こころんの夫の美味しいブログ選
コーヒー
コーヒーではなくコーヒ、京都イノダコーヒ | 京都に有名な「イノダコーヒ」というコーヒー店があります。京都旅行で立ち寄った人も多いはず。でも関西以外の人でここへ立ち寄った人だと「コーヒー」ではなく「コーヒ」という表記を見て、看板の「ー」が取れていると思うかもしれませんね。
イノダコーヒのコーヒーは角砂糖2個とミルクを入れて飲むのが昔からの飲み方だそうです。写真は京都駅地下街ポルタ支店のものですが、できたら京都らしい雰囲気の本店で...と思って行くと長蛇の列かもしれません。 そうそう、話は「コーヒー」ではなく「コーヒ」と「ー」を書かないことでした。関西や名古屋では他にもこんな表記をよく見かけます。実際coffeeの発音の末尾は「i」なので、発音に忠実ならば「コーヒ」の方が正解なんですよね。そんな外来語を関西の方が忠実にカタカナにしているのかもしれないですね。でもやっぱりなんだか不思議な表記です。 同じようで違う表記にコンピュータやサーバなどコンピューター用語がありますが、これは「ー」を入れるとその分のエリアが必要になるというコンピューター独自の理由によるもののようなので、全く別のもの。こちらは全く発音に忠実ではありません。 イノダコーヒでそんなことを考えながら飲むコーヒーは少しアカデミックな香りが...、しないかな。 |
コーヒー生豆の等級についての疑問 | 久しぶりにコーヒーの話題。コーヒー生豆を扱っている店でこんな質問をしたことがあります。「最近、モカが以前ほど美味しくないのですが、品質落ちていませんか?」。返ってきた答は「そんなはずはない。味覚が変わったのでは?」なんと味覚が変わったと返されるとは...。
さらに、ブラジルより1.5倍ほどの値段のするモカより、安いブラジルの方が美味しいのになんて思いながら「最近、モカよりもブラジルの方が美味しいのですが」と再度質問すると答は、「上級者になるとブラジルが美味しいという人が多くなるようです」という返事。なんだかのれんに腕押しの感じです。 「コーヒー生豆の品質」で書いたように、ブラジルは最も細かく区分分けしている国です。だからいい豆が美味しいのはあたりまえだろうとのこと。 でも何かが違います。それは次のことで確信になりました。この店ではモカの品質最高級のボールドグレインを買っていたのですが、試しに別の店で品質がかなり下とされているレゲンプティを買ってみたのです。少しくず豆のピックアップの時間はかかりますが、その後に飲んでみると...。 ボールドグレインより明らかにレゲンプティの方が美味しかったのです。品質下位のものの方が美味しい!どういうことだかわかりますか?そうです、コーヒーの品質に味は大きくは関係していないということです。見た目がきれいならばいいのか。 これと似たものにお米があります。米の等級は、整粒割合・水分含有・死米混入・着色粒混入・もみ混入の比率で決ります。米の味はどこで判断しているのでしょう? 果物や野菜ならば糖度や酸度の検査をするのが当たり前になっています。美味しい愛媛西宇和産のみかんなど他の産地と比べて糖度が2〜3度高く、酸も適して多いので濃くて美味しい味が数字でわかります。 味が等級に全く関係していないコーヒー豆。品質が上だから美味しいわけでは全くないようです。その店はコーヒー教室をやっているようなお店なのですが、それでも店の人の言葉を信じるのではなく、飲んでみて美味しいものを探すしかなさそうですね。 |
美味しいエスプレッソは帰国まで | 美味しいエスプレッソにめぐり合うと、うれしいですよね。でもなかなかそんなエスプレッソはありません。
私は普通のコーヒーを飲むのがほとんどなので、あまりエスプレッソは飲みません。でも普通のコーヒーがあまり美味しくないときにエスプレッソマシンがあれば、エスプレッソにすることもあります。その方が香りがいいからかな。 美味しいエスプレッソを飲んでみたいならば、外国旅行したときにはぜひ一度飲んでみてください。今までと違って飲みやすく美味しいエスプレッソにめぐり合えるかもしれません。 パリに旅行したときにはやはり有名なシャンゼリゼ通りのカフェへ入ってみました。奥でギャルソンへ注文。エスプレッソにしました。どこで飲むかによって値段が違うことは有名ですよね。そのときはちょっと飲みたかっただけなので、カウンターで。一番安い値段です。 そのときのエスプレッソはすごく美味しい味でした。フランスのエスプレッソにハマってしまい、それ以後ずっとエスプレッソ。どこも美味しくてびっくりでした。 帰国してからもそのままエスプレッソにハマった状態だったので、注文はもちろんエスプレッソ。でも、エスプレッソの味は日本に帰ってきたことを実感させてしまいます。どんなによさそうな店で飲んでみてもフランスのエスプレッソにはかないません。当時は理由がわからなくて、気候のせいかななんて思っていました。まさか豆が違うとは...。 今だったら上質で焙煎したての豆でエスプレッソを淹れてくれる美味しい自家焙煎のコーヒーショップもあるかと思います。そんな店を見つけたら大切にしたいですね。 |
本物とインスタントで違うもの(缶コーヒー) | 缶コーヒーを飲むたびに、どうしてコーヒーの味をそのまま缶につめられないんだろうなんて思ったことありませんか?
