こころんの夫の美味しいブログ選

お店・ホテル・町

カレーにウスターソースと生卵をかけますか(自由軒)
 カレーライスに何かをかけて食べますか?随分昔ですが、ウスターソースをかけて食べる人がかなり多いことに驚きました。さらに生卵を混ぜるという人も相当の数。それまで何もかけない派だったので、新鮮でもありました。

 ソースをかけると味がなんとなく洋風になり、生卵を混ぜると甘くまろやかになります。でも両方とも好み次第の気がします。自分が慣れ親しんだ味がカレーライスには存在するので、いろいろな味の好みがあってもいいと思います。

 カレーの味が薄いからソースをかけるんだろうというような意見もありますが、決してそうではないようです。それは、かなり辛いお店のカレーにもウスターソースをかける人がいることでわかります。

 そんなウスターソースと生卵を標準にしているカレーがあります。有名な自由軒のカレー。有無を言わせず生卵が入れられていて、さらにほとんど無言でソースをかけて食べるように誘導されます。それがここの標準な食べ方なのです。

 この自由軒ですが、元祖といわれる難波にあるお店の系列はわずか3店しかないようです。その他は全てせんば自由軒という別の自由軒のお店のようです。難波の自由軒は本店で味の管理ができる範囲でしか出店しないそうなのですが、食べ比べてみると食についていろいろ考えさせられるかもしれませんね。

久しぶりの同窓会(銀座しゃくしゃく)
 本当に久しぶりの同窓会の案内が来ました。場所は東京銀座のしゃくしゃくというお店。銀座に同窓会ができるような適当なお店があったのか、というのが少し驚きでもありました。

 開始時間の5分前に店の近くを探しながら歩いていると、他にもそれらしき人が!地図を片手にお店を探しているような感じです。でも顔に見覚えがありません。それって、何かイベントがあるときに電車に乗っている人全部が同じイベントに向かっているような感覚になるのと同じなのかもしれませんね。気にせず、店へ。

 店の入り口で見慣れた顔を見つけました。やあ!久しぶり!...本当に久しぶりでした。
 店に入るとすでに何人かの見覚えのある顔が!懐かしい同級生です。でも念のため、自分の名前を名乗ってみると、変わってないからすぐわかったよとの返事。何年も会っていなくてもすぐ思い出せるものなんですね。
 少しずつ人数が揃い、雪崩的に同窓会が始まりました。みんなそこそこの立場になっているようですが、話が始まるともう学生時代へ逆戻り...髪の本数が変化しても、肉の分量が多少以上にふえていたとしても。

 同窓会の会場に求められる料理って何だろうとふと思いました。話がはずむ料理、みんなで取り分けられる料理。食べる行為がしゃべる行為をじゃましない料理。座っている場所を選ばない料理。好き嫌いの少ない料理。食べるのに時間がかからない料理。あまり食べる音がたたない料理。いろいろ条件がありますが、料理に大切な美味しい料理という項目はいったい何番目あたりになるのでしょう?

 さつま揚げとおでんのお店という「しゃくしゃく」ですが、さつまあげやおでん以外にももちろん料理があって、同窓会に求められる料理にぴったりのお店でした。
 そうそう、地図を片手にお店を探していたあの人ですが、いつの間にか近くの席に...。面目ない。そのときにわからなくてほんとすみませんでした!

生協はもういらないのではないか
 ミートホープ社の牛肉偽装は北海道加ト吉を通じて、CO−OPブランドで売られていた牛肉コロッケが最も問題になった。生協は被害者なのか加害者なのか。

 消費者が買ったのはあくまで生協のCO・OPブランドの食材だ。今回の事件は、生協を信じて商品を買っている消費者に対する責任感というものが、生協のブランド担当者には全くなかったというに等しい行為になる。加ト吉ブランドの品物を売っていたのとは訳が違うことを消費者も考えなければいけない。

 自社ブランドの使用基準は、それが企業ならばCSRに大きく影響し、企業イメージだけでなく企業そのものの存続に影響する事象でもある。そのため、企業の担当者ならば軽々しく扱うわけはないものだろう。また企業の社員はその自社ブランドに愛着と責任をもっている。

 だが、生協の担当者は自社ブランドの商品を全く調べることもなく、加ト吉に任せていた。そんな担当者には自社ブランドを扱う資格はないのではないか。
 消費者はそんな担当者に任せる程度の組織でしかない生協の製品を、今まではそんなはずはないと信じてきたのではないか。今回の事件は、生協ブランドが企業ブランド以下の信頼性しかないことが判明したに等しい事件でもある。

 もはや生協はいらないのではないか。かつて無洗米がどんな機械で製造されているか全くわからない時期に無洗米を推進したのも生協だった。全くブラックボックスとなっている過程をどう信じて安全・安心を確認したのだろうか。それとも安全性など自分たちで調べようと思わないのが生協なのか。相手の担当者のいいなりを信じて自ら調べない体質が今回の事件にもつながった。(無洗米の実際の作業場には未だにだれも立ち入りができていないため、どんな作業場で何を使ってどういう作業をしているのかは未だに生協担当者は知らないはずだ。無洗米導入の事後にわかったのは特許となった機械だけ。だが、その機械が本当に使われているかどうかさえ未だにわからないはずでもある。)

 生協の製品がいい製品だとは最近全く思えない。もっと責任を持っていい製品を届けているスーパーマーケットがたくさん登場してきた。生協よりも信頼できるし、製品も安心だと思われる。生協もそろそろ最初の理念に立ち返えらないといけない時期に来ているようだ。

普通の料理も食べる場所でお店の料理(神楽坂)
 東京で行ったことがない街で柴又帝釈天へ行った話は「予想以上の人混み、寅さんの地元柴又帝釈天の草もち」で書きましたが、次に思い浮かべた神楽坂へ行ってみました。

 神楽坂といえばなんとなく昔のフォークソングのイメージの場所でした。イメージは神田川とか我がよき友よなどでしょうか?学生の下宿街とか横丁の風呂屋などと想像は膨らみます。

 そんな思いを巡らせながら地下鉄の駅を上がったその街は少し懐かしいような、でも想像と違うような、そんな街でした。巣鴨ほどではないですが、年配の方が多い気がします。

 お昼の時間になると通りのあちこちに長い列。ついつい何に並んでいるのか興味津々。なんとなく並んでいる理由がわかる店だなあと思いながら、裏通りの並んでいない店を見つけて入ってみました。

 ランチは豚の味噌焼とのことだったのですが、なんだか生姜焼きでした。お膳なので雰囲気はいいのですが、隣のおばちゃんがいきなりタバコを吸い始めてしまいました。常識というか、もっと基本的な心遣いのない日本人の姿ですね。

 そんな店でも食べ終わった頃には並んでいる人がいました。神楽坂にはお店が少ない...。この店?お客様に食事を楽しんでもらうという配慮のない店...。もう行くことはないでしょう。

予想以上の人混み、寅さんの地元柴又帝釈天の草もち
 東京でまだ行ったことがない場所といえば、どこを思い浮かべますか。地元の人だったら東京タワーだったりするのかもしれませんが、私はまず柴又帝釈天かなと思いました。だったら行ってみよう!男はつらいよの寅さんで有名な柴又帝釈天初体験です。

 上野で京成電車に乗り、京成高砂で金町行のローカル電車に乗り換えです。上野での京成電車はあまり混んでなかったのですが、金町行は満員。電車の本数が少ないからかなという思いも駅前で覆されました。

 駅前からもう観光客でいっぱいです。参道は人、人、人。それもかなり平均年齢が高い集団。のろのろと歩くスピードになかなか馴染めません。そんな参道の途中にたくさんのお店があります。寅さんのロケに使ったという切り抜きもいっぱいで、寅さんさまさまという感じです。

 そんな店のひとつでいかにも美味しそうな草餅を買いました。思い切りあんこをぬってくれて、食べ歩きできるようにセロファンで包んでくれます。ヨモギの香りのする美味しい草餅でした。

 草餅を食べながら歩くとスピードもちょうどよく、ほどなく柴又帝釈天に着きました。予想以上に立派なお寺です。名前がお寺らしくないですが、正式には経栄山題経寺という日蓮宗のお寺。帝釈堂も二天門も立派な彫刻が彫られています。

 ところで、なぜ草餅を売っている店がたくさんあるのかといえば、このあたりには江戸時代の周囲に何もなかったころからの参道の茶店があって、そこで自生する蓬団子を売っていたことから来ているようですね。この草餅はお土産にもなるようです。

美味しいけど食べきれない巨大なかき揚げ丼(浅草三定)
 今年の連休には東京旅行する人が例年より多かったようですね。東京ミッドタウンや新丸ビルなどのスポットがふえた影響もあるのでしょうが、確かに昔よりも東京の街に見どころがふえている気もします。

 東京ミッドタウンを歩いていると、昔は魚がいたのにとか、もっと自然があってよかったのにという人に何度か出会います。昔を知る人からすれば、こんな作られた人工的な箱庭のように変えられてしまった風景が残念なのに違いありません。でも東京ミッドタウンと新丸ビルを比べると、まだずっと東京ミッドタウンがいいと思ってしまいます。

 どんどん上へ上へと伸びる東京の街。そこへエレベーターやエスカレーターに乗ろうという人が長蛇の列をなしている風景。今の東京を象徴している気がします。

 そんな今の東京ではなく、古き東京の残っている街を歩くとまだまだ東京もいいなとほっとする瞬間。その代表は浅草でしょうか。その浅草の雷門そばに天ぷらの三定があります。歴史のある店ですが、そのショーケースのかき揚げ「大」をみると、いったい誰が食べるのだろうと思ってしまいます。

 名物はやはりかき揚げ丼。これにはかき揚げ「中」が乗っています。でも出された丼を見ると本当に食べられるのだろうかという大きさです。味がもう少し繊細だと言うことないのですが、そのボリュームだけでよしとしましょう。東京旅行の際にはぜひ一度食べてみてください。

歩くだけでも楽しい合羽橋道具街
 かっぱ橋と聞いてピンと来る方は業者の人か食べ物好きの人で、首都圏に住んでいるか興味があって調べたりした人でしょうか。大阪では難波の道具屋筋にあたる街ですね。

 浅草の仲見世から少し西へ歩いた場所、地下鉄銀座線田原町からすぐの場所にかっぱ橋道具街はあります。そこは食器、調理機器、食品サンプル、包装関係、衣料、店のサイン関連などを扱う問屋街なのですが、一般の人も買うことができます。

 他の場所や百貨店でもなかなか見つからない料理関係の道具が探せばきっとあります。高級なものやブランド品ではなく、お店で使うようなものが中心なのですが、安くていいものが手に入ることもしばしば。歩いているだけで楽しい場所ですね。東京へ観光に行かれたときに、たまには変わった場所へ行ってみたいというときなどにぜひいかがでしょうか。

 ところで、このかっぱ橋のかっぱですが、昔、雨合羽が近くの橋に干されていたからという雨合羽説と隅田川の河童が洪水工事を手伝ったからという河童説の2つがあるようですね。どちらが本当らしいかとどちらが夢がある話かということは全く反対だということがよくわかります。

元祖オムライスは卵混ぜご飯の味かも(煉瓦亭)
 オムライスは明治34年に東京銀座の煉瓦亭で初めて作られたといわれています。その元祖オムライスは今のようにケチャップライスを玉子焼きで包んだものではなく、オムレツの具にご飯を入れてまぜて食べたものだったようです。

 その元祖オムライスが煉瓦亭の人気メニューです。夕方17時過ぎにお店へ行くともうかなりの列でした。待ってまで入るなんてあまりしないのですが、折角銀座に食べに来たのだからとちょっと待つことにしました。

 待つこと30分。表から見えている店の内部は1階だけで狭いのですが、入ると上下階にフロアーがあり、かなりの人数が入れます。その全部の席がお客様でいっぱいでした。

 やっと出てきた元祖オムライスは遠くから見るとオムライスそのものなのですが、近くに来るとなんだか違います。食べてみても全く違います。元祖オムライスは全くオムライスではありません。卵まぜご飯の味が近いかもしれません。でも美味しい!

 今のような卵で包むオムライスは大正15年に大阪心斎橋の北極星がパンヤの食堂時代に常連客用にと作ったのが最初のようです。煉瓦亭のものは、まかない食。新しい試みはそんなきっかけから始まったものが多いのかもしれませんね。

粟餅って美味しかったんだ、粟餅所澤屋
 京都の北野天満宮はその塀だけでも京都らしい写真になったりする美しい場所です。そんな北野天満宮界隈の三大名物と言われているのが、一本うどんのたわらやと長五郎餅、そして粟餅です。

 その粟餅を食べるために粟餅所澤屋ののれんをくぐりました。中はテーブル6つの小さい場所で、みんな粟餅を食べています。あんこときなこがあって、注文してからちぎって丸めて出されます。

 粟餅が美味しいなんて思ってもいなかったのですが、ここで食べてみるとあっさりとした味で美味しい!いくらでも食べられそうです。後口もいい。一本うどんを食べて少しがっかりした後だったのですが、粟餅で三大名物を見直しました。でも510円はやはり少し京都値段のような気もします。

 まあ、美味しかったからよしとして、次は長五郎餅と思ったのですが、なんだかお腹がいっぱいになりました。残り1つは次回にしたいと思います。連休の京都、美味しいものを食べ過ぎないように、のんびり楽しみましょう!

連休の京都、これはうどんなのか「たわらやうどん」

 連休の東京はものすごい人出のようです。ひと昔前だと連休といえば東京脱出組の方が多かったのですが、最近では流入組の方が多いようですね。でもせっかくの連休、もっとのんびり日本の美を感じるために京都へでかけてみませんか。もちろん、連休の京都は今も昔もものすごい人出ですが。

 京都観光といえばまず、どこへ向いますか?やはり祇園、八坂神社、清水寺、二年坂、産寧坂、高台寺、銀閣、哲学の道など東方向でしょうか。それとも嵯峨野、嵐山など西方向でしょうか。または中心部の四条河原町、木屋町、先斗町、新京極とか錦市場などですか。

 そんな観光の中心地からすれば金閣や北野天満宮のある北方向は少し地味かもしれません。でも連休だからこそ、美しい京都を味わいに北方向の名所もいいものです。北野天満宮前には有名な上七軒もあって祇園や先斗町とは全く違った趣もあります。

 そんななかに有名な一本うどんのたわらやうどんがあります。北野天満宮の南側、すぐわかります。最近では以前ほど太くないらしく、さらに1本ではなく3本ほど入っているようですが、それでも他のうどんとは比べ物がないほどの太さとのことです。

 食べてみると思ったとおりすいとんの味。うどんとは別物です。具も何も入っていない素うどん(かけうどん)なのに700円。細くしたのなら値段を下げなきゃ!一本の極太だから価値があったのに。それに香川で食べる讃岐うどんの10杯分だと思うとなんだか京都値段の気がしてしまいます。でも出汁は美味しい京都の味。話のネタに一度は食べてみるのもいいかもしれません。

何かが違う、自然食レストラン考
 自然食を売り物にしているレストランで食事をしました。有機栽培の野菜や五穀米を提供することで健康や環境を売り物にしているレストランです。でも食べてみて何かが違うと感じてしまいました。

 全ての自然食レストランがそうだという訳ではないのですが、その店では疑問を感じる点が何ヵ所かありました。

 まず最も大きい問題が美味しくないこと。健康を売り物にしていることで薄味にすべきだということなのでしょうか。でも塩味が少ないだけでなく、旨みが少ない気がします。さらに美味しくない原因が五穀米。五穀米だがら美味しくなくてもいいと思っているなら失格です。

 そのうえ最大の問題点が最大の売り物であるはずの野菜に気を使えていないこと。有機栽培というのは本当なのかどうか疑問になってしまいます。有機栽培だからいいということで満足してしまっては、食べる人のことを半分しか考えていない。野菜の味が薄い野菜をなぜ選ぶのでしょう。

 本当の自然食レストランならば、野菜の味のする野菜を提供すべきです。健康と環境も大切ですが、その追求する先には本当の美味しさがなければいけないと思っています。

学食の思い出のミートローフ
 ミートローフって普段食べますか?そういえばレストランなどのメニューでもあまり見かけないような気もしますが、どうなんでしょう?

 ミートローフというのはフライパンではなくオーブンで焼いたハンバーグのようなもの。味もハンバーグから油で焼けた味を抜いたような少し淡白な味。そんなミートローフですが、学生時代の学食では馴染みのメニューでした。

 1Fは定食やランチといった学生向けの量重視のセットものの食事。2Fはラーメンのような単品とちょっとだけ豪華なメニュー、そしてデザート。そんな2Fのメニューの中心がミートローフでした。

 友人がこのミートローフとコーヒーゼリーが好みで、よく2Fでたむろしていたものでしたが、今あの学食はどうなっているのでしょうか。一度行ってみたい気もします。

 古畑任三郎得意料理というミートローフ。オーブンがあれば難しい料理ではないですよね。一度作ってみようかな。

バイキングは好きですか
 ホテルに泊まると、朝食はバイキングというのがほとんどですよね。バイキングは和製英語なので、ビュッフェ、ブッフェ、バッフェなどという言い方もよく使われています。なぜバイキングと言うのかといえば、最初に帝国ホテルがアメリカ映画「バイキング」にちなんでそう名付けたからだそうですね。

 映画の「バイキング」は見たことはありませんが、その1シーンで海賊が船の上で食べ放題・飲み放題をしていて、そこから名付けたということのようです。その他にもバイキングと呼ばれた北欧の人たちの好きな料理を好きな量だけ食べるスタイルの料理から名づけられたという説もあるようです。

 話はそれるのですが、バイキングが北欧の海賊というのも間違った認識のようで、8世紀頃から北欧に住んでいた民族のデーン人、ノルマン人、スヴェーア人を指すようですね。

 さて、ホテルのバイキングですが、温泉地などでは最近は朝食だけでなく夕食までもバイキングというところも多く見られます。普通のレストランでもお昼をバイキングにしているところもあります。このバイキングの料理、みなさんは好きですか?

 好きなものを好きなだけ食べられるのが売りなのですが、その性質上作ってから置いておくので、冷めていたり、油が回っていたり、ぐちゃぐちゃになっていたり。そのうえ食べている途中で多くの人が動き回るので、忙しない。

 食事を楽しむならやはりバイキングではなく、サーブしてもらえるホテルがいいなあなんて思ってしまいます。ホテルの朝食では少なくなってしまっていますが、もし選べたら迷わずそちらを選びます。でも難点が1つだけ...。バイキングだと食後に飲めるコーヒーがついていない場合がほとんどなんですよね。コーヒーだけバイキングから持って来れないかなあ...。

春、でも桜にはまだ少し早い京都
 休日を利用してちょっと京都へ行ってきました。まだ京都の桜は咲き始めあたりと書かれていたので、そんなに人は多くないだろうと思っていたのが間違いでした。

 地下鉄に乗るのに切符購入の長い列。そういえばICカード(Pitapa)は日曜日からのようです。改札を入ってホームももちろん長い列。さすが京都だと感心しましたが、人混みをみるとあまり観光地めぐりする気がなくなってきました。

 ちょっと人混みをさけて京都文化博物館に寄り、ここでも思った以上に人が多かったこともあって、早々に外に出ました。場所が三条だったので、休憩に近くのイノダコーヒ本店へ逃げ込みました。ここはのんびりできていいですね!

