こころんの夫の美味しいブログ選

おみやげ

大阪のお土産に何を買いますか?(茜丸)
 大阪へ旅行してお土産に買うお菓子は何でしょうか?お菓子でなければ、たこ焼きとか豚まんなどもありますが、大阪のお土産お菓子と思って駅で手に取ると、それは京都のものだったり、伊勢のものだったりします。

 京都のものというのは生八つ橋、伊勢のものというのは赤福ですね。どっちも大阪でもまるで地元のおみやげのように売られています。

 昔のお菓子だったら粟おこしとか岩おこしなんてのもあるのですが、今買って帰ってもあまり喜ばれる気がしません。阪神タイガースマークのお菓子は巨人ファンや浦和レッズサポーターに買って帰るわけにもいかないし、厳密に言えば阪神タイガースの本拠地甲子園は兵庫県西宮市です。

 そう思って探していると行き着くのは五色どらやきの茜丸しかありません。これぞ大阪のお土産といえば、これなのかもしれませんね。

 食べてみると、ふっくら柔らかい生地はパサパサしていなくて食べやすく、入っているあんこは甘すぎない、美味しいどらやきです。でもその最大の特徴はあんこに5種類の豆が使われていることですね。だから五色どらやきなのですが、その5つの豆は、金時豆、虎豆、うぐいす豆、白てぼう豆、小豆だそうです。

 金時豆や小豆はよくわかるのですが、あとはもしかしたら知らないという人も多いかもしれません。さらに原材料表示では小豆、いんげん豆、えんどう豆しか表示していないので、なぜだと思うかもしれません。調べてみるとわかるのですが、金時豆も虎豆も手亡豆もインゲン豆の一種のようですね。さらにうぐいす豆というのは完熟した青えんどう豆を乾燥させて甘煮にしたものなので、原材料表示ではえんどう豆としか書けないようです。

 そういえば、えんどう豆はといえば、まだ豆にならないうちに食べるサヤエンドウとか完熟前に食べるグリーンピースが主流なので、あまり完熟させてもらえない珍しい豆かもしれません。そんなことが勉強できる茜丸五色どら焼き。お土産に薀蓄もいかがですか。

武州千住宿喜田家の栗羊羹(東京の美味しいお土産)
 友人が地元の美味しいお土産だと言って羊羹を持ってきてくれました。でも知らない銘柄です。東京で羊羹といえば虎屋(とらや)が有名ですが、友人の羊羹には喜田家とあります。

 食べてみると、これが美味しい!大きい栗とほどよい甘さの羊羹のハーモニー。いくらでも食べられそうです。もうこれから東京土産で羊羹を買うときにはここにしようと思う美味しさでした。

 でも友人によると足立区周辺でしか売っていないとのことです。千住の和菓子屋さんとして今年創業52年のお店だそうですが、どら焼きや最中が有名なようですね。東京へちょっと出かけたときに新幹線の駅や空港で買うのは無理のようですが、だからこそ価値がある気もします。

 全国展開の店よりも地元の美味しい店の方がずっと美味しいということは、どこでもあります。そういえば、昔、カステラといえば文明堂と思われていた頃、九州の友人が地元の人間は福砂屋しか買わないと言っていたことを思い出しました。食べ比べてみたらその頃まだ有名でなかった福砂屋の方がずっと美味しかったことと同じですね。

大きい黒飴みたいな外見、でも和菓子「くろ玉」(山梨)
 はじめて見ると、なんだこれはと思ってしまうほど黒く光る丸い玉。パッケージも黒と赤。山梨といえば甲州。武田信玄を思い起こす言葉の赤い文字。赤と黒が際立つ山梨の銘菓くろ玉をいただきました。

 食べてみると中身は緑のあんこです。解説を読むとえんどう豆の餡のようです。外の黒は黒糖の羊羹。この黒がチョコレートだと今日のバレンタインにぴったりの話題だったのですが...。

 外の黒糖は甘さが強く、なかのえんどう豆のうぐいす餡は甘さ控えめの違った味が楽しめます。美味しいのですが、たくさん食べるには外側が少し甘すぎるようです。1個食べて満足できる美味しいおみやげという感じでしょうか。

 この「くろ玉」は甲府市の澤田屋で昭和4年に考案されたおみやげのようです。現在では餡を丸めるところだけ機械のようですが、それ以外は手作りのままのようですね。甲府を訪たときには、ほうとうを食べて、おみやげはこれかな。

初詣の人でいっぱい、太宰府天満宮の梅ヶ枝餅
 今年の正月はいかがお過ごしでしたか。初詣にはいかれましたでしょうか。毎年全国の初詣の映像が映りますが、ものすごい人出ですよね。そんな人出のいっぱいの太宰府天満宮へ行ってきました。

 太宰府天満宮は誰でも知っている学問の神様です。境内にはたくさんの受験生の姿と合格祈願の絵馬がありました。

 学問の神様というのは菅原道真公のことで、平安時代に栄華を誇った藤原氏によって理不尽な左遷をされた先が太宰府の地でした。昔も今も権限を持つ人が脅威となる人を理不尽な左遷やリストラをするというのは日本人のまだまだのところのようです。

 その道真公にお餅を差し上げたという尼御前(浄妙尼)が、一緒に梅の枝を添えていたということから、太宰府境内や参道にはたくさんの梅が枝餅のお店があります。もち米の粉をこねた生地に餡子を包み、薄く焼き上げた美味しいお餅です。なるべく表面の焼けたものの方がパリパリとして美味しい気がします。

 太宰府といえば「東風ふかば におひおこせよ 梅の花 あるじなしとて 春な忘れそ」という有名な歌に詠まれた飛梅をはじめたくさんの梅の木があります。また御神酒も梅酒。梅ヶ枝餅もそんな梅にまつわるいい話から生まれた太宰府名物なんですね。

 受験生のみなさん、がんばってください。合格できますように。

大きいサータアンダギー、お土産選びのひと苦労
 「サータアンダギー揚げたて」というひと言でふとつられて買ってみました。アツアツ、ホクホクを想像したからなのですが、手にするとやや温かい程度。しまったと思ったのですが...。

 直径15cmほどありそうな巨大なものです。食べても食べてもなかなか終りません。外はサクサク、なかはしっとりとして、アツアツではなかったものの美味しいものでした。

 これだけ大きいとなかなか焦がさずに中心まで揚げられないだろうなと思いながら、でももう少しアツアツがよかったなあとも思ったりしていました。

 サータアンダギーは、サーターが砂糖、アンダーギーが揚げ物を意味します。さらにアンダーギーはアンダが油、アギーが揚げという意味のようです。なので、サータアンダギーではなくて正確にはサーターアンダーギー(サーターアンダギー)なのでしょうね。

 このサータアンダギーには思い出があります。初めて沖縄へ行ったときのこと。お土産に何を買おうかなと思って国際通りを歩いていて、他の人がほとんど「ちんすこう」を買うので違うものにしたいと思っていたときに、これだと思ったものです。

 持ち帰ったサータアンダギーのお土産はすごく好評で、みんなの沖縄への関心をまた深めることができました。

成田到着、ちょっと寄り道して煎餅でも!
 成田へ到着しました。帰ってくるとやっぱり日本のほうが暑い。あまり汗をかかなかったヨーロッパと比べて、少し歩くともう汗...。問題は温度より湿度かな。成田でちょっと新勝寺に寄り道して来ます。

 成田空港から成田まではすぐなのですが、JRと京成の2本あるわりには意外と列車の本数は少ない気がします。それと有名な成田空港駅のパスポートチェック。電車利用者にパスポートを提示させる駅なんて聞いたことがありません。一度、国内線利用だったため身分証明書を何も持っていなくて、困らされたことがあります。

