2004年03月30日(火) 一日一善と『オーシャン・オブ・ファイヤー』
『オーシャン・オブ・ファイヤー』の試写会場で手袋を拾いました。 すぐ声をかけたのだが、落とした人は先を急いでいたようで小走りしだしたので わたしも一緒に小走りしそして肩を叩きました。その手袋で。バシバシっと。 振り返った若い男性は これが若い娘さんだったら映画のようなロマンスのはじまりだったカモしれないのにねー。 現実はこんなもんなんですよ。クス☆ ああ〜 なんだかひとついいことをしてしまったワ〜 一日一善〜 なんてほくそ笑みながら帰ってきたら 「これを見てみなさい。」とオットに薄っぺらい袋を渡された。 ぎゃぼーーー!!! 27枚撮りだったはずのLOMO写真。5枚しか写っていませんでした。 はじめての大失敗。 いいことしたはずだったのに・・ なぜー。 −−−−− 『オーシャン・オブ・ファイヤー』 まともな感想にならない、なるはずがないので絶対参考にしないでください。 なにせヴィゴですから。 まだら馬=ヒダルゴにまたがり、颯爽と荒れ地を駆けるヴィゴに釘付けですから。 カウボーイハットをクイッとさげてご挨拶するヴィゴがステキすぎですから。 そのカウボーイハットを脱いだときのヘタレたヘアースタイルすら麗しく 酔いどれ姿に、ピエロメイク(?)、去勢(!)されそうになってジタバタする姿もプリティで、 カサカサ唇で (言ってくれれば「砂漠仕様のリップクリーム」を作ってさしあげたのに(03/28日記参照)・・。) とにかくヴィゴ まぶしいくらいに出ずっぱりですから。 眩しいと言えば、アラビア地方の刺すような陽射しのせいか逆光っぽく眩しいシーンが多く、 ド近眼で乱視で飛蚊症のわたしにはちょっとツライところがありました。(強い光に弱いのサ) 物語は、壮大な景色が見物な 劣位扱いされている者(馬)たちが、自らを優位だと崇める立場にいるものに挑み 勝敗以上の尊いものを手にする・・ というような精神昇華つき。 やや(中ダルミじゃなく)最初ダルミしてしまったのだが、芯はなかなかよいのではないかと。 とは言え、ヴィゴ・馬・砂漠の様々な景色 このキーワードにひとつもひっかからない人はキツイかもしれないけど。 わたしは三つとも大いにひっかかるので、ウホウホウットリ堪能させていただきました。 人と馬と景色が一体になった様は、本当にうつくしかったですよ〜。 無論、人=ヴィゴってところが重要でしたがね。←結局これか |
2004年03月28日(日)
リップクリームジャンキー すっかり石けん作りを忘れてしまっています。 一回作ると、連続して作りたくなるのだけどそのきっかけの“一回”がなかなか。 ま、気分が出るまで待つとしましょう。 鳴かぬなら鳴くまで待とうホトトギス です。 それにね、作らずとも石けんがたくさん送られてきたのですよ。 いつもいつもありがとうございます! でも石けんじゃないけど、リップクリームなら必要にかられて作りました。 作成時間およそ5分という手軽さがたまりませんの。 最少量材料で作ったのに、リップ容器4本分+αも出来上がったので 居間、台所、洗面所、カバンと、あちこちに一本ずつ常備してやりました。 これでリップクリームジャンキーもひと安心。 なんなら「スリープノン」の代わりにだって使えますヨ。<やったことないけど * 花粉症時期にもピッタリのリップクリーム みつろう 4g/キャスターオイル30ml/シアバター2g(好みでメンソールクリスタル小さじ1/4) 作り方は「SCRAPBOOK」内の「hand made soap report」にのせています。 ![]() 下になっている左側石けんから 白い石けん→マカデミアナッツオイルのプレミアムバー(しゅりちゃん作) 丸いオレンジ色石けん→マンゴーバターの石けん(しゅりちゃん作) 白と薄茶の石けん→オレンジハチミツ入りのプレミアムバー(ゆうサン作) 白い石けん→ヘーゼルナッツとシアバターのプレミアムバー(ゆうサン作) 三色レイヤー石けん→サンシャインバーとプレミアムバーとクレイ石けん(ぶらサン作) 白い石けん→プレミアムバー(ぶらサン作) プレミアム盛り沢山で美肌になっちゃうカモ! 大切に使わせてもらいますネ。 |
