クルマ好きのクルマ

MyCarの話
 

頭文字Dの影響でAE86がやたらと人気だが、TE27は初代LEVIN・TRUENOで、ドリフトする車の元祖でもあるのです。日本初の量産ツインカム2TGは、4AGよりも中低域でのトルクがあって、峠にいきゃぁ結構早い！当時の車の中でも、最高速こそ負けるものの、かの箱スカGTRよりも他の数値（0_400Mとか時速100kmに達する時間とか）は良かったのです。2TGはそもそも初代セリカ（通称ダルマ）用に開発されたもので、セッティング次第ではノーマルでもかなり回ります。それとなんつたって車重が軽い。リアは板バネで、すぐにケツを出します。じゃじゃ馬とかって言われるけど、慣れれば乗りやすい車だと思う。だってカローラだもん。 

そもそもTE27は8年程前に個人売買にて購入しました。その時はこんなに長く乗るつもりじゃなかったけど、なんだかんだで8年も経ってしまいました。結構金もかけたしもう手放せないなぁ。家族の一員のようにさえ思えてきます。幸い子供も気に入ってくれてるようなので、法的に乗れなくなるまで乗ろうかと思ってます。最初の頃は色々なトラブルに見舞われたけど、直しながらチューンしながらしてるうちに、色んな所に手を出して、最近ではトラブルはほとんど無くなりました。
最近じゃあパーツが無くなってきてるようです。私が4年前に外回りをレストアした時はパネル類は全て出ました。最近は前フェンダーとかバンパーがやばいみたい。ぶつけたら板金しかありません。大した腕もないのでヘタに調子に乗ってぶつかっちゃったら･･･と思うと思い切って乗れなくなってきちゃいました。錆も気になるから雨の日は乗らないようにしてるし･･･。もっと乗ってあげないとね！

私のTE27。毎年参加してる所沢のフェスティバルにて。

LEVINの稲妻マークとTRUENOの雷鳴マーク。このエンブレムも貴重になってきたねぇ。先日のニューイヤーミーティングでボロボロの中古品が5000円で売られていた。
 
LEVINとTRUENOのトランクエンブレム。プラスチック製のものも出回っている。結構いい値段してます。
 
 

CLUB TE27の話

全国規模のTE27オーナーズクラブです｡
年に1回全国のクラブ員たちが一堂に会するイベントがあります｡今年は朝霧高原の「もちや」で開催されました｡CLUB TE27は家族で楽しめるクラブです。今回の全国ミーティング開催場所「もちや」もアスレチック系の遊び場がかなり充実しているところだし、クラブ員の大半は家族連れでやってきます。我々埼玉支部も例外ではありません。集まった頃、私はまだ独身だったし、子供がいる人は一人しかいませんでしたが、今は家族が増え、子供が大勢いるので非常ににぎやかです。

クルマは30台〜50台くらい集まりましたが､一台として同じクルマはありません｡車高はバラバラだし､色、アルミ､もちろんエンジンや足回りだって違う事でしょう｡基本的にはTE27のワンメイククラブですが、TE71カローラバンなんかもいます。どのオーナーもそれぞれのこだわりを持っています。こういうクルマっていろんな付き合い方ができるんです。道具としての車ではないんです。たぶんほとんどのオーナーは道具としての車は別に持ってると思います。

中にはこんな人も居ます｡分かる人には分かるとんでもないエンジンです｡
 
わざわざTE27に載せる事はなかろうと思いますが、なんとも魅力あるクルマです｡エンジンだけじゃないですゾ。いろいろとスンゴイクルマです｡

全国ミーティングで折角たくさんのTE27が集まったので､TE27のモデルを紹介しようと思います。
TE27には、LEVINとTRUENOがありますが、それぞれ前期型と後期型があって、大きくはフロントとリアのガーニッシュとレンズが違います。
 

	LEVINフロント	LEVINリア	TRUENOフロント	TRUENOリア
前期型
後期型

 
比べやすいように全部モスグリーンのクルマを選んで撮影しました。こうやって比べてみると結構違うもんです。知らない人には別の車種だといってもいいくらい。しかし、25年も前のクルマなのにみんな奇麗に乗ってますねぇ。