 まあ、そんな成田で新勝寺へ行くのは初めてです。参道にはおみやげもの屋さんや食べ物屋さんが並び、いい雰囲気です。うなぎ屋さんが多いようですが、パスして、煎餅屋さんで煎餅を買ってみました。安くて美味しい煎餅でした。

 新勝寺には外国人がいっぱい。英語で写真のシャッターを押してほしいとお願いされたりします。外国帰りそのままの気分で返事していると、なんだか不思議な感覚になってきます。外国人が東京(の玄関)だと思って到着するのが成田。それと同じようなことを外国でしてるのかなあなんてふと思ってしまいました。

国際都市長崎らしいおみやげ、おたくさ
 長崎といえばカステラやチャンポンが有名ですが、長崎通のおみやげといえばこの「おたくさ」だと思います。以前から不思議な名前だなと思っていたのですが、このおたくさというのは「おたきさん」から転じた名称だということをテレビで知りました。

 おたきさんとはシーボルトの奥さんの名前です。江戸末期の長崎出島に来たシーボルト、歴史を学んだときや大河ドラマで幕末の話があったときなどで聞いて知っていることと思いますが、その奥さんがおたきさんで娘さんがイネさんです。

 長崎のお菓子にはそんな歴史のロマンを感じさせるものがあっていいですね。このおたきさんがなぜおたくさになったかですが、アメリカンがメリケン、(ソーイング)マシンがミシンになったようなものと同じなのでしょうか。シーボルトはおたきさんのことをおたくさに近い発音をしていたのでしょうか。

 もし今外国人にカタカナのままアメリカンやマシンと言っても通じないと思いますが、メリケンとミシンは通じるかもしれません。長崎の人はもっと聞こえていた通り忠実に発音していたのかもしれませんが、日本語に表記できる文字がないので仮にメリケン、ミシンと表記したのかもしれないですね。

 おたきさんがおたくさと聞こえたという証拠がもうひとつあります。シーボルトがヨーロッパへ持ち帰った植物のひとつの紫陽花(あじさい)を「ヒドランゲア・オタクサ」と命名したという事実です。シーボルトは紫陽花の花を好んでいたそうです。いい話ですね。そんな話のお土産「おたくさ」、長崎へ行ったときにぜひいかがですか。

買えなかった舟和のようかん
 東京のお土産を何にしようかなと思いながら、羽田空港に着きました。いつもだったらセキュリティチェックをする前に買ってから入るのですが、今回は中のラウンジでのんびりしようかなと思って買わずに入ってしまいました。でも搭乗口近くの売店でもあるだろうなと思っていたからでもありました。

 おみやげはなんとなく舟和の芋ようかんにしようと思っていたのです。久しぶりにさつま芋が食べたい気分だったこともお土産選びに関係してたのかもしれません。

 ラウンジでジュースを飲み新聞を読んでのんびりしてから、そろそろ買いに行こうとラウンジを後にし、搭乗口近くのお店を探したのですが...。無い!仕方ないので別のショップへ急いで歩いて行って探したのですが、やっぱり無い。時間を気にしながら空港の端まで歩いても、無い。

 セキュリティを一回出てくる時間はもう無いので、仕方なくあきらめました。ターミナルが2つに分かれて、同じようなものしか置いてないようになって、なんだか搭乗口近くのお土産物屋で買うことがこれから減りそうな経験でした。

 舟和の美味しい芋ようかんはまた次回ということにします。でもその他もあまりいいお土産がなくなったような...。

だんごの数と坊っちゃん団子(美味しいおみやげ)
 冷凍みかんの数が、4個なのか3個だったのかという話をしましたが、ずいぶん前に団子3兄弟が流行ったときにはそれまで4個だったひと串を3個にして売ったというような話がありました。でももとから3個のイメージの団子もありますよね。その代表が松山の坊っちゃん団子かな。

 売られている団子の主流は4個。みたらし団子のパックとか売られていたら確かめてみるとなるほどと思います。これは江戸時代に4文銭が流通していて、4個4文という店が多かった名残りのようです。その4文銭が作られる前には縁起のいい5個5文が普通だったそうなので、4文銭登場で無理やり4個になったかのようですね。

 一方、松山のおみやげとして有名な坊ちゃん団子は甘い3色のあんこが団子になっているものです。団子3兄弟そのままですね。この坊っちゃん団子はもちろん夏目漱石の小説「坊っちゃん」から来ている名前なのですが、坊っちゃんは「道後という所へ行って団子を食った」ときに生徒に見られていて、翌日「団子二皿七銭」と黒板に書かれるという話が元になっているようです。

 その団子屋さんが今もその坊っちゃん団子を売っているつぼや本舗だそうですが、坊っちゃん団子と言えばうつぼ屋かと思っていました。似ている名前ですが、違ったんですね。坊っちゃん団子は最初1個、そのうち紅白の2個、その後小豆・抹茶・卵の茶緑黄の3色になったようです。5から4に減ったものとは関係なく、1、2、3とふえたもののようです。やっぱりこっちの方が3兄弟ですね!美味しい坊っちゃん団子、おみやげにいかがですか?

カップなのに手間がかかるけど、カップなのに美味しい盛岡冷麺
 そろそろ冷麺の美味しい季節がやってきます。そんな冷麺のなかでもコシのある麺の盛岡冷麺はちょっと違った美味しいものですね。

 カップの盛岡冷麺をみつけました。カップなのにちょっと作るのに手間がかかります。なぜかって?冷麺だからです。

 カップ麺は通常はお湯を入れてそのまま食べたり、カップ焼きそばのようにお湯を切ってからソースを混ぜて食べるのですが、どっちにしても麺は「温かい」ものです。それに反して冷麺は麺が「冷たい」。

 麺を冷たくするためには一度熱湯でほぐした麺の熱湯を切ってからさらに水で麺を冷やすということをしないといけません。ラベルに3分と書いてあってもそれから冷やす時間がかかるので倍の時間がかかります。

 それで、味はどうか?というと、これがカップ麺としては美味しい!盛岡冷麺のセットは最近ではよく売られていますが、中途半端なものよりはこのカップ麺の方が美味しいほどです。みかけたら一度試してみてはいかがでしょうか?地元岩手の会社のもののようです。本当は盛岡へ行って食べたいものなのですが...。

巨大なポテトチップスと北海道みやげ
 北海道の空港や駅でポテトチップスの巨大な袋を見かけたりします。おみやげにするにはかさばるのですが、もし余裕があるならば北海道でしか売っていない巨大なポテトチップスのお土産もいいですね。

 サンエスという会社の「ほくほくチップス」。このポテトチップスがいいのは、いくら食べても減らないくらいたくさんあること。500g入りなのですが、通常の袋の5〜7袋分あります。思いっきり食べても食べても減らない感覚を味わえるおすすめのお土産かもしれません。食堂やレストランの大盛りと違って、残ったらまた次回食べたらいいので気楽ですし。

 このほくほくチップスの裏には札幌の時計台の絵が描かれていたりします。そういえば札幌の時計台は行ってみてがっかりする観光地の代表のひとつのように言われているようですが、でも札幌へ行ったら一度は行かれるといいですよね。そう思っていくとそんなにがっかりすることもないと思います。私はあまりがっかりした記憶はないです。

 日本ではその他のがっかりする観光地としては、高知のはりまや橋や沖縄の守礼の門、長崎のオランダ坂や眼鏡橋、東京の日本橋などが日本三大がっかりとされていたりしますが、歴史の話なんかを一緒に知ったりするとどこもそんなにがっかりすることもなく楽しめると思います。守礼の門なんてものすごくたくさんの猫がいて、そんな猫を見てるだけで飽きませんでした。ゴールデンウィークに近くへ行かれるならぜひどうぞ!

