<コラム〜「私はパソコン/ネット初心者です」>
かんりにんS(以下Sと名乗ります)は、かれこれネット歴(パソコン歴)8年になりますけど、始めた当初はやっぱり「教えて君」でした。なんでもかんでも潜り込んでは尋ねまくる、そんなことを繰り返してました。

「教えて君」という言葉、ぜひ覚えてください。初心者レベルを過ぎ、パソコンにもネットにもそれなりに慣れたというレベル以上の人々の間では、ネチケット(これも覚えてほしい。インターネット上でのエチケットやマナーを指します)を守らない人として極端に嫌われる傾向にあります。
「教えて君」が嫌われる理由は、とにかく自己中だからです。
  • 最初に初心者だと名乗ればなんでも教えてもらえる
  • 目立てば相手にしてもらえる
  • 上級者はなんでも知っている
  • わからないことは人に聞けばいい
心やさしい人には受け入れてもらえるでしょうが、まあ稀です。2ちゃんねるなんか行けば間違いなく空襲に遭います(爆笑)→Sなんかいまだに怖くてカキコできません。たま〜に見るだけです。
ネットの世界は、特に文章でやり取りする場合、よく誤解を生みます。上に挙げたことは、それ自体はそんなに問題のないことなのですが、そのあとが自己完結するからいけないんです。

わかったのかわからないのか、返事が一切ない。

これがいちばんいかんのです。「ありがとう」〜これだけあれば十分なのです。役に立たなかったとしても、自分がそこで尋ねて返答があったことへの気持ちは述べないと。
別に、恩着せがましいことを書いているわけではなく、ごく当たり前のことを書いているだけです。顔が見えないからなおさら、些細な気持ちでもきちんと置いてくることが大切だと思います。

逆に、反感・怒り・脅しはちょっとした言葉でもすぐに暴発します。これは気をつけて。
つい先日遭遇したことなのですが、仕事上メールで強い抗議を受けました。しかし、あくまでも「メール」です。個人的な感情がたっぷり入っています。半ば脅迫状でした。
もしこれが「○○の件で抗議いたします」という簡単な本文に、添付ファイルでビジネス文書の書式に従った抗議文が添えられていたら、素直に「申し訳ありませんでした」と誠心誠意謝ることができたと思います。しかし、メールに直にぶつけてしまうと、単なる個人的な怒りにしかならないのです。自分の非をどの部分まで認めたらいいのかわからなくなってしまいます。もちろん電話でだってあり得るんですけど。


前フリが長すぎました。
ここで最も書きたかったことは、「教えて君」に相当するみなさまへの正しいパソコンの使い方と、正しいネットの歩き方なのです。

不肖S、実はいままでパソコンクラッシュに遭遇したことがありません。誰もが一度は通るというアレがないのです。1998年購入のバイオ君はいまだ健在(ただし相当誤動作をしますが>笑)コイツは丈夫です。その後入手したパソコンもすべて健在です。しかし、誰にも正しい動作を一から教わったことがありません。全部自分で身につけました。
これだけだと「すごーい」で終わってしまいます。あるいは「それなりに順応性があったんだろー」と揶揄されることでしょう。違う違う!そんなこと自慢したいんじゃない。
Sが唯一、気をつけていたことがあります。それは、

自分なりになんとかしてしまうことはしない

ことでした。ん?ややこしい???

つまり、わかりもしないことをヤマカンやあてずっぽうでは絶対にやらなかったのです。
最も気にしていたのがカード情報の欄。当時はカードを持っていなかったから、よりシビアに考えることができました。「購入しないのに、なんでカード情報を入れなきゃならないんだ?」といつも首を傾げていました。後年、カードを数枚持つことになったときは、「これを入れれば後日引き落としが始まるはず」と自重したものです。同様に、マシンのトラブルが起きたときは本屋に走ったり友人に尋ねたりしました。ただし、きちんと考察してからでしたが。

「なんとかしてしまう」というのは、つまり「考察していない」ことを指します。
大事なのは「なぜ?」という疑問です。おかしいと思ったら、決して流さないこと。

カードを持つということは、本来それだけのお金を持っていますという意味です。
こんな話があります。ア○ックスのVIPカードは利用金額に上限なし。なんでも購入できます。ベンツをサイン一つで購入することができます。
ただし、1回払いです!!!
世の中、誰が数百万ポンと出せるものかとお思いでしょう。だから!VIPカードって書いたでしょ!
それなりの財力がある方しか持てないカードです。その昔の城○電気の宮○社長みたいに現金を持ち歩く人は、このレベルにはいません。お金の使い方もきちんと知っています。そういう方々のために、本来カードはあるのです。
ところが昨今のカードと来たら、あるときい、自由自在融通が利く、というキーワードをそのままカード名にしています。お金がないSは、ついひっかかってこれらのカードを作ってしまいました(融通を除く>笑)後日、上記のVIPカードの話を友人から聞いて愕然としたのです。

いまの世の中はひとこと「便利」です。
その便利を享受していること、ぜひありがたいことだと感じてください。
このインターネットもそうです。Sはこれで仕事を一つ持ちましたから。
ここに感謝の気持ちを忘れると、とんでもないとばっちりを食らうことになります。
感謝と素朴な疑問、そうした前向きな好奇心をもつことで、正しい歩き方ができるのです。

余談ですが、カード社会のアメリカではこうした正しい知識が忘れられ、「払えなければ破産すればいいのさ。数年すればまた作れるのだから」と全く反省の色さえない人々が増えているということです。

感謝の心、昔から言われていますよね。良くも悪くも必ず自分に返ってくるもの。
忘れずにいようじゃありませんか。