旧教会と新教会。その旧教会を見るとおそらくほとんどの人があることに驚くに違いありません。そびえる旧教会はその存在感でデルフトを代表する建築物だといえるものです。そのあることとは...。

 なんと塔が傾いているのです。倒れるのではないかというまま存在する塔ですが、でも不思議なことにその頂上あたりは傾いていないのです。

 長い年月をかけて作られた塔は最初から傾いていたそうです。途中で気がついて上部部分はまっすぐに直して作られたという塔はぜひ一度見る価値のあるものです。

 旧教会から新教会へ行く通りにいろいろなお店があります。お昼時にそこに列を見かけるとそこは決ってパン屋さん。地元の人と同じく並んでパンを食べることにしました。オランダ語をみてもわからないので、見た感じで美味しそうなサンドイッチを選んで注文します。お昼はこれに決めました。

 美しい運河の景色を見ながら食べてみると、ほんとうに美味しいパンです。日本で食べるのとパンの何が違うのか、ヨーロッパのパンはどこも美味しいです。

 美味しい食べ物と美しい運河。この町は画家フェルメールの故郷でもあります。フェルメールの2枚しかない風景画のひとつがここデルフトの眺望です。その絵を描いた雰囲気に近い東門まで行くとデルフトの町はほとんど歩いたことになります。でも長い間忘れられていたというフェルメールに関するものはほとんど残されていないようです。東門からの景色はまた違った感慨を与えてくれるようです。

オーガニックポテトチップス、もう少し美味しかったら...
 ポテトチップスが食べたくなってスーパーの棚を探していると、ものすごくたくさんの種類があって迷ってしまいます。どれもこれも不思議な味の気がして、結局は普通のものを買うことが多いのですが、ふとオーガニックの文字が気になりました。

 値段は3倍くらいします。輸入品のようです。わざわざオーガニックと表記するからにはその他のものは全部オーガニックではないということなのでしょうね。

 早速3倍のポテトチップスを味わってみました。カリカリとポテトの味が濃い気がしますが、ポテトチップスを食べているというより、ポテトのスライス揚げに塩を降りかけたものを食べて気がします。手作りに近い味なのでしょうが、ちょっと期待と違いました。

 日本にあるポテトチップスはカルビーや湖池屋のようなじゃがいもを薄くスライスしたタイプとチップスターのようなポテトを粉砕処理したものに分かれますが、そのどちらでもない食感です。それと少し油っぽいかな。

 オーガニックには共感できるのですが、やはり味が大切です。手作り感もいいのですが、美味しさは最も重要です。今度買うときにはもっと美味しくなっていることを期待しています。

残念なコスモポリタン製菓廃業
 神戸のコスモポリタン製菓が廃業したそうだ。大変残念なニュースだ。コスモポリタン製菓と言われてもほとんどの人は知らないのかもしれないが、モロゾフという名前は聞いたことがあるのではないだろうか。

 まだ海外のチョコレートがそんなにたくさん輸入されて売られていなかった頃、バレンタインデーやホワイトデーでチョコレートを買いに行くとモロゾフのチョコレートがたくさん売られていた、あのモロゾフ。

 コスモポリタン製菓はそのモロゾフさんが作ったお店です。なぜモロゾフさんのお店がコスモポリタン製菓で、モロゾフではないのか。それは以前の「日本のチョコレートの歴史、モロゾフ氏のコスモポリタン製菓」を読んでいただけるとわかります。(リンクをクリックすれば別ウインドウで記事が開きます。)

 三代目のV・モロゾフ社長は「昔ながらの作り方売り方が時代の流れにマッチしなくなった」とのことで店を畳むことにされたようだ。

 本物よりも香料・甘味料・色素・化学調味料などの食品添加物を加えたものの方が売れる日本の現状。日本のメーカーのチョコレートのほとんどはヨーロッパでは厳格にはチョコレートと認めてもらえない品質の偽物。そんな偽物の味にどっぷりつかった日本で本物を売ることがどれだけ難しいか。

 食べ物を扱うからこそ求めたい良心。チョコレートに限らず、日本にはそんな対象になるものがたくさんあります。コスモポリタン製菓廃業のニュースは私たちにまたいろいろなことを考えさせてくれます。

鼻とコメカミにツーンとくるシャリシャリ君
 お盆も過ぎ、海にはクラゲが発生し、そろそろ秋の気配の時期なのですが、そんな気配はどこにあるのか、まだまだ暑いですね。歩いているだけで汗びっしょり!湿気が少なければもっと過ごしやすいのですが、日本の夏はもうこれからずっとこうなのでしょうか。暑いとついついアイスが食べたくなりますね。

 あまりに暑いとアイスクリームは売れないそうで、カキ氷やシャーベットのような氷系のアイスの方が中心のようです。そんなときの一番人気はガリガリ君かな。冷たくて美味しいですよね!

 そんなガリガリ君の変形「シャリシャリ君」が売られていたので買ってみました。パピコのような感じでチュルリララ〜と吸いながら食べられるアイスです。味はガリガリ君をシャーベット状にして容器に詰めた感じ。そのまま吸って食べるとガリガリ君だと何ともないのに、これだとツーンと来ます!暑いときにはこのツーンとくる食べ物が食べたい!

 シャリシャリと美味しく、また買ってもいいかなと思ってしまいました。

花火と夏祭りなら綿菓子かな
 7月も終わり、早いもので明日からはもう8月です。やっと梅雨も明けて夏本番。夏といえば花火と夏祭りですね。夏祭りにはたくさんの屋台が並び、普段食べないものでもこのときだけは美味しく食べられます。そんな代表が綿菓子(綿飴)かな。

 綿菓子(わたがし)は、綿飴(わたあめ)とも呼ばれますが、みなさんはどちらで呼んでいましたか?英語だとコットンキャンディらしいので綿あめですね!

 綿菓子の原料は砂糖です。普通はざらめが使われていてそれに着色して赤いものや青いものもありますね。単純な砂糖のお菓子だと思うとなんだか昔懐かしの味そのもののような気もします。

 夜8時頃から9時頃まで打ち上げられる花火は炎色反応によっていろいろな色が作られます。赤はストロンチウム、黄色はナトリウム、緑はバリウム、青は銅で、そのそれぞれの化合物を火薬に混ぜて美しい花火になるんですね。

 夏祭りといえばやっぱりWhiteberryでしょうか?JITTERIN'JINNかな?その歌詞の中にもしっかり綿菓子が登場すること、知っていましたか?懐かしい夏祭りの思い出、みなさんにもあるのでしょうか?

明日の土用の鰻の日(丑の日)に土用餅
 7月23日は土用の丑の日です。今年の土用は7月20日から8月7日までで、その間に丑の日が2日あります。明日7月23日と8月4日ですね。昨年は1日(7月28日)、来年も1日(7月30日)なのですが、今年は鰻の受難の年でしょうか。

 2回とも鰻を食べるのもいいですが、1回は土用餅でもいかがですか?本来は土用の入りの日に食べるもののようなので、今年だと7月20日だったのでしょうか?でも最近は土用の間ずっと売られているようです。

 中身が餅で外側を小豆あんで包んだものですが、こしあんだったり、つぶあんのものも売られていたり、きなこまであって、全くおはぎだったりあんころもちだったりもするようなのですが...。

 まだ梅雨明けもせず、でも夏休みでいろいろなところが親子連れで騒がしい季節になりました。体調に気をつけないといけない時期だからこそ、こんな食べ物を食べていた習慣が残っているんですね。

氷アイスの波型のカップ
 夏の暑いときにはアイスクリームよりももっとひんやりするかき氷系のアイスを食べたくなることってありませんか。みぞれだったりしくれだったりいろいろな名前で売られています。

 ところで、このカキ氷系のアイスのカップは周囲が波型になっていますが、その理由をご存知ですか?それは、氷が固まってクルクル回るのを防いで食べやすくするためだそうです。そういわれるとなるほどと納得ですね。

 商品にはいろいろ気づかないところにくふうがしてあったりします。何気ないくふうでもそれが食べる人や使う人の気持ちになって作られているものは素晴らしいですね。

 それとは逆に、無駄遣いさせて売り上げを伸ばそうとキャップの穴を大きくしたという調味料の会社の発想には幻滅です。それ以上にその会社ではそのくふうをした社員を売り上げアップに貢献したと表彰したとのこと。こんな会社の商品が使う人や食べる人のためを思って作られているはずはありません。

 ふとしたことで信用できる会社かどうかわかります。毎日のように食べたり使ったりするものだからこそ、信用できるものを買いたいものですね。

バナナ型のお菓子といえば?
 バナナの形をしたお菓子といえば思い浮かべるのは何でしょうか?東京土産で有名な東京ばな奈でしょうか?お祭り屋台などによくあるチョコバナナですか?でも昔懐かしいお菓子だったら、バナナカステラかもしれません。

 バナナかすてらを調べてみると関西のメーカーのものが多いようです。もともとは関西のお菓子なのでしょうか?関東で売られているものはBANANAの文字がないものが多く、関西では必ず文字があるようです。

 バナナカステラといってもバナナが入っているわけではなく、カステラ風の生地と白餡系のあんこのお菓子です。あんこに果物が練りこんであったりするようですが、バナナというわけでもなく、パイナップルやオレンジ果汁のようです。本物が入っている東京はな奈とはずいぶん違いますね。

 昔はバナナが貴重品だったため、その頃の名残りのバナナ型なのでしょうか。今だとこっちの方がバナナよりも高かったりしますが...。コンビニやパーキングエリアでも売っていたりするようです。みかけたら昔懐かしい味をいかがですか?

昔のお菓子シリーズ(黒棒)
 昔のお菓子、そういえば黒棒もありました。甘い黒砂糖の味。昔のお菓子と言いながら九州へ旅行すると普通に売っていたので、なかなか売っていない昔のお菓子というわけではないですね。最近では100均でも売られていますし。

 黒棒、子供の頃食べていましたか?私は...、どうだったかなあ。食べてたような気もするし、違うお菓子だったような気もするし。

 九州には白棒もあるようなのですが、これは知りません。味を想像すると上白糖の白棒よりもやっぱり黒砂糖の黒棒の方が美味しいんじゃないかなあ。でも最近食べてみたのですが、甘すぎる気がします。もう少し甘さ控えめの方が今は食べやすいと思うのですが、どうかなあ。

 黒棒は九州へ南から伝わった南蛮菓子が日本風に変化したものとも言われているそうなのですが、そう言われるとどこか洋菓子や中華菓子の香りがしてくるかな?福岡県の久留米には黒棒で有名なクロボー製菓というメーカーもあるようですね。

あんこが食べたいとしか思えない田舎まんじゅう
 田舎饅頭を見るたびに、これってほとんどあんこだなあなんて思ってしまいます。これ食べるくらいだったらあんこをそのまま食べたらいいくらい皮が少ないのですが、それでもあんこだけ食べるより田舎饅頭の方がやっぱり美味しい。不思議ですね。

 地域によっては薄皮饅頭と呼ばれていたりもします。でも薄皮饅頭というと茶色の薄い皮の饅頭だったり、田舎饅頭も普通のもっと皮の厚い饅頭だったり、呼び方はいろいろのようですね。でも最近はこの薄い白い皮のほとんど餡子の饅頭が田舎饅頭かなあ。

 この田舎饅頭は小麦粉に山芋を混ぜた生地でつぶあんを薄く包んで蒸したもので、米粉ではないことやあんが見えるため上品というわけでもなく庶民的な印象ということもあって田舎饅頭ということのようですが、黒糖饅頭や上用饅頭に次いで人気の饅頭のようです。

 そういえば田舎饅頭を巨大化したようなあんこいっぱいの鬼饅頭というものが京都にはあるようですが、鬼饅頭といえば有名なのは名古屋あたりのサツマイモいっぱいのもの。そんなサツマイモいっぱいのものは九州では石垣饅頭。名前だけで注文したら全然違うものがやって来そうです。

沖縄の香り、ブルーシールアイスクリーム
 暑くなるとアイスクリームが欠かせないですね。あまり食べ過ぎて体重を気にすることがないようにしたいものですが、ついつい手が伸びてしまいます。実際は暑い夏というのは言い訳で、冬でも食べてるんですけどね。そんなアイスクリームのブランドといえば何を思い浮かべますか?沖縄だったら圧倒的にブルーシールかな。

 普段はハーゲンダッツやサーティーワンを食べている人でも沖縄へ行くとやっぱりブルーシールですね。街にブルーシールのマークを見かけると沖縄だと思っていたものなんですが、以前に下関へ行ったときに唐戸市場でブルーシールを見かけました。できたらあまり沖縄以外に進出してほしくないような気もしています。

 そんなブルーシールアイスクリームをお土産でいただきました。選んだのはウベ。ウベって何だろうと思いながら食べたのですが、調べるとベニヤマイモとあります。といってもベニヤマイモ自体知らないので同じなんですが...。甘くて濃厚な美味しい味でした。これ、おすすめです!