かつては缶コーヒーといえば甘ったるいものがほとんど。だから別の飲み物のイメージでもあったのですが、無糖のものが売られるようになって飲んでみてもやっぱり別の飲み物です。 インスタントコーヒーはコーヒーを霧状にしたものを瞬間乾燥させたものなのですが、缶コーヒーはそんな工程を経なくてもいいはずなんですが...。どっちにしても缶コーヒーはコーヒーとはまったく別の飲み物ですよね。 缶の内側のエポキシ樹脂から環境ホルモンのビスフェノールAが溶出しているといわれている缶コーヒーは温められることでさらに高濃度に溶け出している可能性もあるようです。その味が加わるからかな? |
南米エクアドルのコーヒー、アンデスマウンテン | コーヒーの生豆を買いに行ったら、珍しいコーヒーが入ったので飲んでみますかとのこと。生豆なのでその場で自分で焙煎して、自分で淹れて飲ませていただきました。南米エクアドルのアンデスマウンテンです。
飲んでみると、スーっと飲める透明な味と香り。くせが少なくすっきりした味わいはブルーマウンテンに通じる感じです。少し薄く淹れてしまったからかもしれませんが、飲みやすいけどちょっと物足りないと思う人がいるかもしれないなというのが最初の感想でした。 煎った豆が少し余ったので、それでもう一度濃いめに淹れてみて再チャレンジです。今度は香りが立ち、ずいぶんコクも感じます。濃いめに淹れた方がいいコーヒーなのかもしれません。値段も安くこれならおすすめです。 南米エクアドルはダーウィンの進化論で有名なガラパゴス諸島のある赤道の国。首都キトは高地にある盆地のため赤道直下なのに年中春のような穏やかな気候のようです。コーヒーはそのエクアドルの西部マナビ県の標高500m前後の地域で栽培されているようです。なかなか行く日本人も少ない国ですが、美味しいコーヒーでもっと身近な国になればいいですね。 |
美味しいコーヒーが飲みたい、でも手動ミルは大変 |
久しぶりのコーヒーの話題です。私が自家焙煎してコーヒーを淹れていることは、ずいぶん前に書いたのですが、そのときの道具は「コーヒー自家焙煎セット」の記事の写真のもので、それをずっと使っていました。でも全部手動だと少し手間と力がかかることもあって、久しぶりにコーヒーの道具を買いました。
自家焙煎は、まず生豆を買ってきます。生豆はあまり売ってるところが少ないのですが、近くになかったら通販でもいいかもしれませんね。生豆で置いておくのが一番古くならないですので。 次に生豆を自家焙煎器で炒ります。だいたい5分くらいでパリパリという音がしてきますので、好みの炒り方になった頃にガスを止めます。炒り器くらいの色で浅焙り、少し濃い茶色で中焙り、豆が油脂で光ってくると深焙りと思って終了するとおおよそのめやすになります。 焙った豆はうちわなどで冷まします。それ以上焙煎が進まないようにするためと、焙煎したての豆を挽くと二酸化炭素が雑味になるからだそうです。 ある程度冷めたらコーヒーミルで豆を挽きます。ここで新しい道具の登場です。今まで手動のものを使っていたのですが、ナイスカットミルに変えました。電動のもので羽式のものは豆が加熱して酸化が進むので、加熱しない手動のものかナイスカットミルのようなものがいいようです。手動で挽くのは力と時間が少しかかりますが、ナイスカットミルだとあっという間です。やはり快適ですね。 あとコーヒーを淹れるときに大きな違いがあります。最初お湯を注いだときにものすごく膨らみます。コーヒー講習などでものすごく膨らむのを不思議に思われたことがある人もいるかもしれませんが、生豆を焙煎したばかりでナイスカットミルで挽いてすぐお湯を注げば誰でも大きく膨らむようですね。 あとは美味しいコーヒーの淹れ方の記事で書きましたが、ゆっくり香りを味わいながらお湯を注ぐだけ。 ナイスカットミルひとつでかなり自家焙煎が楽になる気がします。あとは焙煎器かななどと思ってると、そうなるともうお店ですね! |