 イノダコーヒから少し下ると錦市場です。ものすごい人を掻き分け、最近良くテレビに登場する鶏卵屋さんや野菜屋さんを見ながら、寺町通りへ。ちょっと遅いお昼に、ずいぶん久しぶりに三嶋亭へ寄ってみることにしました。

 最初に砂糖を敷き詰め、解け始めたら肉を焼きます。焼けてきたら醤油とみりんベースのたれをかけて、関西風すき焼きのできあがり!美味しくいただきました。1枚食べたあとは、野菜を入れて、水を少し加え、そこに砂糖と先ほどのたれをかけて、2枚目の肉を食べます。2枚目の方が関東風に近いのですが、食べ比べると断然1枚目が美味しいです!次は、絶対野菜を入れないで肉だけ食べてみようなんて思えるほどでした。

 人が多いので観光地に行かず、次は初めての京都タワーへ。何度も京都へ来ていても京都タワーは本当に初めてでした。清水寺の舞台までしっかり見えて、ものすごい人だったのが驚きでした。

 そんな京都、桜は今週末から来週が見頃です。

ゆずと葉っぱ、馬路村から上勝町へ
 ゆず茶を飲みながら馬路村のことを考えてみた。馬路村は高知県の山間部にある人口1000人あまりの小さい村。だが、今ではおそらく誰でも知っている村になった。村全体で良質で美味しいゆずをプロデュース。湯豆腐に欠かせないゆずポン酢、ほんのりとした苦味が美味しいゆずジュース、その他にもゆず胡椒、ゆす味噌、ゆずドレッシングなど、なんだか馬路村のものだというだけで美味しそうな気がしてくる。

 馬路村は平成の市町村大合併の嵐のなかでも独立を貫いている。合併してしまっては村ではなくなる。それは大きなブランドの損失にしかならない。こんな山間の村がそれをわかっていることが何だかうれしい。

 上勝町は、その馬路村からかなり山を越えないと行けないのだが、何だかイメージとしては室戸半島のなかで近くにあるかのように錯覚してしまう地域にある。徳島県の山間の小さな町。人口2000人あまりと町としてはおそらく全国一小さい。この上勝町も馬路村に劣らず、注目の町だ。

 日本料理を食べに行くと、必ず器や皿の端の方に乗っている彩の葉っぱ。その葉っぱの生産で有名になったのが上勝町。株式会社いろどりがニュースで取り上げられたとき、思わずその発想に拍手したくなった。田舎だからこそできるビジネス。田舎だからこそ誠実で質の高いものを供給できる安心感。

 おそらく日本中でも最も田舎の風景の中にあるこの2つの町と村。それよりも大きい市にあってどんどん寂れていく地域も多い。アイデア次第で村や町の人々が生き生きと働くことができるようになるということを教えてくれた四国の2つの地域を、これからも応援していきたいと思う。

海外の寿司屋あれこれ  わざわざ外国に行ってまで高くてまずい寿司屋に行かなくてもとよく言われます。でも何日か洋食を食べ続けていると、和食やご飯が食べたくなったりするんですよね。そんなとき世界中どこにでもあるお寿司屋さん。海外では和食というと寿司が最も身近な食べ物ということもあり、なんとなく海外の寿司屋へよく行ってたりします。

 行く必要ないとよく言われるニューヨークの寿司屋。ブロードウェイの近くの店では初めてアボカドの寿司を食べたものでした。裏巻きの寿司もここが初めてだったと思います。ずいぶん昔のことなので、味はあまり覚えていないのですが、その後で食べたうどんの方が美味しかった気がしているくらいなので、そんなものだったのでしょう。

 ニューヨークでは別の機会にも国連ビルへ行く途中で寿司屋に寄りました。日本にもあっちこっちに支店があるお寿司屋さんのニューヨーク店のようですが、当時は日本に店があることは知らずに入ったのがこの店の最初でした。味は普通だった気がしますが、そんな味のことよりも、普通に働いているアメリカ人の女性がひとりで入ってきてカウンターに座って、ささっと何品か食べてサッと帰っていったのが印象的でした。

 メルボルンで入った寿司屋は久しぶりに海外の寿司屋という味でした。こんなときは気を取り直してチャイナタウンでチマキを食べるに限ります。イギリス以外世界中どこへ行っても中華料理は一定の味。日本料理との差はやはり生ものかどうかなのでしょうか。

 ヨーロッパのお寿司はそこそこ美味しいのですが、値段が高い。半額くらいにならないと食べる気にならない値段ですが、職人が少ないからなのでしょうか。

 今まで海外で一番美味しかったお寿司はカナダのバンクーバーでした。日本人観光客の行く日本人のお店ではなく、バンクーバーの地元の人が行くお店です。そこのダイナマイトロールがかなりおすすめでした。もちろん普通のお寿司もいけます。バンクーバーは中華も美味しく、いい町ですね。

 そうそう、ニューヨークで行った寿司屋の日本の支店のひとつが羽田空港にあることを知り、その後に行ったのですが、ネタが乾いているし、なかなか出てこないし、もうこの店には行かないと思った記憶があります。日本国内でも海外の寿司屋でも、店を選ばないと同じですね。

賑やかな昼間のマック
 久しぶりに昼間に住宅街のマクドナルドへ寄ってみました。最近は朝マックの時間以外には寄っていなかったので、その雰囲気を忘れていました。

 予想以上に人が多く、ほとんど満席です。でもそれ以上に驚きなのは、すごい人数の子供たちの場になっていること。昼間の食事をマクドナルドで済ましている子供は、一体日本中にどれだけいるのでしょうか。

 アメリカは日本の食生活を変えることで影響力を強めていく戦略だというのを聞いたことがあります。マクドナルドが主食になると、そこに使われているほとんどの食材は日本は輸入に頼らなくてはなりません。食料が止まることがあれば日本の経済も終わりです。日本は食料を人質にアメリカの言うことを聞かなくてはならなくなってしまいます。まあ、そんなことを考えても今の流れは変えられないでしょう。願わくば輸入を1ヵ国に頼らず、多くの国に分散させておいてほしいものです。

 さらに、日本の将来を担う子供たちは、小さい頃からマクドナルドに通うことで、どんどん肥満化し若年性糖尿病予備軍化していく可能性を大きくして行きます。でもそんな子供たちに対してそんな扱いをしているのは今の大人たちなんですよね。深く考える必要があるのですが...。

羽田空港のオアシス
 羽田空港に昼時に着いてちょっと何か食べようかなと思うときは少し迷います。どこで食べようかなと。駅とか空港とか、新規開店のモールなどに入っている店って、どこへ行っても同じような店ばかりで、特段美味しい店が少ないなと思うことありませんか。そのうえ値段もそこそこします。

 新しい施設で食べ物の店を誘致するときは、全国展開しているようなチェーン店しか難しいのでしょうね。そんなときは、わざわざ遠くへやってきてどうして全国展開の店に入らないといけないのだろうなんて思いながら食べるので、ますますあまり美味しいと思わない。なのでますます選ぶときに迷うなんてことになります。

 羽田空港では寿司屋さんや洋食屋さんなどいろいろ行きましたが、今ではかき揚げ蕎麦を食べていることが多いのは、そんな迷いの結論の気もします。

 でももっと昔、旧羽田空港にはよく行っていた安くていいお店がありました。知っている人はどのくらいいるでしょうか。その店はたぶん「オアシス」という名前だったと思います。ちょっと裏へ入っていく場所にあったのですが、社員食堂へ一般の人も入れてもらっているというような食堂でした。

 羽田空港が沖へ移転したときはモノレールで到着したフロアーの端っこに似たようなお店があるなと思って行ってみたのですが、味は違っていました。その店もいつの間にかなくなり、ANAのターミナルが別になり、羽田空港は現在の姿に...。

 そのオアシスではよく牛鍋を食べていた気がします。もしかしたら焼肉だったのかもしれませんが...。他のメニューも少し甘めの味付けでそこそこ美味しかった気がします。

 羽田空港ではありませんが、大阪空港にはオアシスという同じような社員食堂を一般にも開放しているようなお店があります。同じように1階の外から少し裏へ入ったような場所にあるのですが...。味は...。大阪空港のオアシスで食べてみると、もしかしたら旧羽田空港のオアシスも同じような味だったのかなあなんて思ったりもしています。過去の味の記憶はどんどん美味しく作られていく...。

羽田空港のかき揚げそばとJALカード
 久しぶりの羽田空港で、いつものかき揚げそばを注文しました。570円というのは少し高いかなと思われる値段なのですが、他のものも高いのでよく注文するのはかき揚げそばです。いつもの行動なのですが、今回は初めて気がついたことがありました。

 何かといえば、JALカードを提示すると10%引きになるということ。お土産品などで利用したことはあるのですが、まさかかき揚げそばで使えるなんて知りませんでした。とすれば、今まで100食食べたとしたら5700円分も多く払っていたことになります。失敗したなあ。5700円でちょっと美味しいもの食べれたのに...。

 ANAカードも持っているのですが、もしかしてANAの利用時でも同じだったのでしょうか。ちょっとしたことなのですが、情報を知っているのと知らないのとでは微妙に差がつくよという話。

 機内はいつになく満席です。東阪間で満席なのは週末の夕方便くらかなと思っていたのですが、今日は軒並み東阪間の便は満席でした。
 今日はJALなので機内のお楽しみは機内誌の浅田次郎氏のコラムです。今回は浅田氏が盛岡で舞台に立つ話。毎回読みやすい文章で楽しみにしています。それ以外にも読み物がいろいろある機内誌ですが、今回は愛媛県八幡浜市の真穴地区で4月3日4日に飾られる美しい座敷雛が最も気を引く内容だったかな。スウェーデンのデザインの話もよかったのですが、こちらはできればもう少しスウェーデンの自然の話を知りたかった気もしました。

 東阪間を仕事で移動しながら旅の空想にふける時間もなかなかいいものです。(写真は羽田空港への玄関となるJR浜松町駅にある小便小僧です。本家が服を着ていなかったのですが、こちらは雪だるまを従え、凧を上げて、まだまだ正月気分のようでした)

休日の朝マック、マックグリドル初トライ
 休日の朝、ちょっと朝マックでもと思って行ってみると、たくさんの家族連れでびっくりします。こんな小さい子供の頃からこんな食生活してると太るだろうなあなんて勝手に心配してたりしますが、食べさせているお母さんはあまり気にしていないようです。その朝マックにマックグリドルが加わりました。少し遅めですが、食べてみました。

 いつもだとマフィンなのですが、まあ、一度くらい食べてみようかなと...。写真ではなんだかマフィンを黒くしてMの文字を入れた感じ。でもいざ包装を開いてみるとなんだか柔らかい。

 ひと口食べてみて、その予想と全く違った味にびっくりでした。マフィンの味を予想しすぎていたためですね。...甘い!ホットケーキそのものの味ですが、なんだか湿ったホットケーキにソーセージとか卵を挟んだような...。これは食べる日の気分で美味しかったりそうでなかったりするのではないでしょうか。

 ときどきパンケーキが食べたいときがありますが、そんなときにはいいのかもしれませんが、私はいつもはやっぱりマフィンにします。その方がソーセージの味をしっかり味わえるので。でも今、このマックグリドル、人気のようですね。

久しぶりの阪神スナックパーク
 久しぶりに阪神スナックパークへ寄ってみました。大阪駅前にある阪神百貨店の地下一階にある、大阪名物の食べ物が一杯の、昔からある食のテーマパークのような場所です。有名ないか焼きには相変わらずの長い列。ここはいつ行っても人、人、人でいっぱいです。

 そんなスナックパークの入り口すぐのところに讃岐きしめん屋さんがあります。以前はカレーパンを売っていた店のあった場所だと思うのですが、いつの間にかきしめん屋さんに。

 でもきしめんは名古屋、讃岐は四国。なんだか大阪のフードテーマパークらしくありません。それに、讃岐きしめんなんて、本場讃岐にも名古屋にもないのではないでしょうか。なんだか以前の記事の大阪には存在しない大阪焼を思い出します。

 食べてみましたが、何と言えばいいのか...。私は香川の讃岐うどんと名古屋のきしめんをそのまま食べたいです。でも話のネタに一度食べてみてもいいかもしれません。こんな何でもありなのも大阪らしいのかもしれないですね。

 あとはちょっとちょぼ焼を食べて、ミックスジュースを飲んで、大阪満喫!

消費期限か品質か、そしてお客様(不二家と雪印を考える)
 不二家が消費期限を1日過ぎた牛乳をシュークリームに使い出荷していた問題は、また牛乳関連かという思いがよぎってくる。思い出すのは雪印乳業の集団食中毒事件。不二家は「出荷時の細菌検査に問題はなく、健康被害の苦情もなかったので公表しなかった」と発表していたようだが、実際はそれ以前に「食品衛生法が定める基準の約10倍、同社の自主基準の約100倍にあたる細菌数を検出した」ものを出荷していたことを認める報道もあり、雪印事件は他山の石とはなっていなかったことがよくわかる。

 なぜ他山の石となっていなかったのか。それにはいろいろな問題がからんでくる。もう一度雪印乳業の事件を思い出してみると、雪印乳業では「効期限切れの乳飲料を再利用していた」り、「乳製品は屋外に何時間も放置されていた」りするものが平気で出荷されていた。

 さらに雪印乳業の経営幹部の典型的なコメントがある。それは、お腹が痛いという事実があっても「アジア人の20%は牛乳を飲んだあと下痢をすることは周知の事実」だと言って取り合わなかったことでよくわかる。そう、ごまかせるのだ。

 牛乳の消費期限が切れて1日で飲めなくなるものではないだろう。おそらく使っても全く問題なかったに違いない。業界ではよくある話のようでもある。だが、ならば使えるかどうか消費者の立場で検査して使ったかというとそうではなく、「問題ないと思った」という個人の非客観的判断が確認もなしに実行できる社内システムは問題だ。そこには消費者への思いが全く意識されていないということをよく考えなければいけない。

 きちんと大丈夫なのかどうか検査できるなら消費期限表示は不要だろう。その方が資源を有効利用できるし、ゴミも減る。でもそんな検査ができないなら消費者のことを考えると雪印乳業や不二家のような判断ができるはずはない。

 そんな事件になっていなくても食品業界にはさまざまな問題がある。その全てに共通することは「食べる人のことをちっとも考えていない」ということのようだ。そんななかから消費者は、知名度や宣伝に惑わされないで良心的な安心して食べられるものを探さなければならない時代がやってきた。

ひつまぶしを思い起こす串本名物かつお茶漬
 本州最南端の駅の標識の串本駅を降りるとすぐ観光案内所があります。そこでおすすめの郷土料理を尋ねると教えてもらえるのが、駅徒歩3分ほどにある萬口というお店のかつお茶漬けです。

 串本の名物の新鮮なかつおをお茶漬けで食べられるなら、ぜひ行って食べてみたい!観光案内所でもらった地図を頼りに歩くとすぐ見つかりました。でもなんだか入るのを躊躇するような店構え。もし観光案内所で聞いていなかったら入っていなかったかもしれません。

 でも入ってみるとカウンターの普通のお店でした。注文はもちろんかつお茶漬。後から入ってきた観光客も同じものを注文していたので、観光客のほとんどはかつお茶漬なのかもしれません。先に座っていた地元の人は別のものを食べていたようですし。

 かつお茶漬を出されたときに必ず食べ方の説明があるようです。1杯めはかつおを何切れかご飯に乗せて、特製のごまベースのたれをかけて食べます。うん、美味しい!2杯めは残りのかつおとたれを全部かけたうえにお茶をかけて食べます。あれ?かつおの味が薄まってしまいました。お茶漬けは美味しいのですが、かつおにはお茶をかけない方がいいようです。

 でも美味しいかつお茶漬です。この1杯目、2杯目の食べ方はなんだかひつまぶしの食べ方のようです。「一杯目はそのまま、二杯目は薬味を乗せて、三杯目はお茶漬けで」。そういえば串本は名古屋回りで文化が届く距離のような気もします。しっかり小倉トーストの喫茶店も見つけました。

美味しい町シリーズ「串本」と串本さば
 しばらく更新ができていませんでした。それでも来ていてくださっていたみなさま、ありがとうございます。ちょっと取材して来ましたので少しずつ書いていきます。
 取材してきたのは南紀、世界遺産熊野古道のあたり。今回行ってみて一番驚いたのは食べ物の美味しさでした。

 紀伊半島最南端潮岬のある串本町は南国イメージのする町。冬でも日が照るとぽかぽかと暖かく、まるで宮崎あたりに来ているような錯覚を覚えます。バスで潮岬まで行くとそこは本州最南端。見渡す限りの太平洋が広がり、地球が丸いことを実感します。

 そんな串本は魚の美味しい町。寿司屋さんで食べた魚はどれも新鮮で絶品の美味しさでした。マグロは生で市場にあがったもの、カツオも新鮮で美味しいものでしたが、そんなネタのなかでもおすすめだったものがサバでした。

 さば寿司といえば空弁でお馴染みの焼きさば寿司や〆さば(きずし)のものがありますが、サバはアシが速いので焼いたり、酢〆めしたりしてあるものがほとんどですね。でも本当に美味しいのは生のサバです。新鮮な鯖だからこそ寿司やお造りで食べられるのですが、そんな生の鯖を久しぶりに食べました。

 串本サバというブランドがあるのかどうか知りませんが、美味しいさばを食べたいときにも串本はおすすめの場所です。さばは年に3回ほど最高のものがとれるそうです。そのときのさばを食べたら他の魚は食べられないほどだとか。その最高級のものを味わってみたい気分にさせられる、そんな美味しさでした。

 美味しい町、串本。最高級のクエだけでなく他の魚も絶品です。熊野古道を訪れる機会があればぜひ那智勝浦だけでなく串本にも寄ってみてください。

美味しいご飯と美味しい味噌汁があれば!
 たまに立ち寄るお昼の定食を出す店があるのですが、その店へ行くときはいつも仕方ないあそこにするか、と思って行っていることに気がつきました。そこそこのおかずのバリエーションもあって、良心的な値段でもあるのですが、なぜそう思ってしまうのかわかりますか。

 タイトルからわかってしまいますが、そうなんです。そこのご飯と味噌汁の味がいま一歩なんですね。古米かなと思うようなご飯と、素材の甘み・旨みの全く感じられない辛いだけの味噌汁。そう聞いただけで、いくらおかずが美味しくてもねえって思えてくるでしょう?

