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平成17年4月、妻と一緒に、長男の新しい赴任地である山形県米沢市を初めて訪れました。
東北自動車道を福島・飯坂インターで下りて、そのまま一気に国道13号線を登ります。
東栗子・西栗子という長いトンネルを抜けると、ほどなく残雪に覆われた山あいに米沢の街が私達を迎え入れてくれました。
米沢市は江戸時代に、藩主・上杉家の城下町として栄えた街です。
今も市内には上杉家ゆかりの史跡が数多く残り、春には米沢上杉祭り、夏は上杉鷹山公生誕祭、冬は上杉雪灯篭まつりなど四季折々の上杉家にちなんだ祭りが開催されるそうです。
私達が行った日は上杉祭りのちょうど1週間前で、お堀端に垂れる桜も五分咲きと言うところでしたが、それでも上杉神社は沢山の観光客で賑わっていました。
また、そこから歩いて10分ほどの所には旧制米沢高等工業学校（現山形大学工学部）本館がネオバロック調の優美なロマンを漂わせていました。
ＪＲ米沢駅はこの建物をイメージして建てられたそうです。
城下町・米沢の春を充分に満喫した私達は、夕刻に長男家族と最上川沿いの小さなステーキハウスで落ち合い、米沢牛に舌鼓を打ちながら、可愛い孫の仕草に、暫し団欒のひと時を過ごしたのでした。
米沢の皆さん、楽しい旅を「おしょうしなっし」（ありがとう）
また、そのうち、行きますよ！！
あまり行き過ぎると長男に嫌がられるかも知れないけどね！！(笑)
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米沢の冬は、さすがに厳しそうだなあ・・・と思っていたら、長男がたった1年で郡山に舞い戻る事になりました。
結局、一度しか米沢の街を見ることが出来なかったのですが機会があれば、これからも、まだまだ行ってみたいと思っています。
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