2004年03月26日(金) ひとけのない動物園
すごく混んでいるかもしれない。 「渋谷スペイン坂スタジオ状態になっていたら、どうーする?」なんて心配しつつ はりきって円山動物園に行ってきました。 が、拍子抜けするほど動物園内がらんどうでした。 平日、悪天候、寒いから動物たちほとんど外に出されていない。 こんな条件揃っているもの、あたりまえか。 でも、今じゃなきゃ、今しかない、今を逃すとダメなんだー!という目的が わたしたちをほぼ無人化動物園へと走らせていました。 というか、一箇所めがめて本当に走っていた。(雨も降っていたし) それはここだー!↓ ![]() 20日にお披露目されたばかりのしろくまのあかちゃん! かわいさふりまいて守ってもらうという赤ちゃんの本能なのでしょうか? とろんとした視線、もこもこした動き、全てがかわいすぎで声にならない雄叫びあげまくり。ヒィー そんなかわいい赤ちゃんのビュースポット、無人動物園なので独り占めでした。 びしゃびしゃ雨に降られてかなり寒さに震えたけど、雨の動物園ワンダホーです。 (あとから、園内で無料の傘を借りられることを知り借りました。(モデル/オット) そのあとは、熱帯館らで体を少しあたためたりしながら動物園全制覇、満喫。 ![]() 自分の肉球をみつめる王者。 黒い物体は一日中寝ているウォンバットさん。たまに薄目あけていた。 そのウォンバットのぬいぐるみ。使い古されて小汚いのだが思わぬ仕掛けにわたし大絶叫!(モデル/オット) ウォンバットと同じ重さになっているのだ。ぬいぐるみのクセして簡単に持ち上がらなくて笑った。 寒い時期の動物園って初めて行ったのだけど、キリンやゾウら大型動物が 空の見えない室内で飼われている姿というのは、とても圧迫感があるものなんですね・・。 本来いるべき場所ではない場所にいる動物たちを見ながらいろいろ想うこともあったけれど、 スケッチしながら見てまわっているどこかの「おじいちゃんと孫」姿を見て 動物たちには申し訳ないけど、やっぱり動物園はずっとあって欲しいな・・って思いました。 でもそのおじいちゃん。 首からすっげーごっついカメラぶらさげていた。 もしかして動物園にきたがったのは案外おじいちゃんの方だったりしてね。 −−−−−− 『ぐゎらん洞』(09) 札幌市北区北20条西3丁目 011−717−1101 11:50開店より少し早く店先についてしまった。 中からパコダテの友人にちょっと似た感じの店員がでてきて、挨拶される。へへ(照笑 オット注文の「チキ天」はここのウリメニューらしいチキンと天ぷらの入った和風スープカリー。 でも、付属の辛味料を入れなければ「和風なおすましスープ」という感じで まったくカリーっぽくなかった。 オットはちょっとばかしご不満なようす。 本日のチョイスメニューの中から選んだわたし注文の「トマチキ」は かすかな酸味と強い甘みとほどよい辛さのトマト風味のカリースープに どーんとチキンとその他野菜が入っていて、さらに別盛りで温泉卵までついていた。 甘さが強いところに途中投入の半熟黄身で、最後の方ではまったりしてきたのだが、 そのへんは辛味料が付属されているので調節可能。 近かったらまた食べに行きたいなーな味具合でした。 |
2004年03月25日(木) ネコ飼いました かまってやったら、人懐っこかったのでつい飼うことにしました。 たまに見せるピンクの肉球がまたかわいくてねー。 ささ。うりうりしてやってください。 あ。名前はまだないです。 |
2004年03月23日(火) 試写会つづき・・?