ゴールデンウィークの北海道みやげ(白い恋人)
 ゴールデンウィークも休める人は今年は4月29日から5月7日までの9連休。休めない人も明日から5連休という人が多いですね。旅行へ行く人も多いと思いますが、私はよくこの時期に北海道へ行っていました。

 今の時期の北海道はスキーの時期ももうほぼ終わり、桜はまだ咲いていなくて少し寒いという中途半端な時期ということなのか、結構空いています。昔は飛行機ではなくて列車を使うことが多かったかな?

 列車での北海道といえば、行きはブルートレイン(寝台列車)もよく使いました。連休前の夜に出発して夜が明けたら桜満開の美しい東北の景色だったりすると、日本は広いなあと実感したものでした。今ちょうど北東北で桜が満開の時期ですよね。

 北海道の目的地はさまざまでしたが、まず一気に最も遠くまで行き、少しずつ帰ってくるというルートにすることが多かったかな。帰りには日本海ルートで秋田や新潟に寄ったりして連休最終日にはほとんど近くまで帰ってきていました。連休疲れしない方法です。

 でもお土産はやっぱり北海道のものでなきゃ、ということでマルセイバターサンドか白い恋人にすることが多かったかな。白い恋人は他の同じようなものと比べてはさんであるホワイトチョコがはみだしているのが美味しい理由かななんて思ったりしています。まだまだ早春の北海道ですが、行ってみるといいですよ!

甘さ控えめ、豆の味のする甘納豆(東京みやげ)
 関西や四国では昔はあまり納豆を食べる習慣がなかったため、納豆といえば甘納豆を指すことも多かったようです。ずいぶん久しぶりに甘納豆を食べました。

 入っているのは大福豆、うぐいす豆、虎豆、大納言(小豆)、栗の5種類でした。しっかり豆の味がして甘さ控えめで食べやすく、あっという間に減ってしまいました。東京ではいろいろな場所で売っている銀座鈴屋のものです。

 ところで、甘納豆は納豆ではないのになぜ納豆と言うのか食べながら不思議に思えてきました。調べてみると東京の栄太楼というお店が開発したときの名前は甘名納糖だったようです。それも浜名納豆をまねて命名しただけだそうなので、納豆とは全く関係なさそうです。もちろん納豆菌も関係しているわけではなく、豆を砂糖と一緒に甘く煮詰めた後で砂糖をまぶして乾燥させて作ったものですね。

 いつも買う東京土産と違うものを買いたいと思ったときにでもいかがですか?

東京浅草の美味しいおみやげ、舟和の芋ようかん
 東京のお土産のなかでも誰にも好評な舟和の芋ようかんをひさしぶりに食べました。お土産でいただいたりしないとなかなか食べる機会がないこともあって、美味しいと思ってもひさしぶりっていう食べ物もありますよね。

 舟和の芋ようかんはさつまいもの美味しさを上品にまとめたというような少しあっさり甘さの芋ようかんです。東京駅や東京駅構内の大丸東京店などでも売られていますので、お土産としても買いやすいですよね。

 芋関係のお土産といえば満願堂の芋きんも以前ご紹介しましたが、どっちも甲乙つけ難い美味しさです!

 芋ようかんも芋きんも買うときに日持ちしませんと言われます。いつまでと聞くと帰ったら冷蔵庫に入れて明日までに食べてくださいと言われます。金曜日に買って帰って月曜日に配ろうとするお土産としてはむいていません。でもそんな日持ちしないということは保存料を使っていないということなので素晴らしいことなんですね。

 舟和の芋ようかんの原材料をみると甘藷・砂糖・食塩だけです。試しに昨日ご紹介したまい泉のカツサンドの原材料を列挙すると、とんかつ・パン・濃厚ソース・調味料(アミノ酸等)・増粘剤(カラギナン)・イーストフード・乳化剤・着色料(カラメル・カロチン)・V.C・香料と書かれています。

 イーストフードにはかつて臭素酸カリウムが使われていたことで問題だったのですが、現在は臭素酸カリウムはイーストフードにはなくなっているようです。V.CつまりビタミンCの表記があれば臭素酸カリウムが入っていない目印だったのですが、今はその点はだいじょうぶなようです。

 この原材料表記で注意しないといけない物は保存料の安息香酸・安息香酸ナトリウム・ソルビン酸・ソルビン酸カリウム・リン酸塩、発色剤の亜硝酸ナトリウム・亜硝酸カリウム・硝酸カリウム、コチニール色素・赤色102号104号106号などの着色料、BHA(酸化防止剤)、プロピレングリコール(品質保持剤)などのようです。入っていないものを探すだけでも安心度は高まりますよね。

 ちょっと話がそれてしまいましたが、美味しい舟和の芋ようかんは日持ちしないことで逆に安心して食べられるお土産としてもおすすめですね!

試食があれば買うかもしれないのに
 デパートやスーパーでときどき特産品のフェアをやってたりします。ちょうど島根県の物産がいっぱいだったときに見て回りました。

 のぼりには「ゴックン、しまね」とあります。その横には日本酒が置いてありましたのでこのゴックンはお酒のことなのでしょうか。

 島根県といえば山陰地方ですが、特産品が何だかご存知ですか?お隣の鳥取県だとすぐに二十世紀梨という答えがかえってくるのですが、島根県にはそんな特徴的なものはないようです。

 置いてある品物は魚などの海産物とその干物が多く、その他に島根牛の霜降り肉とかその肉を使ったカレーなどもありました。あと目立っていたのが蕎麦と醤油。それに煎餅でした。美味しいのかなと思いながら、それ以上の買いたいという衝動にかられません。なぜか?それは島根の品物の美味しいのもを意識して食べたことがないからではないかと思います。

 担当者の説明も無く、試食も煎餅が少しあるだけでは売れない気がします。もっと島根の食べ物はここが美味しいんだと説明して試食させてくれたら...。美味しいもの好きの私なんかすぐ試しに買ってしまった気がするのですが...。

 そういえば私が食べている愛媛みかんは糖度が15度あって酸味もある美味しいみかんなのですが、必ず知り合いに分けてあげてるときには食べてもらってからにしています。こんな甘いみかん食べたことがないという返事を聞いてまたほしいと言われるとうれしいものです。美味しいものはやっぱり食べてみてから!島根県のキャンペーンも気持ちを込めてやっていれば通じると思うんだけどなあ。

加工品のお土産の功罪
 美味しいものが産地から遠く離れていても食べられるのはうれしいことです。通販やお土産もそうですね。でもそれが地元で食べるものよりも美味しくなかったら...。

 海産物には特にそういう場合がある気がします。地元で食べるとものすごく美味しくてその美味しさを届けたいと買った加工品のお土産。でもそのお土産に地元の鮮度のいい海産物の味が詰め込めるわけはありません。鮮度は缶詰にしても真空パックにしても無理だと思います。翌日届くクール便で生ものを届けても難しいので...。

 その結果、そのお土産物になっているもの自体がそれほど美味しいものではないと思ってしまうことが残念です。いちご煮もそうではないかなと思ってしまいます。地元では美味しいのだろうなと思っていますが、それをそのまま届けるのは難しいんだなと改めて思いました。海産物は鮮度が落ちるとやはり磯くささが漂います。茶碗蒸しにしてみましたが、やはりかなり磯くさい気がします。

 この磯くささが美味しいという人もありますが、鮮度のいいものからはにおわない磯くささは決して地元の人が味わってほしい味ではないと思います。鮮度のいい海産物や魚には磯くささはありません。あるのは潮の香り...。

 大阪名物の551蓬莱の豚まんは決して関東へ出店することはないそうです。地元で美味しい作りたてを味わってほしいからとのこと。豚まんでもそんなこだわりをもっているので今でも新大阪駅では長蛇の列なんですね。

