のお客様の手土産集


客間においでいただいた皆様からのいただきもの。
(うちの掲示板は借り物なので、容量が小さい。
どんどん削除していかなければならないのだ。)
そのまま埋もれさせるのはもったいない、超傑作ぞろい
ですのでこちらで展示することにしました。



<オープン記念・yukaさんより>
「猫は耳を押さえると、かわうそになる。」
のかわうそ、…らしい。

その説は、なんだかあやしくなってきた…。



<オープンお祝い・ももぞうさんより>


<オープンお祝い・紋次郎さんより>



<オープン記念・満腹爺様より>
支部長の部屋。
ネットの王子サヴァは、王子服の下に「らくだ」を着用していた…!
それも上下そろいだ!!
冬の寒さはこたえるからねえ。

この部屋には、以前はあらいぐまの「あらい」が住んでいた(へんてこ百貨店)
のだが、家賃を滞納したため追い出されたらしい。

メロンが残ってた。ラッキ〜!



<上の続き>
さっそくメロンはいただいた。…げぷっ
種が鼻に入っちまったよ。

あ゛〜、…晩飯、何食うかなあ。

ちぇ〜、テレビぐらい置いてけっちゅうの!


(お、王子さま…放浪生活で、すっかりガラが悪くなっておしまいに…
 くく〜、おいたわしや… by じい)



<いけださんより>
あらいぐま「あらい」は、みんなにないしょで
幕張メッセで行なわれた、「だんご3兄弟」の
速水けんたろうおにいさんのコンサートに出かけた。
熱狂的声援を送っているところが、
ワイドショーにしっかり写されていた。
一人で行きやがって!


ちょっぱや日本の童話

第一話「つるの恩返し」

前のほうは略。
そういうわけで、与兵どんは、おつうが機織しとる部屋の扉を、すこ〜しあけてしまったのじゃった。ぎっとんこー、ばっとんこー、ぎっとんこー、ばっとんこー。機織からは、都の女どもが血相かえて寄ってくるきれいな布が少しづつ少しづつ流れ出ていた。そして機織の向こうには、与兵どんの愛する美人妻おつうはおらず、一匹の鶴がいた。
鶴は、おのれの羽をくちばしで抜いては布にまぜ、そして布を織っていたのじゃった。
ここまで見ればウスラバカで通っている与兵どんにも、すべてがわかった。
…あああ、わしの嫁さんツルじゃったのか。……っつうことわ、だな。わしはツルと毎晩チチクリあっとったんか。わっはっは。おじさん一本とられたかな。でも…こりゃあ、ちょっとまずいんでないの。獣姦だぜ。獣姦。しかも獣以下の鳥だぜ。おおっと。それより、野鳥の会から、わし、訴えられたらどうしよう。あのツル、羽をぬいたさきから、少し血がにじんどるぞ。いやあ、まずいわ。ホントまずい。ああ、そんなことより、いくらツルとやってもワシの子供はできへんぞ。なんまいだぶなんまいだぶ。ご先祖さん許してや。なんか、わし、腹が立ってきたかもしれん。それもこれも、あのツルのせいや!…
笑っていいのか、泣いていいのか、怒っていいのか。感情の未分化のまま大人になってしまった与兵どんが、おのれのエモーションを鶴への怒りと結論付けはじめたころ、つるの一声が聞こえてきた。
ああ、愛ってたえることなの…。
自己陶酔しきった鶴の一言は、与兵どんの訳もわからぬ興奮状態をますますエスカレートさせ、とうとう行動を起こさせた。
「この鶴、よくも…よくも…、人間をたらしこんで、ご先祖様に顔向けならんことにしてくれたな!
それに、野鳥の会がわしのことを告訴したら…あふあふ…野鳥の会が…グリンピースが…」
鶴の足をがしとつかんで鶴を殴り倒そうとした…ウスラバカな与兵どんの腕をくぐりぬけて、鶴は部屋を駆け抜けて、そのまま、玄関の扉を開けて、大空にはばたいていった。

鶴の目にはかすかに涙がにじんでいたそうぢゃった。
馬鹿な人間は救ってやれないわ…。とな。

これは、馬鹿な人間は、高貴な鶴でも救えないというニッポンの民話じゃ。オシマイ。

<ぐみちゃんより>

<満腹爺様からのコメント>
つるの恩返し、ええお話や〜(T_T)
冥土のみやげじゃ・・・


第2話「ももたろう」

ダイオキシン間まみれの今の世の中、子ども作って、健康に育てられると思っているのか? そもそも家族とはなんなのだ?
…へりくつばかりこねておったじいさんの足腰も弱って気弱になったころ、すっかりあがったばあさんが、川でひろってきたのは大きな大きなももじゃた。
包丁を入れるか入れないかで、もものなかからは、元気な男の子が飛び出してきた。じじいとばばあは、これこそ天からのさづかりものと男の子を育てていった。
立派な教育のかいあって、年頃になったころ男の子は、じじいとばばあに挨拶をした。おとうさま、おかあさま、わたしをここまで育ててくれてありがとうございます。わたしはこれから、世の人を困らせているという鬼を退治に向かいます。見たこともない鬼だけど、大丈夫。あなたたちに育ててもらったわたしは、きっと立派に退治してきましょう。
じじいは喜んだ。ばばあは喜んで悲しんだ。ばばあには、ボンクラももたろうが、世の人が恐れる鬼を退治できるわけはないことが、わかったのじゃった。ばばあは、涙を流しながら、食べるといいきもちなる団子を作ってももたろうにもたせた。
ももたろうは団子を食べながら旅をし、旅の途中でちょっとオツムの足りない犬猿雉に恐い鬼の話をきかせ、いい気持ちになる団子もくれてやった。
ももたろうが鬼のいる島にたどりついたころ、団子はきれた。力のみなぎる極彩色の夢からさめつつも、ももたろうは、刀を振り回しながら鬼の村へ切り込むんでいった。
…ああ、あそこにいるのが鬼ってものなのかぁ。なんだか洗濯してたり、縁側でテレビゲームしてたりけっこうのどかでないかい。あれぇ、オレって鬼になんか恨みがあったのかな。ま、いいかぁ。ぶったぎってやれ。バサッバサッバサッバサッバサッバサッ。あれ、最後のバサッはおれの腕が飛んだ音でないかい…。

瀕死でじじばばの元へとかえってきたももたろうでしたが、鬼が島でしか流通してないテレビゲームを持ってかえってきたため、ももたろうの名は勇者として人々に語り継がれるものとなったのでした。

これは、いきさつはともあれ、世の中は結果がすべてであるというニッポンの民話じゃ。
オシマイ。


   
私の尊敬する『画伯』と、おりこう線上歩行犬『めい』。
画伯の水墨画は、すばらしいのだ!
カウンタゲットの記念品、どじょう掬いまんじゅうを
「画伯にも食べさせろ。」と私がしつこく言ったので、
いけださんが、証拠画像を送ってくれた。


「はちわれの会」のももさんより



ぐみちゃんより
ぐみちゃんの撮る花のはなびらの感じ、好き。


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