前日の『恋愛適齢期』につづき、本日も試写会行ってきました。 が、見ないで帰ってきました。 試写状忘れてました。 家に。 サクッと取りに帰れる距離じゃないし、時間もありません。 自分のアホさ加減にがっくりうなだれながら、 どこかで淡い期待を抱きつつ職場のオットにメールを入れるとこんな返信が届きました。 件名:しんじられない 本文:あほかー なんて簡潔な短文。 「かにめし」だけ買ってすごすご帰りました。 (他の用事も足せたからよかったのだけど。←負け惜しみ?) 「見なくて正解な映画」 だったら少しは救われるような気がするのだが どうだったんだろうなああ。きっと面白かったよなああ。 ![]() 無情にも冷蔵庫に貼られたままの試写状。 |
2004年03月21日(日) 香しきパンの香り 『うまいパン屋情報プリーズ!』 で教えてもらったパン屋さんに早速行ってしまう。 こうゆうの、オットの触手に触れるとマッハで行動開始なんです うち。 ナビを頼りにモロ住宅街の中をソロリソロリと抜けていくとそのパン屋さんはありました。 出で立ちからしてもう、うまそうなお店。 常連さんがマイベーカリー感覚でいつものパンを買いにきている様子からも期待もりもり膨らみます。 トレーとトングを持った大人4人でいっぱいになってしまうくらいの小さな店内は めまいがしそうなほど、焼きたてパンのいい〜においが充満してて、 うっかり“バカ買いリミッター”がはずれてしまいそうでした。 が、そんな自分とオットを抑えて数点お買いあげ。 食パンも欲しかったのだが、残念なことに午前の分は売り切れで。 そのかわりそばにいた品のいい奥さんが「これもとってもおいいのよ!」とオススメしてくれた 「フランスパン生地っぽい食パン(名前忘れた)」を買ってきてみました。 ちぎって味見してみようと思ったのだが、簡単にちぎれないほど粘りと弾力がある。 はむはむ噛みしめてると、 鼻からぬける息が香ばしくて甘くてそれはもうしあわせな気分に。ほぅあ〜 世の中にはこんなおいしいパンを毎朝食べている人もいたんですねぇ。 明日の朝はぜひともこのパンで。 とろけるチーズを乗せてこんがり焼いたこのパンで目覚めたいと思います。(はぁと) が、冷蔵庫の片隅で忘れ去られていたとろけるチーズの賞味期限 ・・04.1.14でした。 ムリか? ・・ムリかー。 ![]() ↑これかな?>私信。(教えてくれて本当にありがとー!) 『芥子の実がビッシリ挟まっているデニッシュ』 むちゃくちゃ好みのデニッシュでしたョ。 デニッシュ生地がこれまた激旨で泣きそうになりました。飲みこむのがもったいなかったくらい。 『ベッカライ コルプ』 札幌市南区真駒内曙町3丁目7-3 TEL.011-588-6888 営業時間10:00〜17:00 水・木休 P あり(と言っても、2台分くらい。しかも住宅街につき道激狭) |
2004年03月20日(土) 『ナビィの恋』 『ナビィの恋』 見たんっサー。 いんやー 想像どおり、いや想像以上によくってサー。 とくに、おばぁ。 おばぁが最高なんサー。 でもおじぃ。 おじぃも最高なんサー。 西田尚美もいいし、沖縄も最高っサー。 わたしも“アイシテルランド”に連れていってほしいっサーー! ![]() ずっと見たいと思っていて、でもいつも貸し出し中で。 だけど友人が貸してくれたDVDを見る前にぜに見ておきたいーという祈りが届いたのかな。 これで心おきなく 『ホテル・ハイビスカス』 が見られるよー。 −−−−− cinema_memoにて感想開催中 改行がないので読みにくいと大不評!の映画メモは 「CGI=自動楽チン更新プログラム」がクラッシュしてから手動更新になったので つい溜め込みがちに。 それにしても溜め込みすぎでしたね、今回。(汗 |
