自然文化誌研究会について

環境問題が地球規模でも地域でも深刻さを増している現在、環境問題を理解して解決に導くために、環境学習の推進が必要となり、社会教育や学校教育の場でも実践され始めました。自然環境に親しむ活動が子供たちを対象に行われてきましたが、実際に山野に出かける人々は中高年が多く、若者の自然離れは進む一方です。人類は本来自然の中で暮らしてきました。自然と共存する生活文化を私たちは継承し、次の世代へ伝えていかなければならないと思います。

 今まで、私たちは青少年を主な対象に、秩父多摩甲斐国立公園で冒険学校や農学校などの環境教育実践を行ってきました。また北海道の二風谷で、アイヌ民族の自然環境に寄り添った生活文化に学ぶための冒険学校も地元住民の方々の協力で行ってきました。埼玉県大滝村で環境教育の場としての農山村エコミュージアム作りも行いました。青少年とともに野外環境学習活動を行うほかに、市民向けにのびと(野人)講座や、環境教育セミナーを行い、環境保全と環境教育の普及推進を行ってきました。また、中央アジアへ環境と生活文化を調査するために学術探検隊を派遣したり、国際理解を深めながら環境教育活動を行う目的でタイの人たちと一緒にTJ(Thailand&Japan)ネイチャークラブを結成したりしてきました。

 私たち自然文化誌研究会は30年近くにわたって、人類を取り巻く自然とその上に築かれる環境文化との相互関係の歴史を国内および海外において調査探求し、これを基礎にして野外環境学習の研究、教育実践および普及啓発を行ってきました。これまでに蓄積してきた、環境保全および環境教育に関わる多くの実践経験と理論を広く普及し、多くの青少年、市民とともに環境問題を解決する主体的な活動団体となり、持続可能な社会の創造に寄与することを目的として、2004年4月よりNPO法人自然文化誌研究会として新たに出発し活動しています。


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