子宮癌検診の流れ図 と 道具写真館

千葉県松戸市の「ジェノヴェスタクリニック八田」院長 八田賢明先生 の御協力により、婦人科検診室を撮影させて頂くことができました。
私の写真技術がダメダメで(T T)せっかく撮影したつもりの写真が使えないものがいっぱいあったり、どうにか使えそうな写真もピンボケだったり暗かったりしますが(T T)(T T)、それでも、検診を受ける人が、どんな場所でどんな道具を使い何をするのか、多少なりとでも参考にできれば、、、と思います。
今までバラバラにHPのあちこちに掲載してあったものも、まとめてこちらにも載せたので、やっと道具館らしくなってきました。(^_^)
他にもまだまだ色々な道具があると思います。引き続き写真の提供をお待ちしていますー>医療関係者の皆様m(_ _)m

八田先生、掲載がすっかり遅くなってしまいましたが、その節はお忙しい中大変お世話になり、どうもありがとうございました。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。m(_ _)m

2002.7.29.


*** 子宮癌検診の流れ図 ***





*** 子宮癌検診の道具写真館 ***


検診に使う椅子です。八田先生のところでは、座って足を台に乗せ、スイッチが入ると自動的に椅子が上に上がって、自動的に足が開き、椅子の背もたれが倒れるものを使っていました。この写真は検診を受ける状態になったものです。
私の経験から言うと、検診台は、椅子が動かずに高い台の上によっこいしょ、とよじ登る所(これは随分昔の経験だけど)、普通のベッドでお腹から下に毛布を掛け膝を曲げた状態で足を広げるだけの所、ベッドの上に足台だけ着いてて足を広げて乗せる所など、施設によって色々だと思います。
脇にあるカーテンは、たいていの所ではひかれている状態で検査する(=つまり、自分の下半身が自分では見えない状態で医師と看護士がカーテンの向こうにいる)と思いますが、医師が何をやっているか見たいと思う人は、開けて作業しているところを見ててもいいか、聞いてみましょう。(いきなり開けると先生や看護婦さんがビックリしちゃいますよ)
ちなみに私自身は、ベッドに横になった状態で、お医者さんの顔を見ながら、あれこれ説明を聞きながら、の検診が一番安心できます。
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たいていの場合、最初にまずクスコを挿入して膣を押し広げ、子宮膣部の観察をし、その後細胞診を行います。
クスコの挿入部分の幅には色々あり、未産婦、経産婦などによって使い分けします。検診の時痛みがひどい場合、クスコの幅を細いものに変えてもらうと軽減する場合があります。無理してガマンすることなく、相談してみましょう。
細胞診の後、場合によってはコルポ診を行い、最後にクスコを引き抜いて内診(膣に指を入れ、同時に反対の手でお腹の上から子宮や卵巣を押して、大きさや形、固さなどを検査すること)を行います。普通はここまで5〜10分程度で終わります。
卵巣や内膜の様子を見るための超音波検査や、(不正出血があった場合などでは特に)内膜細胞診等が引き続き行われる場合もあります。

この写真は、細胞検査士のカルメンさんに提供して頂いたものです。感謝。m(_ _)m
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採取した細胞は、ただちにスライドグラスに塗沫、95%アルコールで固定します。
写真撮影の為、手元が見やすい様にして頂いていますが、細胞診は湿固定といって濡れたままの状態で細胞形態を維持することが何より大切なので、ホントはこんなにのんびりしていません。パッと塗ってパッと固定、その手技ができているかいないかが、検査結果に大きく関わります。
のんびりモタモタしている先生(もしくは看護士)を見たら、「あたしの細胞を無駄にしないで!」と思った方がいいでしょう。
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細胞診採取機具
細胞診採取機具
細胞診採取機具
細胞の採取には、綿棒の他、木製のヘラや、プラスチック製のサイトピック、ブラシなどを使います。
後からコルポ診を行う場合は、子宮口を触ったことによって出血がおき観察に支障が起きるのを嫌って、綿棒(やわらかく、血管を傷つけにくい)で採取する場合が多いようです。

一番上の写真は、上から、サーベックスブラシ(UNIMAR社)、2番目がサイトピック(アンネ社)、下のふたつは内膜細胞の採取器具です。

縮尺が違っていますが、まん中の写真は上の二つがサイトブラシ・プラス(曲がっている方はびらん面に合わせて曲げたもの)(帝国臓器製薬)、その下が綿棒。

写真変わって一番下は八田先生の考案された八田ブラシです。

一番上の写真は細胞検査士のヒゲロンさん、まん中は細胞検査士のコダさんに提供していただいたもので、他のページに掲載されているものの転用です。重ねてお礼申し上げます。m(_ _)m
 ★下の写真2つはクリックすると大きくなります





コルポスコープの全体像です。先端部分から明かりが出て、膣内を拡大し、モニタに写し出します。
ちなみに、今映しているのは途中途切れてますが、先生の指です。
組織診では、このコルポ画像で確認しながら、下の写真にある鉗子で米粒〜小豆大程度の組織を何カ所かつまみ取ります。
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組織診を行う時の鉗子です。これの先端部で病変部分をつまみ取ります。
隣に置いてあるのは、採取した組織を固定するためのビンで、中にはホルマリン液が入っています。
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LEEP全体像
LEEP(Loop electroexcision procedure)と呼ばれる特殊な電気メスの全体像と先端部です。
輪っかになった金属線の先端部に電流を流して組織を削り取っていく方法で、イメージとしてはリンゴの皮をピーラー(皮剥き器)で剥いていく感じ、なのだそうです。
検診という枠には入りませんが、円錐切除も広い意味では検査の一部なのでここにも掲載しました。
詳しくは
こちらをどうぞ。

この写真は細胞検査士のコダさんに提供していただいたものです。m(_ _)m
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(私の職場の)パパニコロウ染色用の、自動染色機です。




私の使っている顕微鏡です。双眼レンズです。
はじめて覗いたときは、右目と左目の丸が一致せず、ピントもあわせられず、苦労しました。
今は、一日に4、5時間、これを使ってスクリーニングをしています。




オレンジ色の細胞が上層細胞、青緑に見えるのが中層細胞、、、あたりかな?
周辺にある、小さい細胞は、炎症によって出てきた、好中球やリンパ球です。
なんと、職場の人が*私のデジカメ*を、接眼レンズに近づけて写真にしてくれました。
そのわりにはよく撮れているでしょ??




時間がかかった割に、イマイチきちんと整理できていなくてすみません。
引き続き、道具写真の提供をお待ちしています〜〜! m(_ _)m



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