 紅山芋というからには山芋なんですよね。こんなに甘い山芋、やっぱり沖縄ならではですね!そのまま食べると強力なネバネバがあって、山芋と同じように短冊切りにして食べられるようですが、島外へは持ち帰れないようなので、沖縄でしか食べられないようです。沖縄へ行ったときにはぜひ探してみてください。

どうかなあ、アツアツの雪だるま焼き
 鯛焼きは頭から食べる派ですか?尻尾から食べる派ですか?鯛だったらまだ頭から食べる人も雪だるまだったらどうでしょうか?デパートで雪だるま焼きを見つけました。

 食べている人は、雪だるまでも気にせず頭からという人の方が多いようでした。鯛焼きも頭からの人の方が多いのかな。頭から食べる人の方があんこ好きとかもあるのでしょうか?

 こだわりのある人に言わせると、鯛焼きは尻尾の先まであんこが入っていないといけないとのことですが、近くの鯛焼きはどうですか?この雪だるま焼きのあんこは予想以上に少なくてパリパリの皮の方を売りにしているのかもしれません。あんこ好きなら断然大判焼き(今川焼き・回転焼き・御座候など)を推薦します。

 雪だるま焼きは札幌のお菓子だそうですが、大判焼きなどよりも皮に卵が少ない気がします。北の方では大判焼きも同じように卵が少なめなのでしょうか?今度行ったときには調べてみたいなんて思っています。

おそいぞ武蔵と空飛ぶお菓子
 お土産に「おそいぞ武蔵」というお菓子がありました。どら焼きです。なぜどら焼きがおそいぞ武蔵なのか、なんて思いながら食べてみました。

 普通のどら焼きの味です。どこも武蔵に関係ないなあなんて思いましたが、山口のお土産なのでどら焼きにもインパクトが必要だと名付けたんでしょうね。

 そういえば東京のお土産に「空とぶでかドラ」「空とぶ子ドラ」というお菓子があります。実際は全然空を飛んだりしないのですが...。ネーミングはどら焼きなのですが、なかに入っているのが普通のあんこではなくて小倉クリーム餡なので、どら焼きのようなものというのが正解かもしれません。

 どら焼きは全国そう味に差がない食べ物なので、名前をくふうしないと目立たないのかもしれないですね。でも食べてみると皮が美味しかったり、カスカスしてたり、あんこも美味しかったり、そうでなかったり、やっぱり違うのですが...。

 どら焼きというとドラえもんの好物。ドラえもんではカタカナでドラ焼きと書かれますが、漢字で書くと銅鑼焼きですね。ドラえもんは空とぶでかドラのようなあんのものでもいいのでしょうか?ドラ焼きの中身のことを話してる原作はないですよね?

昔のお菓子シリーズ(鈴かすてら)
 鈴カステラって知っていますか?鈴のような形をしているということでついた名前かな。半分がカステラ色で半分がこげ茶色をしたグラニュー糖をまぶしてあるカステラのようなお菓子ですね。

 最近は100円ショップやスーパーなどでも100円(105円)のお菓子が売られていますが、そのなかにたぶんあると思います。昔はもっとよくあったような気がするのですが、最近見かけるのはそんな場所でかな。

 この鈴カステラ、簡単にたこ焼き器とホットケーキミックスで作ろうという作り方がよく紹介されています。
 ホットケーキミックス200g、牛乳150ml、卵1個を混ぜて生地をつくり、たこやき器にあらかじめバターを塗っておいて温め、温まったら生地を流し込みます。表面に穴ができてきて焼けてきたらひっくり返し、少し焼いて取り出してグラニュー糖をかけたら完成です。味はホットケーキに近いようですが、簡単にできて美味しそうですね!

 でもたこやき器がなければまずはそれを買うことから始めないと!たこ焼き器があれば当然ですがたこ焼きもつくれて美味しいですよ!たこ焼きの材料は過去の記事「たこ焼きの材料」にありますので、参考にどうぞ!

昔のお菓子シリーズ(あいすくりん)
 今でも観光地へ行くとたまに見かけるアイスクリーム屋さん。上のフタをあけてアイスボックスからアイスを取り出してくれるアイスの行商さんのことですが、そのアイスの代表がアイスクリンだったりします。

 アイスクリンというのはもちろんアイスクリームの聞き間違いですね。ミシンとかメリケンとかワイシャツと同じかな?ラムネやプリンも?(背広がセヴィルロウから来てるとか...。これはちょっと違うかな)

 アイスクリンは生クリームの代わりにコンデンスミルクが使われていたり、牛乳がかなり少なくてさっぱり食感だったりして、アイスクリームとは別物ですよね。香料でバナナ味にしたものが多い気がするのですが、これは昔、バナナが貴重な食べ物で子供に人気があったからなのでしょうか?個人的にはバナナ味はいらない気もしていますが...。

 そんなアイスクリンが一番有名なのは高知県のようです。高知名物などとしてよく売られていますし、高知には行商さんもまだまだ健在のようです。功名が辻の舞台、山内一豊の妻の大きい銅像が迎えてくれる高知城へ行くともしかしたら会えるかもしれません。

昔のお菓子シリーズ(いもけんぴ)
 芋けんぴ(芋かりんとう)は、昔のお菓子というか、昔はよく作って食べたけど最近は作らなくなったなあというお菓子かもしれません。

 作り方は簡単です。まず、さつまいもを縦長に切って水でさらし、油でカリっとなるくらいに揚げて冷ましておきます。別に砂糖と水と塩か醤油少々をなべにいれて溶かし、さきほどの冷ましたものを入れて絡めてから火からおろして冷ましたら完成です。

 手作りスナック菓子みたいなものだったのかな。最近は油を扱うのが面倒くさいこともあるし、お菓子は買った方が手軽ということもあるし、あまり作らないですよね。でもこういうお菓子も作りたてが一番美味しいので、買ったお菓子ではこの作りたての感激は味わえないですよね。

 ところで、芋けんぴのけんぴって何だろうと思ってしまいます。というか芋けんぴよりも芋かりんとうの方が通じるのかなとも思ったり...。けんぴというのは犬皮から来ているそうですが、本当でしょうか?土佐のお殿様が食べていたものを家来に何かと聞かれて、ひとりじめしようとしてそう答えたことから来ているとのことなのですが...。その後、犬皮ではあまりなので健肥の字を当てたようですが、今ではひらがなですよね。

 いもかりんとうという言い方の方が通じたりするのかもしれません。私も昔は芋かりんとう派だったのですが、今では芋けんぴかな。時間があったら作りたてをぜひどうぞ!

昔のお菓子シリーズ(サイコロキャラメル)
 昔のお菓子といえば素朴なものが多いですよね。種類もそんなに多くなくてチョコならこれ、キャラメルならこれ、なんて決っていた気がします。

 そんなキャラメルといえば、森永ミルクキャラメルかグリコのおまけ付きキャラメルが定番だったのですが、なかにこんなのもありました。明治のサイコロキャラメルです。

 これはチロルチョコレートと同じく手軽に買えるから食べていたような気がします。ほとんど味を覚えていないのですが、今でも売っているようなので食べることはできそうです。でも昔の味と同じなのかどうかはわかりません。これ、サイコロの代わりにしていたのかなあ?そのうち、買うキャラメルも森永ハイクラウンキャラメルなどに変わったのかなあ...。

 最近ではキャラメルを食べることなんてほとんどなくなってしまいましたが、売り上げはどうなんでしょうね?

昔のお菓子シリーズ(羽衣あられ)
 誰にでも懐かしいお菓子ってありますよね。子供の頃食べていたものが多いのかな。そんなひとつがブルボンの羽衣あられです。

 塩味のあられで、素朴な懐かしい味です。醤油のおかきは多いのですが、塩味のもので手軽に食べられるのはこの羽衣あられが一番だった気がします。今でも売っているのですが、あまり見かけることは少ないかもしれません。

 この羽衣あられ、首都圏ではなぜかほとんど売っていないようです。新潟のメーカーでブルボンという全国ブランドでも売っていない地区があるのは何か理由がありそうですね。美味しいんだから売ればいいのになんて思いますが...。そんな地域限定の食べ物、いろいろ調べてみても面白そうですね。
(金ちゃんラーメンとか屋台ラーメン、ドクターペッパーとかスコール、マックスコーヒーなどなど...)

 ブルボンといえばルマンドかな。洋菓子系のお菓子のイメージで、羽衣あられは旧社名の北日本食品(北日本製菓)の方がしっくりくる気がします。ブルボンのショップサイトで見ると羽衣あられは第2位のようです。見かけたら一度いかがですか?

昔のお菓子シリーズ(ペンシルチョコレート)
 昔懐かしいお菓子って誰でもありますよね。最近でそんなお菓子を集めた駄菓子屋さんもありますが、でもやっぱり昔のものとは違う...。そんなお菓子を取り上げてみたいと思います。まずはペンシルチョコレート。

 ペンシルチョコレートっていつ頃まで売られていたのでしょうか?1980年代初めにはあったのですが...。ペアのようなパラソルチョコレートは今でも売られていますが、ペンシルチョコレートはそのままではなくてチョコえんぴつという名前になっています。

 ペンシルチョコレートもパラソルチョコレートも銀紙をはがしながら食べた思い出があるのですが、どんな味だったかなあ?なんだか今のチョコレートよりも硬かったような気がするのですが...。

 そうそう、ペンシルチョコもパラソルチョコもどっちも不二家の製品。そういえば昔のほうが不二家のチョコレートは身近だった気がします。ミルキーとかルックチョコ、パフィとかハートチョコなどもありました。不二家レストランを初めてみたときはなんだか違和感があったような気がします。
 不二家といえばペコちゃん、ポコちゃん。名前の由来はペコがべこ(子牛)から、ポコがぼこ(幼児)から来てるそうですね。そのペコちゃんの顔も最初とはずいぶん変わってきたようですが、ペコちゃんは昭和33年に6歳だったそうなので、今年はもう54歳なんですね...。サザエさんや磯野家が歳をとらないのと同じですね!

いきなりだんごは、なぜいきなり?
 スーパーでいきなりまんじゅうというものが売られていたので、なんだろうと思っていたのですが、テレビの旅番組で熊本のシーンで「いきなり団子」が紹介されていて同じものだとわかりました。それでどんな味かなと思って買ってきてしまいました!

 素朴な簡単につくれる団子のなかにあんこと一緒にサツマイモが入っているものです。食べてみるとやっぱり素朴な味。サツマイモがあんこの甘さと調和してまろやかな味になっている気がします。本当はもう少し皮が美味しかったらいいのですが...。

 でもこの皮が少し硬いことがいきなり団子がいきなりという名前のついている理由の1つでもあるようです。熊本の一部の地方でいきなりと言う言葉にざっとしているという意味があるようで、「ざっと作れる」つまり「簡単につくれる」からとか、いきなり作れるからとかがいきなり団子と言われる理由でもあるようです。その他にはサツマイモを生のまま使うことから来ているという説もあるようですが。
 もともとはあんこは入っていなかったようですね。だったらもっと簡単に作れそうですね。

 ケロロ軍曹の作者吉崎観音氏が熊本出身で、そのアニメにも登場して有名になったそうですが、こんな素朴な食べ物もずっと残してほしいと思います。

大笑いされた、テリヤキはないの?
 メジャーリーグのイチロー選手で有名になったアメリカ西海岸の最も北の街シアトル。そのシアトルの街角にあるマクドナルドで注文していたときのことです。

 コーヒーとハンバーガーください。そうそう、アメリカには照り焼きバーガーはないんですか?と言った途端でした。その店員はいきなり大笑いして店の奥にまで報告に!

 それほどてりやきバーガーがうけるとは思っていませんでした。その当時でもシアトルの街にはときどきテリヤキと書かれたお店がありました。全くテリヤキと言うものを知らないから笑ったのではなく、知っているからこそそれをハンバーガーにするなんてことを言うのが面白かったのかな?

