花笑み
花。
・・・・・・。
はな。
そこにいるだけで。
ほほえみのひかり。
もしくは。
そこにあっても。
ひめいは あげない。
つよいね。
やさしいね。
なんでもないときのだいすきはかんたん。
たいへんなときのだいすきはすてきなこと。
ふまれても。
たべられちゃっても。
はなはやっぱり。
わらってる。
どんなときでも。
だいすきが、できるんだね。
なにか
いたみをかんじても。
それを
わかってほしいきもちより。
もっとやさしい。
つよいきもちがあるから。
愛される事を望むより。
愛しているから。
愛する事ができるから。
かなしいとき
つらいとき こわいとき
いたいとき。
自分を守りたくなる。
何かを嫌いたくなる。
花を想う。
と、浮かんでくる何か。
私はまだ花ほど強くないから
ほんとにやさしい愛でいっぱいのきもちじゃない。
それでも。
願う。
花にも恥じずにいられるくらい
相手を想っていることを思う。
私のせいいっぱいで。
大事にできますように。
花を見る。
もう一度。
思いを馳せる。
なにかがまだちくんとしても。
そのままで、浮かんできた。
花のような笑顔とは
とてもいえない私だけれど。
くちもとに。
ほんのすこし。
花の魂がおりてきてくれるから。
・・・花笑み・・・
ていと あ ていと うかんではきえるあわのように
(2002 09)