 炊きたての美味しいご飯と美味しい味噌汁はやはり和食の店では基本ではないでしょうか。今の3倍の値段のするお米を使ったとして、600円のお店でご飯と味噌汁の原価を考えても、680円ほどにすれば楽にコシヒカリのご飯と美味しい味噌汁になるのではないかなと思うのですが、その80円ほどが価格競争で大切なのでしょうね。でもやっぱり美味しいご飯にならないのかなあ。

 最近ではコンビニ弁当のご飯が格段に美味しくなりました。コンビニはお米の味が弁当の売り上げに大きく関係していて大切だということをわかっている証拠だと思います。街の定食屋さんも気がついてほしいなあ...。

 美味しいご飯と美味しい味噌汁があれば、それだけでおかずがいらなかったりするほどなのですが...。(あ、それに漬け物でもあれば、完璧に日本人ですね)

スーパー玉出のあわび
 知り合いがスーパー玉出の話をしているのを聞きました。全く知らなかったのですが、大阪にある有名な激安スーパーマーケットのようです。その知り合いの話の続きはというと、そのスーパー玉出で有名な高級寿司屋の店員があわびを買っていたというものでした。

 そのあわびがその寿司屋で寿司として出されたかどうかはわかりませんし、そのあわびの品質もわかりません。でもその知り合いはもう二度とその寿司屋へ行くことはやめたそうです。

 あわびといえば高級素材。スーパー玉出の値段はよくわかりませんが、激安で1円セールをやっている店として有名で、もしかしたら何10倍もの値段の寿司に化けたのではないかとその知り合いが思ったのも無理はありません。

 高級な寿司屋だからこそ、その素材を大切にしてほしいもの。もし激安スーパーで仕入れしたとしたら問題外なのですが、それが仮にまかない用だったとしても、疑われるような行動をすることそのものが配慮のできない店といわれても仕方ないもの。そんな細かい配慮ができないという事実は他のサービスに如実に現れます。

 お客様を大切にする気持ちのある、そんなお店の方が値段に関係なく美味しいことが多いもの。そんなお店へ行きたいものです。

紅葉真っ盛りの京都、テレビ番組の京都牛
 この時期のグルメ番組や旅番組は京都ばっかり。紅葉の京都は美しいには違いないのですが、いったい何人の芸能人が同じような番組で京都を訪れているのだろうと思ってしまうほど。さらに今年の傾向として、そんな芸能人が必ず京都牛のお店に立ち寄って美味しいを連発する。何も京都で肉を食べなくてもと思うのだが。

 確かに京都牛は京都肉としてずいぶん前にブランド化されているようで、その産地の丹波は全国の美味しい牛の故郷但馬の隣でもある。

 でもやはり何もこの時期に京都へ行って牛を食べなくてもと思ってしまう。京都にはもっと美味しいものがたくさんあるし、もっと京都らしいものもたくさんある。テレビでは美味しい美味しいを連発していても、本当かどうか疑わしいコメントばかりでもある。なんたって口に入れてすぐ、味わう前に美味しいという声を発しているものも多い。

 といいながら、京都へ行ったら寄ってみてもいい肉の店もある。話のネタにもなるすき焼きの三嶋亭。割り下を使わない京都らしいすき焼きで美味しい肉を味わってみるのはすき焼きという料理を考えるのにもいい経験にもなるし、ここのすき焼きはたぶん美味しいと思えるはず。

 紅葉の京都。ものすごい人、人、人...。一度行くともうあの人の中へ行くくらいだったら行かなくてもいいと思ってしまうほどの人です。人の少ない紅葉真っ盛りの京都はないのかなあ。

土佐堀川の不思議な店(かき広)
 大阪の街の中心地、地下鉄御堂筋線淀屋橋駅の北側を流れる土佐堀川にかき広というお店があります。名前からわかるようにかき料理を中心としたお店なのですが、このお店は少し不思議なお店です。地下鉄を上がり、看板をくぐって降りて行ったらお店なのですが...。

 川の対岸側(大阪市役所側)から見ると何が不思議なのかがわかります。そう、このお店は舟なのです。年中あるのになぜ舟なのでしょう。

 先ほどの看板は舟への乗り場というわけですね。でも舟の手前にいわば待合所の役割りなのかお店があって、こちらでも食事ができます。そこから先に進んで舟に乗り込むと一気に値段が上がるという仕組みのようです。

 調べてみると、このかき広は広島からかきを乗せてやってきて川沿いで営業していたかき舟の名残りのようです。かつては広島を出港したかき船が九州・四国・関西へ出かけて川沿いでたくさん営業していたそうです。今ではもうほとんど残っていなくて、大阪ではかき広のみ、あとは広島に「かき船かなわ」と「かき舟ひろしま」、呉に名前もそのままの「かき舟」がある程度のようですね。

 これからかきの美味しい季節。かつてはかき船に乗せて仕入れていたかきももう必要ないのでしょう。かき広が岸を離れることはないようです。でもそれなら、それは船と言えるのでしょうか?土地の上の店舗ではないから税金はどうなっているのかな、なんていらない興味をもってしまいそうです。

もうすぐ観光客でいっぱいの紅葉の京都(美味しい湯豆腐)
 秋の京都は紅葉が美しく、1年中で最も観光客が多いと感じる時期でもあります。紅葉の名所も多くて、ホテルはどこも満員。そのうえホテル代はハイシーズンで急に高くなります。今はそんな紅葉前の静けさを味わえる京都へ行って来ました。

 向かったのは鞍馬と貴船。鞍山電鉄の電車はどんどん山深く登って行きます。紅葉の時期には真っ赤なトンネルとなる素晴らしい眺めを楽しめる電車です。でもまだ時期が早いため、今だと空いています。

 市内から1時間以内でもう隠れ里の雰囲気のある場所。鞍馬も貴船もそんなところです。時間があれば鞍馬寺の奥の院、木の根の道を歩いて貴船へ向かうのがおすすめのコースです。川の流れの音が大きくなると貴船。ここは夏の間は川床で賑わう場所ですが、9月末で川床が終わり、11月中旬以降の紅葉の時期までは静かな山あいの観光地になります。

 川沿いにたくさんの料亭旅館が並び、紅葉の時期は美しいだろうなと思わせてくれます。そんな1件で湯豆腐を食べました。京都へ行くとやはり湯豆腐が食べたくなります。

 最近では美味しい豆腐がスーパーでもたくさん売られるようになってきたので、京都の豆腐が特に美味しいわけでもないのですが、やはりここの湯豆腐は格別です。周りの雰囲気が味に大きく影響している証拠ですよね。

昔ながらのスタンドバーかな、立ち飲み屋
 煙の話、ついでなのでもうひとつ。最近は会社内や公共の場所が禁煙になっている場所が多いせいかどうか交差点や歩きながらタバコを吸っている人が多い気がします。渋谷のハチ公前交差点なんてどこでも煙いことが多くて...。

 電車や飛行機の喫煙場所では、遠巻きにして何人かがお互い顔を合わさないようにタバコを吸っている姿をよく見かけます。男女の差は最近少なくなった気がします。

 そんなタバコを吸っている姿をそのまま暖簾の向うへ移動させた感じが立ち飲み屋の雰囲気かな。どっちもなかなか近寄りがたい...。

 立ち飲み屋といえば大阪のイメージかな。東京にもあるのですが、でも椅子が全くなくて酒屋さんの片隅が飲み場所になっているイメージが大阪のもののような気がするのは、そんな店が多く残っているからでしょうか。そんな場所を東京や北九州では角打ちというようです。

 最近ではワインやカクテルなどのスタンディングバーもあって、昔ながらの立ち飲み屋は堂々と日本酒のスタンディングバーだななんて思っています。そういえばロンドンにも立ち飲み屋はたくさんあるようですね。

残念だった旭川ラーメン(地方のホテルの困った煙事情)
 タバコの煙の話のついでにもうひとつ困った事情の話。地方へ旅行へ行ったときに困るのが宿泊するホテル・旅館です。都会のホテルでは最近はきちんと分煙されていて、禁煙ルームだけではなく禁煙フロアーがきちんとしているホテルが普通になってきましたが、地方のホテルはそんなホテルはあまりありません。

 地方でも禁煙ルームのあるホテルを選んで宿泊するようにしているのですが、たまに禁煙ルームなのに部屋に入るとタバコの臭いがする部屋のこともあります。

 聞いてみると本当は禁煙ルームではなくて、禁煙の要望があったときにオゾン脱臭して禁煙ルームとしているという場合が多いようです。でも新しいホテルだとそれでだいじょうぶなのですが、少し古いホテルは壁やカーテン、床や天井にタバコの臭いが染み込んでいて全然無理のようです。

 タバコの臭いのする禁煙ルーム。旭川駅から少し行った有名なホテルで宿泊したときのことですが、最初入ったときにすぐ強いタバコの臭いがする部屋がありました。そのことを部屋へ案内してくれたホテルマンに話すと、それではこちらならだいじょうぶのはずと換えてくれた部屋へ。でもまた同じようなタバコの臭いがしました。おそらくこのホテルにはタバコの臭いのしない部屋はないのでしょう。連泊の予定だったのですが、1泊でキャンセルして他の場所へ移動しました。

 旭川では有名な旭川ラーメンを堪能する予定でしたが、有名な店で食べただけになったのが少し残念でした。

 同じようなことがよくあるので、地方で宿泊するときはオゾン脱臭ではない禁煙ルームの確認と少し古そうなホテルならば改装した時期を聞いてから予約するのがいいかなと思っています。
 日本の美しい地方への旅行。その地方の素晴らしい景色のなかで、もっともっとその地方の美味しい空気を味わいたいものです。

煙くなって行かなくなった店(神戸屋レストラン)
 急に店の味が変わって行かなくなったり、もう行かないと思った店の話は「いつもの店に行かなくなる日」と「初めての骨なし魚とシェフのポリシー」の話で書きましたが、それ以外でも行かなくなる理由がある場合もあります。

 その代表がとある神戸屋レストランでしょうか。行っていた頃はそこそこ美味しかったのですが、行かなくなった頃には食塩がきつすぎてどうしたんだろうという味になっていました。

 でもその味で行かなくなったわけではありません。行かなくなった理由は煙くなったからです。

 以前は喫煙席と禁煙席がはっきり分かれていて、店に入ると禁煙席・奥に喫煙席の配置でタバコをすわない人はどう動いても煙をすわずにすむような配置になっていました。ところが、ある日を境にがらりと変わりました。

 まず店に入ると喫煙席・奥に禁煙席になってしまっていました。禁煙席に行くまでに煙の中を通らされます。さらにサラダバーが喫煙席内になってしまったのでサラダを取るときにも煙を吸わされます。さらに帰るときも!こんな店に行く気はこの1日で失せてしまいました。

 しばらくして、さすがにまずいと思ったのか入り口を禁煙と喫煙の2つに分けてサラダバーのあたりは禁煙に戻っていました。それで喫煙コーナーの面積も半分になったのでタバコの煙を吸う時間は行きと帰りの2回でそれも面積が半分になった分だけ煙の中を歩く時間も半分になったことになります。

 でも最初煙を吸わないでよかった店なのにまだ必ず煙を吸わないといけない配置のままではありますので行く気にはなりません。

 それ以外に煙を吸わないといけない店になってから塩からい味になったことが気になります。タバコを吸えば味覚が微妙に麻痺するため、濃い味付けになってしまう。おそらく料理長がヘビースモーカーに代わったからの味付けとレイアウトではないかと思える変化です。

 同じようなことはかつての新幹線ではよく実感できました。ビュフェへ行こうとすれば必ず煙一杯の喫煙車両を通らなければならず、逆にすれば誰もそんな気持ちにならずにすむのにJR東海にはそんなことを気づく人もいないんだなと思ったものです。

 美味しい料理を隣の人のタバコの煙で台無しにされるようなレストラン。そのひとつがとある神戸屋レストランでした。せっかくの料理、楽しく美味しく食べたいですね。

本物の仮面をした別物
 ブランド品では偽ブランド品が問題になったりしますが、あれはあくまでニセモノは偽物。本物が偽物というわけではないですよね。でも商号や商標などの権利保護が進むと逆に本物が別物で別物が本物ということになってしまう場合もあります。中身を保護せず、形を保護するからですね。

 顧客がその名前に期待した中身ではないという意味では、名前だけの本物は本当の本物ではないですよね。

 お店の例でいえば、例えば今までの記事でも書いたのですが、美味しいと思っていたお店が急に美味しくなくなったり、同じ店で同じシェフなのに店名だけ変更になったり、元の店があるのにシェフが別の店を出したり...。顧客の側で名前にとらわれない本物を見極めることが必要のようです。

 ところで、京都の「新」一澤帆布が16日に営業を再開したようです。でも「旧」一澤帆布でその帆布製品を作っていた社員は全員退職し、一澤信三郎帆布へ移っています。そのうえ、鞄生地を納めてきた朝日加工も信三郎帆布へしか材料を卸さないという大切なもののわかる人のようで、「新」一澤帆布の帆布は新たに倉敷帆布の納入先の1つの業者に変更されたようです。さらに製造も自社で作らず、かなりを外注している...。

 今までの自社の製品として丁寧に作られてきたものと違って、他社の製品を請負の範囲内で作って同じものになるのかどうか。それが同じだとインタビューで答えることができる新経営陣。
 企業は人で成り立っているものです。残念ながら銀行はその最も大切なことを教わる場所ではなかったようですね。

 地元の小学校で今まで「旧」一澤帆布で作っていたランドセルを信三郎帆布に切り替えたとか、お寺の住職も「新」一澤帆布を批判したとかという記事もありました。どこまでが真実なのかわからない同族間のゴタゴタや話なのですが、明らかに言えることがあります。それはかつての一澤帆布と今の一澤帆布は同じブランドでも全く違うものだということ。かつての一澤帆布の精神と職人の技術を伝えて帆布製品を作っているのは信三郎帆布だということです。知らない人が間違って「新」一澤帆布を買って、以前の「旧」一澤帆布製品を持っている人のその価値を下げることがないよう、情報はきちんと伝えていかないといけないと思います。消費者は馬鹿ではありません。でも中身で買っている(いた)人と見かけ(タグなど)で買っている(いた)人を分けることになるかもしれませんが...。

初めての骨なし魚とシェフのポリシー
 かつて美味しくて時々行っていたお店に久しぶりに行ってみました。シェフも同じままのようです。久しぶりなのでメニューがかなり変わっていたのですが、適当に注文して待ちました。最初に出てきた前菜で気づくべきでした。

 出てくる料理があまり美味しくありません。味が大雑把で盛り付けも繊細さが全くないもの。確かにシェフは同じ人なのですが、どうかしたのでしょうか。

 それはメイン料理が出されたときに決定的になりました。出てきたのは鯛なのですが、小さい一匹です。食べ始めてこの魚が特殊な魚だとわかりました。身に弾力がありません。全く鯛の身だとは思えない味。さらに食べ続けていくともっと驚きが待っていました。

 骨がないのです!内臓をとった後もありません。最初食べた瞬間に感じた鯛と違う食感の意味が理解できました。これが有名な骨なし魚なのか!

 骨なし魚は骨があると魚を食べられない子供や年長者のために開発された冷凍食品です。それはそれで魚を食べたいのに食べられない人のために意味のある商品だと思います。

 でもここはシェフのいるきちんとしたレストランのはず。新鮮な魚はいくらでも手に入れられるはずです。骨なし魚をメニューにして何が問題なのかわかりますか。そう、このシェフにはもはや美味しいものをお客に食べてもらおうという気持ちがないということを料理素材で表現しているということなのです。最初から料理が美味しくなくなっていた理由がはっきりしました。

 もう二度とこの店へ行くことはないでしょう。でもあれだけくふうして美味しいものを出していたシェフに何があったのでしょうか。

いつの間にか関東と関西へも進出、骨付鳥「一鶴」
 ずいぶん前ですが、香川県へ旅行に行ったときに香川では有名だという鶏肉のお店へ行ったことがあります。香川といえば讃岐うどんだと思っていたので、それ以外におすすめの食べ物があるなんて思っていなかったのですが...。

 お店は骨付鳥「一鶴」といいました。知っている人に聞くと必ずこう言われます。「メニューにおやどりとひなどりがあるけど、どっちがいい?」それではわからないのでどう違うのか聞きなおすと、「柔らかいのと硬いの」とのことです。

 柔らかいのと硬いのならば、なんだか柔らかい方が美味しそうに思えますよね。でもその次に「どっちが好みかは分かれるんだけどね」とのことです。硬い方のファンも多いそうです。

 食べてみるとなんだかクセになりそうな美味しさだった気がします。最初はやはりひなどりの方が食べやすかったかな。焼けたジュージューとした感じと鶏のうまさが残り、また行きたくなるお店です。
 その一鶴がいつの間にか横浜と心斎橋に出店されているようです。だったらまた久々に食べに行きたいなと思っているところです...。

棚全部ニッポン、スキポールのスーパーマーケット
 もう日本へ帰らなければならない日が近づきました。ベルギーを後にしてアムステルダム・スキポール空港へ向かいます。ブリュッセル駅ではアムステルダム行きのインターシティーの乗り場を確認して、いよいよ帰路です。

 帰りのインターシティーはやや古いベルギー国鉄の列車。行きには寄らなかったアントワープセントラルの駅に突っ込みました。でもそこで何かアナウンスしているようです。何かオランダに入った最初の駅のローゼンダールで乗り換えと言っている気がします。

 確かアムステルダム行きだったはずなんだけど、どうかしたのかな。古い車両だから故障でもしたのだろうか、と思っているうちにアントワープセントラル駅から列車は後ろ向きに発車しました。別の乗客も何か確認しているようです。聞いていると、ローゼンダールで向かいの列車に乗り換えてほしいとのことのようです。

 まあ、乗り換えればいいやと思っていたのですが、列車は向かいの無いホームに入りました。ローゼンダールは思ったより大きい国境駅です。アムステルダム行きの列車はどこかと聞くと隣のホームとのこと。ついさっきに向かいと言っていた同じ人ではないのかな。

 隣のホームに列車はいません。一体どうなっているのだろう。駅員さんにたくさんの人が殺到しています。アムステルダム行きの列車がいるはずのホームには別の列車が!しばらくしてさらに隣のホームにアムステルダム行きが来るとのこと。1時間後の列車に乗ったような時間になってしまいましたが、なんとかアムステルダムへ向かうようです。とてもインターシティーに見えないローカルな車両でした。

 下車したのはスキポール空港駅、旅のスタートの場所。来たときはすぐ列車に乗り換えたのでよく駅を観察できなかったのですが、いろいろあって退屈しない駅です。そんな一角のスーパーマーケットで日本食だけの棚をみつけました。すごい!これだけのものがあるのを初めて見ました。日本食以外の食料もたくさんあって、便利です。

 飲み物コーナーでレッドブルを見かけました。日本の半分ほどの値段です。まだ飲んだことが無かったのでちょっと飲んでみましたが、なんだかゲータレードを飲んだときのような感じかな。もう味がわかったので日本では買わなくていいな!

 そうそう、日本食の棚から地元の若い女の子2人組が白鶴まるをもっていきました。日本酒、こちらで売れているのでしょうか?ちょっと知りたい気分でした。

アムステルダムへのイクスカーションと名物のパンケーキ
 デルフトはスキポール空港からは反対方向と言っても、アムステルダムまでは1時間ほどで行くことができます。風車を見てから帰りに寄って美味しいものを食べることにします。

 オランダといえば風車がたくさん並んで回っていて、チューリップいっぱいの風景が象徴のように描かれていたりします。その風車で有名な場所は世界遺産キンデルダイクとアムステルダム近郊のザーンセ・スカンスです。

 キンデルダイクへは前回行ったので、今回はザーンセ・スカンスへ行ってみることにしました。アムステルダムからすぐ近くですが、デルフトからだとアムステルダムを経由しないで行く方が速いようです。

 ザーンセスカンスは最寄り駅から少し歩いて跳ね橋を渡り7〜8分ほど。運河沿いに風車が並んでいますが、予想よりも少し少ない気もします。敷地は小さいテーマパークのよう。お土産屋さんもあってちょっとした小旅行にいい場所かもしれません。

 風車を堪能してアムステルダムへ。駅前が工事中で前回来たときの雰囲気とは少し変わっているようです。治安も前よりもよさそうです。クロケットやフリットに気を取られながら運河沿いのパンケーキ屋さんへ行きました。大きいパンケーキ。甘いデザート以外にピザのようなトッピングもできます。これが美味しい!パンケーキ、おすすめです!