 残念ながらその当時でも日本ではテリヤキバーガーはあたりまえのメニューで、私が考案したわけでも何でもないメニューなので、その店員がそんなに喜んでくれるなんていうのは全くの予想外でもありました。

 ところ変わればメニューも代わるもので、シアトルのそのお店のエッグマックマフィンのエッグは目玉焼きではなくて卵焼き、そしてハムではなくてベーコンでした。そうなると全く別のものですよね。今でもそうなのかどうかはわかりませんが...。

 アメリカにまで行ってマクドナルドへ入らなくてもいいのにと思われるかもしれませんが、一人旅だと簡単に食べたいときにはやっぱり重宝します。それにアメリカではもしかしたらマクドナルドの方が美味しいかもしれない...。

 今年は日本の食材を売っている宇和島屋といスーパーがあるということで城島選手も選んだ美しい街シアトル。もうテリヤキバーガーは売られているのでしょうか?

菓子パン物語、この話はフィクション?
 この物語は、知り合いから聞いた実話をもとにしています。登場人物・場面その他設定はフィクション...、ではありません。それでは菓子パン物語の開始です。

 その朝、ふと車の荷台にずっと置いてあった荷物を整理しようとした人がいました。荷台はときどき整理しているのですが、荷物の中身まで確認したのは久しぶりです。前にキャンプへ行ったときに使った荷物だななんて思っていたようです。

 そう、荷物を整理しようとしたのは週末にキャンプに行こうということになったからでした。久しぶりだけど、3年か4年ぶりかななんて思っていた、そのときあるものが荷物のなかから現われました。

 何だろうと取り出してみると、なんとそれは菓子パンでした。そういえば車のなかで食べようと思って買っておいたのに結局食べないままになっていたことを思い出しました。賞味期限を確認してみると、やはり4年以上前の日付でした。

 でも何とまだ綺麗です。カビもはえていなくて腐ってもいないようです。袋を開けてにおってみても普通です。もしかしたら、食べれるんじゃないか?
 そう思って一口かじってみたそうです。普通です。少しパサパサしかけていたようですが、味もにおいも異常なく、美味しく食べられたそうでした。

 菓子パン物語はこれで終わりです。この話はホラーなのでしょうか。あんな夏には高温になる荷台に4年置いていても腐ったりカビったりせずに食べられる食べ物ってどうなんだろう?なんて話を聞きました。ものすごい量の保存料や防腐剤が使われているに違いない菓子パン。やはりパンはなるべくだったら地元で焼いている店で買うことにしようと誓ったものでした。

 話を聞いたときには驚いたというよりもやっぱりという感じでした。理解はしてるんですが、現実にそういうことがあると...。やっぱり腐ったりカビったりする食べ物の方が安心して食べられる気がします。

もうすぐホワイトデー、気持ちが大切かな
 来週火曜日はホワイトデーですね。先月のバレンタインデーでチョコレートをプレゼントされたサラリーマンで百貨店のホワイトデーコーナーはいっぱいです。ちょっと近寄りたくない雰囲気も...。

 ホワイトデーは倍返しとか3倍返しと言われていた頃もあったのですが、最近はそんなことはあまり言わなくなってきたのかもしれません。でも三倍返しの頃を覚えている少し年配の方々は明日とか週末に何を返そうかなあと百貨店で悩んでいるのかもしれないですね。

 ホワイトデーは欧米には当然無くて、日本の全国飴菓子工業協同組合が広告代理店に頼んで広めたイベントですね。その前年に福岡の石村萬盛堂が提案したマシュマロデーが最初とも言われているようですが、どっちにしても販促目的のイベントだったもののようです。
 イベントを作って盛り上げることが悪いことではないと思うのですが、昔の行事には季節の意味があったのですが、最近の販促イベントには季節感が無いのが少し残念です。

 そんなホワイトデー、みなさんは何を贈ったり贈られたりすることが多いのでしょう。義理チョコのお返しだから義理チョコでいいやというなら、それは本当の義理になってしまいます。日頃の感謝やお礼の気持ちを込めて贈りたいものですね。

 そういえば韓国や台湾にはホワイトデーが輸出されているようです。そのうえ、韓国では4月14日にバレンタインデーもホワイトデーも関係なかった人が一人で黒いチャジャン麺を食べるブラックデーがあるとか。日本の2人でオレンジを食べようと言うオレンジデーよりもずっと面白い企画だと思いますが、今年あたり日本でもどうでしょうか?

試しに買ってみた国産チョコレート
 私はチョコレートを食べるとお腹の調子がよくないので、そうならないリンツのチョコレートが好みという話をしましたが、なぜお腹の調子が悪くなるのか試してみました。

 日本のチョコレートとリンツのチョコレートの成分表を比べてみると、違いは植物油脂だけのようです。だったら、植物油脂の入っていない日本のチョコレートでも大丈夫なのではないかと思ったのがきっかけです。

 探してみましたが、ないですね。どれを見ても植物油脂が入っています。この植物油脂が入っていると口溶けがよくなるらしいのですが...。
 やっとありました!意外な落とし穴。昔からあるシンプルなブランドの明治ミルクチョコレートの成分表には植物油脂が書かれていません。これで試してみます。

 試してみた結果は、やっぱり!お腹の調子は悪くありません。原因が植物油脂となるとこれが入っていないものを買えば良さそうです。でも日本のチョコレートには少ないんですよね。本場ベルギーで植物油脂入りはチョコレートと認めないことにしようとしたときに反対したそうですから。

 そうなると植物油脂とは一体何なのかを調べてみたくなります。でも植物油脂といっても植物の油なので大豆でもコーンでも何でもいいわけです。でも油ではなく油脂という表記が問題なのかも。簡単に言うと油は常温で液体、脂は固体のものですよね。ということは植物油を輸送に便利なように常温で固体にした成分が使われているのでしょうか。そう思って調べるとずいぶん難しそうです。なので超簡単に説明しようとすれば前に問題になったマーガリンと同じく、固形化するときに生じるトランス脂肪酸が混入しているとのことのようです。原因はこれなのでしょうか。それとも単なる油の植物繊維?油の酸化?

 調べていたらキリがなさそうなので、また調べながら書きます。今回は大丈夫な国産チョコレートを見つけたことが収穫でした。

桜餅と2つのお寺、道明寺・長命寺
 春が近づくと桜が待ち遠しいのか桜色のお菓子が並びます。そんな代表が桜もち。でも桜餅には2種類あることはご存知ですか。

 関東の桜餅は小麦粉で作られた皮で漉し餡をくるんだクレープのような形をしたもの。関西の桜餅は細かく砕いた餅米(道明寺粉)を蒸して粒餡を包んで俵状に丸めたものです。他の地域でもこの関西のものを桜餅と呼んでいることがほとんどのようです。

 どっちも桜色をしていて桜の葉で巻いてあるので、どっちが本物の桜餅?ということもなさそうです。区別をするために関東では関西風のものを道明寺と呼んでいることが多いようですね。では、関西では関東風のものをなんて呼んでいるか?あまり置いてないのでよくわからないのですが、焼皮桜餅などと書かれていたりもしました。本元の関東でも関東のものを長命寺桜餅と呼んで区別することはあるようです。

 なぜ長命寺かというと江戸時代に長命寺の門番の山本新六という人が考え出したものだからだそうです。この長命寺の場所は墨田区向島。浅草から橋を渡って少し行ったところですね。
 対して道明寺は道明寺粉を使っているからなのですが、それでは説明になっていませんよね。道明寺粉はなぜ道明寺粉と言うのかといえば、道明寺の尼僧が乾燥した餅米を挽き粉状にして使ったことから来ているそうです。道明寺は大阪府藤井寺市にあります。学問の神様菅原道真公の号である道明に由来するようですね。

 美味しい桜餅、みなさんはどちらが好みですか。ところで、桜餅を包んでいる塩漬けの桜の葉、食べていますか?私は昔ははがして食べていましたが、最近はそのまま食べています。面倒くさくなったからではないですよ。なんだかあの塩辛い味と合わせた方が美味しくなってきたからかな。味覚の変化なのでしょうか。

ひな祭り、やっぱり白酒?それとも菱餅、ひなあられ
 3月3日は雛祭りですね。ものすごく豪華な座敷雛が紹介されたりしますが、一度見に行ってみたいものです。ひな祭りの食べ物といえば何を思い浮かべますか。

 ひなまつりは桃の節句なので桃でしょうか?でも桃はまだなっていません。それどころか桃の花さえ咲いていません。昔は旧暦だったのでちょうど桃の花が咲いていた時期だったのですが...。旧暦の方が季節感と行事は合っていることが多いですね。

 食べるものといえばひし餅かな、あとひなあられ。京都では引千切(ひちぎり)という和菓子があるようなのですが、まだ食べたことはありません。白・緑・桃色の杓子の形をした餅の上に餡を乗せたもののようですが、京都へ3月3日に行かないと買えないようです。白は雪解け、緑は新緑、桃色は桃の花というように春の色を表しているようですね。そういえば菱餅もその色です。

 大人は白酒かな。立派なお酒なので子供は飲めません。子供も一緒に飲めるように甘酒で代用してる場合も多いかもしれません。本来は桃の花を浮かべた桃花酒を飲んでいたようですが、江戸時代後期に白酒がメインになったようですね。

 あとははまぐりの潮汁とかちらし寿司。なんだか日本的ですね。美味しい料理を食べながら女の子の成長や幸福を願う行事のひな祭りをお祝いしましょう!

リンツのチョコレートと美しい山々
 青い空の向こうに美しく真っ白な山がそびえ、まるで絵葉書そのままの世界のグリンデルワルド。そこから登山電車は乗り換えです。

 ゆっくり登る電車の窓からは、ほんとうに美しいアルプスの景色と、今までいたグリンデルワルドの家々が広がります。電車は急勾配をどんどん登り、乗換駅のクライネシャイデックへ向かいます。

 日本人の観光客の多い路線なのですが、この日の電車にはあまり日本人の姿はありませんでした。以前来たときには1両全部が日本人の車両に紛れ込んでしまって、一緒に解説を聞かせてもらった路線です。

 終点のクライネシャイデックでは、もっと上のユングフラウヨッホへいく電車に乗り換えです。でも時間があったので真っ青な空に吸い込まれるようなその場所でしばらくのんびりしていました。目の前にアイガーの壁があり、反対には白いユングフラウがそびえています。そんな高原の駅の売店で買ったのがリンツエクセレンスのミルクでした。板チョコも何個か食べたのですが、私はこれが最も好みでした。

 美味しいリンツのチョコレートと美しい山々。リンツのチョコレートを食べるときにはこの景色が思い出されるから、より一層美味しく感じるのかもしれません。

バレンタインデーの思い出と手作りチョコレート
 今日はバレンタインデーですね。バレンタインデーといえばやっぱりチョコレートというのは日本だけらしいのですが、最近になってどんどんいろんなチョコレートがふえていますよね。チョコレート通しか知らないような外国のチョコレートもたくさんチョコレート売り場に並ぶようになってきました。

 昨日、駅で電車待ちをしているときに女の子2人が後ろに並んでチョコレートの話をしていました。真後ろなのでよく聞こえてきちゃったのですが、チョコレート売り場に行ってきたようで、チョコレートの値段が高いねというようなことと、そんな高いチョコレートなんて食べたことないような話。

 一粒500円もするようなチョコレートなんて若いときに確かに買わないですよね。そういえばそんなことも知らなかった頃、小さいチョコレートの3個セットをバレンタインデーにもらったことがありました。その頃は外国のチョコレートよりもまだ日本のチョコレートの方がバレンタインでも主流だったと思います。でもその3個を食べてみると甘くてまろやかで、なんかチョコレートのイメージが変わったような気がしたものでした。

 ホワイトデーにお返しとして同じようなチョコレートを買いに行ってその値段にびっくりした気がします。そのころは3倍返しなんて言われていなかった気がするのですが、それでも高かったですね。後ろの女の子の話でそのときのことを思い出していました。

 そういえば手作りのトリュフもありました。そんなチョコレートも初めてだったのでなんだかほろ苦くて、そのときのチョコレートのイメージが変わったのも覚えてます。でもその頃はチョコレートを手作りするのが難しいなんて思っていなかったんです。溶かして固めるだけなんて思ってるような男の子にはぜひテンパリングの大変さも教えてあげた方がいいと思います。

 手作りのチョコレートっていいですよね。一粒500円のものも美味しいのですが、やっぱり手作りの味がうれしい気がします!そうそうチョコレートではなくてもケーキとかもやっぱり手作りがうれしかった気がします。今日のバレンタインデー、いい日になるといいですね!