2004年03月15日(月)
レタスバーガープリーズ.OK,OK! ![]() 『レタスバーガープリーズ.OK,OK!』 このタイトルからして気になっていたら ステキなお嬢さんが好意で貸し出ししてくれて。>ありがとう!@私信 心して読み始めるまえにまずパラパラッと中身を確かめるつもりが、 のっけから、ものすごい引き込みかけてきやがりました この漫画。 2.3ページめくったところで「わたし、この漫画。好きだ。間違いない!」と確信したとおり 好きだー! と血潮が騒ぎ出す感じで もうね、めちゃめちゃツボでした。うれしーなー。 冬の日本海のごとし荒々しい筆ペンタッチできたかと思えば、 授業中の落書きのごとしHB鉛筆でのラフスケッチタッチ・・ と非常にクセのあるタッチの絵図なのだが、 その中には、恋と笑いとホロリがたっくさーん詰まっていて思わず喜怒哀楽炸裂。 絶妙な間の取り方、お笑いのテンポ、枠外でふと見つける小さな小ネタ・・など とにかくそんなところまでも含めて、ギュッとわしづかみされまくり。はふんー。 豪傑だが恋には不器用な綾は最高だし、 その綾に思わず嫉妬してしまいそうなほどイナゾーはモロ好みで思わず 林イナゾープリーズ.OK!OK? だし。 て、ぉぃ。誰に聞いてる。 ・・・・・・。 いやー とにかくとにかく。 おかんも抜群に最高ですー!! いつになくバンバン大文字使って熱く熱く語っているように見えますが、 なんかね、この本読んだらむしょーに 大文字フォント使いたくなってしまうんですよ。 それは、本の中で使われてる書体も大きい文字が多いから。 オマケ。 松田奈緒子さんのインタビュー記事 読んでいると、どことなく「綾」に通じるモノがあったり。なかなか興味深いです。 −−−−− ちなみに、ダメな人はダメな絵図だと思うので、 あまりわたしの日記を鵜呑みにしないでくださいましー。 |
2004年03月12日(金) 妄想ショッピング /スープカリー再訪レポ
『夢はホームシアター』というオットのドリームがここにきて妙に膨らんでいるらしく ことあるごとに『プロジェクター』のあるワンダフルライフを熱弁してみてせている。 ついには「ヨドバシカメラ」の『奥の部屋(プロジェクター展示ルーム)』にまで連れて行かれた。 そりゃぁね、わたしだってね 欲しいですよ。 ホームシアターセット。 100インチ以上のスクリーンに、高画質のプロジェクター。 たくさんクッションの置かれたカウチ付きのL字型ソファに身を預けたわたしの周りを グルグル回り、痺れるような低音響く音響システム。 アジアン調のテーブルランプが置かれたサイドテーブルにそっと手を伸ばせば キリリと冷えたスパークリングワインと、スモークチーズがあったりして。 ああステキ。ホームシアターのあるワンダフルライ フ・・・・・。ぽわわ〜 「お客様。当店の商品の中からどれでもお好きなものを20点、あなたにもらって頂きたいのです!」 なんて、駆け寄ってきた店員に懇願されてしまったとしたら まず あれと、これと、それと・・ ぐふふー ♪若者集まる札幌に〜 マルチメディアの店があるぅ〜 安くてなんでも揃ってる〜 みんなのヨドバシカ・メ・ラ〜! ツ・タタタタ〜 ツ・タタタタ〜♪ ヨドバシカメラの軽やかなテーマソングの中、ついまた悲しい妄想に走ってしまいました。 もうオトナなんだからいい加減この手の妄想はやめたい。 −−−−−− 『ピカンティ』 リターンズ せっかく北区くんだりまできたのだからやはり行っておかねばと「ピカンティ」再訪。 今度は念願の「開闢(かいびゃく)」。 わたし注文の「開闢〜ポーク」は器の半分がトロトロンとしたポークで埋め尽くされているわ 野菜も多種類が盛りだくさんだわで、すごいボリューム。 