 以前に全国展開しているパン会社の社員が全国でパンが食べられるのはこの会社のおかげと話していたという話を聞きました。だがら腐ったりカビたりしないように防腐剤を入れるのは仕方ないことなのだという話につながるそうです。でもそんなことはないと思います。もしそのパンがなければ地元の手作りパン屋が営めたはずです。それも添加物のない美味しいパンが!それと同じではないかと思います。美味しいものはやっぱりその土地で食べないといけないのかもしれないなと思えてきました。

稚加栄の明太子とゆふいんの森
 湯布院からの帰途はいろいろあります。大分へ出て特急もあるし、大分空港から飛行機もあります。でもおすすめはリゾート特急ゆふいんの森です。

 湯布院から特急ゆふいんの森に乗って九州を横断して福岡へ。日本の列車では珍しいビュフェスペースのある特急列車です。こんな列車に乗っていると時間があっという間に過ぎて、なんだか遠いはずの福岡も近くに感じてしまいます。

 山沿いは雪。車窓はおだやかな農村の風景の連続です。絶景はほとんどありませんが、のんびりできる区間です。こんな列車をもっと他の地域でもつくってくれたらいいのにと思えてきます。

 名残惜しいゆふいんの森を降りると博多駅。にぎやかな駅を降りるとお土産物売り場の片隅に博多名物明太子の稚加榮の売り場があります。一度ここの明太子を他のものと食べ比べるともう他のものは食べられないほどです。福岡へ行かれたら、ほんとうは立派な本店がいいのですが、時間がなかったらぜひ博多駅地下の売り場へどうぞ。

 アツアツの炊きたて白ご飯に美味しい明太子。ご飯がどんどんすすみそうですね!

やっぱり仙台土産の定番、笹かまぼこ
 仙台土産を何にしようかと迷った挙句、やっぱり笹かまぼこにすることにしました。他の地域のスーパーやコンビニで売られているものよりずっと美味しいよと言われていたからのような気もします。

 笹かまぼこは仙台独特のもの。他の地域の蒲鉾が蒸したものが多いのに比べて、焼きかまぼこです。それも蒲鉾生産量と消費量がこの焼きかまぼこの宮城県が日本一らしいのです。よく見る普通のかまぼこを押さえて、笹かまぼこが日本一とは!

 仙台にはたくさんの蒲鉾屋さんがあるようです。なかには牛たん入りのものまで。牛たん入りも試食してみましたが、やっぱり普通の笹かまぼこが美味しいかな。
 あとは厚さにも違いがあります。食べ比べると私は薄い方が好みでした。そんななかからお土産には阿部蒲鉾店のものを選びました。味で選んだというわけではなくて賞味期限で選んだのですが...。

 仙台といえば伊達政宗。その長男の伊達秀宗は嫡子ではなかったため愛媛宇和島藩へ分家して行ったようです。宇和島藩エリアに蒲鉾の美味しいところが多いのは伊達藩の伝統なのでしょうか。

初めてのほやの味
 仙台駅は他の中心駅よりずっと賑やかです。それはお土産もの売り場の活気。どの売り場でも試食できるようになっていて、たくさんの人がお土産を買っていきます。

 お土産の代表は笹かまぼこ、牛たん、牡蠣などかな。そんな一角に海産物をいっぱい売っている売り場がありました。

 ほやがあります。ちょうどほやの試食をどうぞと出されているところでした。私がほやを食べたことがないことは「なかなか食べられそうにないもの、ほや」の記事で書いたところでしたが、こんなところでほやを試すことができるとは...。

 「ほや食べたことある?」「いいえ」「じゃあ、一回食べてみて!」「美味しいですか?」「人によるみたいだけど」「じゃあ、少しだけ」「苦手な人は苦手らしいけど」「・・・」「どう?」「少し苦手みたい...」「好きな人は好きなんだけどねえ」「そうなんですか、食べれるんだけど慣れると違うのかな」「ではこっち食べてみて!」

 そんな会話を交わしての私のほや初体験でした。ちょっと予想した味と違いました。どこかで知らないうちに食べているかもしれないと思っていたのですが、知らないうちには食べていないと確信しました。今までほやの出されるようなホテルには宿泊してなかったのかな。少し意外でもありましたが、一人旅のときには素泊まりも多かったからかなとも思います。

 でも貴重な初体験、なんだか仙台駅の雰囲気はいいなあと思ってしまいました。

仙台のおみやげ、何にしようかな
 仙台でおみやげといえば、やっぱり牛たんでしょうか?笹かまぼこやずんだ餅かな。でも甘いお菓子もほしいですよね。甘いお菓子といえばやっぱり萩の月なのでしょうか。

 仙台のあちこちで見かけます。有名なお菓子のようですね。食べてみると甘くて柔らかい。甘いもの好きでなければ1個もいらないほどの大きさです。モンドセレクションでも特別金賞を受賞したこともあるそうです。よく知らないのですが松任谷由実さんが紹介して有名になったそうですね。

 仙台の冬には光のページェントという美しいイベントもあります。人工的な神戸ルミナリエとはまた違った光のトンネルは圧巻の美しさです。

 そうそう、お土産の話。萩の月にしようかなと思いながら、まだ時間があるので後で買うことにしました...。

美味しいたこせんべい、淡路島
 全国にたこが名物の場所、いろいろありますよね。瀬戸内海沿岸が多いようで岡山県の下津井なども有名ですね。そんななかでも最も有名なのはやっぱり兵庫県の明石かな。明石焼というたこの入ったたまご焼き(たこ焼き)でも有名ですよね。

 そんな明石の対岸にある淡路島も明石とたこフェリーで結ばれていたりしてたこで有名ですね。たこせんべいの里などもあって、そこのたこせんべいは美味しいのでお土産に最適です。

 せんべいやおかきも同じ味だと飽きてくるのですが、ここの「いろいろ」は名前の通りいろいろ入っていて巨大な袋でおすすめです。美味しくて大きな袋があっという間になくなってしまいます。

 淡路島には花博の跡にウェスティン淡路というベッカムが宿泊したことで有名ないいホテルもあるので、のんびり観光するのもおすすめです。イングランドの丘とか花さじきとかワールドパークONOKOROなんていう楽しい場所もあって、たこせん(たこせんべい)を食べながら一度のんびりいかがですか?

味が濃い中国のポッキー
 中国のお土産にポッキーをいただきました。ポッキーは百奇なんですね。早速食べてみます。

 ちょっと味が濃いようです。烏龍茶風味だということは簡体字でわかるのですが、あまり烏龍茶の味はしない気がします。
 なんだか後口に旨み調味料(化学調味料)のような感じか何かが残るようなのですが、成分表をみてもよくわかりません。アジアではかなり化学調味料が使われているのでやはり入っているのかなと思ってしまいましたが。

 ちょっと固い気もしますが、中国ではどういう評価なのでしょうか?中国人の味覚に合わせて作られているのだとすれば、ちょっと日本と違うと思います。
 だとしたら中国人が日本に来て食べるものは物足りない味のものが多いかもしれませんね。

 中国にはまだ行ったことがないので、本場のものを食べたことはありません。でも中華料理はイギリス以外のどこの国へ行っても美味しく食べられる料理なのですが...。

 中国からはたくさんの食べ物が日本に輸入されています。日本の料理屋さんもたくさん進出しているようです。お互いに敵対しないで美味しい交流ができればいいですね。

一口香は、やっぱり唐饅
 成城石井というスーパーに一口香が置いてあったので、なんだか違うなあと思いながら買ってみました。本当はもっと膨れているものだと思うのですが...。

 食べてみるとまさしく以前に書いた唐饅のようです。ほとんど同じ味と食感。唐饅と比べるとやや生姜の香りが強いようですが、それは慣れるとかえって美味しく思えてきます。

 中国から長崎にたどり着いた唐饅は、そこからどうやって愛媛へ伝わったのでしょうか?愛媛には宮崎の有名な冷汁と同じようなさつま汁や鹿児島のさつま揚げと関係があるのではないかと思われるじゃこ天などもあります。高知や香川とずいぶん違って九州とずいぶん関係が深い食文化だなと思えるものですね。

 かつて瀬戸内海は海運が盛んだったり、海賊が暴れたりしていた名残りが食文化として残っているのかなと思えるものですね。そんな県と県とのつながりを食べ物で想像してみるのも楽しいですね。

 そうそう、一口香は愛知県の中部国際空港に近い常滑にも似たものがあるそうですが、ここまで離れると誰かが持っていったような気がしてしまいますね!そんな誰かを探すのも面白そうですね!今度はしっかり膨らんだ本物の一口香を食べてみたいものです!

