ワンポイントアドバイスコーナー(かな?)


ここでは、良くある疑問や噂などでとまどう事がある事について筆者の経験値からひもといて行くコーナーです。(ほんとかね??)初回は、ワイヤレスマイクの疑問、噂、です。


ダイバシティーは絶対安全!?

現在、800MHz帯のワイヤレスマイクはダイバシティー受信が殆どで、従来品に比べデッドポイントの発生は飛躍的に押さえられています。しかーし、場所によっては完全に無くす事は不可能です。例えば、式典等の来賓席。リハ時は何の問題もなく受信できていたのに、本番で特定の方の音が途切れてしまうような時。(とっても具体的ですね。まるで自分が経験したみたいに)
これは、人が並ぶ事で電界強度が低下したり、反射によりデッドポイントが多く発生するためです。話している方が数センチ立ち位置を移動するだけで、一応きれいな音で受信できるようになるはずです。

また、オペ卓とステージ間に人が集まるイベント等では、人垣により電解強度がかなり低下しているため、移動だけでは回避できないので、受信機のアンテナをマイクが直視できる位置まで高くしてやる必要があります。(市民会館や校庭でワイヤレスマイクが良く飛ぶのは、アンテナが高いからです。)

事前の確認は勿論ですが、迅速な対応で回避できる場合もあります。是非お試しを。


バッテリーは、やっぱり「Panasonic」でしょ!

みなさんは、ワイヤレスマイクのバッテリーって何を使っています??
私は勿論
「金パナ」と言いたい所ですが、お金がないので、ディスカウントショップで売っている20本組の単三電池を愛用しています。(トランシーバーにも使えるしね!)

ところで、気になるバッテリーの持ち具合はというと、
実は差があるんです。私の調査結果では、「Panasonic」が最も長持ち。「TOSHIBA」「maxell」「fujitu」がほぼ横並びでした。でも、この差は10%以下なので、使用条件や使い方によっては逆転する可能性もあります。(多分、メーカーデーターもP社の物でを取った値だと思われます)
と言う事は、P社の電池で10本1000円だったら、他社の20本1000円の方が
オトクと言うことになりますね。だから私は、イベント会場近くでディスカウント店を探し回るのです。(カメラ店も安い!)

良く、○○のバッテリーは良くない!と言う方がいらっしゃいますが、そんな方にかぎって自分が使っているワイヤレスマイクのバッテリー使用時間を知らないで、本番でトラブり
電池のせい!にしています。(私じゃないヨ)
こんな事が無いよう、みなさんも、もう一度取り扱い説明書を読み、使用時間を把握し本番で音が出ないようなトラブルを起こさないよう注意しましょう。(笑)

また、野外や、カラオケ大会等ホコリ、汗が多く付くイベントの後は電池のターミナルの清掃も忘れずに!けっこう、マイクを振ると「ガサッガサッ」や「ジャリジャリ」等の音を発生させているマイクを見かけます。


800MHzは100m以上届くから安心!

確かに、最近の800MHz帯は良く飛びます。これは各社が競って飛びを良くしているからで、現在の性能で限界に達しています。それは、送信機としての出力と、アンテナの形式、電波の放射効率等が理論値(すなわち、ロスが無い計算上の最良値)に達しているためです。そのため、郊外の見通しの良い所では数百メートル届いた結果もあります。

でも、油断は禁物です。数百メートルは反射や、雑音電波、妨害電波が無い状態の時で、現実には800MHz帯にとって、「携帯電話」「トランシーバ」等の妨害電波。デジタルエフェクタ等の「マイコンを搭載した機器」による雑音電波。人や建物による反射があり、期待通りの到達距離が見込めないようです。

なんせ、10mWのワイヤレスに対し、デジタルのPHSがピークで約80mW(約8倍)、携帯電話は1W(約100倍)程度との事、さらに、国内向けの楽器関連商品が空中へ放射する雑音電波は規正がありません。えー!でしょう?これじゃあ、じゃまされてもしょうがないですね。でも、音が出ない場合は音響さんの責任になりますので、きちんと受信できるようセッティングに勤しみましょう。(さみし!)ちなみに、受信機側にブースターを使用する際は、感度は上がりますがその分、妨害に弱くなりますので
要注意!


A型とB型は免許が要る要らないだけで、まったく同じさ。!?

私も最初はそう思っていました。でも使ってみて、えっ!これがワイヤレス!?ってびっくりでした。でもって、よくよく調べてみたらあったんです。A型とB型の違いは、一般的に「運用免許が必要か否か」という区別がされていますが、さらにもう一つ、A型では運用チャンネルを管理されるというメリットのため、音声信号の圧縮・伸張がされていない。非圧縮、言い換えると、そう、ナチュラルーな音なのです。

お気づきの方もいらっしゃると思いますが、有線マイクだとマイクを近づけたり離したりするようなこまかい音量の変化も聞こえるのに、ワイヤレスだと音量の変化が極端で、聞きづらかったり、本番でワイヤレスに変えたら声が入らないとか・・・・。これがB型で使用しているコンパンダによる圧縮回路の影響なのです。
A型では、まるで有線マイクのような(NHKのものでしたが)音も、B型では、弱い音がうまく表現できないようですね。そのため、B型を使うときは
できるだけ「オンマイク」を心がけましょう。