美しい運河の町デルフトの美味しい朝食
 朝日を浴びたデルフトの町。緑いっぱいの運河が町中を巡っていて美しい。町の端から端まで歩けるほどの小さい町ならではの落ち着いたのんびりした雰囲気。日本の伊万里焼を受け継ぐデルフトの磁器が美しく、オランダを訪れることがあったらぜひ訪ねてほしい町です。

 そんなデルフトでの朝食。サーモンがあったので早速いただきました。ヨーロッパで食べるサーモンは日本で食べるよりずっと美味しい。これだけでもなんだかいいなあなんて思ってしまいます。

 写真の左上のパンも美味しくいただきましたが、こちらに来ると食パンは全部薄切りです。4ツ切りなんて想像もつかない12ツ切りくらいの薄さ。パンがしっかりしているので4ツ切りでは重過ぎるんでしょうね。

 美味しい朝食を食べて、デルフトの町の散策です。以前一度旅の途中で寄って、また来るよと思った町の再訪です。デルフトの町は変わっているのかな。

あんパンの聖地、銀座木村家
 海外のパン屋さんへ行くとあんパンやジャムパンがないことに気がついて初めてあれは日本のものなんだと思ったりします。日本にいっぱいあるので普通のもののつもりでもそうではないものもたくさんありますよね。

 あんぱんが銀座の木村家で売り出されたのが1874年。イーストの代わりに酒種を使ったまるで和菓子のようなパン。当時の日本人にパンそのものは少し物足りなかったのでしょうか。甘いあんこを入れて食べることを考案したところ好評だったようです。

 銀座の木村家へ寄ってみるとまるで和菓子屋さんのような雰囲気の店構えでパンが売られています。もちろんお目当てはあんぱん。次々と売れていきます。

 今ではコンビニでもスーパーでも袋詰めにされた菓子パンが売られています。もちろんあんぱんもあります。でもそんな袋詰めの菓子パンの裏をきちんと見たことがあるでしょうか?ものすごくたくさんの添加物の数々。数年放っておいてもカビさえ生えない菓子パン。あんぱんを考案した木村家の木村安兵衛さんと木村英三郎さんは、あんぱんがこんなものになってしまうなんて思っていなかったことでしょう。

 カビも生えないパンメーカーの社員は堂々と自分たちが日本の隅々までパンを普及させたと胸を張ります。日本の隅々にまでこんなカビさえも食べないものを人間に食べさせて胸を張るなんてなんて間違った考え方を信じさせられた社員なのだろうと思ってしまいます。あなたたちがいなければおそらくもっと美味しいパンを日本中の人が町のパン屋さんで食べられる時代になっていたに違いありません。木村家を訪ねてそんなことを思っていました。

旅先で出会った有名人、富山
 美味しい料理屋さんやホテルでふと有名人に出会ったりすることもあると思います。以前、富山へ行ったときに入った寿司屋さんでカウンターに座ると、ふと隣で黙々と寿司を頬張っている少し太めの有名人がいました。

 特に大将と話をするわけでもなく、美味しそうな顔をするわけでもなく、お寿司を食べているだけ。付き人もいなくて、誰かと一緒というわけでもないようでした。

 そのときはある映画の富山ロケが行われている最中でしたので、その合間だということはすぐわかりました。その映画はテレビで放映されるとよく見ているのですが、ロードショーは見たことがありません。でも内容は原作の漫画が面白いのでよく読んでいるもので、娯楽として楽しめる映画かなと思います。

 もう何の映画で、寿司屋の有名人は誰なのかおわかりになったでしょうか。もちろんその映画の主役の人です。
(主役の名前は「はまちゃん」、映画は釣りバカ日誌、有名人は西田敏行さんでした。)

よく通った街渋谷、赤ひょうたん
 昔よく行っていた街でも、再開発で変わってしまってもうお店がなくなっている場合もあります。渋谷の街はずいぶん変わってしまいました。東口を出てすぐのあたりにあったサラダの店赤ひょうたんは、お店どころかその場所の雰囲気さえもなくなってしまいました。

 渋谷の街は井の頭線の駅周辺も変わってしまって、なんだか懐かしさは全くありません。そんな渋谷でよく行っていたお店は、サラダの赤ひょうたん以外では、天狗、鳥竹、鳥正、インド料理サムラート、中国料理白鳳、その他ジンギスカンのお店やベトナム料理屋(ミスサイゴンかな)などなど。

 気軽にサラダと食事のセットが食べられる赤ひょうたんは学生には重宝していたのですが...。この赤ひょうたん、神戸で有名なお店だったようです。だったというのは、神戸でももう閉店して残っていないとのこと。東京では有楽町にもあったようですし、大阪の阪急三番街にもあったらしいのですが、全て閉店したようです。

 渋谷では赤ひょうたんがなくなった東側では、よく行っていた東急文化会館のお店もなくなってしまい、特にまた行きたいお店はもうないかもしれません。

よく通った街下北沢、餃子の王将
 昔よく通った街を久しぶりに訪れてみると、全く変わっていて驚いたり、昔のまま残っていて懐かしくなったり。できればあまり変わらないでほしいと思っていても、日本の街はヨーロッパとは違って、どんどん変わってしまうようです。少し残念ですが...。昔通った街、そんな街のひとつが下北沢です。

 下北沢と言ってもどこかわからないかもしれませんが、東京の世田谷区、渋谷から少し西へ行ったところにある街です。私鉄の井の頭線と小田急線が交差する交通の要衝...かなあ。

 下北沢でよく行った店は、村さ来と火の国ラーメンと、ハンバーグのマック、そしてここ餃子の王将です。全く学生メニューの店ばかりですね。まだ餃子の王将が京都の店だなんて気にしていない頃でしたが、ここの餃子は他の餃子よりも美味しい気がしていたような思い出があります。

 今でも餃子嫌いの知り合いが王将の餃子だけは食べられるというほどなので、やはり少し違うようです。餃子の王将でよく注文したメニューはポパイ定食なのですが、ここの下北沢店にあったのかどうかはあまり覚えていません。どうなのでしょう?

 そういえば一度、下北沢でシチュー専門店へ友人と2人で行ったことがありました。入ってみたら女性ばっかりで、なんだか男2人がすごく浮いていてあまり味わえなかったことは鮮明に覚えています。調べてみたら伊万里というお店のようです。今度味を思い出しに寄ってみようかな?

作りたてが一番、ホテルの朝食
 ホテルの朝食で何を食べるかという前に、何が食べられるのかを考える必要があると思います。最近新しくオープンするバジェットホテルでは無料で朝食がついているというものが増えています。この無料朝食の「売り」が手作りと作りたてまたは焼きたてなのです。これに反して昔からのホテルでは今でも温めただけ、または冷えたバイキング。そのうえ値段もまるで食べてほしくないような設定。サービスとは何かを考えるいい材料になります。

 外国旅行で朝食がすごく美味しかった経験ってありませんか。そんなホテルの美味しいものは、やはり作りたてでした。やっぱり作りたてが美味しいのです!外国では卵料理は好みを聞いてくれて作ってくれるところが多い気もします。日本のホテルに宿泊したときでも卵料理だけでもオーダーして作ってくれるホテルはポイントが高いものです。でも圧倒的に多いのはたくさん作っておいてスティームで温めて置いたままのホテル。あの卵料理、あまり美味しい気がしません...。

 ホテルの朝食はいつも何を食べる?の答えは、A:パン派、B:和食派、C:お粥派、D:その他から選ぶとしたら、D:その他かな。作りたてだったらパンでも和食でもどっちでも美味しいので、作りたての方を選びます!やっぱり作りたての朝食が一番ですよね!

お得感のあるワンコインランチ
 ビジネス街の食堂ではお昼の売り上げが店を左右するため、いろいろくふうしたメニューが並びます。どれもお得感のあるイメージのわくメニューを用意していますが、そんななかでも500円玉1枚でいいというワンコインランチは内容がよければかなりのインパクトですね。

 とある居酒屋のお昼のメニューにカツ玉丼をワンコインランチとして提供しているところがありました。食べてみるとカツもちゃんとしているし、ご飯も味噌汁も美味しくいただけました。

 周りを見渡してみるとほとんどの人がワンコインランチ。お昼12時にはもう売り切れ状態でした。その他のメニューも680円とか700円なので他の店と比べて高いわけではないのですが、これだけ1品にオーダーが集中しないように600円あたりのメニューがあればいいのになあなんて思ったりしたものでした。

 街角で売っている弁当だったら350円なんていうのもあるのですが、暑い夏に外に並べたままの食べ物はやはり心配です。食中毒が起こらないように添加物を入れているようですが、それはもっと心配でもあります。そのくらいの差だったらお店のワンコインランチがやはりおすすめかもしれません。

自信家の寿司屋さんの大きな間違い
 ときどきテレビなどでも料理人がお客さんに対して食べ方を指定してその通りに食べてもらうようなお店がありますよね。そんなお店に実際に訪れてみると、あれ?と思ったことありませんか。

 料理人の人は美味しく食べてほしいという思いで食べ方を指定するのかもしれません。その食材の意外な食べ方を知ってすごく役に立つこともあります。そんな気持ちで料理をしてくれるならば食べ方を指定されてもいいのかもしれません。

 でも全く勘違いのお店も多いようです。ある有名な寿司屋さんへ行ってきました。醤油や塩のつけ方や食べ方を指定するお店です。お客も多く、ずいぶん待っている人もいるようなお店でした。

 でも期待は大はずれだったことがわかります。まず注文する順番から指示されます。人には好き嫌いがあるもの...。それを認めて美味しく食べさせられないお店は失格です。さらに、ネタの薀蓄が始まります。でも薀蓄をしゃべるならばその薀蓄に合う最高のネタを提供すべきです。注文したアワビは磯臭く、とても美味しいものとは言えませんでした。こんなアワビをお客に出しておいて薀蓄はないだろうと思えてきます。

 そんなお店で食べるのは不快以外の何ものでもありませんでした。その後のネタもそう思い始めてからは全く気持ちのこもっていない美味しくないネタばかり。それでいて有名料金をきちんと加算してあるような値段。テレビでは味より話題とパフォーマンス優先なのでしょうね。

 お客さんを大切にする店ならば食べ方を指定するわけはありません。こうしたら美味しいよと提案することは大切なのですが、その境目のわからない人にはサービス業は無理だと思います。美味しいお店は食べるお客さんに対する気持ちのこもったお店ですよね!

祇園祭とにしんそば
 7月17日は日本三大祭の1つ京都の祇園祭の山鉾巡行の日でした。でしたというのは、午前9時から山鉾巡行は始まってすでに午前中で終わってしまったから。祇園祭は昨晩の宵山の方が有名で人出も多く、40万人もの人が集まるそうですが、みなさんは見に行かれたことはありますか。そんな京都へ行ったときの京都らしい食べ物といえば何が思い浮かびますか?湯豆腐でしょうか。八つ橋でしょうか。そんな京都ならではの食べ物のひとつがニシンそばかもしれません。

 にしん蕎麦といえば普通の蕎麦にみがきニシンを煮て乗せているだけのものですが、なぜだか京都名物なのです。

 なぜだかと書きましたがこれには訳があって、昔は京都が内陸だったため新鮮な魚が手に入らなくて魚は干し魚や塩鯖のようなものしかありませんでした。干し魚の料理で有名なものにはいもぼうの棒鱈もありますよね。

 このニシンは、かつて北海道でたくさんとれていたときに北前船で京都へ運ばれてきたものです。遠く運ぶために干し魚にしたんですね。利尻昆布も同じですね。

 京都ではニシンとなすを炊き合わせにして食べる習慣があったそうですが、そのニシンをそばに乗せて名物にしたのが京都の南座の近くに本店のある松葉の二代目当主与三吉氏だそうです。最初は棒だらを乗せてみたりもしたそうですが、ニシンの方が評判で残ったそうですね。

 そんなにしんそばは、京都ならではの料理と言ってもいいほどですね。初めて食べたときに予想以上に蕎麦の味に合うのでびっくりした思い出があります。東京の深大寺には京都で感激して持ち帰ってにしんそばを出しているというお店もあるそうです。

ホテルに泊まってのんびり「愛の挨拶」とティータイム
 ホテルに泊まるのもいろいろな目的があって、のんびりリゾートのときもあれば急ぎのビジネスのときもあります。でもどんな目的だとしてもホテルはいつもとは違った空間。少しの時間でも見つけてゆっくりすることができるホテルはいいですね。

 そんなときあったらうれしいサービスが音楽をのんびり聞けて、ゆっくりお茶を楽しめる場所。そんな場所のあるホテルはいいですね。

 自由にお茶を飲みながら好きな音楽をのんびり聞いていると、それが急ぎのビジネスだったとしても余裕がうまれるような気がします。このときの音楽はといえば思いつくのはエルガー「愛の挨拶」かな。透き通ったバイオリンの音の優しい響きに癒されます。

 最近のホテルの傾向はといえば、上級会員にラウンジを用意して飲み物や食事を提供するというものが多いですが、上級会員に限ることなくそこで音楽を聞けてのんびりできるようなサービスのあるホテルがあればもっと上質のサービスの気がします。一回限りしか宿泊しないホテルだったとしても味わえる空間と時間のあるホテルこそが「愛の挨拶」にふさわしいホテルかな。

東京の美味しいもの、大阪の美味しいもの
 東京と大阪はどっちが食べ物が美味しいかと聞いたら、7割以上の人が大阪と答えるに違いありません。でも東京に美味しいものがないわけでもないのですが、やはり黒くてまずいうどんが多かったことに影響しているのでしょうか。

 東京と大阪を比べると、それ相応の金額を払えば美味しく食べられる東京と美味しいものが安くなければ意味がない大阪の違いでしょうか。

 大阪で美味しいものといえばまずお好み焼き。東京のこけしのお好み焼きしか食べていなかった頃に、大阪で分厚くて柔らかく甘いソースのお好み焼きを食べて、これは全く別の食べ物だと感じました。お好み焼きの美味しさは格段の差がありますね。
 次に大阪でいえばたこ焼き。大きい蛸に卵がいっぱい入った生地。東京の屋台で食べてた小麦粉と紅生姜のたこ焼きとは比べ物にならない食べ物だと思った記憶があります。

 でも東京が美味しい庶民的な食べ物もあります。まずは生姜焼き。東京の生姜焼きの方がジャンクフードで、大阪のものの方が立派なロース肉なのですが、これはジャンクフードの東京の方が美味しいです。
 次いで東京の方が美味しいものといえば蕎麦。大阪の白い更科そば中心の蕎麦よりも東京の黒い庶民的な蕎麦の方が蕎麦らしくて美味しい!

 東京の友人が大阪へ行って初めてうどんを食べたときに醤油をたくさん入れたことがびっくりでした。逆に大阪の友人が東京でカレーを食べるときにたくさんソースをかけて食べたこともびっくりでした。食文化に関してははそれぞれの生活に根ざしていて面白い経験がたくさんあります。

 そう考えると、それぞれの食文化はやはり大切にしないといけないですね。どっちが美味しいかというのはその食べ物がどれだけその地域の食文化に根ざして来たかという歴史の重みに比例しているのかもしれません。

夏が来れば思い出す、美しい尾瀬の自然と山小屋のご飯
 毎日蒸し暑いですね。梅雨のじめじめした湿気がなければもう少し過ごしやすいのですが、この時期は仕方ないですね。こんな時期の旅行先で真っ先に思い出すのは尾瀬。水芭蕉の花が咲いているという歌詞のイメージからかな。

 梅雨の時期よりも晴れている時期のほうがいいと思いますが、そうなると水芭蕉の時期は終わってしまっています。かつて友人2人と一緒に尾瀬に行ったのはもうずいぶん前になってしまいました。

 夜に東京を出発して朝、鳩待峠に着きました。そこからはずっと歩きです。まっすぐ尾瀬ヶ原に下りてもいいのですが、私たち3人は至仏山コースを選びました。雪が残っている山を歩きながら、山の天気がものすごい速さで変化していることを実感しました。山から下ってくる途中の尾瀬ヶ原の景色は広くて美しいものでした。

 夜宿泊しないで帰る強行日程も可能ですが、できれば長蔵小屋などの山小屋に宿泊して尾瀬を堪能したいもの。尾瀬へは歩いてしか行けません。そのため尾瀬ヶ原にある山小屋へ運ぶ物資は貴重です。そんな材料で作る山小屋の夕食や朝食は何が出されてもありがたいものです。毎日毎日運んでいる人がいるんだなあなんて思って食べるだけでありがたい気持ちになります。

 登山をする人だとそんな気持ちになることも多いのかもしれませんが、そうでなければあまり経験しない山小屋体験。そんな経験もいいものです。何より自然や食べ物が大切だと知らず知らずに思わせてくれることがいいですね。写真は尾瀬の近く会津地方の郷土料理「はっと」です。

ビジネスマンの味方?999円のステーキ
 お昼時のオフィス街では街角で弁当屋さんがたくさんの弁当を並べていたりします。そこにたくさんのビジネスマンが列になっていたり...。夜は居酒屋になるお店などでもお昼には格安のランチを提供したりして、オフィス街ならではの光景ですね。

 そんな昼食時にふとステーキが食べたいなんて思ったときにこの999円ステーキはもってこいの店かもしれません。999円にしてはちゃんとした肉で美味しいソースをかけると結構いけます。

 999円のランチなどもありますが、この999円ステーキは断然お得感がありますよね。肉はとろけるような肉ではないですが、ジューシーな赤身で柔らかいので、この値段だとおそらく輸入肉かなと思います。輸入肉で今提供してるとしたらオーストラリア産かな。

 かつては777円でもう少し分厚くて、もう少し柔らかかった気もしますが、あの頃はもしかしたらアメリカ産だったのでしょうか?だとすれば、もう少ししてアメリカ産の牛肉の輸入が解禁になったら、注意しないといけないですね。この999円ステーキが安心して食べられるのももう少しの期間かもしれません。アメリカ産になればもちろん食べません。杜撰さは食への意識の低さと日本人に対する軽視から来ているものなので、改まることはないでしょう。オレンジやレモンのポストハーベストで分かりきっていることなのですが。

 そうなると食品の原材料表示には今以上に気をつけないといけない時代がもうすぐやってきます。ビーフエキスの入ったものやゼラチンには手を出せないので、ポークエキスや寒天・アガーなどを使わないといけないですね。

 そうそうお昼の街角の弁当ですが、あれも食中毒防止のためにたくさんの添加物がかけられているなんてご存知ですか?決して手作り無添加などではありません。表記していないので、やはり問題ですね。

ホテルの食べ放題ブッフェ、何を食べたい?
 私にとってホテルの食べ放題ブッフェでうれしいのは目の前で焼いてくれるオムレツとフレンチトースト、それに美味しい生ジュースなのですが、夕食で食べ放題ブッフェのホテルに泊まったことがないわけではありません。

 最も印象的だったのは、北海道での山盛りのカニの足・足・足...。ものすごい量です。たくさんの人が持っていくのであっという間に減るのですが、それでもまたやってくる足・足・足...。

 タラバとズワイと、毛ガニもあったかな。思いっきり食べました。もくもくと宿泊者全員が黙ってカニを食べるホテル...。北海道ではよくある光景なのでしょうが、なんだかすごいものでした。

 翌日はちょっと趣向を変えて民宿にしてみたのですが、やっぱりカニが夕食に!。さらに翌日は...。もうカニはいらないと思っていたので、外で美味しい刺身を食べました。新鮮な北海道の魚は美味しいなあなんて思ったものです。

 そんな夕食食べ放題ブッフェのカニ体験。食べ放題ブッフェでA:カニ・シーフード系、B:肉系、C:ケーキ・デザート系、D:ワイン・お酒系でどれを選ぶかと考えるときに、逆に最も強烈な思い出となっているのはやはりA:カニ・シーフード系なんだなあと再確認しました。そんな経験も食べ放題ブッフェならでは!