北海道のポテトチップス
 北海道のポテトチップスが売られていました。くまちゃんのポテトチップス塩味の男爵畑というのが商品名かな。北海道産のじゃがいもだと美味しそうに思えますよね。

 深川油脂工業というところが作っているようです。食べてみると少し塩味が濃いようです。もう少しあっさりでもいいかなあと思います。

 くまちゃんマークのポテトチップスは観光シリーズが売られているようで、コンソメ味の函館編、焼とうもろこし味の札幌編などもあるようですが、やっぱり多いのは塩味のようで、小樽編・旭川編・石北峠編・えりも岬編・ようていポテトチップス・ふらのぽてちなどのパッケージがあるようです。北海道でしか売っていないのでしょうか?

 製品のなかには無添加ポテトチップスというのもあって、米油と自然塩で仕上げた化学調味料を一切使用しないヘルシーポテトチップスとのことです。これを全国でも売ってほしいなと思ったりするのですが...。

 北海道のじゃがいもは全国の8割の生産高のようです。じゃがいもはかなり自給率の高い野菜なのですが、それでも全体の20%ほどは輸入されているようですね。国内の消費量はそう変化していないようですが、生産量がかなり減少していてその分が輸入の増加になっているようです。輸入に押されて生産が減っているのでしょうか?他の作物の生産に変わってきているのかな。

 じゃがいもには男爵以外にメークイン、キタアカリ、ホッカイコガネ、ワセシロ、マチルダ、紅丸などの品種があるようですが、そういえば最近はキタアカリやホッカイコガネも売られています。ポテトチップスにはワセシロが向くなんて書かれていますが、どう違うのでしょう?作ってみて食べ比べるのがいいかな?

かつては大阪お土産の定番、ぼんち揚
 今では珍しくなくなったのですが、かつては大阪みやげのリクエストを聞くとぼんち揚と言われることも多かったと思います。不思議なネーミングのお米の揚げせんべい、たまに食べたくなります。

 今では大阪土産といえば551蓬莱のぶたまんでしょうか?たこ焼きやお好み焼きかな。茜丸五色どらやきや岩おこし、粟おこしもあります。水ナスなども大阪名物ですね。
 京都の伝統ある和菓子や漬物、神戸の洋菓子や肉と違って、大阪のお土産は庶民の味というようなものが多いですよね。そんな代表お菓子がぼんち揚かな。

 不思議な名前は作家の山崎豊子さんの小説「ぼんち」のあとがきに、根性がすわり地に足がついたスケールの大きな「ぼんぼん」例え放蕩を重ねてもぴしりと帳尻のあった遊び方をする男が「ぼんち」であるという説明から名付けたそうですね。
 花登筐さんの「あかんたれ」などにも共通する大阪らしい響きですね。

 でも大阪土産といってぼんち揚の袋ひとつだったら、ちょっと不満だったりします。生八つ橋でも赤福でも神戸プリンでも買ってきてほしいと言われてしまいそうですが、それって大阪のものではないんですよね。

真っ赤な紅葉もそろそろ終り、京都のおみやげ八ツ橋
 紅葉の美しさが静かなお寺や神社の風情にぴったりの京都も、そろそろ冬支度。みごとな紅葉は散りはじめたり、散り終わってしまったようです。

 今年も40万人の観光客が紅葉見物に訪れたようですが、ほんと京都の紅葉は美しいですね。有名な嵯峨野の常寂光寺の紅葉など最高の風情ですね。この紅葉を味わえるのも日本ならではのもの。大切にしたいですね。

 日本ならではというのは、紅葉を見てアルファー波が出るのは日本人ならではらしいからです。外国人で試したら紅葉を見てアルファー波が出る人の割合が日本人よりもずっと少ないそうです。紅葉に美しさを感じられるのも国民性があるんですね。

 観光客でいっぱいの京都。あまりに人が多すぎて、車が多すぎて、行くまでは気が乗らないことも多いのですが、行ってしまうと紅葉の美しさに忘れてしまいますよね。そんな京都のおみやげはものすごくたくさんありますが、たくさん売られているものに八ツ橋(八ッ橋)がありますよね。

 八ツ橋のほとんどは生八ツ橋(生八つ橋)。いろんな銘柄のものがあって、京都駅などでは、昔はおたべと夕子がよく売れていたようなのですが、今は発祥の地聖護院の聖(ひじり)が売れているようですね。でも発祥といっても生八ツ橋発祥というあけではなく、本来の八ツ橋(焼き八ツ橋)のことなのですが。

 八ツ橋といえば生八ツ橋(それも粒あん入り)の方が圧倒的に有名で焼いたものがあるのを知っている方が少ないかもしれません。私は最初知りませんでした。こちらの方が本物の八ツ橋。ニッキの香りのせんべいというようなものなのですが、食べたことありますか?

 京都のお菓子にはずいぶん歴史があるものが多く、この聖護院八ツ橋も江戸時代初めの玄鶴堂からの歴史のようで、八ツ橋の話には平安時代の在原業平とかきつばたが登場します。パッケージのかきつばたはずっと使い続けられているようですね。

 でもおみやげでどっちを買うかというとやっぱり生八ツ橋を買ってしまいますね!

タルトといっても美味しい和菓子
 タルトって知ってますか?洋菓子のタルトではなくてカステラのような生地であんこを巻いた和菓子のものです。

 道後温泉と俳句の街、松山へ行くとあっちにもこっちにもタルトの店。地元で普通に食べるというよりお土産用のものなので、ここを訪れた観光客のかなりの割合でタルトを買っていくんでしょうね。

 生地のしっとり感と柚子の香りがほんのり香る甘くて美味しいお菓子。コーヒーにぴったりです!松山から南の方へ行くと柚子を使わないもっと庶民的なタルトもあって、こっちは昔の味のようで別の美味しさだったりします。

 タルトは江戸時代の初め頃に松山藩の初代藩主松平定行公が長崎に来航したポルトガル船から製法を持ち帰って独自にアレンジしたものだと言われているようです。もちろんお殿様なので自分で卵を割ったりかき混ぜたわけではなく、家来にこんなものを作れと言いつけただけなんでしょうけど。

 最近では松山でも讃岐うどんがお土産として幅をきかせているようですが、讃岐うどんは香川県のお土産。愛媛だったらタルトか母恵夢、坊ちゃん団子、じゃこ天、みかん、岬サバ、鯛、砥部焼、タオル...。たくさんお土産候補あるんですね。

北海道みやげの定番マルセイバターサンド
 北海道へ行くとおみやげには白い恋人とこの六花亭のマルセイバターサンドを頼まれることがやっぱり多いですよね。

 北海道へ行かないと買えないこともあるけど、やっぱり美味しいことが一番ですよね。マルセイバターサンドは日持ちしないこともあって、北海道ならでは感も大きいですよね。

 マルセイバターサンドは六花亭オリジナルのはずなのですが、なぜマルロクやマルハナではなくマルセイなのだろうと思ったことはありませんか。
 マルセイバターサンドは、北海道十勝開拓の祖であった依田勉三氏の晩成社が十勝で最初に作ったバターのマルセイバターから名前をもらって名付けたものだそうです。その晩成社が十勝開拓の祖と言われていることから、帯広の六花亭にとっては大切な名前なんですね。