エチオピアのコーヒーの淹れ方、煮出しコーヒー | コーヒーの原産地のひとつはエチオピアだと言われています。そのエチオピアではコーヒーを水から煮出して、その上澄みを飲む淹れ方があるようです。煮出しコーヒーですね。
コーヒーを煮出して淹れる方法はアラビア諸国やインドネシアなどでも行われていて、トルココーヒーも同じですね。 なんだかちょっと、やっぱり粉っぽいですね。澄んだコーヒーの香りと味を楽しむときには普通に淹れた方がいいかなあ。でもアジアへ旅行したときに飲んだコーヒーを思い出すようで、不思議な感覚です。 コーヒーの淹れ方にもその国によっていろいろな淹れ方があります。ベトナムのアルミフィルターのような手軽なものもありますね。そのうえベトナムではコンデンスミルクを入れてかなり甘い飲み物として飲むようなので、飲み方も本当にいろいろですね。 でもやっぱりコーヒーで大切なのは、豆の美味しさかなと思いながら飲んでいました。美味しく淹れて美味しいコーヒーを飲みたいですね! |
フランスのコーヒー | フランス旅行のおみやげとしてフランスで売っているコーヒーをいただきました。エチオピア産のモカのようです。
フランスのコーヒーというとエスプレッソかカフェオレが有名ですね。パリのシャンゼリゼ通りのカフェで「ギャルソン、カフェ、シルヴプレ」と言って通り沿いのテラスで飲むコーヒーは、美味しそうですよね。 そうそう、このカフェなんですが、表に出るほどコーヒーの値段が高いそうなのですが、そういえば行ったときに確認するのを忘れました。ギャルソンに運んでもらう分が高いらしいのですが、私たちが行ったときは友人と男2人だったのでカウンターで濃いエスプレッソを飲みました。一番安い場所だったんでしょうね。 ところで、フランスのコーヒーは美味しくないという話を聞いたりします。理由はコーヒー豆が飲みなれたアラビカ種ではなくてロブスタ種のことがあるからとのことですが、本当でしょうか?ロブスタ種の原産地はコンゴでアラビカ種と違って低地でも栽培できるため西アフリカやベトナムの低地の植民地が多かったフランスではロブスタ種の使用が多いと言われているようです。 でもこのエチオピア産のモカはアラビカ種です。アラビカ種は原産地がエチオピアなので本国産ですね。 |
美味しいコーヒーの淹れ方 | コーヒーを淹れる道具もドリップ、サイフォン、エスプレッソメーカーなどいろいろあり、淹れ方もいろいろですよね。自分が美味しいと思ういれかたがいいと思いますが、こだわりの店ではドリップが多いようです。ドリップが一番自分の自由に淹れられるからでしょうか。 ドリップでコーヒーを淹れるときには紙か布のフィルターを使いますよね。このフィルターもきめ細かい生地のものがいいようです。ペーパーフィルターは底を折り、さらに底を折った反対側に横を折ってドリッパーと密着させます。密着してもコーヒーがきちんと抽出されるようにドリッパーの内側に筋があるようです。 ドリッパーは1つ穴のものがいいようです。3つ穴のものは早く抽出されすぎて薄くなってしまうからだそうです。ではなぜ3つ穴のものを売っているのかというと、古いコーヒー豆は酸化して粘性が高まっているため抽出しにくいので3つの穴で速く抽出させようとのことだそうです。抽出の速さでも新鮮なもとそうでないものは分かるようですね。(コーヒーの量が多いときは3つ穴のものも必要のようですが。) ミルしたコーヒー豆をペーパーフィルターに入れるときに、少し押さえて空気を逃がし、沸騰したお湯ではなく温度85〜90度のお湯をゆっくり注ぐのがいいようです。なぜ85〜90度かというとコーヒーを淹れている間に冷める温度(20度程度)を考慮に入れているからで、63度以上といわれている美味しく飲める温度以上にするためのようです。 お湯を注ぐときにはドリッパー内の温度を一定にするように「の」の字を書くようにゆっくり(注ぐ速度は抽出する速度と同じくらい)いれ、横からも抽出しているので決してドリッパーのふちのコーヒーかすを落としてはいけないようです。 