 どれを食べたいというときにもし選べるなら、一度カニ食べ放題をぜひ!

ホテルの食べ放題ブッフェ
 ホテルの食事付プランで宿泊の場合によくあるのが食べ放題ブッフェ。みなさんはホテルに宿泊するときは、この食べ放題ブッフェのプランの方がいいですか?それとも普通のレストランでの食事の方がいいですか?

 食べ放題ブッフェといってもいろんな場合があって、A:カニ・シーフード系、B:肉系、C:ケーキ・デザート系、D:ワイン・お酒系などがあります。宿泊ではなくて、午後から食べ放題のケーキバイキングをやっていたりなんてのもありますよね。

 宿泊プランではなくて、現地で食べ放題を選べる場合もありますが、私はあまり食べ放題を選びません。それはまず、ゆっくり食事したいから。食べ放題はやはりいつも人が動き回っているなかでの食事になるので、あわただしいことが多いです。

 それと一番の理由はやっぱり美味しさ。食べ放題に使われている食材や作ってから置いてある時間を考えると作り立てをサーブしてもらえる方にやはり軍配があがります。

 そんな食べ放題ブッフェでも朝食は別の場合もあります。朝食のブッフェでフレンチトーストがオーダーできて、目の前でオムレツを作ってくれて、美味しい生ジュースが飲めるホテルだったら、そちらを選びます。用意されていて冷えた食材の多いメニューよりも美味しく食べられるから。やはり美味しいことが一番大切ですよね。

おすすめホテルシリーズ(東京)と雷おこし
 東京のおみやげで昔は定番だったけど、最近はどうなのかなと思うものに雷おこしがあります。今でも以前と同じくらい売れているのでしょうか?そういえばおこしといえば何おこしを思い浮かべますか?雷おこし以外にも粟おこしや岩おこし、米おこし、ゆたかおこしなんていうものもあるようです。

 おこしの原料はお米。粟おこしと言っても今の原料はお米のようです。ただ、粟おこしは粟の大きさにお米を砕いて作っているようです。なので、お米を砕いていない雷おこしよりも粒が小さいことになりますね。

 さらに岩のように硬くするためにもっと砕いてあるのが岩おこし。確かに硬いです。この岩おこしと粟おこしは大阪名物ですね。東京名物の雷おこしの雷は雷門から来ているので、命名の由来は大阪とは少し違うようです。

 おこしが名物なのはその他には長崎県、愛媛県、愛知県などがあるようですが、それらの県以外だとあまり食べた記憶はないのかな?最近はこんな硬いお菓子はあまり子供が食べないので、おこしはもしかしたら大人のお菓子かもしれません。

 そうそう、おすすめホテルシリーズとして書いていたので東京もと思っていたのですが、東京のおすすめホテルはあまり浮かびません。というか最近次々と高級ホテルがオープンしたので金額を無制限にすればいくらでもあるのだと思います。そんなホテルではなく、気軽に誰でも使えそうなホテルとして考えると...。

 時々東急インより安いプランがあるキャピトル東急ホテルのテンピュールマットのベッドなどは特徴があっていいかもしれません。レストランはよくテレビなどでも取り上げられていたりします。でも観光には使えない立地ですね。観光だったら東京ではなくて舞浜とかお台場とか横浜とか、目的地に近いところがいいですよね。

おすすめホテルシリーズ(名古屋)と外郎(ういろう)
 名古屋にはいろんな美味しいものがあって、このブログでもたくさん取り上げましたが、まだ取り上げていないものにういろうがあります。ういろうと聞くと、新幹線のなかで売り子さんがわさび漬けと一緒に売っているお土産のイメージなのですが、あまり買ったりもしたことがないことが、取り上げなかった理由かもしれません。

 ういろうは外郎と書くそうです。調べてみると名古屋だけでなく日本各地にういろうがあるようです。小田原、京都、伊勢、徳島、山口、宮崎など。そのうえ、小田原では薬品として仁丹のようにも売られているそうです。

 ういろうは、もともとは室町時代に日本に帰化した中国人の礼部員外郎(れいほうえんういろう)という人から伝えられた薬だったようです。というかそのういろうという薬と一緒に伝えた来客用のお菓子も一緒にういろうと呼ばれるようになったというのが正しいのかな。

 そんなういろうが名古屋名物になって、ういろうといえば名古屋になったのはやはり新幹線の影響のようですね。新幹線の車内販売で名古屋名物青柳ういろうという名前が繰り返し連呼されることで、全国にういろうは名古屋名物として定着したようですね。繰り返しの力はすごいものです。

 そんな名古屋のホテルでおすすめなのは名古屋ヒルトンです。名古屋駅のマリオットアソシアとか金山駅の全日空グランコート名古屋などにも宿泊したことがありますが、名古屋ヒルトンの朝食が美味しかったことが一番のおすすめ理由かな。もちろん東京や小樽のヒルトンと比べてもここ名古屋のヒルトンの朝食が一番美味しかったと思います。名古屋からは予想以上にたくさん観光地がありますので、ぜひゆっくりしてみてはいかがですか?

 ういろうは自分でも作れるようです。材料は、黒砂糖…150g、砂糖…100g、水…520g、米粉または上新粉…180g、浮き粉(小麦でん粉)…50gで、作り方は、1.黒砂糖と砂糖に水を加えて火にかけて溶かす。2.完全に溶けてから火からおろし、70℃に冷まして温度を保つ。3.これに米粉と浮き粉を加えて木じゃくしで混ぜ、とろみがつくまで加熱。4.それをステンレスの流し型にオーブンペーパーを敷いてから流し込み蒸し器で90分蒸す。5.冷えたら型から取り出し適当な大きさに切ってできあがりです。

おすすめホテルシリーズ(信州)と美味しいコーヒー
 初夏の信州はさわやかでいいですよね。新緑の緑が美しく、そよ風もすがすがしい。信州といってもたくさんの観光地がありますが、ホテルは早いうちから予約でいっぱいだったりしますよね。そんななかから予約の取りやすさも考えておすすめホテルは白馬東急ホテルです。

 白馬には有名なラ・ネージュ東館なども含めてたくさんのリゾートホテルやペンションがあります。白馬東急ホテルもそんなリゾートホテルのひとつ。東急ホテルのなかでも居心地のいいホテルのひとつだと思います。

 食事も美味しく、こんな山中なのに美味しい日本海の魚が食べられたりもします。まさか信州で美味しい魚を期待していなかったこともあって、驚きでした。温泉もあって赤い屋根の信州らしいホテルです。

 ホテル横の森を降りていくと八方尾根へのゴンドラの乗り場。夏にはこのゴンドラ(アダム)とリフトに乗って八方池までのトレッキングも気持ちいいものです。スニーカーで登れます。八方池は目の前に白馬三山がそびえていて晴れていると逆さまに山が映る絶景が見られます。そんな八方池を見た帰りのリフトに乗る前に山荘での絶景を眺めながらのコーヒーは格別ですね!

おすすめホテルシリーズ(近畿)と玉葱ソフト
 近畿のホテルと言っても京都や大阪ではありません。関西出張には利用できないホテルですが、関西からちょっと足を延ばしたリゾートとして訪れるにはいいかもしれません。おすすめのホテルは淡路島のウェスティン淡路リゾート&カンファレンスです。

 なぜおすすめなのかといえば、ベッド。ウェスティンホテルの多くで採用されているヘヴンリーベッドがここは全室装備。いろんなホテルのベッドに泊まりましたが、寝心地でいえばやっぱりヘブンリーベッドが一番だと思います。

 近くには淡路花博のあと整備された淡路夢舞台と海峡公園があり、花と緑を見ながらのんびりできます。海も真ん前。都会の近くのリゾートとして関西からなら日帰りも可能な場所ですが、ぜひ一泊してみてもいい場所です。

 そのうえサッカーファンなら誰もが知っているのでしょうが、ここはイングランド代表チームの宿泊ホテル。今でもベッカム選手の泊まった部屋がどこかと思っている人も多いかもしれません。そうそう、ここは浴室に洗い場があるのもおすすめ理由です。

 明石海峡のタコや鯛も美味しく食べられる場所ですが、意外なものとして淡路島特産の有名なタマネギを使ったたまねぎソフトクリームなどもあります。ワールドカップに思いを馳せながら食べてみるのも楽しいかもしれませんね。

おすすめホテルシリーズ(沖縄)と海ぶどう
 リゾートにはいいホテルが数多くありますが、沖縄はそんななかでもリゾートホテルの激戦地。日本旅館がないことも影響しているのかもしれない。そんな沖縄の海をみながらのんびりできるホテルは格別です。

 沖縄といっても本島から八重山まではずいぶん離れていて、食べ物も違うし、ひとくくりにはできないかもしれない。沖縄本島内でもリゾート地はずいぶん広くてホテルもたくさんあります。

 そんな沖縄のおすすめホテルは本島のホテルではなくて石垣島の石垣全日空ホテル&リゾートです。石垣空港へ到着した飛行機はびっくりするほどの急ブレーキをかけて止まります。座席上に置いてあったものは全てどこかへ飛んでいってしまうほど。 そんな石垣空港から見えるところに石垣全日空ホテル&リゾートはあります。石垣港へはまだ先に行かなければいけない中間の位置です。

 美しい珊瑚礁の海と青い空をみながらのんびりするにはぴったりのホテルです。そんなホテルの思い出は初めての海葡萄(うみぶどう)。プチプチとした食感が不思議な味の沖縄の名物ですね。最近では有名になったので沖縄以外でも売っているようですが、みかけたら一度味わってみるのもいいかもしれません。

 青い海と青い空と言いながら、意外と雨の多い沖縄。そんな日もこのホテルのデッキチェアでのんびり横になって本を読んですごすのも豊かな気持ちになれていいかもしれません。

おすすめホテルシリーズ(北海道)と中国茶
 旅行の楽しい思い出にホテルは重要ですよね。素敵なホテルと美味しい料理は素晴らしい景色や優しい人たちと同じく、楽しい旅の思い出です。そんな楽しい思い出を作ることができるホテルをご紹介します。

 まずは北海道から。これから北海道もいい季節を迎えます。すがすがしい緑の初夏。北海道の延々と広がる大地が日頃の慌しさを忘れさせてくれます。観光地もたくさんありますが、そんな北海道の観光地のなかでは地味な支笏湖の第一寶亭留翠山亭がおすすめのホテルです。

 支笏湖は北海道の空の玄関、新千歳空港からも近く、行きやすい観光地なのですが、特に何もあるわけではない印象が地味に映るのだと思います。でも湖の水辺はのんびりできて雰囲気もよく、森林浴のできる散策コースや遊覧船も楽しめる穴場です。ヒメマス料理も名物で国民休暇村の施設もあります。

 そんな支笏湖の第一寶亭留(ホテル)翠山亭がおすすめの理由は...温泉?...各部屋に露天風呂があったり、貸切露天風呂もあるのでいいのですが、私は温泉は大きい大浴場と露天風呂があればいいので...。では、料理?...料理も美味しいんですよ。夕食は美味しい会席料理とお酒が楽しめます。でもおすすめの第一の理由は違うんですよ。

 それは、何種類かの中国茶を自由に飲めて、そこに置いてあるCDを聞いたり本を読んだりしながらのんびりできるラウンジがあること。ほんとにのんびりできて満足感いっぱいのホテルです。最近少し奥へ行った場所に翠山亭倶楽部もできたそうですが、そっちはどうなのかな。朝のコーヒーのサービスもあり、また行ってのんびり中国茶を味わいたいホテルです。

ホテルが舞台の好きな映画、プリティ・ウーマンとエスカルゴ
 ホテルが舞台の好きな映画といえば何を思い浮かべますか?最近だとTHE 有頂天ホテルかな。でも私にはやはりあのヴィヴィアンとエドワードの恋の物語、そうプリティ・ウーマンです。

 ヴィヴィアンの定宿HOTEL-APTSとは全く違う超高級ホテルにやってきたときのシーンは特に印象的です。ロビーでのホテルマンや客の視線も雰囲気もヴィヴィアンの日常とは全く違う世界。そんな別世界のホテルでのヴィヴィアンが経験する初めてのできごと。笑っているうちに知らず知らずにヴィヴィアンに感情移入してしまいます。

 そんなヴィヴィアンに対して思わずがんばれと思ってしまうのが、ホテルのレストランで初めてのエスカルゴを食べるシーン。よく飛ぶエスカルゴ。このときのヴィヴィアンは本当は寂しさを感じていたのではないかなんて思うと、もっと感情移入してしまいます。

 ヴィヴィアンと共に体験する非日常の超高級ホテルとそこに集まる人たちの社会。ホテルでの1週間で変わっていくヴィヴィアンとエドワードのラストは最初のHOTEL-APTSでの有名なシーン。一気に現実の社会の出来事へ。ホテルが使い分ける非現実と現実。やっぱりこの映画には2つのホテルがなくてはならない。

 そうそう、エスカルゴ食べたことありますか?かたつむりだと思うと食べられないかもしれませんが、巻貝だと思えば意外と美味しくいただけます。ロサンゼルスへ行ったときにはリージェントビバリーウィルシャーで、エスカルゴを注文してちょっとだけヴィヴィアンになってみてもいいですね!

バンクーバーのホテルのスイートルームなら、美味しい飲茶
 バンクーバーに行ったときのホテルがスイートルームでした。でもそのときはバンクーバーを楽しんで、スイートルームを楽しんだというわけではなかったかもしれません。次回バンクーバーへ行ったならば、ぜひ美味しかった飲茶をルームサービスでと思ったりしています。

 もしもホテルのスイートルームに一泊無料で泊まれるなら何する?という質問。答えは、A:友達とパーティー、B:一人できままにのんびり過ごす、C:その他。このなかから選ぶならやっぱりC:その他かな。

 家族でのんびり飲茶を食べる!というのがいいなあなんて思っています。でもこれはバンクーバーでの話。バンクーバーのホテルで一泊無料じゃないと飲茶が実現しないですね。バンクーバー以外だったら...。

 シンガポールでも飲茶かな。ニューヨークのチャイナタウンの飲茶も美味しかったな!日本だって横浜や神戸、長崎だったら飲茶できるかもしれないなあ。なんて飲茶の想像が広がります。スイートルームと飲茶はペアなのか...?

 みなさんもぜひ美味しい飲茶を楽しんでみてください!もし一泊無料でスイートルームに泊まれたら...。なんかそんな絵空事は置いといて、もっと現実的に中華街で刈包を食べたくなってきました!

美味しい町シリーズ「竹富」とソーメンちゃんぷるー
 沖縄へ行くと食べ物や食材がずいぶん違ってみえます。第一牧志公設市場で魚をみると青かったり赤かったり、魚の色だけでここは常夏の国という気分になってくるのは不思議ですね。そんな沖縄の食べ物もいろいろあるのですが、美味しい町としては個人的には竹富島です。

 竹富島は石垣島の石垣港から船でしか行けない島。沖縄本島からもずいぶん南にあり、那覇あたりとも少し食べ物が違うようです。そんな竹富島は周りを透明な海で囲まれた美しい島ですが、町へ着くとこれこそイメージの中の沖縄そのものという町並みがもっと美しい島です。

 島は白い小石の敷き詰められた道と積み上げられた石積みの塀、沖縄らしい開放的な家と屋根のシーサーが全て美しく残されています。車は必要なく、歩くのにちょうどいい町。そんな町で食べたそうめんちゃんぷるーは島の雰囲気のせいもあると思いますが、ものすごく美味しいものでした。

 以前にちょっと休んでいけばとオロナミンCを出してくれた島の人の思い出も重なり、優しい島という思いが一層食べ物を美味しくします。そんな優しく、ゆっくり時間の流れる竹富島が沖縄では最もいい場所のような気がしています。また行って美味しいそーめんちゃんぷるーを食べたいなあ!

美味しい町シリーズ「魚津」と白えび
 魚の美味しい県というといつもかなり上位にありそうな富山県。そんな富山県で美味しいお寿司が味わえたのは県の東の方、黒部峡谷観光の拠点でもある魚津でした。有名なのはホタルイカとか寒ブリなのですが、それよりもぜひ食べてほしいのがこの時期の旬の白海老です。

 阪神ファンだというすし屋の大将のおすすめが白えびの握りでした。少し値段がするのですが、旬でおすすめなら食べないわけにはいきません。大将が握ってくれて出された白えびは透き通るような色をしたプリプリの白えびの軍艦。食べるとその甘みが口の中に広がり本当に絶品の味でした。

 富山ではこの白えびのかき揚げ丼も名物でたくさん食べさせてくれるお店があるようですが、旬の時期に行ったならばぜひお寿司で味わってほしいなと思います。それも富山市ではなくてその周辺の町で!

 白えびが美味しかったので、翌日に富山市でまた有名なお寿司屋さんへ行ったのですが、そこは気位が高いのかお客さんに注文をつけるようなお店。そのくせに魚津のお店とは比べ物にならない普通の味の魚たちでした。富山市でお寿司を食べようとしているならば、列車ですぐで運賃を足しても価値のある、新鮮で美味しくずっと安い魚津へ行くのがおすすめですね!

