不思議な夢No.11 湾岸戦争の始まった日

偶然にもテレビで、この話が今から8年前のものであることをさっき知らされました・・・
あまりにもタイミングが合い過ぎてて不思議。。。[98/2/1]

夢の中の私は、若い女性でした。多分ウェーブのかかった黒い髪で、小麦色の肌の日本人や中国系ではない女性です。14歳から27歳の間ぐらいだと思います。痩せ型で身長は高め、160から165センチ位でしょうか。

そこは工場の様で、灰色の壁と骨組みがむき出しになった大きな吹き抜けの、体育館みたいな建物です。

私は前からそこに勤めているのです。でもその時は、仕事中というよりは、宿直して起きたかのように、まだ業務に取り掛かる前の朝のようでした。

私は2階に当たる高さの窓際の通路にいました。私から見て右は落下防止の手すり、左が窓です。窓は自分の肩の辺りから上に向かって大きく枠をとり、そして開いていました。

遠く空から何か音が、(というより振動が)した気がして、私ははっと空遠くを見やりました。何か来る!飛行機だ!私は
「飛行機が来た!ついに戦争が始まったんだ!」と思いました。興奮し身を固くして飛行機を目で捕らえようとする間もなく、あっという間にそれは近づき、私の左後方へと行ってしまいました。

 

・・・という、ただこれだけの夢なのですが。

この日、湾岸戦争が始まっていたのです。起きてテレビを見たところ、その事を報道していました。

政治的には開戦は現地時間の夜だったそうです。

私はなんとなく、その日の夢が、実在するイラクの女の子の視点だったように思われました。これから戦争になる事が予感されていたか知らされていて、だから「ついにここに来た!」と、そう思ったような感じがしたのです。

夢の中で「私」だった女の子が実在したかどうかはともかくとして、
「戦争が始まる夢なんて見たことも無かったのに初めて見た日がたまたま現実にも開戦日だった」
というだけでも、なんとなく不思議な一致ですよね。

こういうケースの説明に、シンクロニシティ、という言葉がよく使われているみたいです。

今回のは夢でしたけど、「ポッキーと常磐線」の話や「人類みな一体!?」の話とともに、どうも私には他人の目線が入り込むというか、他人にシンクロしちゃうケースとの絡みがあるみたいですね。

そう考えると、現実世界と全く関わらないので夢で片づけていた「前世の記憶なの?」の体験は、私自身じゃない誰かの目線だったって可能性も高いのかな・・なんて思います。

おわり

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