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■9■

靖美は舌先に先ほど指で確認したねむの純潔の証を確認したあと
ねむの中から舌を引き抜いた。もはやねむの深い絶頂は目の前だった
「お…おねがぁい…もうすぐっ…もうすぐなのぉ」
ねむの懇願に靖美はターゲットを一番敏感な部分に移した。
お尻を上にしているねむの花弁の一番下…ねむの欲望の芽は快感を追い求め
最初の頃の2倍程の大きさに尖っていた。
靖美は「それ」に吸い付いた。
「ふみゃっうにゃあああん!!」
ねむの声が復活する。さっきよりももっと大きな声で。
「こわいぃ…こわいよぉぉ!」
どんどん登り詰めてゆく感覚に恐怖しねむが叫ぶ。
「こわいの…?ねむ」
「ねむ…どうにかなっちゃう…こわれちゃう…こわれちゃうよぉ…」
「大丈夫よ…あたしが支えててあげる」
「ほんとに?…ほんとに支えててくれる…?…ねえさまあ」
「本当よ…大丈夫だから……思いっきりいっちゃいなさい!!」
そう言うと靖美はねむの突起を上唇と下唇で強く噛んだ。
その瞬間、ねむの身体が一段と大きく弓なりにしなった。
「はうっっ…ふにゃああああああああああああああああ!!!」
びくんっびくっびくんっっ!
突っ張った両腕と内ももが、全身が激しく痙攣する。
ねむは目の前が真っ白になっていた。
深く、イッたのだ。
4〜5秒の痙攣のあと、ねむは全身を弛緩しぐったりとなった。
「ふふふふ…いっちゃったのね……あら?」
いまだ細かい痙攣を繰り返すねむの花弁から蜜以外の別の液体が内ももを伝っていた。
ねむは失禁していた。

絶頂と一緒に深く深く落ち込んでいくねむの意識。それはノンレム睡眠に
入っていくのと似ている感覚だった。
気を失う寸前、微かに「仕方ないわね…」という靖美の苦笑混じりの声を
聞いた気がした。

「……ねむ、ねむ……」
「……ん……」
「ほら、起きなさい……」
「…姉さま?」
ねむがゆっくりと目を開けると、そこには靖美の笑顔があった。
しばしぼんやりとその顔を眺めていたねむだったが、何かに気付いたのか
いきなりガバッと起きあがった。
見覚えのある部屋…姉の靖美の部屋だ。
そして、自分はお気に入りのピンクの縦縞模様のパジャマを着ていた。
「ここ、姉さまの……」
「だって……覚えてない?ねむってば、イった時におしっこしちゃって……」
靖美が仕方なさそうに苦笑すると、ねむが一瞬ハッとした表情を浮かべた。
そして見る間に、その顔が真っ赤に染まっていく。
恥ずかしがったときのクセで、自分の耳をつまんでちょいちょいともてあそ
んでいるねむに、靖美は言った。
「シーツは今洗ってるわ。よっぽど気持ちよかったのね?気を失っちゃったから
 あなたの部屋からここまで運んできて、着替えさせたのよ」
「……ごっ……ごめんなさぁい…」
「謝ることないわ。何か飲む?適当に持ってくるわ」
そう言って靖美は立ち上がり、部屋を出ていった。
1人になったねむはそのまま横になり、天井を見上げながら靖美との行為を
思い出した。自分の全てをさらけ出したことを、靖美への奉仕、そして
初めての絶頂――――大部分はあまりの快楽に負けて真っ白な記憶しか
なかったが、それでもねむの体は敏感に反応し、微かに火照った。
(あ…もしかして、また……?)
そう思いつつ、指を自らの花弁に当てると、ぬるっとした感触があった。
(やっぱり、濡れてる……)
ねむは目を閉じて指先に神経を集中すると、小さく息を吐いた……その瞬間。
「ね〜〜むっ♪」
「んにゃっ!?」
驚いて耳がピンと立ってしまったねむの目の前に、靖美が意地悪っぽく笑っている。
「いや〜もう!すぐに1人えっちしちゃうなんて、ねむってばぁ〜〜」
「ちっ……違うのぉ……っ!」
靖美がじりじりとねむに近づいてくるので、ねむは必死に後ずさった。

「そんなに我慢できないんなら………うっふふ……」
「ね、姉さま……冗談でしょお……」
壁際まで身を引いてしまい、逃げ場のなくなったねむに、靖美が
飛びかかってきた。
「第2ラウンドよぉ〜〜〜♪」
「い、いにゃぁぁ〜〜ん!!」
                    ――――おわり――――

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