美味しい町シリーズ「八幡浜」と皮ちくわ
 四国といえば魚が美味しいイメージ。四国の魚といえば高知の鰹などもありますが、瀬戸内海や宇和海の魚が美味しいこともよく知られていますよね。でもあまり宣伝がうまくなくて、関さばなんて愛媛近海で獲れているのに大分県のもののように思われていたり。

 宣伝下手の愛媛ではそのおかげで美味しい魚が安く食べられます。そんな愛媛の漁業の中心といえば八幡浜。市場の朝ごはんなどの本や企画にもよく取り上げられるような活気のある魚市場のある町です。

 八幡浜でおすすめなのはまず魚。それも町のスーパーで刺身のパックを買って食べるくらいで全然構いません。そんな魚が築地の寿司よりもずっと美味しい!さすがに新鮮な地元の魚は違います。

 そんな魚で作った練り製品も有名。天ぷらといわれているジャコ天や竹輪、蒲鉾の味が全く違います。これだったら都会のかまぼこがあまり...という人でもいくらでも食べられそうです。おでんに入れても魚100%なので膨らみません。

 そんななかに皮ちくわというものを見つけました。なんだか不思議な食べ物ですが、エソという蒲鉾の原料にする魚の皮を巻いて作ったもののようです。食べてみると通向きの味。お酒と共にが最も美味しいのかな。

 その他にもさつま(さつま汁)とか独特の生の鯛が乗っている鯛めしとか魚を使った料理にはこと欠かない町ですが、そのうえにここは日本一甘いみかんの産地で、ここのみかんを食べると他の場所のみかんが水っぽく感じてしまうほど。温州みかんの最も高値で取引をされる生産地でもあります。

 そんな美味しい町なのにあまり知られていない八幡浜。九州別府・臼杵へのフェリーが出ていて四国経由で九州へ行くときなどに寄って食べたい町です!

美味しい町シリーズ「佐渡」とメカブとろろ
 佐渡へ行ったのはもうずいぶん昔になりました。友人と新潟へ行く途中でちょっと寄り道して行ったのです。同じルートの船を使わないで佐渡を回るために、行きは寺泊から赤泊へ、帰りは両津から新潟へというルートを選びました。

 佐渡へ行く船では友人とふたりでお米アイスクリームを食べ、さすが新潟県だなと思ったものでした。あまりお米の味はしなかったのですが...。上陸したらさっそくお寿司です。新鮮なネタのお寿司の盛り合わせでじゅうぶんでした。

 佐渡は日本海にぽっかり浮かんだ島。日本海を回遊する魚もいきなり島があってびっくりするかもしれないような場所にありますよね。そのためか美味しい魚がたくさんとれるようです。美味しそうなイカソーメン、アワビ、ブリ、カニ、甘エビ、カキなどネタに事欠きません。

 友人と一緒で寄り道だったこともあって赤泊でそうゆっくりすることもできずに両津へ向かい、そのまま夜行の船で新潟へ渡ったのですが、機会があったらぜひまた美味しいものを食べに行きたいと思っています。

 そのときはぜひよく紹介されているメカブ料理食べてみたいなんて思っています。めかぶとろろとかめかぶ味噌汁などですが。その他にも沢根だんごとかタラの沖汁とかいごねりとか、まだまだたくさんありますね。

美味しい町シリーズ「根室」とエスカロップ
 北海道の東の端にある根室へ行ったのは冬の寒い日でした。釧路から根室まで他所の人の感覚では近そうなイメージなのですが、実際は列車でもかなりかかる最果ての地です。途中の景色も最果てにふさわしい荒涼としたもの。

 そんな根室は漁業の町。たくさんの美味しい魚がとれる場所です。なかでも有名なのは花咲ガニでしょうか。プリプリで甘いカニが旅情を誘います。

 そんな根室のホテルで美味しい寿司屋さんを聞いて行った店では鯨の寿司がありました。鯨がこんな味なんて思ってもいない美味しさでした。鯨といえば独特のにおいのためにあまり食べたいと思わない赤みの肉と酢味噌で食べると美味しいおばけ、おでんの具のコロあたりのイメージしかなかったので生の赤みが美味しいとは!

 そんな根室で食べてみたいものにエスカロップがあります。全国にここにしかない食べ物。前回行ったときには存在を知らなかった名物でした。バターライスの上にトンカツを乗せてデミグラスソースをかけたものです。バターライスのかわりにケチャップライスのものもあるようで、白エスカと赤エスカと区別しているようです。もちろんケチャップライスが赤ですね。

 根室のモンブランという喫茶店の古村欣也シェフが考案した料理だそうで、当初はビフカツでナポリタンの上に乗っていたそうです。その後根室の料理人さんたちが美味しく改良して現在のエスカロップがあるそうですね。一度日本の最果ての地で食べてみたいと思いませんか?

フライドチキンを食べながら食育を考えてみる
 時々フライドチキンを食べたくなることなんてありませんか。クリスマスに大きいセットを買ったりなんてこともありますよね。でも食べた後で後悔したり...というフライドチキンを食べながら食育について少し考えてみました。

 フライドチキンなどを食べている者に食育を語る資格はないなんて怒られそうですが、でも食育はそんな食べ物や行動を制限したりするようなものではないと思っています。

 フライドチキンを食べたくなる理由はあの濃い味にあると思っています。油も塩もいっぱい使われていて、食べると手はベトベト、のどはカラカラ。一緒にコーラが飲みたくなってしまう。食べ終わってから健康に悪そうだなとかカロリー高かったかなと思って少し後悔というのがパターン。でも後悔するのは少しでも知識があるから。
 食育はこの知識をきちんと正しく知って行動しようというものですね!なので制限されたりするものではなく、各個人の指針となるもの。

 フライドチキンの肉には残留ホルモンがあると言われていたりもしました。でもこれはフライドチキンに限ったものではなく、アメリカではよく使われているもの。アメリカや中国、東南アジアなどでどういう農薬やホルモン剤、抗生物質が使われているかをきちんと知って自分なりの判断と行動ができることが食育では大切なことでもありますね。あ、もちろんECとか日本でも同じです。

 残留農薬はたくさんの農産物に検出されていますが、例えばフライドポテトになってしまうともう判断のしようがありません。そのときは調理した会社やお店が信用できるかどうかだけが判断材料なのですが、企業やお店が積極的に開示したりしませんよね。

 フライドポテトでいえば、それが遺伝子組み換えかどうかなんてこともわかりません。遺伝子組み換えはコーンやポテトチップにたくさん検出されているようですが、その前に(使用が表示されない)油として使われている可能性も大きいですね。これも企業やお店を信用できるかどうかになってきます。遺伝子組み換えがなぜ悪いか、これは安全かどうかが確認されていない食べ物だからなのですが、強力な除草剤や殺虫剤でも枯れない植物ということは強力な農薬使用前提の食べ物でもありますよね。

 そんないろんなことをフライドチキンを食べるときには考えることができます。食べるかどうかはきちんとした知識があれば自由ですよね。自分で安心や健康の指針をもって食に関する行動ができるということが、食育ですね。

どんどん広がるラーメンチェーン店
 久しぶりに一風堂へラーメンを食べに行きました。開店した頃はすごく並んでいたのですが、そろそろ空いているかなと思っていたら大間違い。まだまだ長い列でした。

 一風堂は博多ラーメンのお店で、今では全国に30店ほどがあるようです。以前に博多へ行ったときにはわざわざ大名本店へ行って食べました。その頃は赤丸新味は大名本店だけのメニューだった気がします。

 一風堂のラーメンは赤丸新味と白丸元味の2つ。どちらもトンコツラーメンなのですがそのときに両方食べてみて、私は白丸元味の方がいいなと思った気がします。それ以来白丸元味のみ!今回お店で確認してみると、赤丸新味を注文する人の方がやや多いようでしたが、どうなのでしょうか?全国で好みが違ったりするのかな?

 以前に同じく全国にたくさんお店がある旭川ラーメンのチェーン店へ行ったときには最後に化学調味料の味が残ったので、もうそれ以来行こうとも思っていないのですが、一風堂ではそんなことはないようです。大名本店と比べて味が違うこともない気がするし、手軽に博多ラーメンを味わえていいですね。

 でもできれば博多の長浜ラーメンをまた食べに行きたいなとも思えてきました。やっぱりあの雰囲気の中で本場のものを食べるともっとずっと美味しく感じられます。

スーパーマーケットで寂しい思いをするとき
 スーパーマーケットと言ってもいろいろなお店があって、安売りを売りにしているお店や高級感を打ち出しているお店、巨大な面積の売り場から日常必需品だけ置いてあるようなお店までいろいろありますが...。

 ある日突然、いつも買っている品物が置かれてなくなっていたことってありませんか。いつも買ってたのに...。そんなに売れてなかったのかなあと思ったり、何か製造元で問題があったのかななんて想像したり。でもその品物はもう売ってないので、その日から別の銘柄を買わなければいけない...。

 同じ品物を別のスーパーで見つけたりすると、なあんだやっぱり扱わなくなっただけなんだなと確認して、ここでは売れてるのかなと思ったり...。そう思いながらふと少しだけ寂しい気がしたりします。

 自分が買っているものを連続で扱わなくなったりすると、もうそれを置いてある別のスーパーをメインに変えようかなんて思うこともあります。そう思うと何を扱うか、何を扱わなくするかは難しいですよね。単に売れない品物を置かなくすると間違った判断だということを聞きました。

 あるスーパーで月に1個しか売れないものがあるそうです。でもそのスーパーでは月に1個しか売れないけど、その品物は決して切らすことがないようにきちんと置いているそうです。なぜか?それはその月に1個しか売れない品物を必ず買う人が、たくさんの買い物をしてくれる超お得意様だからだそうです。メンバーカードで顧客管理していると品物と紐付けしてすぐ調べられますよね。そのスーパーはきちんとシステムを使えているということだと思います。

 と考えていると、いつも行ってるスーパーからいつも買っている品物がなくなったとき、それはそのスーパーからお得意様ではないと宣言された瞬間なのかもしれません...。ほら、少し寂しい思いをするでしょう?

テレビ番組と違う、市場の食堂
 テレビ番組でときどき市場の食堂が登場したりします。新鮮な魚が水揚げされている近くにあるお店でタレントが美味しそうにその食堂を紹介するものですが...。

 市場の食堂が絶品の美味しさだったこと、みなさんはありますか?私は全国たくさんの観光客の行くような市場だったら行ってみました。釧路、札幌、函館、青森、築地、金沢、京都、大阪、下関などなど。

 食べたのは寿司、海鮮丼、刺身、魚料理など市場の魚を使ったという料理がほとんどなのです。でも市場の魚のはずの海鮮丼や刺身がどうみても新鮮とは言い難いものだったこともしばしば。全国の観光客向けの市場の現状はほとんどがこうなのかなと思えてしまうほど...。

 よく取り上げる函館の朝市も昔の値段のカニなんて全く置いてありません。そのうえ呼び込みの嵐。食堂もこんな味ののものを市場で出していいのかなと思うお店もいっぱい...。札幌もよくテレビでアブラガニをタラバガニだとして売っていたと取り上げられるし...。

 本当に美味しい新鮮な魚はやっぱりいい値段で市内の料亭などに引き取られているので仕方ないのでしょうが、それにしてもやっぱり市場の食堂ではその日の魚を出してほしいと思ってしまいます。テレビの収録のときだけでなく、いつでも新鮮な物を味わってもらうことがその町の観光にもプラスになると思うのです。全国の市場の食堂のみなさん、ぜひその町のために新鮮な本物をよろしくお願いします。

今日から一澤帆布ではなく信三郎帆布
 京都の一澤帆布という布製の丈夫なカバンをご存知でしょうか?おみやげとしても人気商品だったものですね。京都によくあるお家騒動なのかもしれませんが、今日から一澤帆布にいた従業員全員が信三郎帆布として再スタートします。

 ずっと一澤帆布の仕事をしていた一澤信三郎氏が、銀行員だった一澤信太郎氏に追い出され、それに伴って一澤帆布の従業員は全員が信三郎氏についていくことにして一澤帆布をやめました。信太郎氏は一澤帆布を再開したいとのことですが、一人として職人が残っていない状態で再開したとしてもその一澤帆布はもう今までの一澤帆布ではありません。同じブランドでも全く別のもの。

 そういえばそんな話、覚えていますか?そう、モロゾフ氏コスモポリタン製菓の話。モロゾフを追われたモロゾフ氏の作ったコスモポリタン製菓を今でも地元神戸っ子の多くは支持しています。

 寄せ集めの職人とマニュアルで作られた今後の一澤帆布が、銀行員経験しか無い人によって作られるとして、それは元の一澤帆布では決してありえません。帆布を買う人にはこの情報はきちんと知っておいてほしいものですね。

 京都には昔からの職人がまだまだたくさんいます。そんな職人さんたちが作った素晴らしい商品。利用者としてはいいものを買いたい。いいものとは何か。気持ちのこもった、大事に丁寧につくられた商品だと思います。それは職人にとって人としての根本から来るもの。従業員全員がやめた側と全員がついていった側。どっちがその商品に責任がもてるのかは誰でもわかります。
 お家騒動のもとになった事実にはあまり興味はありません。職人さんたちがすべてを捨てて信三郎氏についていったなら、もう今までの一澤帆布は一澤帆布にはありません。今までの一澤帆布は信三郎帆布にあるはずです。

 京都のお家騒動は食べ物のお店にもいっぱいあります。今までにも書きましたが、お家騒動の問題点は営利主義の側が本物の側の足を引っ張っている現実です。明らかに違う味。美味しいと聞いて行ったのにそれほどでなかったとき、それはもしかしたら違う方の店に入っているのかもしれません。

 写真は信三郎帆布のサイトからお借りしました。今日から営業スタートだそうです。本物の職人さんたちとその職人さんたちが選んだ信三郎帆布。ただひとつ心配なのは、彼らが作った今までの一澤帆布をきちんと修理してくれるのだろうかということ。本当は日曜日も開けてほしいんですが...。でもがんばってほしいですね。

いつもの店に行かなくなる日
 昔はよく行っていたのに最近はいかなくなった店ってありませんか。なぜ行かなくなるかにはいろいろ理由があると思いますが...。

 美味しいイタリア料理のお店がありました。ときどき電話してカウンターでパスタを食べて美味しさに舌鼓をうっていたものだったのですが、あるとき以来行かなくなってしまいました。

 カウンター越しに話もしてて、作っているところもよくわかって、いい店だったのですが、ある時期から極端に味が落ちました。シェフは同じように働いています。なので、ではないと思います。

 考えられる原因は2つ。材料の質を落としたか、仕込みの手を抜いている(他の人にやらせている)か。味が落ちたことには背景がありました。美味しいので有名になってきてシェフが2号店を開店したのです。

 店は以前にもまして雑誌などにも登場して繁盛しているようですが、昔から通っていたものにとって、あの味が落ちた料理は食べる気になりません。2号店3号店と次々店を出すオーナーにとってはもうあの昔の味を知るお客は不要なのでしょう。行かなくなる理由はシェフが来なくていいよという判断を味で示し、それを常連が理解したということ。

 美味しい店がそんな理由で減ってしまうことはすごく残念なことです。また本物の美味しいお店探しです。願わくば新しく見つけたお店のシェフが営利主義で2号店3号店と出さないような人であればいいな、と思いながら...。

東京へ着いたら美味しいかき揚げはいかがですか
 関東地方以外の地域から初めて東京へやってくると、上天丼よりもかき揚げ丼がずっと高いことにびっくりするかもしれません。天丼の並と比べたら2倍以上しそうです。でも食べてみると納得。美味しいですもんね。

 東京のかき揚げには海老や小柱がぎっしり。ボリュームもあり、食べると大きい海老天2〜3本の乗った上天丼よりも満足感たっぷりです。具のきり方も角切りのものが多く他の地域のかき揚げと違いますね。歯ごたえもサクサクしていて、胡麻油で揚げたいい香りも美味しいタレと合わさって食欲をそそります。

 そんな名物と言ってもいいようなかき揚げ。天丼屋さんには置いてあると思いますので東京でまだ食べたことがないという方はぜひどうぞ。東京の食べ物は美味しくないなんてよく言われて、その代表が真っ黒い汁のうどんだったりするのですが、こんなかき揚げを食べると東京も美味しいものがあるんだなと納得してもらえると思います。その他でも生姜焼きやとんかつなども美味しいんですけどね。

 飛行機で東京へ着いたらモノレールで到着するのは浜松町の駅です。その駅にある貿易センタービルを降りて行くと食堂街があって、その一角にかきあげ丼の美味しい岡田家があります。サクサク美味しいかき揚げ丼が1680円。ちょっと高いかなあと思ってもぜひ一度どうぞ。

 でも先日夕方に行ったときにはちょっと油のにおいがしました。酸化しかけていたようです。天ぷら屋さんへ行くときにはたまにこういうことがあります。高級店だと油をこまめに変えるのでしょうが、街の食堂だとなかなかそうもいかないのかもしれません。でも美味しいネタが油のせいでもったいない気もします。

 昼に行ったときには酸化しかけた油だったことは今までないので、昼に油を変えてから営業開始なのかもしれないですね。油は新しいものに限ります。次回は美味しいかき揚げ丼だったらいいなと思ってまた行くつもりにしていますが。

チョコレートとスイス旅(ウエルカムチョコレート)
 スイスのホテルに宿泊すると、部屋に入ったときにチョコレートが置いてあることがありました。ウエルカムチョコレートかな。

 スイス以外の国でも置いてあることもあるようですが、チョコが置いてあるイメージはやっぱりスイスですね。それもすごく美味しいチョコレートが置いてあります。そんなちょっとしたことでもなんとなく旅の印象が変わってきますよね。

 ウエルカムフルーツは日本でも外資系のホテルなどでは置いてあったりしますよね。そうそう、日本の旅館ではもともとお茶菓子を部屋に置いてあることが普通ですので、それがその国の名産品になっているのかもしれないのですが、チョコレートはなんだかいいですよね。

 初めてスイスを旅したときには、ひとり旅でした。氷河急行の最後の区間をサンモリッツへ向かうとそこは一面の雪。それ以上移動できずに急遽ユースホステルに宿泊したら部屋の3人全部が日本人だったことがあります。ユースホステルにはもちろんチョコレートなどは置いてなくて、で外に食料を買い込みに行くこともできず、そのうちのひとりが持っていたインスタントラーメンを3人で食べました。美味しい日本の味だったかな。翌日その3人でリヒテンシュタインへ向かい、昼食を食べた後でそれぞれの目的地へ...。

 そうそう、旅館のお茶菓子ですが、これは食事前に食べることで血糖値が上がり、夕食の食事の量が少なくなるという効果があるようです。効果といっても旅館の効果かな。思いっきりカニを食べるぞと思っているようなときには、お茶菓子には手をつけないで夕食へ行くのがいいかもしれませんね。

冬も発祥の地の冷やし中華(北京料理龍亭)
 冷やし中華(冷麺)といえばやっぱりの食べ物のイメージ。でもここには年中冷やし中華が置いてあるようですし、注文する人も多い!仙台の龍亭へ食べに行きました。

 冷やし中華は昭和12年に夏場に売り上げが落ちる対策として夏に食べられる中華として龍亭という店のの初代主人の四倉義雄氏が考案したものだということは、以前の「冷やし中華(冷麺)の美味しい季節」の記事で書きましたが、その美味しいといわれる元祖冷やし中華「涼拌麺」を食べることができました。

 具と麺が別々に出されます。タレの味はゴマと酢から選べます。関東風と関西風かな。私は好みの酢の味の方を!具が別に出されるとシンプルですね!

 具なしでまず食べてみます...。美味しい!具なんていらないくらいどんどんいけてしまいます。冬でもやっぱりおすすめのですね!