上に白髪ネギがモワッと乗ってる見た目もさることながら、いかにもうまそうなスープの色。 ドキドキしながらひとくちすする。 うー ビンゴ!(あのCMを思い出さないで。とくにハーレイに乗ってるじいさんバージョンを。) こうゆうのを食べたかった!という味。んー うれしいねぇ。 さっぱりしてるんだけど薬膳風というワケではなく、だけど体に沁みてくる味。 まさに開闢っ!って感じだ。<どんな感じよ 香草系がニガテだったハズのオットも、イケルお味だったようです。 ![]() 店内の照明のせいか、こんな色に写ってしまった。 ふだん、店内で携帯カメラはあまり使用できない小心者のわたしなのだが、 ちょうど端っこの席でしかも、店内ややざわついていたのをいいことにパチリコしてみた。 本当はLOMOも出したかったのだが、喰うのに忙しくてそこまで手が回らなかった。 食べるときは食べることに一生懸命です。 よって、語らいもなく無言で食べる夫婦です。しかも食べるの早いし。 『木多郎』リターンズ その前に「木多郎」も再訪していました。 「ベーコンエッグカリー」。気に入りましたよ! 札幌・澄川の『チャーリーハウス』というところで作られてるベーコンがたっぷり。 このベーコンの塩気がまた酒に合いそうー・・じゃなくて、ごはんにめちゃ合う。 しかもその塩辛さはかきたま風に絡まっている卵がいい具合に中和してこれまた絶妙。 スープは多少ベーコンの脂っぽさはあるものの、それほどしつこく感じないし。 若い人に好まれそうなスープカリーかも。でも、おばちゃんでもまた食べたいと思ったぞー。 |
2004年03月10日(水) その映画とは きのうの日記の続きで そのニラ卵のお味噌汁いただいているときのこと、 わたしが予告編で見て気になっていた映画と ウサギマダムごひいきの俳優が監督してる作品ということで気になっていた映画と (たぶん)出演してる人がオカッパちゃんの気になり俳優てことで気になっていた映画が 同一であるとが発覚した。 ほら 主人公が男娼の! ああ、伝説の! そいでもって、彼女が娼婦で! (そうそうそうそう〜!) と、聞くとなにやらすんごい映画にも見えますが、 なにげによさそうだったんですよ。<予告編では で、その映画とはコチラでした。 (たぶん)目の付け所はみんな違うであろうに、ひとつの映画にたどり着いていたことが可笑しかった。 そんなことをやってるうちに、一仕事終えたマグちゃんが中途参入。 かくして、三十路サイトマスター4人 ちゃんとテーブルが出されていたにもかかわらず、なぜかパソコンの周りにムリヤリ集まり、 昨今の 激しくディベート合戦を繰り広げたのでありました。 うぬ。熱いぜ。<どこが |
2004年03月9日(火) 味噌汁考学 昼飯時めがけて友人宅に遊びにいき、ニラ卵のお味噌汁をおかわりしてきた。うまかった☆ お味噌汁は初めていただいたのだったが、なんだか馴染みの味って感じがしてホワッとさせられた。 「ああ。このお味噌汁を毎朝食べたいな・・・」 ってコロリとまいる男性の気持ちがわかったような そんな瞬間。 ん。これって『ジョゼと虎と魚たち』の中で、 ひょんなことから初対面であるジョゼの作った朝ご飯を食べることになった恒夫が 最初はいぶかしがりながらも、そのお味噌汁を一口すすった瞬間ニンマリ顔になって いつしかジョゼにごはんをねだりに逢いにくるようになる・・というのと近いものがあるかも。 となるとやっぱりお味噌汁は立派な最強兵器。リーサル・ウェポン!なのだな。 男に限らず“餌付け”するための・・・。 そういや学生の頃、 そこんちのお母さんが作るごはんがとにかくわたし好みの味で 泊まりに行くのが楽しみだった友人宅があった。 