だんだんと…先ほどまではねむの幼い体では受け止めきれなかったほどの
刺激が、甘美な陶酔へと変わっていく。頭の中は歓喜に満たされ、体は
麻薬のような快楽に徐々に冒されていく。
そして、ねむがその境界を超える瞬間を見計らって、靖美はねむを拘束して
いた右腕を離した。もう、ねむは逃げようとはしなかった。
胸の愛撫を唇から右手に交代し、右手で乳首をこねくりつつ、舌を徐々にねむの
みぞおちから、小さくくぼんだおへそへと、正中線にそって静かに下ろしていく。
左手はねむのひざを軽く撫でた後、なめらかな手触りの太ももの上を動き出した。
びくっ、びくんっ…と、ねむの体が何度も痙攣のようにうち振るえる。
「あっ…やっ……くすぐったい…っ…よぉ……」
靖美がねむのおへそのくぼみを舌先で２，３度つつくと、ねむは力無く
垂れ下がっていた手を一生懸命に動かし、おへそを隠そうとした。
が、太ももを撫でていた姉さまの左手がその手首を握り、そのまま誘導して、
ねむの手でねむ自身の太ももを撫でさせ始める。
「うあっ……ぁぁ…っ…！」

ねむは逆らわなかった。靖美の誘導するまま自分の内ももを愛で続けた。
はあ、はあ、はあ。静かな空間にねむの吐息だけが微かに響く。
膝からももの付け根の線まで、何往復した時だろう？勢い余った靖美の手の甲が
更に上にある何かに触れた。
「ひゃんっ！！」それと同時にねむの身体が跳ね上がる。
靖美が触れたのは、…ねむの身体で一番秘密で、大切で…敏感な部分だった。
「ふふ…ごめんね。当たっちゃった…あら？」
触れた手の甲を見ると、そこには僅かな水分が付着していた。
「うふふ…ねむ…これはなあに？」
「そ、それは…」桃色のねむの頬が更に赤く染まる。
水分の源は…そう、ねむのその部分であった。靖美がその部分にカオを近づける。
「い、いやあ…み、見ないでぇ…」
握られた手で隠そうとするねむ。しかし靖美の左手はそれを許さない。
靖美はねむの小さな下着の膨らみを凝視した。

靖美の視線は、もはやねむのその部分に触れているようにすら感じられた。
見られている、という思いが、奇妙なほどに体のあちこちを火照らせる。
もう限界かと思われるくらいに立った乳首は赤みを増し、体はさらに熱を帯びて
汗が光る肌が微ピンク色に染まっていくのが自分でも分かるくらいだった。
不意に、靖美の顔がほんの少し近づいた。
「やっ……ダメ！」
ねむは羞恥で顔を一気に上気させ、足を閉じた…が、ちょうど靖美の顔を
足で挟んだ格好になり、その部分に注がれる視線は、依然として消えない。
「恥ずかしいの？……ここを、もうこんなにしてるのに……」
そう言うと、靖美はねむの左手を誘導して、その部分に下着の上から軽く当てた。
「ひぅっ！」
プチュッ…という卑猥な音が、ねむの耳にも届いた。
靖美はその音を聞いて、胸を愛撫していた右手をゆっくりと下に持ってきた…

「もう…おもらししたみたいじゃない」
靖美はねむ自身の手が触れている下着の部分の右側の縁に右手の人さし指を
ひっかけた。その時すでに縁のかわいらしい小さなフリルまでぐっしょり濡れていた。
ふう、ふう、ふう。ねむは昂ぶる自分を押さえるのに必死だった。
『姉さまに…見られ…たい…』
ねむのそんな気持ちを察したかのように靖美は縁に指を1センチほど差し入れ、
弾力のある布きれをわずかにずらし泉の源である小さな膨らみを少しだけ露出させた。
「あ……」
周囲の冷たい空気を「その部分」に感じ、ねむは僅かに声をあげた。どこまで見えて
いるのだろう？そう思うとねむは更に昂ぶった。泉が一気に豊富になってくる。
下着から染み出した雫は触れているねむの指先を、そして内ももからおしりまでを
ぐしょぐしょに濡らしてゆく…。
「まだ生えてないのね…うふふ…全部…見せてもらうわね」
靖美は自らも息を荒げながら布を一息にずらし、ねむの縦線を露出させた。