 店内は中華料理屋さんらしく赤っぽいイメージ。餃子があるかなと思ってメニューを見ましたが、点心の餃子しかなかったようでした。女性ひとりでもささっと入ってきて、ささっと食べて帰られて行くようで、気軽に入れる普通の中華屋さんなんですね。

 仙台駅から歩いて10分強、地下鉄勾当台公園駅からの方が少し近いかな。みなさんもぜひ発祥の地の冷やし中華、いかがですか?

寒い地域の知恵、長浜ののっぺいうどん
 金沢のたぬきうどんがあんかけうどんだということを聞きました。京都でも同じようです。そういえば金沢や京都でたぬきうどんを注文したことはないなあと思っていましたが、寒い地方ではあんかけうどんは温かく食べる知恵なんですよね。

 たぬきといえば東京では天かすのはいったうどんやそば、大阪では正式のたぬきうどんは存在しなくて、たぬきといえばお揚げのはいったそばだということは有名な話ですよね。

 大阪で、では天かすの入ったうどんは何というのかと聞くと、天かすはただで入れ放題だからそんなメニューはないというのが答えですよね。本当に大阪のうどん屋さんには入れ放題の天かすが置いてあって大量に入れている人がいっぱいです。
 ということは、東京のたぬきうどんは大阪ではかけうどん(素うどん)なんですね。

 ところで、あんかけうどんといえば真っ先に思い出したのが長浜茂美志屋ののっぺいうどんでした。あんがものすごく強烈でなかなか食べられないほどかかっていたのが印象的でした。うどんの味よりもその個性で一度食べてみてもいいと思わせてくれるメニューですね。

 長浜には有名な鳥喜多の親子丼やホワイト餃子などもあります。雰囲気ある黒壁の街。なんだか長浜の観光大使のようになってきましたね!

ビジネスホテルの無料朝食サービス
 出張で朝早いときなどそんなにたくさん朝食がいらないときも多いですよね。そんなときにうれしいのが簡単な朝食の無料サービスのビジネスホテルかもしれません。

  のんびりしたい場合にはシティホテルのサービスがうれしいのですが、夜遅くチェックインして朝早く出発する出張のときは、使い勝手のいいビジネスホテルが重宝するときもあります。

 そんなビジネスホテルの特徴はインターネットが無料で使い放題とか無料の朝食サービスなどです。朝食といってもおにぎりと味噌汁、漬物、コーヒーだけなのですが、朝はこのくらいでちょうどいいときは多いですよね。おにぎりではなくてパンだったりするホテルもあるようですが、パンだとサラダがほしくなってしまいますので、やっぱりおにぎりの方がいいかな。

 朝、ごはんを炊いてにぎっている温かいおにぎりだと美味しいですね。味噌汁もあって、コーヒーも飲み放題。朝食付宿泊料金にせずに無料朝食サービスとしていて用意した分が終了したら終わりということにして、経費を安くしてサービスをよくしている場合も多いようです。

 パソコンを持参しなくてもロビーに無料で使えるパソコンがあったり、長期滞在も可能なように洗濯機まであったり...。ビジネスホテルでも女性の宿泊客も思った以上にたくさんのようでした。こういうサービスが全国に広がっている理由がなんとなくわかりました。
 さあ、きちんと朝ごはんを食べて、出張もがんばりましょう!

棒鱈と海老芋の京料理いもぼう
 正月が近づくと棒鱈(棒だら)が売られていたりします。京都のお正月にはなくてはならない料理だそうですが、京都以外だとあまり知らないかもしれません。

 棒鱈は水で戻して使う保存食ですよね。北海道でとれた真鱈を天日で干してつくるもので、昔は北前船の北廻り航路で京都まで届けられたものですよね。

 京料理にはそんな料理が多くて、ニシンそばなども北海道から届いた身欠き(みがき)ニシンでつくる京都ならではのものですね。そんな料理でなくても例えば関西は昆布出汁をよく使いますが、北海道でとれた昆布が届けられたものですよね。

 そうそう、棒鱈と海老芋を一緒に炊いてつくる「いもぼう」という料理を御存知でしょうか。北海道から届いた棒鱈と九州から届いた唐芋を合わせてつくった京都らしい料理ですね。唐芋を京都で栽培したら海老のような模様の立派な芋になったようで、その模様から海老芋と呼ばれるようです。
 期待しすぎるとなあんだと思うかもしれませんが、でも柔らかい海老芋が美味しいですよね。やっぱり京都のお正月のなのかな。

 京都の八坂神社の隣、円山公園へ行く途中にいもぼうで有名な平野屋というお店が2件あります。本家と本店とのことで、どっちへ行けばいいのか迷ってしまいます。京都にはこんな本家と本店や元祖というお店が多いですよね。それだけ古くからの歴史があるのだと思いますが。

 街はどこへ行ってもクリスマスの飾りつけですが、食べ物はお正月料理がたくさん売られるようになってきました。もうお正月なんですね。

麦飯とろろ(麦とろ)の美味しいお店、伊賀上野「とろろ庵伊賀路」
 街中が忍者のテーマパークのような三重県上野市、伊賀上野。町の中心に上野城があって落ち着いた城下町です。そんな伊賀上野の名物といえば伊賀牛、伊賀米、日本酒、豆腐田楽などかな。

 あまり知られていないのですが、伊賀牛は本当に美味しい肉で松坂牛に負けないという人もいて遠くから買いに来られるそうです。すき焼きで食べてみましたが、ほんとうに美味しい肉でした。

 そんな伊賀上野の町は近鉄の上野市駅が最寄り駅で、JRの伊賀上野駅からは少し距離があります。でも昼食か夕食の時間にJRの伊賀上野駅あたりにいたときには、上野市駅まで行かないでぜひここに寄ってみてください。麦飯とろろご飯(麦とろご飯)が美味しい「とろろ庵伊賀路」。駅から少し下ったところにあります。

 もちろん麦とろ以外のメニューもあって、伊賀牛ももちろん食べられるのですが、ここは店の名前にもあるようにやっぱりとろろかな。
 とろろが美味しくてどんどん食が進みます。忍者の里になんだかぴったりのご飯だと思いませんか。

 伊賀上野の中心部には忍者博物館があって忍者屋敷のいろいろな仕掛けが体験できます。忍者の姿をした案内の人もたくさんいて、外国人にも大うけでした。
 その他にも信楽焼に近い伊賀焼が展示されていたり、だんじり会館などもあってのんびり1日観光にもいい場所ですね。

 伊勢志摩へ行くついでにちょっと寄り道して忍者と麦とろご飯、いかがですか?

中国茶でのんびり和のリゾート
 連休はいかが過ごしますか?家でのんびりとか、アウトドアでわいわいとか、ショッピングとか、運動会とか...。せっかくの連休なので家族で旅行という方もいらっしゃるでしょうね。秋の気配が漂う雰囲気、どことなく寂しげですが、いいですね。

 観光地へ行くとどんな宿に宿泊されますか?かつてはオーソドックスな旅館がほとんどだった地方でも、和のリゾートといわれるようなおしゃれな宿がふえていますよね。和室ばかりだった旅館にも洋室がふえてきて、部屋ごとに温泉が楽しめるような宿や長い期間滞在できる設備の作られた宿など、旅の目的によって選べるようになってきていいですね。

 以前に宿泊したホテルには、自由に休憩できるスペースが広くとってあって、本とCDが置いてあって自由にくつろげるようになっていました。あと毎日の日替わりの中国茶が何種類か自分でいれて自由に飲めるサービス。
 ヘッドフォンでCDの音楽をのんびり聞きながら、ソファーに座って大自然の緑をおもいっきり楽しめる。素敵な時間を楽しめるホテルだと外出しないでそこでのんびりするのもいいかなと思えてきます。

 朝はロビーで無料のコーヒーもあるのですが、やっぱり1日中のんびりできる中国茶が感激でした。機能的な都会のホテルや何もかもおまかせの日本旅館もいいのですが、たまの旅行はのんびり中国茶の飲めるような和のリゾートもいいですね。みなさんおすすめの宿はどんなですか?

穴子が絶品の美味しいお寿司、函館「江戸松」
 函館といえばやっぱり美味しいお寿司が食べたくなります。駅前の朝市にもたくさんお店があるのですが、できれば観光客ばかりのお店ではなくて地元の人が美味しいというお店で食べたいもの。

 市電の終点の谷地頭で降りて右に曲がって少し歩けば見えてきます。函館市街からすれば、ちょっと離れた場所に来たなという感じですが、だからこそ逆に美味しそうです。

 地元ではセットで頼むことが多いようです。セットで頼んでもいろいろな美味しいネタが食べられて満足。ですが、そのセットに穴子がなかったらぜひ穴子を追加して食べてみてください。柔らかくて美味しい穴子のお寿司が待っています。
 イカそうめんや刺身ももちろんありますが、そこまで食べられませんでした。

 北海道は小樽や釧路、根室、網走などいろんなところで美味しいが食べられますが、ここ函館も美味しいですね。そして安い!これから魚の美味しい時期、函館に行って江戸松でお寿司を食べたいですね!

町で見かけた昔ながらの駄菓子屋さん
 今ではの駄菓子屋のイメージの店舗展開をしているお店もふえてきて、駄菓子を買えるようになったのですが、一時期ほとんど姿を消してしまっていた駄菓子屋さん。たまに地方都市を歩いているとそんな昔ながらの駄菓子屋さんを見かけることがあって、なんとなく入ってしまっていたりします。

 駄菓子屋さんは、特に何を買いたいわけでもなく、子供の頃の記憶に触れられる場所なんですよね。だから人それぞれで想いは違っているはずなので、そんな駄菓子屋さんの何に想いを寄せるのかも人それぞれですね。

 私の駄菓子屋さんのイメージは古い建物にガラスケースにばら売りになったお菓子、に積まれためんこや紙風船のような遊び道具。蓋を上に引き上げて取り出す中が見えないアイスキャンデーケース、無造作におかれたパッケージに入ったお菓子やパンなどかな。
 そんな店にはおばあちゃんがいて、子供たちとめんこやビー玉、はさみ将棋などをしたりして、勝ったら好きなお菓子を1個あげるよ、なんていうそんなお店です。

 最近のお店に不足しているのはそんなおばあちゃんとそこへ遊びにやってくる子供なのではないかと思っています。それが再現できたら本物の駄菓子屋さんなのでしょうが、そこまではやっぱり無理ですね。

 でも地方の町にはときどきそんな店が残っています。大切に残っててほしいなと思いながら、懐かしい品物を少し買って帰ります。昔ながらの日本、ほのぼのとしていいですね!

黒壁の町の美味しい親子丼「鳥喜多」
 長い行列の待っている店はやはり気になりますよね。それがいつ行っても行列となると、一度食べてみようかなと思ってしまいます。

 黒壁の町で有名になった滋賀県長浜には、駅前から黒壁へ行く途中すぐに休日には時間に関係なく長い行列になっているお店があります。有名な親子丼のお店「鳥喜多」です。

 親子丼は関東と関西で味が違うという話を以前に書きましたが、ここの親子丼はそれ以外に真ん中に黄身が乗っています。これを食べる前にご飯に混ぜてから食べます。

 柔らかい鶏肉の親子丼と黄身を混ぜた卵かけご飯の美味しさをミックスした絶妙などんぶりですね。4時間かけてとったダシで柔らかく煮込んだ鶏肉には鶏くささもなく食べやすい味付けで、玉ねぎも入っていないシンプルな親子丼です。

 最近は同じように生卵を乗せる親子丼も多く見かけるようになってきましたが、ここは1931年創業の老舗のお店。長く美味しい味を良心的な値段で提供し続けるとこは素晴らしいことですね。

 長浜は黒壁スクエアを中心に観光開発した街ですが、ここほどうまく街と観光客が自然に観光化されたことは全国の街の参考になる気がします。町全体のお店があと1〜2時間ほど長く店を開けておいてもらえたら言うこと無しなんですが...。
 なかなか遠くて行けない方は、関西風の親子丼に美味しくで食べられる卵を買ってきてその黄身を混ぜてみて一度いかがですか?

オムライス発祥の店って?
 洋食屋さんと聞くと最初に思い浮べるメニューで最も多いのはオムライスだそうですね。レンガでできた洋食屋さんというお店で食べるのが最も似合う料理かもしれないですね。

 そういえばオムライス発祥の店を名乗っているのは東京銀座の煉瓦亭と大阪心斎橋の北極星などがあるようです。
 煉瓦亭といえばオムライスだけでなく、洋食発祥の店として有名ですよね。以前の記事で豚カツのルーツとしてカツレツ発祥の店として取り上げました。それが明治32年だそうです。

 煉瓦亭のオムライスは、オムレツの具にご飯を使おうと思いついて始めたまかない食からできたものだそうですね。今のオムライスとは少し違うようですが、発想としては発祥の店かもしれないですね。それが明治34年。オムライスは長い歴史がある日本の料理なんですね。

 ところで一方北極星では前身のパンヤの食堂というお店の時代に、ご飯をトマトケチャップで味つけして薄焼き卵でくるんだ料理を常連のお客さんに作ったのが最初のようですね。そのときにその常連さんがオムライスと命名したとか。トマトライスを使った今のオムライスはここが発祥のようですが、それが大正15年なので、年代は煉瓦亭の方がずいぶん早いですね。

 美味しいオムライス、ときどき食べたくなるメニューですよね。写真は東京日本橋のたいめいけんの有名な美味しいオムライス。ここも伊丹十三さんのアイデアで生まれたというチキンライスの上にオムレツが乗るタンポポオムライスがありますよね。

 日本全国にたくさんオムライスの美味しい店があると思います。網走のあんじろとか岩国のレストハウスたんぽぽのオムライスは美味しかったなあ。旅行したときに寄ったお店のオムライスが美味しかったときは、なんだかうれしいですよね。

思い出せない味、海峡ラーメン

 思い出のラーメンといえば、みなさんはどこの味ですか?インスタントラーメンかな。そういえば昔のインスタントラーメンは揚げ麺だったので今とは違う味だったはずですね。もっと縮れ麺だったような気もしますし。どこかにあの頃のインスタントラーメン、ないかなあ。

 私のラーメンの思い出といえば、一度だけ乗ったことがある青函連絡船の海峡ラーメンです。青函連絡船は1988年に廃止になったそうなのでもう17年も前なんですね。一度でも乗っておいてよかったなと思います。

 一般の船のような升席と座席の2種類があってのんびり4時間の旅。そのなかの食堂に海峡丼とか海峡ラーメンがあったと思います。私は海峡ラーメンを食べたはずなのですが、全く味の記憶がありません。あまり美味しいと思わなかったような気もするのですが。
 でもそんな味も今はもう食べられないと思うと食べてみたくなったりしますよね。名残りのお店はあるようなのですが、青函連絡船の味は別の要素が足されている気もするし...。

京都の夏の風物詩、納涼床と川床
 夏の京都の風物詩といえばがありますよね。京都は夏暑く冬寒いといわれる盆地の気候ですが、その暑い夏を涼しく感じるための風物詩が床なのかな。四条河原町から東山方面へ歩くと鴨川へ向って先斗町のお店が床を出しているのが見えます。もうすでに暑い今は最盛期かもしれません。

 京都の床はこの鴨川の納涼床以外によくテレビに紹介される貴船の川床や高雄の納涼床などもあります。でもどこも高いイメージと予約でいっぱいの気がしてしまいます。

 でもお好み焼き屋さんなども床を出していたりして、行ってみると意外とあっさり床を楽しむことができたりします。もちろん予約した方が確実なのですが。
 料理は店によってもいろいろでしょうが、気軽に入れる店などで味わえるのは、やはり京都をちょっとだけ感じられる料理という感じかもしれません。美味しさを期待して行くというより、味わうのは夏の京都の雰囲気なのかなと思えます。

 最近は5月から9月までと期間が長くなっていて楽しみやすくなっている床、京都へ行かれたときに一度いかがですか?

イギリスでの朝食と、やっぱりの中華料理店
 イギリスに旅行した人がほとんど口にすることが、食べ物が美味しくないということと、朝食は美味しいということですね。初めてイギリスに行ったときに確かめたい思いもありました。

 ロンドンの宿泊はB&B。ベッド&ブレックファストで、朝食が出る小さな民宿のようなホテルかな。朝食は薄いトーストとたっぷりのジャム。ソーセージやベーコンの温かいもの、紅茶(コーヒーも選べました)、オレンジジュース、ビーンズ、目玉焼きなどだったかな。美味しい朝食で宿泊費も安いB&Bに満足!

 でもその他のロンドンのちょっとした食べ物屋さんではあまり美味しいなと思う店はなかったかな。街角のフィッシュ&チップスは少し油がまわっていて残念でした。

 外国であまり美味しいものがないなと思ったときには、中華料理屋さんへ行くのがおすすめです。世界中どこへ行ってもほとんど同じような味付けのものをいただけるので、華僑の人は偉いなあといつも思っていたものです。外国の日本料理屋さんにはずれが多いのと好対照ですよね。
 でもロンドンで入った中華料理屋さんはあまり美味しいとは言えませんでした。入った店がたまたまだったのかまた行って確認したいところなのですが、私のロンドンの食べ物の印象はこの中華料理屋さんで決定的になったかもしれません。

 その後移動したドーバーのB&Bでも美味しい朝食!大陸に渡ったあとでのパンとコーヒーとゆで卵だけの朝食とはやっぱり違う美味しいもの。
 確率でいえば、イギリスでやっぱり美味しいものに当たる確率はイングリッシュ・ブレックファーストが一番なのかな。

 最近までイギリスのイメージはフルモンティやブラスの映画だったのですが、今はどうなのでしょう?
 次回イギリスへ行くときには、湖水地方・コッツウォルズ・スコットランドなどへと思っていますが、今度こそ美味しいもの探しをしたいなと楽しみは広がります。

何枚食べたかな、ハムステーキ
 旅行に行ったときの朝食はどうしてますか?旅館だとほとんど朝食が付いていますが、ホテルだとまったく付いていないことも多いですね。

 連休にホテルに宿泊された方はホテルのブッフェ形式の朝食を食べられた方も多いと思います。この朝食の値段ですが、内容から考えたら少し高いことが多いですよね。置いてあるものも同じようなものが多く、もう少し特徴があったらいいのになと思ったりします。

 カナダのホテルに宿泊したときの朝食のブッフェにハムステーキがありました。日本のホテルでは薄いハムが多く、ハムステーキはあまり見かけたことがないのですが、このハムステーキがすごく美味しいものでした。

 朝からフレンチトーストとハムステーキを食べるとお腹一杯になってしまいそうですが、美味しいので何枚でも食べてしまえそうでした。

 ヨーロッパのホテルのスモークサーモンも美味しかったのですが、カナダのハムステーキもおすすめです。日本でもそんなホテルがあったらいいのにななんて思ってしまいます。

チャンピオンの美味しいよもぎ餅
 修学旅行以来久しぶりに奈良に行ってきました。修学旅行ではバスで乗りつけてガイドさんについていっただけなので、奈良の町を歩くのは初めてでした。

 商店街は観光地らしくお土産物屋さんがいっぱいです。あっちこっちに「奈良漬」がありました。奈良といえば奈良漬なんですね。その他には柿の葉寿司や、そうそう「わらび餅」もありました。
 奈良公園にはもっと鹿がたくさんいるのかと思ったら広い敷地のあっちこっちに気ままにいる感じでした。東大寺の大仏から興福寺を通って階段を下りると商店街に戻ります。その入り口に人だかりが!