そうそう、コーヒーに最初にお湯を注ぐときにコーヒーがぷくーっと膨らむのは、コーヒーがお湯を含んで膨張するからだそうです。古いコーヒーはすでに水分を含んでしまっているので膨まないようで、ここでも新鮮かどうかがわかるようです。 そんなにして淹れたコーヒーもやはりすぐ酸化を始めてしまうようで、新鮮な生豆から焙煎したコーヒーでも30分もしたらもう酸化してしまって美味しくなくなるようです。 美味しいコーヒーはほっとする素敵な飲みのもですよね!自家焙煎した新鮮なコーヒーで、できるだけ美味しく飲みたいと思っています。 |
コーヒーの栄養 | 自家焙煎コーヒーは体にいいと以前書きましたが、コーヒーは昔は薬だとされてきたとのことです。その薬効成分としてはカフェイン、カリウム、クロロゲン酸、トリゴネリンという成分が関係しているようです。
1.カフェインの効能は(1)中枢神経の活性剤(2)交感副交感神経のバランスをとる精神安定剤(3)血管拡張(4)消化液分泌(5)中性脂肪分解などがあり、血流がよくなりダイエット効果があるようです。 なかなか難しいですが酸化されていない新鮮なコーヒーはいろいろな体にいい効能があるようです。 ただその他のマイナスの情報なども知っておく必要があると思います。 なかなか調べているといろいろ言われているようですが、新鮮なコーヒーは概して体にいいということは本当のようです。新鮮なコーヒーの効能を言いながら新鮮でないインスタントなどの広告に使われたりしているのが気になりますが...。 どっちにしても美味しい料理と美味しいコーヒーがいいですね!結果として体にいいのならもう申し分なしです! |
美味しいコーヒー生豆 | いろいろ飲んでるうちに自分で美味しいと思うコーヒーが一番モカ・ハラーのときが多いので、最近はモカ・ハラーを煎って飲むことが多くなっています。
先日モカ・ハラーの生豆を1kg買ってきました。あとブレンド用にブラジル・サントスとコロンビア・スプレモも。ブレンドにはこの2つがいいですね。 ところで、生豆を扱っているところで生豆のピッキングを教えてもらいました。そこで買う生豆は最上級のものなので欠点豆はあまり入っていないので気にしていなかったのですが、外国から輸入したその他のランクのものにはたくさんの欠点豆が入っているのでピッキングは重要とのこと。 欠点豆の種類を書いてみます。 こんな欠点豆で煎ったコーヒーを飲ませてもらいましたが、全くコーヒーの味と香りがせず、やっぱりいい豆は大切なんだなと思いました。 美味しいコーヒーを美味しく飲みたいですね! |
自家焙煎コーヒーのブレンド | 何人かで集まって自分で思い思いのブレンドを作って飲み比べてみました。
コーヒーをブレンドする意味は、 一般にお店ではコストの削減のために安いブラジルやコロンビアを混ぜてブレンドしてる場合が多いそうです。また、コスト重視の店などでは同じ銘柄でもランクの低いものを使ってることも多いようですが、できればいい豆を美味しく飲みたいものですね。 ところでみんなのブレンドですが、何を使ってもいいということで高い豆を使う人が多く以下の比率と煎り方でした。 みんなで飲んで好みの2つずつ選んだところ、 飲んでみた感想でいうと、(1)はブルマンが完全にトラジャに負けていました。(2)はちょっと浅かったこともありコクが少ない感じ。(3)は味がばらばら。(4)は口あたりがいい。(5)はちょっとだけ味が喧嘩しているよう。(6)は思ったより美味しかったです。 それぞれのカップ1杯分の原料費ですが、 高いものが美味しいわけではなく、うまくブレンドできているものが美味しいということがよくわかりました。 ところで私のブレンドは(6)でした。一番原価が安くてトップと1票差。うまくブレンドできてたかなと思っています。 |
フラットホワイト(コーヒーの話) | コーヒーも国によっていろいろですが、外国で飲むコーヒーは美味しいものが多いようです。