 帯広といえばクランベリーのスイートポテトも美味しいですよね。近くの十勝川温泉に宿泊して十勝平野の広大な大地のなかでのんびりしたいなあと思ってしまいますね。

美味しい旬のサンマで秋刀魚寿司
 秋刀魚(さんま)の美味しい季節になりました。スーパーにも美味しそうな秋刀魚がたくさん並んでいます。以前に鯵の棒寿司を買ったお寿司屋さんで旬のさんま寿司と書かれていたものを買ってきました。美味しそうです。

 秋刀魚は秋に北海道から三陸沖を下って、銚子沖を回り、冬には紀州沖へ達します。最近では漁獲量の半分以上が北海道沖になてしまっているようで、脂の乗った秋の美味しいサンマといわれる三陸から銚子沖にやってくる前にたくさん消費されてしまっているようですね。

 脂の乗った秋刀魚は蒲焼や塩焼にすると美味しく、紀州沖のほどよく脂も抜けた秋刀魚は刺身やお寿司、干物が美味しいそうです。

 秋刀魚寿司は三重県の志摩半島から和歌山の名産なので、本来は紀州沖にやってくる脂の抜けたサンマでつくるもので、さんま寿司には実際は少し早くて味も脂分が多いので少し違うのかもしれませんね。

 さんま寿司、少しくさみがあるかなと思ったのはそのせいかもしれません。魚好きの人だと美味しくいただけるのですが、そうでない場合にはちょっと厳しいかもしれません。もちろん私は美味しくいただきました!

 サンマは場所によって旬の違う魚なので、名物料理はその場所の旬の時期に食べてみたいですね!

辛い韓国のインスタントラーメン
 最近ではいろいろなメーカーの輸入ラーメンが売られています。韓国の辛いラーメンが多いですね。

 韓国ではラーメンと言えばインスタントラーメンのことをさすようで、屋台でインスタントラーメンが売られていると書かれていたりします。また、間食として気軽に食べるものでもあるようですね。

 このインスタントラーメン、日本のものと麺もスープも違うようです。コシのある麺とやっぱり激辛のスープ。作り方も辛さをなじませるためか最初にスープを入れてから麺を茹でるようですね。

 インスタントラーメンは1958年にサンシー殖産(日清食品)創業者の安藤百福氏が発明した日本の食べ物ですが、現在では世界各国で作られているようです。
 カップ麺を含めると世界中で年間500億食以上が食べられていて、日本ではそのうちの1割ほどのシェアのようです。
 1割と言っても50億食。日本中の人が年間平均50食ほど食べている計算になるのですが、すごい量ですね。

 私は年間10食くらいかな。みなさんはいかがですか?韓国では年間一人当たり80食ほど食べられているようで、ということは日本以上に日常生活に欠かせない食べ物なんですね。
 売られているもので多いのは辛ラーメンの赤い袋ですが、いろいろなパッケージを試してみてもいいかもしれません。

南京町の長い列、老祥記の豚まん
 神戸南京町はJRの元町駅から南(海側)へ歩いてすぐの場所にある中華街です。横浜中華街や長崎新地中華街が中華街と言っているのに対し、ここは南京町。
 昭和30年頃までは横浜の中華街も南京町と言っていたそうです。横浜では南京の言葉のイメージがよくなかったことで中華街という造語をつくり、現在では一般的な呼び名になっているようですね。

 横浜に対し、南京町の名前のまま残っている神戸南京町。いろいろな美味しい味がいっぱいです。横浜との一番の違いはテイクアウトして食べる形式の食べ物がいっぱいなこと。大きい中華屋台村のような気軽な雰囲気が漂います。そこでも最も長い列で待っている店が豚まんの老祥記。

 ここの豚まんは小ぶりで食べやすいサイズのもので、以前ご紹介した551の蓬莱の豚まんや横浜中華街でよく売られてる大きい豚まんとは違った味です。
 入っている肉はシュウマイの肉をジューシーにした独特の味。辛めの味付けで、サイズが小さいこともあってパクパクと食べられます。生地にも独特の味があってそのあたりもくふうされているのでしょうね。
 好みもあると思いますが、神戸南京町の長い列の味を確かめてみるのもいかもしれないですね。

 神戸南京町は気さくな美味しい町です。神戸へ行かれたら北野の異人館やケーキ屋さんめぐりのついでにぜひ訪れてみたい場所です。

ちょっと期待しすぎだったかも、初めてのいちご煮
 ずっと食べてみたいなと思っていたいちご煮の缶詰とレトルトパックを買いました。以前友人がその茶碗蒸しが美味しかったと言っていたいちご煮です。

 缶詰とレトルトパックですが、缶詰は三陸のうにと輸入のあわびを使っているとのことでした。レトルトの方はあわびも三陸産とのこと。ならばレトルトパックの方を先に食べてみることにしました。電子レンジですぐ食べられそうですし。

 感想は...。ちょっと期待しすぎだったかも。やはり少し磯臭さがつ強いようです。新鮮な本物だと違うのかもしれませんが、予想と違った味でした。
 これで残った缶詰をどうしようか迷います。このまま食べる(飲む)と同じ結果の気がしてきます。やはり、茶碗蒸しか炊き込みご飯にした方がよさそうですね。

 やはり新鮮なものだと違うのかな。そもそも地元では新鮮なものでいちご煮を作ったものがすぐお店で食べられたりしてるのでしょうか?
 いちご煮探索は第二章に突入したようです。

初夏の緑が美しい信州鬼無里の「おやき」
 おやきと言えば信州長野県の有名な郷土食ですよね。信州へ行くとあっちこっちで売られています。美味しそうに湯気が立ち上っていると、つい買って食べたくなってきてしまいます。

 そんなおやきですが、中に入ってる具のイメージは何でしょうか。お饅頭のように餡子でしょうか?信州なのでやっぱり野沢菜かな。今だと茄子かも。
 私は、初めて信州旅行するまでおやきの中身を知りませんでした。それまであんな形の食べ物の中に入ってるのは餡子か肉まんの具のようなものしか知らなかったためでもあるのですが、初めて食べたときの味は衝撃的でした。

 でも慣れると美味しいんですよね。いろいろな野菜が入っていたりして次は何にしようかななどと楽しむこともできます。1つの店で1つだけ買って、次の店では違う野菜の餡が入ったものを買って楽しむこともできます。店によって生地の固さや味も油っぽさも違うので美味しさは食べてからのお楽しみですね!

 おやきには焼くものと蒸すものがあるようですが、今日は焼いたものが売られていたので買って帰ってきました。中の餡は野沢菜とかしめじとか粒あんとかいろいろです。今まで食べたものと比べて美味しいかな?食べるのが楽しみです!

