医療相談についてのおことわり



この「お庭のこっこ」は、細胞検査士である私=こっこママ が、癌検診で重要な役割を果たしているのにもかかわらず一般にはほとんど知られることのない「細胞診」について、みなさんに少しでも理解していただけたら、、、と思って、98年9月に開設したホームページです。

開設以来、ろくな更新もしていないのにも関わらず(^_^;;ゞ、本当に沢山の方々がいらして下さって、2000年3月15日には、めでたく2万アクセスを越えました。\(^o^)/
この間、ホームページを見て下さった方から本当に数多くの感想メールを頂き、また、'99年3月に掲示板を開設して以来、そちらの方にも沢山の方の書き込みを頂いていて、数多くの激励や、このHPを知って良かった!というお言葉を頂いています。
私のつたない文章や絵であっても、このHPを知って良かった、と言ってくださる方がいる、、、本当に嬉しいことであり、作者名利につきるなぁ、と思っています。m(_ _)m

ところが、ところが、、、。
アクセス数が増えるにしたがって、困ったことも頻発するようになりました。
表紙や掲示板、メールフォームの中に「個別の医療相談には応じられません」と書いてあるのにも関わらず、まさに「個別の医療相談」と言える内容のメールや書き込みが多くなってきてしまったのです。

私は一介の臨床検査技師であって、医者ではありません。
だから、立場的に言えない事もあるし、このHPの情報はあくまで情報として受け取ってほしい、ということ、私の書いたことによって治療に差し障りがあるようなことが起きてはこまるし、責任も持てない、ということを、HPの中にも掲示板にも、もちろんメールの返事にも、これまで何度もくりかえし書いてきました。
それでも開設当初から、ボチボチとですが医療相談といえるようなメールは届いており、中にはごくごくプライベートな内容まで私へ明かして相談をもちかけていらっしゃる方もあり、これまでもかなりな(主に)精神的負担を感じていました。
でも、これは「細胞診やがんに関わる疑問を分かりやすく解説する努力を医療サイドが怠っていた」からで、私のところに説明を求めなければならないほどに、みなさんが情報を必要としているのだということの現れなんだろうなぁ、と思うようにして、私にできるごく限られた範囲内でのみですが、今まではできるだけちゃんと応対するよう、心掛けてきました。
御本人が癌を宣告された、癌の疑いがあるかもと言われ不安で一杯だ、愛する家族が癌と言われた、、、など、相談してこられる方の必死な気持ちが分かるだけに、やはり放っておくことはできなかったのです。

ですが、もう限界です。

昨年秋にHPVについての項目を更新して以来、夫や妻、なにより御自分の過去の言動が、子宮癌そしてこれからの将来にどう関わってくるのか、、、不安や疑問に思われた方からのメールを数多く頂くようになりました。
その多くは、今まで疑問に思っていたことが分かってすっきりした、これからもがんばって更新を続けて欲しい、という励ましの内容であり、私としてもこうしたメールを頂くことは大変嬉しくまた励みにも思うのですが、、、。
一方で、HPVについて、今後の、御自分やパートナーの行く末を案じる問い合わせが個別に多く寄せられるようになり、これに答える時間的、精神的負担をかなり強く感じるようになってしまいました。

HPVについては十分に考えてから決心を固め公開したつもりではいたのですが、性行為というプライバシーにかかわる部分を含むためか、多くの方が匿名のままで質問を寄せていらっしゃり、顔の見えない、どこの誰かわからない、名前すらも知らない、、、にも関わらずその内容はときとしてその方の将来設計についてまで触れるような質問に答えることになってしまい、しかも内容的には似通ったことを個別に対応しなければならないハメに陥ってしまいました。

このHPは、私が仕事と家事と育児(それも幼児の双子を含む男の子3人!<これだけでも大変なんですぅ。(T T))の合間に趣味で作りはじめた、まさに私の「ホームページ」であり、義務感、責任感だけで相談に応じ続けることは、私にとってはどだい無理な、大変な負担にしか感じらないこと、、、です。
だから、アクセス数の増加と共に増えてくる、時間も労力も精神力もすり減るようなDMにひとつひとつ対応することは、私にとっては苦痛以外のなにものでもなくなってしまっていました。