ケーキ、アイス、団子、スナック菓子、チョコ、どのお菓子にしようかな(お菓子の分類)
 お菓子といっても和菓子、洋菓子、中華菓子など全く違う味わいのものなので、甘党には何が一番好みかはなかなか決められなかったりします。甘いものだったら何でも好みなので、日によって気分によって食べたいものが違ったり...。

 和菓子と洋菓子のイメージで大きな違いは餡子と砂糖のような気がしているのですが、でも和菓子でもせんべいのように砂糖ものもありますよね。

 和菓子のイメージが餡子なのは生菓子をまず思い浮かべているからですね。生菓子にも餅もの、蒸しもの、焼きもの、流しもの、練りもの、揚げものと種類があるようです。餅ものは餅やおはぎ、蒸しものは饅頭やういろう、焼きものはどら焼きやカステラ、流しものは水羊羹やきんぎょく、練りものは練り切りや雲平、揚げものはあんドーナツや揚げ月餅などのようです。ドーナツにあんこを入れただけで和菓子にしてしまうほど餡子には和菓子のイメージがあるということですね!
 和菓子には生菓子以外にももなかのような半生菓子やおこしやせんべいのような干菓子もあります。飴も干菓子に分類されるようですね。

 洋菓子はもっとたくさんありますが、同じように生、半生、干の分類があります。生菓子はスポンジケーキ類、バターケーキ類、シュー菓子、発酵菓子、フィユタージュ類、ワッフル、デザート菓子、料理菓子など、半生菓子は砂糖菓子など、干菓子はキャンデー、チョコレート、チューインガム、ビスケット、スナック菓子のように分類されたりしているようですね。フィユタージュなんて何だろうと思ってしまいますが、タルトやシュトゥルーデルなどのようです。バウムクーヘンやチーズケーキはバターケーキ類、ゼリーやムースやクレープなどはデザート菓子、ピザやパイは料理菓子らしいですが、ちょっと大雑把かな。スナック菓子も残り全部っていう感じですね。

 さて、このなかから一番の好みは何かなあ。大福餅とかショートケーキやモンブランだったり、やっぱりパフェだと思ったりしてしまいます。美味しいシュークリームもいいなあ。アイスクリームも1年中たべてるし...。甘党には決められない難問かもしれません...。

 そうそう、パフェと書きましたが、日本ではアイスクリーム類はお菓子に分類されず乳製品に分類されるということのようです。その他にも焼き芋などもお菓子にはならないようですね。でも焼き芋はともかく、アイスクリームはお菓子ですよね!

チョコレートと日本の旅(北海道)
 日本でチョコレートといえばやはり思い浮かぶのは北海道かなという気がします。新千歳空港のお土産物売り場に並ぶたくさんのチョコレートが目に浮かびます。

 北海道のチョコレートといえばまずはロイズでしょうか。美味しそうな生チョコが口のなかでとろけるイメージ...。そんなロイズに変り種のチョコ菓子があります。北海道でしか売っていないということだったので、早速見つけたら買って食べてみました。そうポテトチップチョコレートです。

 波型の塩からいポテトチップの片面をチョコレートでコーティングしたもので、食べると甘かったり辛かったり、甘辛かったり...。この味が好みの人たちには絶賛のお土産のようです。私は、甘いチョコと塩味のポテトチップスはやっぱり別々でもいいかなと思ったのですが...。

 かつては北海道へ行くといえば白い恋人かマルセイバターサンドが定番のお土産で、チョコレートも六花亭のものが一番リクエストされるものだった気がしますが、いつの間にかロイズが登場して、チョコレートも北海道のイメージになったようです。北海道といえば牧場、牧場といえば美味しい牛乳、美味しい牛乳といえば美味しいミルクチョコレートというような連想なのかな?

 日本人のひとりあたりのチョコレート消費量は全世界で15位だそうです。第1位のスイスの6分の1ほど。意外と少ないのは日本人がココアをあまり飲まないからかなとも思っています。

 ココアといえば、モール温泉で有名な十勝川温泉に泊まったときだったかな。その最寄りの帯広の六花亭本店2階だったかな。そこで飲んだココアは十勝の雄大な景色の印象もあってなかなか美味しかったことを思い出しました。今は雪で真っ白で寒いのでしょうが、そんなときにも温かい美味しいココアもいいですね!

チョコレートとスイスの旅
 チョコレートといえばスイスも美味しいチョコレートで有名ですよね。スイスの街にはたくさんのチョコレートショップがありますが、そんなお店を見て回るのも楽しいものです。

 レマン湖のほとりの大噴水で有名なジュネーブにもたくさんのお店がありました。ステットラーのお店も2件あってどっちも来客で忙しそうです。どのお店も美味しそうなディスプレイが凝っていて、つい買って食べようかなと思ってしまいます。

 店内では1個1個選べるようになっていて、1個からでも気軽に買えるのでちょっと食べながらなんてこともできそうです。店員さんもにこにこしていて親しみやすく、日本のお店もぜひ見習ったらいいですよね。

 スイスはミルクチョコレート発祥の地。気軽に食べられるチョコレートはスイスのおかげなんですね。そんなスイスへチョコレートが伝わったのは17世紀後半にベルギーを訪問したチューリッヒ市長が持ち帰ったことからのようですね。
 メキシコの古代文明で大切に扱われていたカカオ豆をヨーロッパに持ち帰ったのはコロンブスのようです。コロンブスが行なったいろいろな活動は日本の歴史では全く教えられなくて、彼は日本ではただアメリカ大陸を発見(ヨーロッパへアメリカ大陸を紹介)した人というイメージなのですが、新大陸から持ち帰ったたくさんのものとその影響がわかるともっと面白そうですね。

 スイスではスーパーで買うチョコレートでも美味しいチョコレートがいっぱいだといわれていて、確かに美味しいチョコレートがいっぱいです。そんな代表がリンツかな。私のおすすめはリンツエクセレンスのミルク(エクストラクレムュー)です。

チョコレートとベルギーの旅
 バレンタインデーが近くなるとデパートもコンビニもスーパーもチョコレートでいっぱいですが、チョコレートといえばまずやっぱりベルギーですよね。

 ベルギーへは独身時代に2回行きました。どこへ行くにもひとり旅が多かったのですが、ベルギーへは友達と一緒でした。1度めは一緒に行った友達のお兄さんがベルギーに住んでいてブリュッセルを案内してもらいました。ブリュッセルといえばまずグランプラス。その一角に有名なゴディバのお店があります。

 その当時あまりチョコレートに詳しくなかったので、そのお店がお昼で売り切れて閉めることもあるなんて言われても全然ピンとこなかった気がします。それよりもブリュッセルが石畳の道ばかりで案内してもらっている車がいつもドンドンと衝撃があったことや、車の左のサイドミラーがなかったこと、車にカーステレオどころかラジオさえなかったことが印象的でした。ベルギーの車は必要最小限で売っているとのことでした。

 そんなベルギーの首都ブリュッセルの印象で最も覚えていたのがなぜだか、お昼にしまるというチョコレートのお店だったことは、2度めの旅行でわかりました。2度めは別の友達を案内していたのですが、グランプラスでそっくりそのまま言っている自分に気がつきました。その日は夕方でゴディバのお店は閉まっていました。

 もう日本にしっかり根付いていてあまりベルギーのチョコレートの印象さえなくなってきているのかもしれないゴディバですが、やっぱりバレンタインデーにはものすごい量が売れるんでしょうね。

痩せ馬かと思ってしまった、美味しいやせうま
 やせうまって聞いたことありますか?だんご汁のだんごをきな粉にまぶして食べるおやつのことのようです。

 由布院で食べただんご汁は美味しい料理でしたが、大分には同じようなだんごを使ったやせうまという食べ物が一緒に置いてある店がいっぱいありました。きな粉がまぶしてあてちょっと食べてみたい衝動にかられます。

 食べてみて、だんごがすいとんと違うものだと思いました。すいとんはこんな食べ方はしないですよね。もししたとしても小麦粉の味が勝ってしまうのではないかと思いますが、やせうまは違います。薄いのできな粉がちょうどよくからんで甘くて美味しいおやつです。

 お土産物屋さんを見るとだんご汁の麺とやせうまの麺を別々に売ってたりします。あれ、別のものだったかな?と思ってしまいますが、同じもののようです。不思議ですね。

 やせうまは馬とは全く関係なく、平安時代に豊後(大分)の由布川村に落ちのびてきた都の幼君がその乳母の八瀬にうまうまと言ってねだったものがこのやせうまのようですね。痩せ馬ではなく、「八瀬、うま!」なんですね。うまというのは食べ物を示す幼児語とのことですが、すみません知りませんでした。

 そうそう、由布川村は合併して長い間挾間町だったようですが、さらに昨年平成の大合併によって湯布院町と一緒の由布市になってしまったようです。
 そういえば由布院と湯布院はどちらが正しいのか迷うところだったのですが、湯布院というのは町名で由布院町と湯平村が合併したときにつくられた名称のようです。本来は駅名でもあり由布岳などでも使われている由布院の方が歴史ある漢字のようです。今回の合併でも由布市になり今後湯布院との使い分けはどうなるのでしょうね?

風のハルカの湯布院、温かい石垣餅
 湯布院へ行ったときは粉雪が降っていました。九州でも雪。今年は寒いですね。湯布院は風のハルカの舞台なのでどこにもポスターが張られていて元気な町の印象でした。

 駅前からのんびり歩くとお土産物屋さんが路地の両側に並んだ通りに行き着きます。まるで京都嵯峨野に迷い込んだかのような感覚。おみやげ物や食べ物屋さんのお店がいっぱいで、のんびり立ち寄りながら金鱗湖をめざして歩くのもいいものです。

 でも歩いていると寒いので温かいものがほしくなってきます。そんなときに湯気が上がっているのを見ると、思わずふらふらと...。買ってしまいました、石垣もち。

 最初石垣もちって何だろうなと思いながら、食べてみるとサツマイモの入った餅のようです。さつまいもの甘さとほくほくの温かさが美味しい!
 よく旅先で蒸篭から湯気が上がっていてお饅頭などを売っていたりしますが、こうやって食べる郷土料理はいいですね。最初石垣といえば沖縄の石垣島のことかと思ったのですが全然違うらしく、同じ大分別府の石垣地区の地名からだとか、さいの目に切ったサツマイモのゴツゴツ感が石垣のようだからとも言われているようです。

 熊本のびっくりもちや名古屋の鬼まんじゅうもほとんど同じようなもののようですが、岩手の石垣もちは小豆のようなささげという豆類を使ってつくるので、全く違う食べ物のようですね。そのうえ大分のは蒸すのに対して岩手のはフライパンで焼くようです。

 そうそう石垣もち屋さんの主人、ひととおり売った後で寒いのか店内に引っ込んでしまっていました。人通りいっぱいなのにそれでは売れないよと思っていましたが、商売っ気ないんですね。美味しいのに。

寒いときに暖房室内で美味しいアイスは最高
 寒い時期でもアイスクリームは結構売れるようです。暖かい暖房された室内でアイスクリームを食べるのは、なぜだか夏に食べるよりも美味しく感じたりしませんか?

 日本アイスクリーム協会が寒い冬に暖かい室内で食べたいデザートという調査をしたらアイスクリームが断然の1位だったそうです。ケーキ協会が調査したらケーキになるのかもしれないのですが、でもこのアイスクリーム1位というのは納得できたりします。

 アイスクリームも全国定番のもの以外に、その土地独自のブランドがよくありますよね。多いのは北海道ですが、会津でもみつけました。郡山の熱海町のもののようですが、暖かいホテルのロビーで食べてみました。うん、美味しいです。少し甘すぎる気がしましたが、そこは真っ白な外の景色のなかのアイスクリームという雰囲気の勝ち!

 そうそう会津で興味深かったものにもうひとつ、さざえ堂がありました。会津若松の飯盛山地区にあるのですが、ピサの斜塔とさざえ堂という宣伝文句にたがわない建物でした。上に上がったはずの人が降りてくるのに出会わない不思議なつくりの塔です。会津へ行かれたときにはぜひ足を延ばしてみるのもいいかもしれません。

本場で食べたかったずんだ餅
 仙台へ行ったときに食べたいと思っていたものはたくさんあります。仙台といえば牛タン、宮城沖のカキ、美味しいお寿司、日本初の冷やし中華などなど。

 いろいろ食べに行くのも楽しいですね!そんな名物の話はまた後で書こうと思っていますが、まずはずんだ餅!