娘の友人が泊まりに来ているからといってなにか特別なメニューだったわけでもないと思うのだが 豆腐とわかめと揚げのお味噌汁、卵焼きひとつからも優しい「おふくろの味」が滲み出ていて、 食卓にいるだけでしあわせな気分になれたのだった。 人間の三大欲求、食欲、性欲、睡眠欲のひとつである「食」って 生きていくためだけじゃなく、人間関係の相性ってことでも重要なものなのかも。 食べ物の好き嫌いの違いとかじゃなく、食で感じる相性ってあるような気がするものなぁ。 |
2004年03月8日(月) 『24』と『のだめ』 『ツ、イ、ラ、ク』で堕ちたり、『ジョゼ〜』に乗っ取られたりしながらも ついに 『24 −TWENTY FOUR−』を制覇しました。 長かった・・・ ジャック・バウアーの一日は本当に長かった。 あなたたち 天誅殺ですかっ!??と疑うくらい、24時間の間にあんなことやそんなこと。 ありえねぇー!!を連発しつつも、犯人をこの目で確認するまでは途中でやめられない作り。 本筋とは関係ないところでも、各キャラのアホさ加減にツッコミ入れまくりつつと、 悔しいかな、気づけば戦略にまんまとハメられてしまいましたわ。 が、それにしても長かった。 ジャック・バウアー演じるキーファー・サザーランドの睫毛がとっても長かったことと 気の抜けたデンゼル・ワシントンみたいな大統領候補のエロ顔が忘れられない。 それと、アレクシスと。あ〜ん。アレクシス〜 (←こうゆう見方してるやつ) ![]() ![]() パコダテのボインちゃんが「ツ、イ、ラ、ク」と一緒に貸してくれた 『のだめカンタービレ』 二ノ宮知子 ぎゃぼー!良いっっ。ツボにぐっときました。きてしまいました。 『ハチミツとクローバー』が美大生ライフならば、『のだめカンタービレ』は音大生ライフ物語。 こうゆう芸術系の大学って憧れがあったから、そんな意味でもずわっとのめり込み。 「のだめ〜」は「ハチクロ」ほど“恋の香り”や“青春の塔(青春の悩み)”はないのだけど、 やはり、個性的で魅力満点のキャラクターたちが抜群に良いのだ。 笑いのセンスもメリハリもいい感じ。 クラッシックものってことで、堅苦しさやとっつきにくさがあるかな・・?と思っていたが、 音楽オンチのわたしでも、詰まることなく心地よくサラサラ読める。なのに、しっかりと余韻を残す。 このリズム、このテンポ。 まさに “カプリチオーソ カンタービレ(気ままに気まぐれに 歌うように)” なのかもっ。 気づくと同じ服を着てるのだめ。 ピアノ柄のバックを持ってるのだめ。 ワンピースが好きで、いつも裸足でいることが多いのだめ。 出会ってすぐさま気になってしかたない存在になってしまいました。のだめ恐るべし。 好きなモノに情熱をそそいでいる人はみなステキです。うっとり。 そしてわたし楽器のできる人に異常に弱いのでもう大変です。←何が 千秋先輩〜。 シャツに裸足姿はツボすぎますぅ〜 ほあわ〜。 |
2004年03月4日(木) ジョゼに恋した日。
![]() 「ジョゼと虎と魚たち」 好きだろうなァ・・とは思っていたが、ドツボだった。 「あの雲。持って帰りたいわ。」 柔らかい殻のような脆さを抱えつつも、達観してるかのような強さで生きてるジョゼの ぶっきらぼうにボソリとつぶやいたこのセリフで涙腺ぶっこわれ。 池脇演じるジョゼのしかめっつら、時折見せる綿菓子のような笑顔、 妻夫木演じる恒夫の無邪気な笑顔、若さゆえの“軽さ”と“素直さ” 脇役も、音楽も、うさぎのぬいぐるみも、おいしそうな焼き魚も 空も雲も海も手の甲にあたる光のイタズラも キスも・・。 