最後の後味をなんとかしてほしいカップ沖縄そば
 沖縄の名物で、行ったときにはぜひ食べたいものに沖縄そばがありますよね。以前に沖縄へ行ったときに食べた記事を「美味しい沖縄そば」として書いたのですが、その他にもソーキが入ったソーキそばとか、石垣あたりの八重山そばなどもあり、シンプルな和風ラーメンのような感じであっさりと美味しく食べられます。

 そんな沖縄そばを思い出しながら、いただきもののカップ麺の沖縄そばを食べてみました。
 カップ麺としたら少し太めの麺でトンコツ系の味付けのようです。少し平たくて太い麺ということを本物に合わせているのかな。味は沖縄そばとは全く違う食べ物ですが、そこそこ美味しくいただけそうでした。

 でも食べ終わった後に強烈な調味料の味が残ります。カップの横の成分を見てみると、たくさんの食品添加物のなかにありました、調味料(アミノ酸等)の文字。
 カップ麺にはこれが入っているものがほとんどなのですが、この調味料の味が残ってしまうことがなければ美味しく食べられるものもあるのにと思うと残念です。そういえば、有名なラーメンのチェーン店でも後に調味料の味が残る店がありますね。

 後口まで美味しい食べ物を食べたいですね。もっと美味しいものが流通するようになるといいなと思っています。

太陽いっぱい真っ赤な美味しいトマトゼリー
 支笏湖から帰りはバスで千歳空港へ。その千歳のおみやげでおすすめのものに「太陽いっぱいの真っ赤なゼリー」があります。

 以前に「アガーでつくる美味しい食感とろとろゼリー」の記事で書いたように、とろとろで固くないゼリーで、トマトが苦手の人でもたぶんだいじょうぶな美味しいゼリーでした。

 北海道でしか食べられないのかなと思っていたら、近くのスーパーに置いてありました。最近は道外へも出荷するようになったのでしょうか?小さい容器のゼリーで、どこにでもあるトマトが材料なのですが、なんだか北海道の味ですね!
 もりもと千歳本店には他にも美味しそうなお菓子がいっぱいでした。

 千歳のスーパーを見ていたらグズベリを見つけたり、大きい真っ黒なスイカが置いてあったり、魚や肉も種類や値段が違っていたり、いろんな発見があって楽しいものでした。美味しいものが好きだと身近な楽しみがあっていいですね。

地場のトマトケチャップは後口がすっきり
 普段使っているものほどメーカーを気にしないで買ってしまいますよね。マヨネーズやケチャップなどはほんと選ばない感じかも。

 メーカーのものではなく地場産のトマトケチャップを買ってみました。味が違うのかな?と思いながら、ケチャップというとオムライス!
 早速作って食べたオムライスはすっきり食べやすくて美味しい出来上がりでした。オムライスのメインの材料はトマトケチャップなので美味しいオムライスを作ろうと思ったらやはり美味しいトマトケチャップを探さないといけないんですね。

 原材料を見たら他のメーカーのものに入ってるチキンブイヨン、野菜ブイヨンなどが入っていません。トマトの味が生きている美味しいケチャップを食べてみたらもう他には帰れないかもしれないですね。

 有名な特選素材ではなくても、美味しいものはまだまだあるはずですよね。みなさんも地元産のトマトケチャップをみかけたら一度いかがですか?

こんなこともある「ずんだきんつば」
 東北地方の有名な郷土料理に「ずんだ餅」がありますよね。枝豆をすりつぶして餡にしてもちにからめて食べるもの。

 ずんだもち、まだ食べたことがないということと、先日の東京の芋きんつばが美味しかったこともあって、買ってしまいました、ずんだきんつば。あれ?ずんだんきんつば?

 でもどうも私には合わない味のようです。そんなこともありますよね。でもずんだ餅がこれと同じで合わない味だなんて思ってはいません。ぜひ今度は本当のずんだ餅を食べてみて「ずんだ」の味を知りたいなと思っています。

芋きんでセンスがいいと言われるかな?(東京のおみやげ)
 東京のおみやげというと何を思い浮かべますか?草加せんべい?雷おこし?東京ばな奈?虎屋の羊羹?

 そんななかでおすすめなのが、この浅草「満願堂の芋きん」です。焼きイモ好きの人なら絶対に美味しいと思ってもらえる一品の芋きんつばかな。

 甘さも少し控えめで食べやすく手にもつきません。保存料を使ってないとのことで日持ちがしないのですが、ぜひ買ってかえってみてください。
 本店は浅草なのですが、東京駅地下の大丸で実演販売しています。いつでも行列になってるのですぐわかると思います。
 昨日買おうと並んでいたところ、初めてとの男性にこれ美味しいんでしょうか?と聞かれました。店の回し者のように美味しいですよ、おみやげにいいですよと勧めてしまっていましたが、あの人は持ち帰ってどんな評価だったのでしょうね?センスいいねと言われてることを期待します!

 そうそう羽田空港でもANAのある第二ターミナルで売るようになったようですね。

新大阪駅の長い列(蓬莱の豚まん)
 新幹線に乗る前に新大阪駅でお土産を買おうというときにはどこで買いますか?

 駅構内のお土産物屋さんはどこもすぐ買えるのですが、在来線の改札の外すぐのところに何かなと思うような長い列があります。そこの先頭を見るとなんと551の蓬莱の豚まんのお店でした。

 蓬莱の店は関西の駅にはどこにでもあるほど多いのですが、新大阪の店はよく並んでいるようです。それだけ大阪のおみやげっぽいのかな。関西にしかお店がないようですし。
 確かに美味しい豚マンです。シュウマイも崎陽軒とはまた違った味わいで美味しい。お土産にはもってこいかもしれないですね。

 関西では肉=牛肉のため、肉まんと言えば牛肉の入った饅頭になってしまうこともあって、肉まんと豚まんはきちんと区別するようです。関東では豚肉が多いので逆に牛鍋のように牛を表記するのとは反対ですね。

 豚まんといえば神戸南京町の老祥記のものは、いつも長い列になっていて有名ですが、私(夫)は蓬莱の豚まんの方が好みだったりします。軽い味だからかな。
 ところでこの蓬莱の551は、なぜ551なのか?蓬莱の前会長羅邦強氏が吸っていたたばこが555で、数字だったら外国人でも読めると思い、当時の電話番号の551番と「味もサービスもここ(55)がいちばん(1)」をかけて551にしたそうです。
 おみやげで持って帰って美味しい豚まん、いかがですか?

美味しいおみやげ(メイプルシロップパイ)
 いろんな場所のおみやげ物売場を見てると、お菓子で多いのはやっぱり饅頭と煎餅かな。あとケーキやクッキー類なども最近は多いですね。

 そんな洋菓子のおみやげにパイがありますよね。有名なのは浜松のうなぎパイかな。うなぎをパイにしてどんな味なのかな?と思いますが、そんなに美味しいイメージじゃない気がします。実際食べてみたらイメージとは違う味なのですが。
 最近はそんな各地の名物がパイになっていることも多く、たとえば宇都宮では餃子パイなどもあるようですね。

 そんなお土産のパイで時々買うのがリーフパイです。サクサクとしてて食べやすいからかな。そんなリーフパイでおすすめなのがマールブランシュのメイプルシロップパイ。メープルシロップの香りとバターの香りが風味を豊かにしてる気がします。後味のいいリーフパイかな。

角煮卓袱まんじゅうに高菜がほしい(美味しいおみやげ長崎)
 長崎物産展でひときわ美味しそうな香りたつ卓袱まんじゅう(角煮まんじゅう)を買ってきました。

 長崎物産展ではまず目立つのはやっぱりちゃんぽんと皿うどん。それ以外ではここも人気でした。
 柔らかくトロトロに煮込んだ豚の角煮が美味しく味付けされてて、中華の皮の味によく合います。冷凍しておけば1ヵ月はもつそうです。長崎には横浜・神戸と並んで3大中華街があるからかな。

 そういえば神戸南京町には刈包という同じような美味しいものがあります。角煮に高菜が入っているのが特徴なのですが、食べるとこの高菜が美味しい!
 角煮だけではやっぱり脂っぽいんですが、高菜があるおかげでいくらでも食べられそうです。慣れなのかな、角煮まんじゅうにも高菜がほしいなあと思わず思ってしまいました。
 もしお近くで見つけたらぜひ一度食べてみてください。角煮まんじゅう美味しいですよ!そのままでも美味しいんですが、2つ目はその際にどこかで高菜を買ってきて一緒に入れて食べてみたら別の味でいいかもしれないですね!