 以前にずんだきんつばを買ったときに本場で食べると決心したものです!仙台市内にはたくさんずんだ餅を出しているお店があるようなので、どこでも食べられそうですが、どこでも食べられるなら美味しいところを探したくなりますよね。

 でも、美味しいところ...と思っていたのですが、仙台はかなりの寒さ。気温ならば会津の方が雪も多く寒かったはずなのですが、風のある底冷え感の仙台の方が寒く感じられるほど。メイン通りにある有名なお店でずんだ餅を食べてみることにしました。

 名物に旨いものなしという言葉があります。これは名物といわれるものに美味しいものはないということなのですが、実際はそんなことはないと思います。でも名物だと思って期待感が大きいときにはその期待ほどでなかった場合には少し物足りないことは多いかもしれません。ずんだ餅はそんな感じかな。美味しいのですが、なんだか豆の味と砂糖の味が強い気がします。もう少し甘さ控えめの方が美味しいのかな?でもそうすればもっと豆豆過ぎるのかな、などと思ってしまいました。

 緑の美味しそうな色が惹きつけられるずんだ餅。期待しすぎず、ちょっとしたおやつと思って食べるとほんとうに美味しいのかもしれません。砂糖少なめと書いてあるお店もあるようです。次回はぜひそっちで食べてみたいと思います。

 あ、でも美味しいのは美味しいんですよ!

会津旅行のハイライト鶴ヶ城とその入口で食べた天ぷら饅頭
 会津のシンボルといえば真っ白な鶴ヶ城とそこからも見えるそびえる磐梯山。真っ白な冬の景色のなかで共に真っ白に輝く雄姿。そんな鶴ヶ城の入口すぐのお店に大きな天ぷらまんじゅうの文字。思わず食べたくなりますね!

 天ぷらまんじゅうは黒糖の饅頭を揚げただけ。でも温かくて黒糖の饅頭とは違った味わいです。なんとなくほっこりする素朴な食べ物の雰囲気が漂います。

 写真で見ると真っ白な鶴ヶ城はそびえたっているように見えます。初代若松城は黒い7層の天守閣、今のお城は2代目のお城を模して再興したもの。でも再建したお城がこんなに雰囲気を漂わせてるのも珍しいと思います。このお城を見るだけでも会津を旅する意味がありますが、お城から見える景色はさらに素晴らしく、真っ白な磐梯山のなだらかな稜線が雄大な景色を演出してくれます。

 会津の食べ物は素朴で美味しい!そんなひとつが天ぷらまんじゅうでした!

お祝いの紅白まんじゅう

 お祝いのときには紅白まんじゅうを配りますよね。紅白のおまんじゅうをお祝いのときに配るようになったのは室町時代からのようです。

 その室町時代に中国からやってきた浄因というお坊さんが奈良で饅頭をつくり、後村上天皇にその饅頭を献上したことが縁で宮中の女性と結婚することになったときのお祝いとして配った紅白饅頭が日本のお祝いの習慣として根づいたものだそうです。
 この浄因の饅頭は塩瀬饅頭として今でもデパートなどでたくさん売られているお店で受け継がれているようですね。

 ところで、なぜ紅白饅頭かというと、今日でブログを初めて365日、1年になりました。美味しいものの話で1年間続けることができました。読んでいただいた方、コメントやトラックバックをしていただいた方、いつもありがとうございました。
 365日で記事の数は361。1日2個の記事は3回だけですので、休んだ日は7日間だったことになります。旅行中だったり超忙しかったりで書けなかった日だったのかな。予約機能で何個か原稿をためていてアップしたこともあります。感慨深いですね。

 これからも美味しいものの話を書ける範囲で書いていきたいと思っています。美味しいものの情報がありましたら、ぜひ教えてください!いつになるかわからないですが、ぜひ食べに行きたいと思います。作れるものは作ってみます!

七五三と千歳飴
 昨日は亥の子の行事の記事でしたが、今の時期の行事といえば七五三もありますよね。帰り道のケーキ屋さんには七五三ケーキが売られていますが、七五三といえばやっぱり千歳飴ですね。

 この千歳飴、みんな全部食べてるのかなと思ってしまいますが、どうなのでしょう?糖分とりすぎとか虫歯になるよとか、思ってしまいそうですが、そんなことを思ってはいけません。

 千歳飴は千年あめという意味と飴が長く伸びるという意味が合わさって、子供の成長と長寿を祈る縁起物だということは、よくご存知ですよね。

 七五三は11月15日。最近ではその前後の土日でお祝いをすることも多いようなので今週末あたりから本番かな。かわいらしい子供たちが着物を着て、千歳飴を持っているのを見ると、こんな行事もいいものだなと思います。

 そうそう、七五三になぜ千歳飴かというと、いろいろな説があるようです。だいたい江戸時代の浅草で売り始めたという話が多いのですが、その他にも神社の門前で売っていた飴を配り始めたのが最初という説や大阪商人の平野屋甚左衛門が千歳飴を食べると長寿になるといって広めたという説などがあるようです。
 なんか平賀源内の土用の丑の日のうなぎの話のようなものなのかもしれないんですね。

 そうそうなぜ11月15日かというと将軍徳川綱吉が子供の頃にこの日に祝儀を行ったからとも言われているようです。大奥で馴染みの徳川綱吉...。

旧暦10月亥の日の亥の子餅
 亥の子をご存知ですか?無病と子孫繁栄を祈る行事で、旧暦10月の亥の日に行われる行事ですね。今年だと11月11日と23日かな。

 亥の子は玄猪(げんちょ)とも言うようで、猪が多産であることにあやかったもので中国から伝わったもののようですね。
 和菓子屋さんでは亥の子餅が売られ、西日本では子供たちが亥の子唄を歌いながらわら束(藁鉄砲)や丸い石で亥の子突き(地面を突くこと)をしてお祝いをするようです。

 東日本の旧暦10月10日に行われる十日夜(とおかんや)と対応するものとのことで、今年は10月10日が亥の日ですね。

 それにしても旧暦を調べるのはなかなか大変です。旧暦10月の最初の亥の日は何月何日だろうと思ってもなかなか書いてないですもんね。日めくりカレンダーや暦にはあるのかな。でも最近日めくりカレンダーも昔からのお店にしかあまりないですよね。

 そうそう、亥の子餅は、もともとは大豆、小豆、大角豆、胡麻、栗、柿、糖の7種の粉を混ぜた餅だったようですが、日本では地域や時代によって変化して、亥の子餅は小豆を入れた薄赤色の餅からおはぎ(ぼたもち)に変わったところも多いようです。

 亥の子は夜に子供たちが家々を回って亥の子突きをする日。なんかハロウィーンにも似てるなあなんて思っていました。

秋の味覚、栗が美味しい栗きんとん
 少しずつ涼しくなってきて秋本番ですね。秋の味覚もたくさん売られ始め、美味しい食材の季節ですね。そんな秋の味覚の代表といえば、栗。栗ご飯美味しいですね!

 木曽の馬籠と妻籠へ行ったときに、使いやすいおひつを買ったり、丸い形の五平餅を食べたりした話をしたのですが、その帰りに中津川に寄りました。中津川の名物といえば栗きんとん。駅前から栗きんとんを売っているお店がいっぱいです。

 栗きんとんといえば、お正月のおせち料理の黄色いものが一般的ですが、これにはさつまいも(金時いも)が入っています。というか栗よりもサツマイモの方が分量が多いものですよね。
 中津川の栗きんとんはそんな栗きんとんとは違って、栗だけの栗きんとんです。栗と砂糖以外は水さえ加えず、手作りで作ったあっさり、でも甘い栗の味覚いっぱいの美味しい和菓子ですね。

 中津川は木曽路観光の拠点なのでここで下車する人も多いと思います。時間があったらぜひ和菓子屋さんに寄ってみるのもいいですね。
 有名なのは川上屋、本家すやの2店ですが、同じような名前の恵那川上屋、恵那寿やというこっちも美味しい店が恵那にもあるようです。以前に書いた元祖と本家のような話なのでしょうか。
 中津川にはその他にも松葉、一休、七福、信玄堂、松月堂、新杵堂、梅園、紅梅、藤園、恵那福堂の12店の栗きんとんのお店があってそれぞれ味が違うようです。食べ比べてみるのもいいかもしれないですね。

 栗きんとんも栗の季節の9月から販売を始めたようです。料理やお菓子でも季節を感じられるっていいですよね。

あっさり甘さの黒豆の甘納豆
 丹波篠山の黒枝豆は旬の季節の美味しい味ですが、黒豆といえば最近ではよく黒豆ココアが宣伝されていますよね。それ以外にも黒豆コーヒーもあり、お菓子では黒豆の甘納豆も売られています。

 この黒豆甘納豆は甘さ控えめに作ってあって、普通の甘納豆が甘すぎると思っている人でも豆の味もして美味しく食べやすいものです。

 昔、納豆をあまり食べない関西では、納豆といえば甘納豆のことを言っていたという話を聞いたことがあります。
 そんな甘納豆といえば小豆やえんどう豆、そら豆などいろいろな豆で作られているようですね。逆に大豆ではあまり作らないとのこと。ということは、この黒豆の甘納豆は珍しいものなんですね。

 もともとは江戸時代末につくられて甘名納糖と言っていたとか。戦後に甘納豆と書かれるようになったもののようで、納豆とは全く別物なんですね。

 そんな甘納豆、北海道では赤飯に小豆ではなくて甘納豆を入れる地域があるそうです。甘い赤飯なのでしょうか?少し食べてみたい気がしています。

朝のイングリッシュマフィンもたまにはいいですね
 みなさんは、朝は和食派ですか洋食派ですか?旅行に行ったらよくどちらかを選べたりすることがありますよね。

 私はホテルの朝食は和食を食べることも多いのですが、洋食を選びたくなるときもよくあります。その一番の理由はコーヒーを飲みたいことだったりします。和食で食後にコーヒーがあると問題なくそっちを選ぶのになんて思うこともしばしば。
 朝食がバッフェ(バイキング)だったら和食も選べてコーヒーも飲めるのですが、味は和食か洋食かを選ぶところが美味しい場合も多いですよね。

 朝食がついていないホテルで、近くにマクドナルドがあるとソーセージマフィンかエッグマックマフィンのことも。ちょっと油っぽい気がしますが、たまに食べたくなるんですよね。

 そんなソーセージマフィン、家でも簡単にできますので、イングリッシュマフィンを買ってきてたまにいかがですか?朝の食事の変化に一役買ってくれます。
 間に挟むのはチーズやハム、ベーコン、トマトや目玉焼き、レタスなど好みで何でも。自分流に作れるので外で食べるより美味しいですよ!