 何かなと思って見てみると、今まで餅つきをしていたようです。あ、もしかしたら...。今年1月にテレビで餅つきチャンピオンになった店では?
 しばらく待っていると奥から餅を持ってきて餅つきの始まりです。速い!すごいインパクトのパフォーマンス。このパフォーマンスがあったらチャンピオンと言わないでも人は集まりますよね。中谷堂というお店です。

 1個買って食べてみたら、甘すぎず柔らかくて青臭くなく美味しいよもぎ餅でした。つきたてのお餅って美味しいですよね!

ジンギスカンがブームって?
 ジンギスカンがブームらしい。デパートでもラム肉の売り上げが伸びているとのこと。本当かな。

 以前に「ラム肉の思い出」という記事を書いたときにジンギスカンがモンゴル料理をもとにしていることや、ラム肉とマトンの違い、そのラム肉はオーストラリアやニュージーランドから輸入されているということを書いたのですが、ブームは東京の中目黒から始まっているとのことのようです。
 ジンギスカンのブームによって美味しいラム肉が安く食べられるようになるといいですね。

 ところでそのジンギスカンですが、北海道へ行ったときに「さっぽろジンギスカン千歳」という店へ食べに行きました。ジンギスカン好きのランキングでは「成吉思汗だるま」と並んで人気のお店のようで、入り口の提灯に「押すな」と書いてあることで有名だったりします。他の店の薄い肉と違って厚い肉が特徴で速く焼きたくて押してしまう人が多いからなのでしょうが...。

 美味しいかどうかは人それぞれだと思いますが、そんなお店に共通するのがやはり入りにくさです。ブームになるとその入りにくさを解消するようなきれいな店が多くなるのはいいことですね。
 ブームで美味しい店が近くにもできてきたら、ぜひ食べに行ってみようと思ったりしています。

市場めぐりは楽しいけど
 全国に観光地になっている市場はたくさんありますよね。函館の朝市、釧路の和商市場、京都の錦市場、金沢の近江町市場、那覇の牧志公設市場など。東京の築地の場外市場なんかもそうかもしれません。

 釧路の和商市場では有名な勝手丼がありますね。市場内でご飯と器をまず買ってから好みの海鮮をそれぞれの店で買って乗せて食べることができるもので、好みの海鮮丼が安上がりで食べられるということでいろんな旅番組でもいつも取り上げられています。
 でも店の人も慣れたもので、観光客がほとんどということもあるのでしょうが、呼び止められたお店はそれほど美味しいネタというわけでもなくて残念で、それも値段を考えたらいい商売なのかなと思えてしまいました。他に美味しいお店もあったのかもしれません。やっぱりあまり客引きしてる店では買わないほうがいいのかも。でもわいわいと楽しめるのでやっぱり観光になるのかな。
 札幌の二条市場では堂々とアブラガニをタラバガニとして売っているといってテレビで問題になっていたりもしました。やはり観光客もきちんと素材を見る目をもたないといけないですね。
 函館の朝市もどうしてこんな値段なの?というような高い値段をつけてカニを売ってたりします。昔は安くて美味しい毛ガニを2つくらい一気に食べられたものだったのですが。

 ところで、写真は下関の唐戸市場です。ふく(河豚)といったら下関ということで観光客でいっぱいでした。素材を見ながら食べるかどうか判断して食べようかなと思ってたのですが、あまりの人の多さに断念してしまいました。なので、ここの食べ物はいいものだったのかどうかわからないんですが。

 そんなこともあって観光地化された市場では最近あまりきちんと食べないのですが、京都の錦市場で食べた焼きハモは美味しかったです。ここも地元の人はあまり行かなくなってるようですが、他の場所で売ってないものを売ってるので少々高いかなと思っても、歩きながらちょっとしたものを食べるにはいいかなと思えるところです。市場はそんなものをちょっと食べるところなんですね!

 おすすめの地元市場、観光地化されていないいいところもまだまだあるのかもしれませんね。そんな市場を探して美味しいものを食べに行きたいものです。

福山市の美味しい広島焼きの店名は?

 旅行で広島に行ったときに何件か広島のお好み焼きを食べたのですが、それも美味しかったのですが、なぜか以前に福山市で食べた広島焼きの方が印象に残っています。

 駅から南の方へ行って天満屋の角を曲がってちょっと歩いたところでした。店の名前も忘れてしまったので紹介できないなあと思っていたのですが、インターネットで調べるとたぶん「時代屋」というお店のようです。

 カウンターでマスターが手際よく焼いてくれました。できたてのあつあつの広島焼きがすごく美味しかったお店ですが、もともとは広島の有名なお店「みっちゃん」で修行されていたようですね。

 福山は広島県の東の端にあってもともとは関西風のお好み焼きが主流だったとのことですが、ここ「時代屋」で食べたお好み焼きは広島市内のお好み焼き以上に美味しかったと思います。また食べに行きたいな!

 旅先でふと教えてもらった店が美味しかったときは、すごくうれしいものです。そんないい思い出が福山とそこのお好み焼きの印象になっているのかもしれないですね!

美味しいお店、美瑛「フォトスケッチの丘」
 今の北海道は一面真っ白な世界ですね。この時期に旅行したときに確か屈斜路湖畔の宿で泊まった日の朝にダイヤモンドダストがキラキラと美しかったことを思い出します。

 昼は屈斜路湖のが割れる音が響き、夜は氷点下20度近い世界。大変ですよね。

 ところでそんな北海道の美瑛に夏に行ったときに、サイクリングしながら入ったお店が素敵なお店でした。フォトスケッチの丘というお店です。夏の2ヵ月間しかやっていないそうなので、もちろん今の時期はやっていないですね。
 坂を下りたあたり、といっても美瑛はばっかりなのですが、親子の木が目印のあたりかな。

 自家製の野菜が美味しいカフェでした。真っ赤なトマトが甘く、とりたての味が楽しめます。とりたてのとうもろこしもおみやげにいただきました。
 すごく甘いとうもろこし。北海道のとうもろこしは格別です。

 また夏が来たらぜひ一度寄ってみてください。のんびりできますよ!

 まだまだ北海道は長い冬。雪祭りも終り、スキー客以外はひっそりとしていると思いますが、冬も美味しい料理はいっぱいです。流氷を見に行ってみたいなあなどと思っています。

おいしいお店、根室「浜作」
 旅先で美味しいものに出合うとうれしいですよね。冬の北海道は氷点下10度以下はざらで寒いを通りこえて感覚がなくなるほどですが、そんなときこそ味覚は格別です。

 朝日に一番近い町、北海道本土の東のはずれとも言える根室。駅を降りて少し歩くと映画のような北の町の風情が漂ういい町です。

 そんな根室で聞いた魚が美味しいお店が「浜作」です。なんといっても値段が安くて新鮮で美味しい。お寿司もいただきましたが、新鮮な魚ならではの美味しさでした。
 根室は花咲ガニ以外にサンマが名物らしいのでサンマの刺身なども食べられますが、そのときには新鮮なの寿司を作っていただきました。

 鯨というと独特のくさみがあって、なれていないとなかなか食べれないにおいがするものが多く、大阪の鯨料理専門の店のハリハリ鍋でもやはりそうでした。

 でも浜作の鯨はそんなにおいもせず、おいしいものでした。北海道、千歳や札幌からでもずっと遠く、釧路まで飛行機で行ったとしてもそこからまだまだ遠い根室。だからこそそんな美味しいものがまだまだ残っているのかもしれません。また浜作に行ってみたいなと思っています。

おいしいお店、高知「楓林」
 旅先ではその地域の名物や郷土料理を食べに行くことが多いのですが、美味しいかなと思って行っても、おいしくなかったこともありますよね。

 高知ではカツオのたたきが有名でよく知られているお店などもありますが、港町で新鮮な鰹を食べるような美味しさにはなかなか当たりません。
 高知もカツオのたたきは、売りの料理なのでもっと美味しいのを出すようにした方が観光客を呼ぶことになると思うのですが、の速い魚なので難しいのでしょうか?

 そんな高知でカツオのタタキはもういいやと思ったときにはぜひこの店を訪れてみてください。はりまや橋から南へ1本はいった道路にあります。
 美味しい中華料理というか台湾料理です。日本人に合う味付けで横浜中華街や神戸南京町に負けない美味しい料理が味わえると思います。

 シェフは横浜中華街にいらしたことがあって、横浜には今でもお弟子さんがいるとのことですが、高知までやってきてこんな美味しい中華料理が食べられるなんて感激でした。高知へ行かれたらぜひ一度どうぞ!

美味しい朝食のスモークサーモン
ホテルに泊まったときに朝食つきのホテルのときにはどんな朝食なのかちょっと楽しみですよね。

 普通のバイキングだったら、なぁーんだという感じなのですが、その地域の特色のあるおかずが置いてあるとついついそれに手を伸ばしてしまいます。あとごはんやパンの味も大切ですよね。

 ヨーロッパのホテルではスモークサーモンがすごく美味しくて、なんかスモークサーモンばっかり食べてしまった思い出があります。なかなか日本ではそんなスモークサーモンには出合えないのですが。外国の方が手づくりの食べ物を大切にしている気がするのは残念ですね。野菜もずっと美味しいし。
 そういえば美味しいハムステーキがあったホテルでは朝からハムステーキを何枚か食べていました。美味しいものがあるホテルは、それだけでいいですね。

 美味しいパンとオムレツと一緒にのんびりコーヒーを飲みながら美味しいスモークサーモン、また食べたいな!

フランクフルトがカレーに合う(富良野「唯我独尊」)
時々すごく食べたくなるカレーライス。この店で食べるまではフランクフルトがカレーにこんなに合うなんて思っていませんでした。

 北海道は真っ白な世界、スキーシーズンで、今この店にはたくさんの人がカレーを食べに行ってるんでしょうね。北海道富良野の唯我独尊というカレーとソーセージのお店です。

 夜に行くと薄暗い沿いの敷地に古い、とても店と思えないような風情のある家に唯我独尊はあります。店内の雰囲気もよく長い時間いても飽きないお店ですが、ここのおすすめはやっぱり太いソーセージカレーです。

 黒い独特の自家製カレーと美味しい自家製ソーセージ。「北の国から」を訪れるときにもぜひここに寄って一度どうぞ!

 百貨店でも物産展のようなときにカレーやソーセージを売ってるそうなんですが、今もやってるのかな?

 富良野では新富良野プリンスホテル敷地内にあるニングルテラスもおすすめの場所です。トロッコ列車もいいですね!ラベンダーやスキーの季節以外でものんびり楽しめます。

三崎漁師物語り(美味しいお店松山)
今度友人が始めて四国松山の道後温泉へ行くので、どこか美味しいお店を知らないかと聞かれて真っ先に思い出したのがこのお店「三崎漁師物語り」松山店です。

 四国の地図を見ると西の端に大分県に向って細長く突き出した半島がありますが、その先端が佐田岬で、そのふもとの町が三崎です。そのすぐ近くで採れたアジとサバが大分県の佐賀関町に送られると関アジ・関サバという超高級ブランドになりますが、地元の佐田岬へ送られると岬アジ・岬サバ(ハナアジ・ハナサバ)と呼ばれます。全く同じ魚です。この店の本店は三崎にあります。

 そんな三崎から新鮮な魚を送ってきてやっているのがこの店。本当に新鮮でくて美味しいので松山へ行かれたらぜひ寄ってみたらいいと思います。3150円のコースでもアワビやサザエもあるし、岬サバの寿司もあるし。炭火焼で動いているのをおそるおそる食べたあわびは絶品でした。

 松山市内からタクシーでも千円ちょっと。松山駅からだったらもっとすぐです。伊予鉄電車の高浜線の衣山駅から徒歩5分ほどのようです。

 そうそうこの伊予鉄電車の高浜線は懐かしい東京ラブストーリーの最後のリカとカンチの電車内での別れのシーンで使われ、海がすぐそばのロケ地梅津寺駅も一度行ってみたらいい場所ですね。

 友人が帰ってきたら感想を聞いてみたいと思っています。松山の後はその友人は広島へ渡るそうです。

旅先のオムライス(岩国)
旅先で食べる美味しい料理はいいですね。

 郷土料理のおいしいお店もいいけど、旅先でなんとなく食べたいつも食べてるようなメニューが美味しかったときはすごく得した気分になります。

 そんなオムライスがこれ!山口県岩国市の川西駅近くのバイパス沿いにあるドライブインのようなお店でしたが、オムライスは名物らしくお昼時にはたくさんの人がやってきて待ち状態でした。レストハウスたんぽぽというお店です。

 カレー味がきいていて、とろーっとしていた卵も美味しくておすすめでした。網走のあんじろとここのオムライスは、また食べに行きたいです!

ホテルのお雑煮
今年の正月はとあるホテルで迎えました。ホテルでもお正月の朝はお雑煮が出る場合があります。

今年のホテルは東急系列のホテルだったのですが、ここの1月1日ののバイキングにもしっかりお雑煮がありました。

軽く焼いたお餅とおすましの簡単なお雑煮ですが、お雑煮があるとうれしいものです。あと、黒豆や田作り、栗きんとん、蒲鉾、煮物などのおせち料理もしっかりありました。

いつもと違ったお正月料理の朝食、いいですね。

おすましのお雑煮ですが、あまり食べたことがないので新鮮でした。田舎のお雑煮はもっと出汁がきいているので少しもの足りない気もしましたが。

そういえばずいぶん昔に京都の料理屋さんでお雑煮を食べたことがありました。そのときは白味噌の初めて食べる甘いお雑煮でしたが、すごく美味しかった記憶があります。

香川県の甘い餡子餅のお雑煮もぜひ食べてみたいですね。

冬のお鍋(湯豆腐)
冬のおでん、を食卓においたままアツアツを食べるのもいいですね。

 お鍋といえば、水炊きや寄せ鍋はよくするのですが、意外と湯豆腐はあまりしません。みなさんは、湯豆腐されてますか?

 が豆腐だけというのがたくさん食べると飽きるというかもの足りないというか、というのが理由かなと思っていますが、湯豆腐のお店だったら行ったりするのは不思議です。

 そんな湯豆腐のお店で有名なのが京都の南禅寺と嵯峨野。何件か食べに行きましたが、おすすめは南禅寺の奥丹かな。河原町からちょっと入ったところで食べたお豆腐がおいしかったんだけど、もうどこだったのかわからなくて行けません。美味しいお店をご存知でしたらぜひ教えてください!

 奥丹は南禅寺前でいつも行列ができている有名なお店ですが、昼食時間をかなりはずしていくとすぐ入れたりします。でもそのときにはもう昔豆腐の湯豆腐は終ってるのですが...。

 湯豆腐のコース3,000円で、ゴマ豆腐・とろろいも・豆腐田楽・精進揚げ・湯豆腐・ご飯・香の物がついています。食べ終わると豆腐を食べた食べた!という感じ!京都の雰囲気がサービスです。

 南禅寺にはサスペンスで必ず登場する水路閣があります。早朝にロケしてるのでしょうが、一度足を運んでもいい場所ですね。

あ、そうそう水炊きにはいつもお豆腐を入れています!ポン酢で食べると美味しいですね!湯豆腐との境界線ってどこなんだろう?昆布かな?聞いてみなくっちゃ!

ホテルの朝食(ヒルトン名古屋)
旅行したときのホテルでの楽しみに食事がありますよね。旅館だと2食付の場合が多いですが、ホテルだと付いていないか朝食のみの場合の方が多いです。

 朝食のみの場合は夕食は街においしい地元の料理を食べに行き、朝食はホテルのブッフェという場合が多い気がします。

 そんなホテルの朝食もホテルによっていろいろです。今までいろんなところで食べましたが、おすすめはヒルトン名古屋の朝食かな。

 ヒルトンは東京や小樽もいいのですが、名古屋のほうがフレンドリーでおいしい。特におすすめはオーダーして焼いてくれるオムレツとフレンチトーストです。東京だと焼いているところへ行かないといけないのですが、名古屋は席で頼めます。
 ヒルトン名古屋の朝食はそのほかにもおいしいメニューがお気に入りです。

 名古屋の話題が多いのもそんな美味しい朝食のためかも!

 あ、そうそう、ヒルトンホテルはHHonorsという会員組織があって無料で入れますが、それに入ると配偶者無料と言う優待があるので2人で泊まるなら安く泊まれます。シングル料金で予約して配偶者無料特典でと電話しておくと2人分になっています。部屋は全室ツインかダブルなので2人でも安心で広いです。

おいしいお店、倉敷「ビストロ・ロマネ」
倉敷ガラスを買いに行ったときには、お昼はここのランチがおすすめです。と魚が選べたと思いますが、私は鶏がおいしかったです。

 場所は駅から美観地区へ行く途中のえびす商店街の美観地区に近い出口あたりだったかな。雰囲気のいい欧風料理屋さんでした。

 美観地区近くに宿泊するなら夕食もおすすめです。旅行したときにはホテル日航倉敷に宿泊しました。部屋がゆったりしてていいホテルでしたよ。他にはアイビースクエアとか国際ホテル、ホテル330なども近くにあります。

おいしいお店、有松「寿限無茶屋」
名古屋といえば味噌カツ、きしめん、ひつまぶし、海老フライ、ドテ焼きなどと並んで味噌煮込みうどんが有名です。

 そんな味噌煮込みうどんのお店も名古屋駅周辺とか市内にもいっぱいありますが、私のおすすめのお店は名古屋から名鉄電車でちょっと離れた有松の「寿限無茶屋」です。

 それまでは味噌煮込みうどんは高いだけで、そんなに絶品というわけじゃないなあと思っていたのですが、ここの味噌煮込みうどんは別でした。

 独特のうどんとマッチしたおいしい八丁味噌、あつあつのうちに食べるのがおすすめです。

 有松といえば絞りで有名ですが、その有松会館の近くにあります。古民家の町並みも美しく、そんな昔ながらの景色のなかで、おいしいうどん、最高ですね!

おいしい店、網走「あんじろ」
旅行に行ったときにたまたま入ったお店が美味しかったときは、すごくうれしい。ガイドブックやホームページで調べていくときもあるけど、やっぱり食べてみないと!

 北海道網走に旅行したときにお寿司や北海道料理を食べましたが、それも美味しかったのですが、もっと印象に残っているのが網走駅に近い「あんじろ」のオムライスです。

 クリームソースのかかったサフランライスのオムライスが美味しくて、北海道の旅を素敵なものにしてくれます。
 店の雰囲気も良くて、のんびりとした気分にさせてくれます。また行きたいなと思うお店です。
 近くにある麗門亭というお店と2店はライダーさんや旅行者が名刺や定期券を貼ったりしている有名なお店です。

 網走には一人旅も含めて何度か行きました。珊瑚草がきれいな季節もいいし、夏もいいです。もうすぐ流氷の季節にもなりますが、流氷の雄大な景色はぜひ一度訪れる価値のあるものだと思っています。その寒いなかで飲むカニの入ったお味噌汁はその雰囲気にぴったりのおいしいグルメです!

お店の住所・サイト一覧へ

「食は幸せ☆こころんのキッチン」TOPに戻る          こころんの夫の美味しいブログ選TOPに戻る