そんな中、つい最近、私にとってはHPの存続意義を疑ってしまうほどにショックを受けた、決定的とも言えるメールが来ました。
詳しい内容はここでは書きませんが、たぶん、御本人は何気なく御自分の感じたことをそのまま書かれただけ、、、だったのだと思います。
けれど、私にとっては、このHPを続けること、、、とくにHPVについて多くのマスコミや医療関係者がだまっていることを、なぜ私がまっさきに情報を公開してしまったのか、、、悔やんでしまうような内容のものでした。
HP全体と言わないまでも、掲示板を始め関係する一部を閉鎖しようか、、、とまで考えました。

その後考え直して、閉鎖はしないことにしましたが、これを機に今後一切、*私自身は*メールでも掲示板でも、医療相談や人生相談について返事を書くことをやめよう、と決意しました。

インターネットは顔の見えないコミュニケーションであり、情報伝達の上でも意思疎通の上でも限界があります。
それに、くりかえしになりますが、私は医者でなく一介の検査技師にすぎません。
たった一人の細胞検査士の個人的な視点からだけでは、どんな病態も生活状況も、ほんの少しだけしか把握できず、医療相談と言えるような内容に応じることには危険を感じます。
また、仕事も人生も未熟な私のような者が、他人の人生を左右するような悩みに中途半端にのることは、かえって無責任だと考えます。

そして、なによりそれ以上に、
個別の悩み相談に、時間も労力も精神力も
もうこれ以上使いたくない


のです。

個別の医療相談に応じてきた、細切れだけれど膨大な時間と精神力を、これからは、HP自体の更新のために使いたいです。
おこがましいようですが、結果的には、きっとその方がより多くの方のお役にたてるのではないかなぁ、、、と考えます。
どうぞどうぞ、御理解いただき、御協力をお願いいたします。m(_ _)m

また、掲示板については、私自身が医療相談だと判断したものに関しては、今後いっさい*私は*答えないことにしますが、他の医療関係者の方が答えてくださることを禁止はしませんし、削除したりすることもしないつもりです。
どうしても、聞きたい!ということがある方は、全く誰からの返事もなく無視される可能性も考慮にいれた上で、メールではなく掲示板の方へ書き込みをして下さい。

個別の医療相談に応じてくれる(それも医者のやっている!)サイトも御紹介しておきますので、そちらの方を御利用なさるのも一案かと思います。

インターネット医科大学

インターネット個別病気相談室


さらにさらに、医療関係者のみなさんへ、ワガママ極まりないお願いです。
私のHPは、私自身が好き勝手に作っている全く個人のものなのですが、でも読んで下さっている多くの一般の方にとっては、細胞診や病理についての知識を得られる数少ない場所、でもあります。
どうぞどうぞ、私を助けると思って、ほんの少し、ごくごくたま〜〜〜に、でもかまいませんので掲示板への書き込みをお願いいたします。
ここを覗いて下さっている多くの医療関係者の方々が、それぞれ少しずつでも手伝って下されば、きっと沢山の一般の方の疑問、不安が解消できるのではないかなぁ、、、?と思います。

できることなら、、、病理関係者と患者さんとが直に話しをするチャンスっていうのもあまり無いことですし、医療関係者とそうでない人たちが混在していろんなことを(ガンのことを中心に、医療行政のこととか、病院や検査全般についても含めて、、、もちろんカラオケでハジケてる私のウワサ話し(^_^;;ゞや、スキーの話しでも子供の話しでも、、、なんでもね。。。)気楽に話し合いのできる掲示板になったら理想的だなぁ、、、と願っています。

ということで、怠惰極まりない私のこと、いままで同様、更新も掲示板への書き込みもボチボチとマイペースでしか続けていかないと思いますが、どうぞ見捨てることなく
これからも「お庭のこっこ」を末永く見守って下さいますよう
どうぞよろしくお願い致します。




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