日本のチョコレートの歴史、モロゾフ氏のコスモポリタン製菓
 ロシア革命を逃れて神戸に移り住んだモロゾフ氏。そのモロゾフ氏のお店は今でも神戸三宮にコスモポリタン製菓として開いています。日本のチョコレートの歴史ともいえるお店です。

 神戸には別にモロゾフというチョコレートの会社もあります。当初モロゾフという店の経営に関する裁判があってモロゾフ氏はその初期モロゾフを去って、今のコスモポリタン製菓を創業したとのことのようです。その経緯の真実は当事者しかもうわからないのですが、ロシアから神戸に移り住み、美味しいチョコレートを紹介し続けてくれているモロゾフ氏のコスモポリタン製菓に肩入れする神戸っこは多いようですね。

 同じような話はこの世界にはいっぱいあるようです。例えば以前にご紹介した帯広の有名なスイートポテトのお店はかつてはアンデルセンでしたが、今はクランベリーという名前で営業を続けています。その他本家と元祖のような話では、栗きんとんで有名な川上屋は中津川と恵那に別々のお店があるようですし、京都の八つ橋や伊勢の赤福などもそうですね。

 お菓子以外でも京都のいもぼう平野屋とか、味噌煮込みうどんの山本屋とか、インディアンカレーの自由軒とか、お好み焼きのぼてじゅうとか、肉の三田屋などなど。以前にご紹介した551蓬莱の豚まんも...。メンソレータムとメンタームなんていうのも同じような話かな。

 美味しい味を食べる人のことを考えて提供してもらえるような、そんなお店だったら本家も元祖も関係なく、いつも利用したいなと思いますよね。そんな名物の品も手頃な値段で美味しく食べられるように、よろしくお願いします。

バウムクーヘンと温かい交流の歴史
 入ったケーキ屋さんで、バウムクーヘンが美味しそうだったので、早速買ってきて食べてみました。あっさりとしたバウムクーヘン、コーヒーにぴったりでした。

 バウムクーヘンといえば思い出すのは倉敷チボリ公園で見たお菓子の家かな。家の柱がバウムクーヘンで作られていて、美味しく食べられそうでした。
 実際に売ってもいるし、チボリ公園にはバウムクーヘンを作っているところを見ることもできます。生地を焼きながらくるくる回転させて年輪のようになっていくのを見ることができて楽しいものです。作り立てを食べることもできるようで、倉敷へ行くことがあったらぜひ見てみてください。

 そんなバウムクーヘンはドイツのお菓子で、ドイツではその品格と製作が難しさから「Der Koenig der Kuchen(お菓子の王様)」と呼ばれているようです。
 日本では今から80年以上前の1919年にドイツ人カール・ユーハイム氏が最初に焼いたのがはじまりだそうです。その場所は広島市の南にある似島という俘虜収容所(捕虜収容所)。彼はそのときに焼いたお菓子が好評だったことで日本に残ることを決意したようですね。その後横浜を経て神戸へ移り、手づくりチョコレートの伝統を伝えたモロゾフ氏や「風見鶏」のモデルになったフロインドリーブ氏などとともに神戸が洋菓子の街となる基礎を築いたそうですね。

 捕虜生活から日本に住むことを決意して家族を呼び寄せたユーハイム氏やロシア革命を逃れて無国籍のまま神戸に住んでいたモロゾフ氏を温かく迎えたかつての日本の人たちと彼らの交流があればこその文化なんですよね。
 そんな歴史のドラマのお菓子でもあるバウムクーヘン、食べる人を温かい気持ちにさせてくれる美味しいお菓子です。

焼きそばパンは高校の思い出?
コンビニでふと焼きそばパンを買って食べました。久しぶりです。そういえば焼きそばパンといえば高校生ですよね。

 高校の昼食時の購買で最初に売り切れるのが焼きそばパン。授業が終ったらダッシュで買いに行く光景が話題になったり。みなさんの高校では、そんな風景がありましたか?

 私の高校では昼は弁当持参だったので、購買部へパンを買いに行くのは弁当を持ってきていない者と昼までに弁当を食べてしまった者だったと思います。やっぱり焼きそばパンは売っていました。

 私は1度だけ買って食べたかなあ。ほとんど弁当だったから。でもなぜ買ったのかは覚えていないです。あの時は弁当はどうしたんだろう?
 高校時代の思い出、焼きそばパンひとつにしてもたくさんの高校時代のいろいろな想いがあるのでしょうね。

 そんなコンビニの焼きそばパン、そこそこ美味しいですね!でも、パンも焼きそばも両方炭水化物。お好み焼き定食とそんなに変わらない気も...。

あずきは歳時にかかせない、土用餅
 土用の丑の日は今週木曜日です。うなぎの売れる日ですね。ところで、土用の丑の日ばかりが有名ですが、土用は立秋前の通常18日間もあり、今年の土用の入りは19日でした。

 そんな19日にあんころ餅を見かけた人はいるでしょうか?あまり知られていないですが、和菓子の世界では土用の入りの日に土用餅というあんころ餅を食べる習慣があるようです。京都では一般的に広まっているようなのですが、全国的にはまだまだかな。

 実際はあずき(小豆)を食べる慣わしから来ているようなのですが、そういえば歳時にあずきを食べることって多いですよね。
 正月には鏡開きにぜんざい(おしるこ)、春の彼岸にぼたもち、端午の節句に柏餅、お盆のおはぎやぜんざい、秋の彼岸のおはぎなど。

 その他にもよく知らないのですが、とんどという正月行事の日の小豆粥、さびらきという田植え初めの小豆ご飯、さなぶりという田植え終りに赤飯、立ち参りという七日盆のおはぎ、いのこという旧10月の亥の日のおはぎなどもあるようです。

 ところで、おはぎとぼた餅の違いってご存知ですか?漢字を見ればわかるのですが、おはぎはお萩で萩の咲く秋の季節、ぼたもちは牡丹餅で牡丹の咲く春の季節の呼び名だったようです。
 夏と冬にも、夏は夜船、冬は北窓という呼び名があったようなのですが、今は使われていないですね。最近では春でもおはぎと呼ぶことも多くなってきて、食べ物の季節感はどんどん薄れてきているようですね。

ケーキセットに必要なチーズケーキ
 ちょっと喫茶店に入ったときに何か一緒に甘いものが食べたいとき、ありますよね。ケーキセットがあるような店だったら迷わずケーキセット!と、本当はオーダーしたいのですが、男性はなかなか言えない場合も多いはず。ついコーヒーだけでいいかと思ったり。

 そんなときでも注文しやすいケーキはチーズケーキが一番かなと思います。理由は生クリームいっぱいではないこと、甘さ控えめなこと、飾りがないことなどなのかな。私(夫)もよくチーズケーキを選んでいたりします。

 そんなチーズケーキにはベイクド、レア、スフレ、タルトタイプなどがあリ、私はレアチーズケーキがあったらそれを選ぶことが多いです。甘いもの好きなのですが、なぜなんでしょうね。

 チーズケーキは古代ギリシャにはもう存在したらしいのですが、プリンのような食べ物だったらしく今のチーズケーキとは少し違ったようです。起源がギリシャと言いながらチーズケーキはアメリカっぽいのも、その違いによるのかもしれません。
 そうそう、フランスには最近までチーズケーキがなかったそうですね。今のタイプのチーズケーキはロシアやポーランドなどの伝統的なチーズ菓子がユダヤ系移民によってアメリカへ伝えられたことから作られ始めたようです。
 日本では東京赤坂のトップスが1964年にレアチーズケーキ、1965年に神戸のモロゾフがベイクドチーズケーキを売り出して、70年代に雑誌で取り上げられてから広まったようですね。

 そんなチーズケーキ、美味しいものはいくらでも食べられそうです。困ったな!カロリーが少ないらしいレアにしておこうかな!

ひんやり美味しい苺のアイスはいかがですか
 知り合いからイチゴの中にアイスクリームの入ったお菓子をいただきました。最近、ギフトのパンフレットなどで時々みかけたものです。いろんなところから名前を変えて発売されているようですが、いちごの中身をくり抜いて練乳とアイスクリームを詰めてあるのは一緒なのかな?

 冷やして食べると冷たくて甘くて酸っぱくて、いい感じです。ちょっと難点はいちごが大きいのでひと口で食べるのが大変なのと、冷やしてすぐ食べようとすると固くて歯に負担がかかることかなと思います。食べる前に少しだけ外に置いてからの方がいいかもしれません。

 暑い夏はアイスが美味しいですね。そういえば昨日なにげなくガリガリ君を買って食べたら棒になにか文字が書いてある!ハーゲンダッツのようにガリガリ君もそんなところに凝っているのかと思ったら、違いました。
 なんともう1本当たりの文字が!アイスを食べてもう一本当たりなんて何年ぶりかなと思いながら、今日もガリガリ君を食べることになりそうです。

フランスパンと餡子が意外と合う
 あんフランスというフランスパンに粒あんの入ったものを食べてみました。少し塩からくモチモチしたフランスパン生地に甘さ控えめで少し固めの粒あん。予想以上に美味しいパンです。

 このあんフランスのフランスパンは表面が柔らかいもの。そういえばパリの街角にはたくさんのフランスパンのサンドイッチ屋さんがあり、そのサンドイッチの表面の固さがちょうどこのくらいだったのを思い出しました。
 パリの本場で食べるフランスパンのサンドイッチは美味しく、日本のフランスパンと何が違うのかなと不思議だったものです。

 日本でもフランスパンのサンドイッチを出す店が最近は多くなりましたが、まだまだあのパリの味には及ばないなあと思っています。パンが違うんですよね。でももしかしたらこのフランスパンで作ってみたら美味しいかもしれないと思えてきました。

 フランスパンを日本に広めたと言われているのはフィリップ・ビゴ氏。もう40年も前のことだそうです。本店は関西ですが、今では首都圏にもたくさんお店がありますよね。

 セーヌ川のほとりか、もしかしたらモンマルトルあたりのカフェで「パリの空の下(Sous le ciel de Paris)」を聞きながらエスプレッソと美味しいフランスパンのサンドイッチを食べたいですね!

かき氷のシロップは上から?下から?
 店先には涼しげな青と白の布地に赤い氷という文字の氷のれん(氷旗)がたなびくようになりました。スーパーでもかき氷のシロップがたくさん並べられるようになり、もう暑い夏本番ですね。

 ところで、かき氷のシロップは最初に器に入れますか、あとで氷にかけますか?氷にかけるに決ってると思われるかもしれませんが、そうでもないようです。
 関東の一部だけかもしれないのですが、最初にシロップを入れて、その上から氷をかいてのせるだけのものがあります。もちろんかき氷は真っ白。もしかしたらこの方が涼しげかもしれません。
 どうやって食べるかといえば、もちろん白い氷をつついてシロップと混ぜて食べます。氷をシロップにつけて食べてるみたいですね!

 この変型で最初にシロップを入れて、氷をのせて、さらにシロップをかけるところは多いようです。これが一番最後まで甘く食べられるのかな。
 氷、シロップ、氷、シロップのような順番のところとか、途中のシロップは必ずみぞれのところとかいろいろですね。
 そうそう、最後にシロップをかける前に砂糖をかけるところもあります。これ、美味しいですよ!

 日本全国にはその他にもいろいろなカキ氷があります。前にご紹介した鹿児島のしろくま(白熊)もかき氷ですね!
 あと伊勢名物の赤福氷も美味しいかき氷です。名古屋のデパートにも売ってるようですが、伊勢の赤福本店で赤福氷始めましたと書かれると夏なんですね。
 変り種として最近有名なのは山形県山辺町の酢だまり氷かな。いちごシロップのうえにさらに酢醤油をかけるらしいのですが、試してみようとはなかなか思えないかもしれません。美味しいのでしょうか?

 私が食べたかき氷で最も美味しかったのは高松の栗林公園のみぞれのかき氷です。ものすごく暑い日だったこともあるかもしれませんが、さらさらの氷が上品でシロップが絶妙でした。
 暑い夏、いろいろなシロップに練乳をかけたり、餡をのせたり、宇治金時にしたりして楽しみながら涼しく過ごしたいですね!