フランスのシャンゼリゼ通りでのカフェでギャルソンに「カフェ、シルヴプレ」というと中で飲むか外で飲むかって聞かれます。外で飲むと高い!でもシャンゼリゼ通りでのんびりコーヒーって気持ちよさそう! 隣のイタリアへ入るとおじさんたちがカプチーノって言ってる声がよく聞こえます。ここではカプチーノを頼んだ方がいいのかと思ってしまいます。 南半球オーストラリアやニュージーランドではコーヒーのメニューがよくわかりません。ロングブラック、ショートブラック、フラットホワイト。 どこも美味しいコーヒーが多い!なぜと思った理由ですが、コーヒーが新鮮だからなんだそうです。なんかいつも言ってるみたいな気がしますが、新鮮なことは美味しいことのようですね。 |
自家焙煎コーヒーは体にいい! | コーヒーは大昔は薬だとされていたように、健康にいい食品のようです。酸化していない新鮮なものが条件だそうですが。
強アルカリ性食品・抗酸化作用食品として、肉食中心の酸性の食べ物を中和し、体内の老廃物の排出に効果があるそうです。 ステーキなどのコースの最後にコーヒーを飲むのは中和のためにも理にかなったことのようです。 最近はカフェインの効用がいろいろなニュースで言われていますが、カフェインは興奮剤ではなく安眠剤のようですね。うーん、今までの知識は誰が教えてたんだろう?薬を飲むと眠気が起こるので運転しないでくださいと書いてありますが、あの眠気の原因は薬に含まれる強いカフェインらしい...。そうなんですか! でも大切なのは酸化していないコーヒーでしかその効用がないということのようで、焙煎してからなるべく早く飲むほうがいいようです。 自家焙煎してコーヒーを飲んでると、喫茶店に入ってもコーヒーをオーダーすることがなくなりました。カフェオーレとかカフェモカばっかり。 |
コーヒーの賞味期限 | ふと気づいて、焙煎して売っているコーヒー豆のパッケージを見てみました。いつ焙煎したかを書いてある会社は全くありませんでした。
逆に、賞味期限の表示を調べてみると、まちまち。聞いてみると1年間で賞味期限とされているようです。 コーヒーは生鮮食品だと聞きました。生産国ではそういう意識だそうですが、日本で生鮮食品のように扱われている気配はあまりありません。 コーヒーの賞味期限ってどのくらいなんだろう? おいしく飲めるのが賞味期限の意味だとすると、なんと焙煎してから1週間くらいとのことです。挽いてしまうと3日。それを過ぎると酸化して味が落ちるとのこと。 焙煎して売っているコーヒー豆に焙煎日が書かれていないわけがなんだかわかったような気がしました。 なんかすごくもったいないことをしてるのではないか。 |
コーヒー生豆の品質 | コーヒーの生豆を買うときは、焙煎して挽いた後の豆を買うときにはあまり気にしなかった品質基準が名前で表示されています。そのため喫茶店では味わえない最高級の豆を選ぶこともできて、そのことも自家焙煎の楽しみでもあります。
品質のいい生豆を選ぶことは、おいしいコーヒーを飲むためには欠かせないことですね。 コーヒーの生豆の品質基準は国によって違います。(左が上位豆) ブラジル式品質基準がどうなってるのか、参考になるので書き出してみます。 ブラジルのいい生豆は、タイプ8,S-18,グリーン,ストリクトリーソフト,ファインローストということになります。 |
コーヒーの自家焙煎にかかる時間 | コーヒーを自家焙煎してると、生豆の種類で味や香りが違うだけでなく、煎り方や挽き方、お湯の注ぎ方・温度など、いろいろな要素でおいしさが違ってきて奥の深さが感じられます。 今度はこうしてみよう、ああしてみようと楽しみです。 最初は自家焙煎って、時間がかかって大変だとか面倒くさいんじゃないかとか思っていましたが、自家焙煎にかかる時間は、そんなにかかりません。 まず、生豆の焙煎。ガスコンロの小火で焙煎器を振ること3〜5分。道具はコーヒー自家焙煎セットのところの写真のものです。3000円くらいで売ってると思います。