もう全部が好きすぎて、 思い出すだけで「ひっく」って喉の奥が苦しくなるほど泣けてしまうくらい好きで 好きすぎて深いことを考えたくなくて ただ、感情にまかせてこの映画に恋して思い出して泣いていたいくらい好きで。 余韻から現実に戻るのがイヤでそのまま次の回も観ていたかった。 古くさい言い方かもしれないが、 「フィーリングにピタリとハマった映画」 だったのかもしれません。 ようやっと「ツ、イ、ラ、ク」から解放されてきたと思ったら 今度は「ジョゼ」に乗っ取られてしまうなんて。 春は心がゆるいんかなぁ。 http://www.jvcmusic.co.jp/speedstar/artist/quruli/joze/index.html 「くるり」の「ハイウェイ」でパブロフの犬状態。 よって、公式サイトもまともに観られません。乗っ取られすぎ。いたこか?わたしは。 −−−−− ぽわぁとした余韻を引きずったまま、 突然モサモサ降り出した雪を頭に積もらせてバスを待っていると わたしの前にいたひとりのご婦人がクルリと振り返り(←「くるり」ー!?←バカ) 「よろしかったら傘に入りませんか?」と声をかけてきた。 一瞬戸惑ったがありがたく見知らぬご婦人と相合い傘させていただきました。 なんだかトトロにこんなシーンがあったような・・と思い出したりしてニコ顔に。 食べたいと思っていたケンタッキーをオットが買って帰ってくるし。 悩み事が解決したよと友人から明るい声で電話があったり。 イヤーな夢を見た翌日は案外いいことずくめの一日でした。 |
2004年03月3日(水) 夢の感触2 ※あまり気分のいい内容じゃない部分も含まれているのでご注意をば。 −−−− ごはんを食べていた。 その時、口の中に異物を感じた。なにか固いものがたくさん混じっていると。 モゴモゴとごはんとその異物を口の中でより分け手の平に吐き出した。 額から血の気がひいていくのがわかる。 そっと舌で自分の口中をまさぐる。 軽石をザラザラと舐めるような感覚が舌先にあたる。 削り取られたような断面。 口の中に感じた異物。 それは大小に砕けた無数の歯と、先の尖った5センチほどの細い人骨だった。 骨の方はどこから出てきたのかわからなかったが、歯はまぎれもなくわたしのものだった。 そしてそれらは、それからもまたわたしの口中から出てきた。同じようにして。 気味が悪くなって、「歯が抜ける夢」とインターネット検索をした。 なにげなくクリックした先は、わたしの苦手な強制的にフルスクリーンになるサイトだった。 モニタいっぱいに広がった真っ白い画面。 そこにフラッシュ・・?とおぼしき手法で夢占いの結果がひと文字ひと文字、 タイプライター形式で打ち出されてくる。 ![]() い・・まで出たところで、これはフラッシュなんかじゃないと感じた。背筋が凍った。 慌ててブラウザを閉じようとした。 が、何度やっても閉じずに何度でもフルスクリーンでモニタいっぱいに広がった。 得も知れぬ恐怖がわたしを襲い、金縛りになる前のような感覚に襲われた。 こわいこわいこわい。 だれかたすけてーーー!!! そう思ったとき、遠くでガチャリとドアの開く音が聞こえ 誰かが近づいてくるような気配を感じた。 軽い頭痛で仮眠をとっていたわたしの様子をそろりと伺うようにオットが声をかけた。 ようやく夢から目が覚めた。 が、舌先で感じた軽石を舐めるような感覚は生々しく口の中に残ったままだった。 −−−− 本当に頭痛で仮眠を取っていたのだけど、起きたら余計気分までも悪くなっていました。 昔からわりとわたしの見る夢は、ストーリー仕立てでリアル体験型というのが多いのだが あまりにも暗示めいていて気味が悪かったので、「大丈夫かぁ?」と怪訝な顔されながらも “歯の抜ける夢” をオットに調べさせて(自分じゃ怖くて調べられなかった。