暑い夏には冷たいソフトクリーム
 もう梅雨明けして本格的に夏になったような暑さですね。そんな暑い日には冷たいものが食べたくなってきます。

 冷たいものもいっぱいありますが、そのたびに喫茶店に入ったりしないでいいものは気軽に外で食べられるソフトクリームかな。
 ソフトクリームは観光地ごとにいろいろな種類がありますよね。富良野のラベンダーソフトのような有名なものも多いですね。その他には、ウニ・わかめ・イカスミ・牛タン・味噌・醤油・七味・サボテン・ワサビ・うどんなどなど、こんなものまでご当地ソフトクリームにするの?というものまでありますが、なかなか食べるには勇気が必要だったりします。

 ソフトクリームは戦後米軍が日本に持ち込んだ食べ物のようですね。でも日本の方が売っている店が多い気がします。それに種類も多い!
 そうそう、外国ではソフトクリームでは通じないだろうなと思っていたらソフトアイスクリームと書かれていたりしました。

 ときどき自分でソフトクリームを作れる店があったりして楽しめるのですが、これがなかなか難しくてうまく山になりません。やってみると難しいことがわかったのでコーンの底が空洞でソフトクリームがなくても仕方ないかなと...なんて思えないですね。きちんとコーンの最後まで食べれるように入ってるソフトクリーム屋さんのほうがやっぱりいいですね。

暑い夏はガリガリ君、でも少しだけアイス饅頭気分
 外を歩いていて暑いとついつい冷たいものがほしくなってしまいます。喫茶店に入ってパフェでも食べたい気分でも、なかなかひとりでは注文できなかったりします。
 そんなときはやっぱりコンビニのアイスかな。家で食べるのなら前に書いたようなジェラートとかハーゲンダッツの買い置きをしててもいいのですが、ちょっとコンビニで買うようなアイスは買い置きするほどでもないし...。

 コンビニのアイスも昔と違って種類も値段もいろいろです。でもなんといってもベストセラーはガリガリ君かな。冷たいものがとにかくほしいときにはこれ!テレビでは超巨大なガリガリ君を作ってもらって食べたりしていましたね。
 そういえばガリガリ君と同じ味で昔はWソーダという2つに割って食べれるものもありました。センダンではまだ売られているようなのですが、あまり見かけないようです。

 そんなコンビニのアイスコーナーを侵食している九州名物の文字。代表は前に記事にした白くまなのですが、フルーツがいっぱいで美味しいですよね。コンビニに置かれるようになって鹿児島名物の白くまも全国区になった感じですね。

 その他の九州名物と書かれたアイスに「あいすまんじゅう」があります。なかに餡子がいっぱいなので餡子好き以外の人には用がない気がする食べ物なのですが、割とよく売れているようです。でもなぜ九州名物なのか気になりますが、久留米の丸永製菓で作られ続けているから以外にあまり理由が見つからないようですね。

 九州以外にも群馬県桐生市にはアイスが固めの「アイスまんじゅう」があります。昭和20年代から作っているようなので、九州のものより前のようですね。美味しそうです!
 その他東北の漉し餡のアイスまんじゅうも昔からあるようですね。

 まだ食べたことのないアイスまんじゅう、わざわざアイスまんじゅうのために旅行に行くわけにもいかないので、少し微妙な食べ物だったりします!でも食べてみたいですね。

なぜサツマイモが北海道?美味しいスイートポテト  北海道物産展でスイートポテトを見つけました。百貨店の北海道物産展はいつも満員。あの人ごみを考えたらあまり近寄りたくないイベントなのですが、なぜだかちょっと行ってみようという気になっていました。

 知ってるお店、少ないなあ。全国で毎週のようにやっている北海道物産展にどうやって有名店を呼んで来るか。百貨店も誘致が大変なんでしょうね。
 カニいっぱいのお弁当屋さんがすごい列になっていたり、あっちこっちで試食の集団がいたり、やっぱりすごい人でした。

 スイートポテトといえばサツマイモ。でも北海道ではサツマイモは採れないはずですよね。そんなサツマイモのスイーツがなぜ北海道っぽいお菓子になったのかな?
 材料を見たら、バターや牛乳、生クリームが使われているので、美味しい乳製品を使っているイメージが北海道なのかなと思ったり。

 以前に帯広駅で降りたときに駅前で美味しそうなスイートポテトが並んでいたことを思い出しました。それ以来、スイートポテトは帯広の名物だと思い込んでいます。あの時は六花亭本店2階へホットチョコレートを飲んだ時だったかな。
 帯広のスイートポテトのお店は当時はアンデルセンだったようなのですが、今は店名改称でクランベリーになっているようですね。

 北海道には帯広以外にも札幌や旭川にもスイートポテト屋さんがあるみたいで、いつの間にかやっぱり北海道名物のようです。
 そんなことを考えながら食べたスイートポテト。甘すぎず美味しい味です。でも食べきれない!大きいですもんね。

ゴムの味も懐かしのアイスボンボン(たまごアイス)
 旅先ではときどき懐かしい食べ物を見かけたりします。竹原へ旅行に行ったときに小さい子供がゴムのボンボンにアイスが入った通称アイスボンボン(ボンボンアイス)を食べているのを見かけました。

 風船アイスと呼んでいた人もいたようですが、正式な名前は何ていうのでしょう?
 竹原には普通に売っているのかなと思ったのですが、そうでもないようでした。ゴムを押さえるとチューっと出てくる柔らかいアイス、あの味ってそういえばなかなか他のアイスにはないですよね。

 地域によっては風船の形をしたもの以外にも、2つ玉のものや4つ玉のものもあるようです。今でも地元では作ってたりするのかな。
 たまごアイスとして最近売ってたりするものもたぶん同じようなものですよね。センタンとか井村屋から売られているようですが。

 ところでかつてあったのに見かけなくなったアイスとか復刻してきたアイス、まだまだありますよね。ガリガリ君のような味で棒が2つになってて割って食べるアイス(Wソーダ)、メロンの形のカップにシャーベットが入っているアイス(メロンボール)、ホームランバーの形で2色か3色になっているアイスなんかもそうかな。袋に入ったかき氷なんてのもあったと思います。

 これから暑い季節、ふと昔のアイスもいいですね。

そろそろジェラートがほしい季節

 朝晩はまだ寒かったりするのですが、昼はもう初夏。紫外線が気になる季節に外を歩くと冷たいものがほしくなります。

 冷たいものといえば、冷やし中華(冷麺)、そうめん、ところてんのような食べ物もありますが、やっぱり甘いものですよね。アイスクリーム、ソフトクリーム、かき氷、パフェ、あんみつ、ガリガリ君などいろいろですね。

 ジェラートもそんな冷たい甘いもの。アイスクリームと違うの?なんて思っていましたが、本場イタリアでは区別はなさそうなのですが、日本では区別されているようですね。
 日本のジェラートの分類はアイスミルクということになっていて、アイスクリームではないようです。アイスクリームを名乗るためには乳固形分15%以上でそのうち乳脂肪分8%が必要となっているようで、乳脂肪分5%前後なのでそれに満たないジェラートはアイスミルクと分類されるようです。そう思って池田牧場のジェラートのラベルを見るとアイスミルクって書いてあります!

 脂肪分が少なくヘルシーなジェラート。イタリアには「ドッピオゼロ」という脂肪分もカロリーもゼロという商品も人気だそうですが、日本にもあるのかな。美味しいのかどうか気になったりします。

唐饅と一口香から中国菓子と和菓子を思う
 唐饅というと中国の饅頭のようですが、中華菓子で同じようなものはあるのでしょうか?唐饅頭といえば都まんじゅうという今川焼(大判焼・回転焼)のようなものも指すこともあるようですが、それも違うようです。

 長崎や佐賀にはこの唐饅と同じような一口香(佐賀では逸口香)というお菓子があるようです。一口香は長崎に流れ着いた唐の船からおみやげとしていただいた唐饅を改良したお菓子のようです。唐饅が平べったいのに対し、一口香(逸口香)はふくらんでいます。そのうえなかが空洞という変わった食べ物のようです。天火で焼くときになかの黒砂糖が溶け外皮にくっつきパリっと香ばしい美味しさのようです。唐饅と同じような味のようですが、一度食べたいなと思ってきました。両方とも飴と小麦粉の生地のなかに柚や黒砂糖を入れて、1枚ずつ手焼きした郷土料理。パリっとしながらなんか柔らかい不思議な食感のお菓子です。

 ところで中国のお菓子というと月餅とか棋子餅、蛋巻、杏仁餅などや、胡麻団子など、いろいろありますが、唐饅の原型は残っていないようです。
 古代から平安時代くらいまでの日本に伝えられた唐菓子は小麦粉や米の粉を油で揚げたお菓子だったようですが、日本のお菓子としてはあまり根付かなかったようですね。その後点心が伝えられ、中国から饅頭や羊羹が伝わったようですが、日本では中国と違って動物あんを使わず、豆や芋を使った餡の甘いお菓子に変身して残っているようですね。

 その後南蛮菓子としてヨーロッパのものが伝えられ、ちょうど茶の湯が大成された頃と重なり、京都で和菓子として発達していったようです。茶の湯とつながっているため和菓子には季節感が大切なようですね。今は初夏、身近な和菓子では柏餅とちまきかな。
 さらに江戸時代に琉球で砂糖が作られるようになったことなどもあり和菓子は江戸時代後期に今のようなものになったようです。

 そうそう、唐饅は愛媛県のお菓子で、長崎の一口香と同じものが愛知県常滑にもあるようです。あと広島の甲山町にある唐饅頭も同じようなものなのでしょうか?お菓子を調べてみるのも興味深いですね。

即席夫婦饅頭の茶まんじゅうと酒まんじゅう
 連休も終わりですね。みなさんはどこかへ行かれましたか?観光地に行くとお土産物屋さんや食べ物屋さんがたくさんありますが、似たようなお店がいっぱいのとき、どんなお店に入ったり、買ったりしますか?

 江ノ島には海産物のお店もいっぱいでしたが、饅頭屋さんも何件かありました。そんななかでやっぱり買って食べてみようかなと思ったお店で茶饅頭と酒饅頭を買いました。

 湯気に誘われてお店に寄ってみると、こし餡の白とつぶ餡の黒のどちらにしますかと聞かれ、両方と答えたところ、「めおとひとつ!」との声。なんか茶饅頭と酒饅頭が即席で夫婦(めおと)になったようで、なるほどなあと感心してしまいました。

 たくさんあるなかでここに寄ったのは、湯気の美味しそうな雰囲気と、もうひとつ買い易さでした。ここだけが1つからでも買えそうだったのでした。他の店では10個いくらというような表示が目立っていて寄せ付けない感じ。そうそう、めおと饅頭という名前で売ってる店もありました。でも2個とも買わないといけないという圧力を感じるんです。表示方法も大切ですよね。

 江の島はすごい混雑でしたが、湘南の雰囲気の海を見ながらのんびりするといい場所ですよね。サザンの歌が聞こえてくるようでした。

わらびもち売り屋さんご存知ですか?
 冬には焼き芋屋さんやたこ焼き屋さんの屋台とかがいっぱい出ていて思わず買って食べたくなりますよね。あの人たちは暑い夏はどうしてるのかな。

 焼き芋やたこ焼き、夏でも食べたいと思うこともあるのですが、やはり冬の方が売り上げは多そうですね。
 そんな夏の風物詩ですが、わらびもち屋さんの屋台の移動車ご存知ですか?おそらく関西の方が多いのではないかなと思っています。

 「わらびーーーもち、わらびもちだよー!」って売ってる声が聞こえ始めるともう夏が近いなあと思ってくるのですが、先日、もう屋台が出てたので早過ぎるんじゃないのと思ってしまいました。年中売ってるのかな?

 ところで、わらび餅は本当は蕨の根からとる本わらび粉が原料のようです。でもかなり高価な原材料なのでほとんどがサツマイモやタピオカ、くず粉などで代替しているようですね。だから味の差や値段の差がかなりあるんですね!

 このわらびもち、何をかけて食べますか?西の方では圧倒的にきな粉なんですが、東の方では黒蜜も多いようです。みなさんはどちらですか?
 その他にも餡がかかってたり抹茶がかかってたり、いろいろあるようです。

小倉トーストは愛・地球博の味?
 以前に餡子入り食パンの記事を書きましたが、食べてみると美味しいのですが、売ってたりしないのでイメージがわかないかもしれませんね。
 こころんのキッチンのホームページには「あん食パン」の作り方を成型写真付きで載せてありますのでぜひ一度作ってみてください!あんぱんが甘くて全部食べれない人にもおすすめですよ。

 ところで、そんな餡子文化と言えそうなのが名古屋など東海地方の小倉トーストかな。

 名古屋では餡子を乗せたり、はさんだりしたトーストがあるということでさっそく名古屋駅近くで探して食べてみました。
 あんぱんがあるんだから、あんトーストがあってもいいと思いますが、他の地域にはないですよね。食べてみるとやっぱり餡子です。トーストを食べたいなと思って注文したらイメージが違うかな。でも餡子好きの人にはいいですね!

 東海地方では朝コーヒーを頼むとゆで卵がついてきたりと、うれしいサービスがあったりしますが、喫茶店の文化も全国いろいろなんですね。

日本で最初のカスタードクリームのクリームパン
 美味しい手づくりバターロールや餡子入り食パン、美味しいパン作りなどで書いたのですが、パンは自分で作るのが一番美味しいです。でもオーブンが必要だし、なかなかすぐに作れないかもしれないですね。そんなとき美味しいパン屋さんに出合ったらうれしいものです。

 美味しいパン屋さんにもいろいろあって、パン屋さんごとに美味しいパンの種類も違うようです。

 クリームパンといえば、食事というよりおやつという感じかな。そんな美味しいクリームパンのお店。百貨店で長い行列をしていて何かなと思ったらこのクリームパンでした。
 日本で最初にカスタードクリームのクリームパンを作ったお店のようです。

 食べてみるとクリームたっぷり!重い!生地も美味しくさくさくに焼けていて、安い!100円でこれだけのパンは売っていないという言葉には納得してしまう。こだわって作っていることで有名だそうですが、確かに本当に美味しいです!