おみやげの京漬物「土井志ば」
 京都のあっちこっちのおみやげ物屋さんにも、京都駅だけでなく新大阪駅などでもお土産の京漬物がたくさん売られています。

 どれが美味しいんだろう?と思ってもなかなかわかりませんし、お店の人に聞いてもよく売れるものを紹介してくれるくらいなので、本当にいいものがどれなのかはわからないまま買ってしまうことも多いのかもしれません。

 そんなときは地元のよく知ってそうな人に聞くのが一番確かかなと思っています。京都の友人に京漬物のおみやげはどこのを買ったらいい?と聞いたらここを紹介してくれました。有名なデパートに入ってるようなので東京や九州でも買えるようです。市内にはもっとおすすめのお店もあるのかもしれないのですが、お土産で駅などで買えるものだったらここらしいです。

 調味料で作られた促成漬物ではなく乳酸発酵させたものだとのことですが、同じような作り方でも味は全く違ったりします。やっぱり美味しいものが食べたい!千枚漬けもしば漬けもちょっと添えてあるとご飯がすすみますよね!

 全国にはいろんなお漬物がありますよね。気になっているものは秋田の「いぶりがっこ」。名前の影響なんですが...。そういえば京都の「すぐき」もまだ食べたことがない...。今度買ってみようかな。

首里の「のまんじゅう」の「の」
 沖縄にはいろいろな知らない食べ物があって市場やスーパーマーケットを見てるだけでも楽しいです。食べてみても思わず美味しいものに出合ったり。

 そんななかでもひときわ自己主張している饅頭を見つけました。遠くからでも絶対見つけられます。あの「の」って何?と思うはず。

 正式には儀保まんじゅう(ぎぼまんじゅう)というらしいのですが、「の」が目印なので「のまんじゅう」とか「のーまんじゅう」と言われているようです。
 なぜ「の」なんだろう?「の」は食紅で書かれているので食べても全然かまわないのですが、「の」がなくてもいいんじゃないのかなあ。全国どこにある饅頭でも名前を入れてあっても控えめに小さく焼いた文字を入れてあるくらいだし。

 と思いながら「の」の意味を調べてみると「の」は、「のし」の「の」らしいです。お祝いのおまんじゅうだということのようです。
 サンニンの葉を敷いて蒸すのでその香りがする粒あんのおまんじゅう、沖縄へ行ったときにはひとついかがですか?

菅屋の三笠(どら焼きと三笠の違い)
ドラえもんが好物のどら焼き、羽田空港などでは巨大なものが売られていますが、関西では三笠と言われているのをご存知ですか?

 そもそも全く同じものなのか違うものなのか、食べてみても同じように思ってしまいます。関東ではこしあんのようなやわらかい餡、関西では粒あんのしっかりした餡が好まれるらしいのは「おしることぜんざい」の記事で書いたのと同じような感じなのでしょうか?

 どら焼きは上野公園近くの「うさぎや」が発祥らしく、三笠は奈良の三笠山が見える「湖月」が発祥らしいのですが、いろいろな説があるようです。江戸時代とか明治時代とかに一度食べて同じようなものを作ろうとしてできたなんてことなのかなあ。そういえばうさぎやのどらやきは粒餡ですね。

 全国的にはテレビなどの影響でどら焼きが一般的ですが、関西へ行ったときに三笠と食べ比べてみてはいかがですか?
 あ、そうそう、新大阪駅などでは茜丸という甘納豆などが入った五色どらやきも売ってますね。
 あと、どら焼きといったらあわしま堂のどら焼きも皮の生地が美味しくて安くておすすめかな。なかなか売ってないのですが。

 あ、そうそう、菅屋は宝塚の美味しい和菓子屋さんです。

有馬の炭酸せんべい
宝塚歌劇のお土産に炭酸せんべいがあったりしますが、その炭酸せんべいは有馬温泉の代表的なおみやげです。

 温泉の成分の炭酸を使って作っているとのことで、有馬を歩くとその炭酸せんべいを作ってるところが見られます。手作り焼きたてのせんべいはパリパリと美味しいですね。

 全国各地にせんべいのお土産はいっぱいありますが、その食感で特徴があるのは他のものと違っていいですよね。

 そういえば瓦せんべいのようなせんべいと草加せんべいのようなせんべいは同じせんべいでも全く違いますね。瓦せんべいは小麦粉が材料で関西、草加せんべいは米粉が材料で関東のものですが、もともと煎餅は中国から伝わったもののようですね。

福砂屋のカステラ(美味しいお土産)
もう全国区で有名な福砂屋のカステラですが、かつては福岡の知り合いしかその存在を知らない時代に、他のメーカーのと全然違う美味しさだったことを覚えています。

 そんな今でもやっぱり美味しいお土産です。私(夫)は、いつも分厚いひときれ。美味しいですね。

 長崎の工場のものを送ってもらっています。

 有名なケーキ屋さんでも本店のものとデパートのものとでは味が違ったりするので、できるだけ本店や本社工場のものを食べてみるようにしています。

 今日も分厚いひときれ...、あっというまに1本食べてしまいそうですね。

母恵夢(おみやげお菓子)
旅行に行くとその地方の特産品やおみやげを探すのも楽しみですよね。

おみやげはお煎餅や饅頭やクッキーのようなものが多いのですが、その土地によって名前や形もくふうされていて楽しいです。

今日も松山の話題ですが、松山に行くとおみやげで多いのが坊ちゃん団子とタルト、そしてこの母恵夢(ポエム)です。

母恵夢にあたるような食感のお菓子は他の場所ではあまり売っていない気がします。かなり甘いお菓子ですが、甘いものが好きな方は一度ぜひどうぞ。

タルトも洋菓子のタルトではなく、愛媛独特のもの。カステラのような生地で餡子を巻いたようなものですが、松山のものはゆずの香りがする少し高いものが多いです。京都にも工場があるあわしま堂などのタルトはもっと庶民的で食べやすく、こっちの方が美味しいなと思ったりしています。

道後温泉やしまなみ海道、東京ラブストーリーロケ地、世界の中心で愛をさけぶ原作地巡りなどで愛媛へ行かれた方はぜひ味わってみてください。

あ、愛媛と言うとなんといっても魚が美味しいのですが...。

おいしいおみやげ(宇都宮の餃子)
 
東京でも売ってるおみやげでいつも好評なものが宇都宮の餃子。どこでもおみやげというと甘いお菓子とか地方の特産物が多いけど、餃子は宇都宮の名物で、おいしいお店がいっぱい。

 宇都宮駅の駅前に降りるともう餃子の店が何件かがあり、お客さんがいっぱい入っている。

 宇都宮の餃子との出会いは地方物産展のような展示会。そのとき食べた餃子が他所の餃子よりも皮が厚く、肉汁が多く、これぞ餃子という味。王将の餃子もおいしいんだけど、全然別の食べ物という感じだった。

 関西に行くと宇都宮の餃子とは全く正反対のような一口餃子を売っている。皮も身も薄くカリカリに焼いて食べる。カリカリの食感がいい人にはお勧めなんだけど、なんかもの足りない気がするかも。

 そういえば長浜に行ったときにはホワイト餃子というもっと皮の厚い餃子を売っていた。全国チェーンのようだったけど、餃子もいろいろあるんだ!まだまだ知らない餃子があるかもしれない。

 もし美味しい餃子があったら教えてください!ぜひ食べに行きたいと思っています。

おいしい明太子
炊きたての白ご飯に美味しい明太子、いいですよね。

 明太子もいっぱい売られていますが、博多の稚加榮のものが美味しいと思っています。福岡に旅行したときにはちょっと歩かないといけないですが、本店で買いたいですね。

 調味料の味がしたりしないし、辛さもちょうどいいし、おすすめの明太子です。通販もできるようです。

 明太子、みなさんはそのまま白ご飯に乗せて食べてますか?混ぜ込んで食べてたり、お茶漬けにしたりもありますが、私(夫)はやっぱりそのまま派です。

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