(ミルは別に、手動のもので3000〜4000円くらい) 振っていると緑の豆が黄色くなり、茶色になり、黒くなってきます。すごくいい香りがたちはじめ、煙が出てきます。さらにパンパンと豆が弾け始め、パラパラと小刻みに煎れたような音がし始めたらあとは浅煎りか深煎りかで色を見ながら振ります。 煎れたコーヒー豆はお皿の上に出して、冷まします。冷ましてから挽かないと炭酸ガスが発生しておいしさを邪魔するようです。急ぐときはうちわで扇ぎます。これが2〜3分。(このくらいでお湯を沸かしておきます) ある程度冷めたらミルで挽きます。(細挽き・荒挽きなどお好みで) 挽いた豆をペーパーフィルターに移し、ならしてからちょっとだけ押さえて空気を抜きます。その後、お湯を全体が湿るくらい注いで30秒くらい待ちます。これはお湯がコーヒーの粉全体に滲みるのを待つ時間のようです。全体に滲みていると全体からコーヒーが出るからのようです。これが1分。 30秒待った後でお湯を注ぎ始めます。中央に50円玉くらいの円を書くような要領で、コーヒーがドリッパーから落ちる速度くらいの速さでお湯を注ぎます。ドリッパーからコーヒーがはやく落ちすぎないように1穴のものがいいようです。(売ってる物は3穴が多いですが、確かにはやすぎて薄くなります) これでもうおいしいコーヒーが飲めます。 朝だとあわただしいので前日夜に煎った豆をそのままおいておくことも多いです。挽いておいておくと酸化しやすいので、挽くのは朝にやります。 コーヒーは生鮮食品というのは本当のようで、古いものは酸化してるので胃への刺激があるようですが、自家焙煎したものはいくら飲んでも大丈夫のようです。それに自家焙煎した新しいコーヒーはアルカリ性食品らしいので、江戸時代とかに薬といわれた意味がちょっとわかるような気がします。 そうそう、ハワイコナを買ってきて飲んでみました。どんな味って言えばいいのかなあ。ちょっと浅煎りにしたせいかほんの少し酸味があり、適度な苦味と口当たりのよさ(後に残らない感じ)が特徴でした。もう少し表現がうまくなったらまた書きます! |
おいしいコーヒーの焙り方と挽き方 | 今日は、グルメコーヒーと言われるハワイコナの生豆を買ってきました。どんな味なのか楽しみです。
コーヒーを生豆で買うとコーヒーが生鮮食品なんだなと思います。野菜売り場で売られているような豆ですよね! 先日、何人か集まったときに同じ豆を焙り方と挽き方を変えてみて飲み比べてもらいました。 お湯を注ぐときに90℃以上だとカフェインの苦味が出るらしいです。これは深焙りの苦味とは違う苦味のようです。100℃かそれ以上で出すサイフォンやエスプレッソの苦味はそのためのようです。また75℃以下だとタンニンの渋みが出るようです。おいしいお湯の温度は85〜90℃。自家焙煎ではハンドドリップで入れるのがいいということのようですね! コーヒーの味を悪くするのは油脂とタンニンと木質・灰質。 あ、そうそう、写真ですが、生豆の2種類です。 |
コーヒー自家焙煎セット | コーヒーの自家焙煎セットです。 豆は、 コロンビア ナリーニョ スプレモ モカハラー ボールド グレイン キリマンジャロ キボーAA トラジャ スペシャル ブルーマウンテン No.1 ブラジル モンテアレグレ ブルボン エチオピア ハラー などを試してみています。 |
自家焙煎コーヒーの極美味 | 毎日コーヒーを何杯も飲んでるこころんの夫です。おいしいコーヒーを探していろいろな喫茶店にも行きました。コーヒーメーカーも変えてみたり、コーヒー豆もいろいろ試してみたり。 やっと本物のコーヒーに出会いました。今週はおいしいコーヒーについてです。 コーヒーのおいしさは品質と鮮度で決まります。なんでも大元からいいものがやっぱりおいしい。 お米でも新米がおいしいでしょう?同じだと気がついてから、新しい豆を買うようになりました。今までのコーヒーと2つ並べて作ってみたら違いは歴然!もう喫茶店のコーヒーよりもおいしいコーヒーが作れるようになりました。 |