 バックハウスイリエという本店は兵庫県にあるパン屋さんなのですが、全国のパン好きに知られているお店だそうです。パン好きの方は百貨店で見つけたらぜひ一度いかがですか?おそらくすごく並んでいる思いますが。

美味しくても食べすぎに注意かな(スナックアーモンド)
 アーモンドといえばチョコレートの中身?スライスして焼き菓子に乗ってるもの?ピーナッツなどと一緒におつまみに入ってるもの?
 そういえばアーモンド単体で食べることはそんなにないのかもしれないですね。でもアーモンドの産地アメリカではスナックナッツとしてそのまま食べることが多いようです。

 そんなアーモンドだけをスナックナッツとして売ってる代表のようなものがこのブルーダイヤモンドかな。以前にANAで食べて美味しかったので探したらスーパーでも売られていました。

 ところでアーモンドはバラ科サクラ属ということなので、さくらんぼの種のなかの柔らかい部分(仁)を食べているみたいなものなのかな。
 アーモンドなどのナッツ類というと含まれるオレイン酸が悪玉コレステロールを低減する効果があると言われています。でも脂肪分が大変多いのでその点は注意が必要ですね。

 美味しいブルーダイヤモンドの缶を開けても、ついつい全部食べてしまうことがないように注意しておかないといけないようですね!

今川大判回転二重太鼓に御座候
 日本中にあるのにその場所場所で呼び方が違う食べ物、いっぱいありますよね。

 代表のようなものに今川焼があります。いやいや、大判焼かな。回転焼が正しい!違うよ二重焼だよ。うちでは太鼓饅と言ってたよ。大阪では御座候というものが一番有名らしいよ。そういえば黄金焼って言い方もあったね。などなど。

 甘いものが好きな私(夫)も呼び名が違うと同じようなものに見えるけど、味が違うのかなあと思って買うのを躊躇したことを思い出しました。

 形が小判のようなものがあったりしますが、ほとんどは真ん丸でなかに粒あんがいっぱい入っていて甘いもの好きには欠かせないものですよね。

 この呼び名の境目などを調べるといろいろ面白いかもしれませんね。今度調べて書いてみようかな。東京へいくとほとんど今川焼。大阪では回転焼かな。
 みなさんのところでは何って呼ばれてますか?

 土地土地で呼び名が違うのもいいなと思います。冷凍食品などでは全国一律で強引に東京の呼び名で売ってたりしますが、土地に配慮したパッケージになったらいいのになと思ったりしています。

今川焼・大判焼・回転焼と鯛焼き
 大判焼(今川焼・回転焼)と同じ味のものに鯛焼きがありますよね。味はほとんど同じで皮の厚さと餡子の量が違うだけかなと思っていますが、どうなんでしょう?

 材料は、小麦粉(薄力粉)と水、卵、砂糖、ベーキングパウダーあたりに牛乳とかハチミツとかを加えているようです。どら焼きとも使っている材料は同じようですが、大判焼きでは卵が必ず必要というわけではなくて、昔の配合では入ってないものも多いようです。

 それに対し、どら焼きには卵が倍くらい入っていて、その分水が少ないようで、そのためにふっくら感が違うのかもしれないですね。味が店によって違うのはこの配合をいろいろくふうしてるからなんでしょうね。

  家でつくるときにはホットプレートに丸い抜き型でつくれそうな気もしますので、今度抜き型買ってきて挑戦してみようかな?

 ところで、いっぱい呼び名ありますよね?今川焼というのは東京神田の鍛治町近くのの今川という地名の場所で売られていたからだと書かれているようですね。

 大判焼にもいろんな説があって大判の形に焼いたからとか大きい判だったからとか言われているようです。大判焼という名称は松山のメーカーが焼き器を作ってその名称に使ったからとも言われているようです。

 それに対し、回転焼は焼き板に丸い型がいっぱいある焼き器が回転して次々と焼いていけるからと書かれていたりします。どんどん機械が大きくなってきますよね。本当は焼き方が全部違うものなんですね。

 さらに鯛焼きは東京浅草の木村屋で作られた人形焼と今川焼を合わせてつくられたもののようです。東京麻布十番の浪花屋で最初につくられたもののようです。

 その他いろんな地方でいろいろな呼び名があるものの由来も調べたら面白いかもしれませんね。

金と銀のモンブランの変化

アンリ・シャルパンティエのモンブランには金のモンブランと銀のモンブランがあって、金には洋酒が入っていて銀には入っていません。私(夫)は洋酒に弱いため銀を買います。他のお菓子屋さんのモンブランより甘さが少し控えめなので食べやすいかな。甘いケーキが好みの人にはもの足りないかな。どっちかというと甘党の男性向き?

ところで昔の本店のものの方が美味しかったなあと思って写真を探していて、あれっと思いました。なんか巻き方が違う!
昔は横巻きだったのに今は縦巻き。今まで気がついていませんでした。縦巻きの方が簡単なのかな。

 食べた感じでも今はタルト生地に乗っているのですが、昔のはメレンゲを焼いたようなサクサクの生地に乗っていて、その食感が美味しかったのですが。
 もう昔のアンリのモンブランには戻らないのかな。

 日曜の午後はケーキとコーヒーでのんびり、いいですね!

バレンタインのステットラー

バレンタインの時期になるとステットラーを百貨店で売ってると以前書いたこともあって、確かめに行ってみました。

 私(夫)はこの時期に百貨店のチョコレート売場に行ったことがなかったのですが、休日なこともあってすごい人でした。そんななかちょっと場違いかなと思いながらステットラーを見つけました。

 女性ばっかり!「スイスの幻のチョコ」だと説明している売場の人にくださいとオーダーしたら「試食どうぞ」と小さいかけらを差し出されました。周りの視線を浴びながら辞退してその場を離れましたが、そういえばラッピングも何もしてくれなかったような...。本当だったらバレンタインのラッピングをしてるんじゃないのかなあ。

 その売場の隣が東北物産展でこっちはチョコ売場よりもかなり年齢が上の人の人だかり。仙台の牛タン弁当を見つけたら長ーい列。隣のずんだ餅はぐるり一周の列。とても並ぶ気にならなくて、列のなかったきりたんぽを買ってそそくさと帰りました。

 なんか、あのなかで買い物ができるなんてすごいなあと感心しきりでした。

 帰って食べたステットラーのチョコは後口のいいほんのり甘さのチョコでした。でも本店で食べたばら売りの方が好みだったかも。でも美味しかったです。(え?バレンタイン?こころんが作ってくれるそうです!)

冬でも暖房した室内で美味しい白熊
最近はコンビニにも売っているので、白熊と言っても驚かれなくなってきた鹿児島名物の白くま。フルーツが入っていて美味しいアイスです。

 鹿児島に行ったときにはまだまだコンビニにあまり置いてなかった頃で、天文館のむじゃきという喫茶店を探して食べてみました。白熊以外にも食事も出してるし、本当に普通の町の中華料理屋さん兼喫茶店という感じでした。

 店で食べるとフルーツ入り練乳がけかき氷という感じで、アイスとは違った食べ物です。家でも作って食べられると思います。

 シロクマの顔をイメージしてるとか、フルーツの缶詰がしろくまの絵が描いてあったとか言われていますが、本当の名前の由来は何なんでしょう?

 暖房した部屋で美味しいアイス、時々白熊。いいですね!

焼きたてジャぱんのメロンパン
テレビ東京・テレビ大阪系で火曜日夜7時から焼きたて!ジャぱんというアニメをやっていますが、そのなかで企画されたメロンパンがローソンで発売されるというので、さっそく買って食べてみました。

 パンは自分で作るのが一番美味しくて、次が店で作っているパン屋さんですね。全国ブランドのパンとかコンビニのパンはあまり買わないのですが、このメロンパンはちょっと気になるので。

 何が違うかというと、メロンパンの上のビスケット生地を一緒に焼くとビスケット生地のサクサク感がなくなるので、それを別に焼いてクリームであわせてサクサク感を味わえるメロンパンなのだそうです。

 食べてみて、思ったよりサクサク感が少ない気がしましたが...。ただやっぱり全国ブランドのパンの味です。街のパン屋さんで同じものを作ってみてほしいなと思いました。

 焼きたてジャぱんは最初はパンのこともよくわかり面白いマンガなのですが、最近はだんだんギャグマンガ化してきてパン好きには残念ですね。(と言いながら展開を期待して読んでます!)

ステットラーのチョコレート
もうすぐバレンタインですね。実際はまだひと月あるんですが、百貨店などではもうバレンタインのコーナーがあって、もうすぐだと思ってしまいますね。

 バレンタインといえばチョコレート。私(夫)がチョコレートを買うのはホワイトデーのときなのですが...。

 そんなチョコレートの贈り物でおすすめなのが、このステットラーのチョコレートです。雅子様が皇太子にプレゼントされたことで有名ですが、バレンタインの時期だけ百貨店に並ぶそうです。それ以外ではスイスの店から送ってもらうしかないそうですが、機会があったらぜひ一度食べてみてください。

 私(夫)は知らずに食べてお酒の強いものだったので、少し酔ったような感じになった記憶が...。

 みなさん、今年のバレンタインはどうされますか?

アップル・シュトゥルーデル
山の寒い場所であついカスタードをかけて食べたアップル・シュトゥルーデルは、とてもおいしいお菓子でした。

 もちろん私(夫)は初めてみたお菓子で、名前も全然知りませんでしたが、りんごをシナモンで甘く煮てクレープの生地に似た生地で巻いてオーブンで焼いたオーストリアのお菓子らしいです。

 オーストリアではりんご以外にもいろんなものを入れて食べるようで、野菜や肉を入れて食事にしたりもするようです。
 アップルシュトゥルーデルは本当はアプフェルシュトゥルーデルと言った方がいいのかな。もちろん使ってるりんごは紅玉のような酸味の強いもの。外国の人はよくりんごをかじってるのを見かけますが、あのりんごは小さくてかじるのにちょうどいい大きさですよね。日本でもかじりながら歩きやすいもっと小さいサイズのりんごをもっと作ってくれないかなあと思ったりします。

 アプフェル・シュトゥルーデル、もし見かけたらぜひ一度食べてみてください。

ゴーヤバーガーは美味しいのかな
今日も沖縄の食べ物ですが、沖縄にはさすがゴーヤバーガーがあります。

ゴーヤの苦味はそんなに気にならないくらいで、卵でとじられているので卵サンドのような感じで食べられました。

ハンバーガーなので、絶品というわけではありませんが、予想以上には美味しかったです。

こんなファーストフードでも地域の特色があると楽しいですね。

おいしいベーグル
松山の友人がベーグルカフェをやっていて、ベーグルを送ってくれました。早速今日の朝食はベーグル!

こだわって作っているだけあって美味しい!もちもちで噛むと甘みがあり、美味しいコーヒーと一緒に食べると気分はニューヨーク!かな?

前にニューヨークに行ったときには街角にいろんな屋台があって、いろいろ楽しめました。シシカバブなんかも売っていて美味しかったなあ。


友人のベーグルは楽天市場でも売ってたりするそうだけど、最近は美味しいものをすぐ取り寄せできるのでいいですね。

神戸のメロンパン
メロンパンが神戸では違うこと、知ってましたか?私(夫)はずっと知りませんでした。

 神戸では洋食のごはんをいれてひっくり返してお皿に盛る型で焼いたものがメロンパンで、普通にメロンパンと思っているものはサンライズといいます。

 このメロンパン、なかに白あんが入ってるものなのですが、なかなかおいしいです。かわはやわらかくクッキー生地は使われていません。

 まだまだ全国にはこんな名前の違うパンがあったりするのでしょうか?あ、そうそう、パンじゃないですが、肉まんのことも関西では豚まんといいます。関西では肉といえば牛のことなので、牛じゃないよ豚だよということで豚まんというようです。

おいしいチョコレート
チョコレートを食べるといつもお腹の調子がよくなかったのだが、リンツのチョコレートではそんなことが全くない。それ以上に美味しい!それがいつもリンツのチョコレートを選んでいる理由です。

本当はリンツエクセレンスというちょっと大きくて少しだけ薄いタイプの方がおいしいのだけど、ミルク(青いパック)を売ってるのを見かけないので、このタイプを買うことが多いのですが、どこかに売ってるのだろうか?

チョコレートというとベルギーが有名ですが、板チョコだったら断然スイスのリンツだと思っています。チョコレート好きの方はぜひ一度食べてみてください!

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