チキンですから。) 夢占いの結果はどうであれ、フルスクリーンのサイトが出てこないことを確認した。 (↑この気持ちわかって。) しかしそれでも不安な気持ちは抑えきれず、わたしの実家に電話をして 両親の健康状態やら、じいちゃんばあちゃんの命日を確認してみたりした。 そんなわたしの様子を、 オットはケラケラ笑いながらイタイ子ちゃんを見るような目で見ていたけど 本当に死ぬほど恐ろしくて気持ち悪かったんだって! って、あのビビり方を見せられたらわからんでもないけど。ハハハッ・・。 とりあえず、今度実家に帰ったらお仏壇に手をあわせてこようと思いました。 それにしても、なんて生々しい感触の夢だったんだろ。 どうせなら、アラゴルンとあんなやこんな生々しい夢を見たいものだよ。 −−−−− ちなみに 「夢の感触 2002/03/07」 の感触は未だに忘れられないんですよ。ひぇ。 3月ってこうゆう夢を見る時期なのかしらん。 |
2004年03月2日(火) 恋愛成績表と戦隊占い
恋愛が始まらない人 恋愛が続かない人 恋愛を忘れた人 自分を見つめ直すために・・・ 恋愛成績表 というものをやってみた。お遊び気分で。が、質問長すぎ。しかも、重複してるようなのもあるし。 繰り返し聞かれるのキライだ。(ちなみにオプションは無回答。) なんて心構えがいけなかったのか 以下わたしの結果 ・恋愛レベル 「繁殖ゴキブリ級」 (18段階中 18位)<わーお ・恋愛タイプ もはや爆発する元気もないという年齢まできた「あきらめ型」 卑屈にならずに思春期のような感情を思い出しましょう、などと言ってもkuroさんには無駄だと思われます…。 ・総評 全体としては、最悪の成績でした。完全に赤点です。 kuroさんは、男性がどうこうという前に、まず真っ当に生きることから考える必要があるかもしれません。 ・精神年齢 24歳 ![]() ・・と、出ました。 へぇ〜 なるほど。まず、真っ当に生きることからねぇ〜・・・ て、ほ、ほっとけーっ!! 赤点なんて、高校んときの英語のテスト以来だよ。 てやんでぇっ。 ・・てことで、気分をパーッと変えて 戦隊占いをやってみた。こっちは入力簡単。結果。 あなたは 『ハラキリ戦隊ヒゲレンジャー』 の隊員です! ヒゲレンジャーのメンバー構成は次の通り。 レッド…城みちる ブルー…石黒賢 グリーン…kuro イエロー…松本潤 ピンク…安室奈美恵 頑張ってください。 ・・と、出たよ。おう。ガンバルよ! イエローをスープカレー屋に誘ってデート申し込んでみるよ!そうじゃなくて? |
2004年03月1日(月) アカデミー鑑賞 (うちでは見られない)WOWOW放送のアカデミー賞を見せてもらうべく、友人宅にお邪魔する。 昼間っからワイン呑みつつ、“固い”受賞と、みなそこそこセンスのいいドレスにやんや言ってみたり。 でももう、ビョークやシェールみたいなファッションの人ってそうそう出てこないんだなぁ。 ちょっとつまんないの。(強いて言えばUma Thurmanのがやや妙だったが。) なんとなく今年は、エンターテイメント的にも大人しめだったように思えた。 奇抜さがなくわりと正統派な第76回アカデミー賞でした。 その中でもさすがビリー・クリスタル。 ノミネートされている各作品他・・に自分をうまく登場させて作ってある あの『短編フィルム』にアカデミー編集賞を捧げたかったよ。もう爆笑につぐ爆笑!最高だ! でもおかげで、その後にアカデミー総ナメ記念として再見した『王の帰還』が 一部、まともに見られなかった。おかしくて。ああ、なんてこったいビリー。 なにげに似てる『モンスター』時のシャーリーズ・セロン嬢と、ビリー・クリスタル ![]() |