闘病経過報告書(2)

(* 2000.06.23〜24のつれづれより抜粋 *)

起床6:00、さっそく熱を計る。38℃越えてた。だめだこりゃ。
自販機で350mlの缶ジュースを4本買ってくる。
玉露入りお茶が2本、桃の天然水、レモンの天然水をそれぞれ1本。
玉露入りお茶をがっとイッキ飲みして、再度寝る。

10:30。身体中に汗をびっしょりかいたので着替える。
いいかげん病院に行こう。でもちょっと怖いなー。
一人暮らし始めて以来、本日初めて病院に行くのだ。
今まで3年間、よく病院に世話にならずに生きて来れたなぁ〜〜。

雨の中、保険証を片手に、戸○共立病院へ。
家から歩いて10分くらいだというのが不幸中の幸い。
それでも、熱でぼぉ〜〜〜〜っとしてるから歩くのは遅い。

初診受付で、病状を記入して、椅子に座って待つ。
傘に体重かけて前のめりになってた。
予想どおり、待合室は年配の方が多くて、
残り少ないエネルギーが彼らに吸い取られそうな雰囲気に見えた。

名前を呼ばれて診察室に入室。担当の先生は私の顔を見るなり、
具合悪そうだねぇ。と言った。
具合悪くなけりゃこんなとこ来ねーよ!!と心の中でチラッと思ったが、
彼にツッコむ元気は到底なくて、「はぁ。」と言いながら、座った。

とりあえず病状をざっと話した。フムフムとうなずきながらカルテを書いている。
※以下、なると→「な」、医師→「医」

医:(口をあ〜んとあけて)だいぶ扁桃腺が腫れてますねぇ〜〜
な:はぁ。
医:(聴診器をあてて)はい、深呼吸してぇ〜〜
な:…ひゅ〜〜〜…ふしゅ――…。(-。-;)
医:急性上気道炎っぽいですね。
な:そうですか。(…っぽいってなんだ??)
医:風邪の症状も出てるし。ちゃんと食事は取ってますか?
な:食べられる時は食べてるんですけど、作ってる時に気分悪くなるから…。
医:まぁ、ちゃんと栄養とって安静にして。一週間分の薬出しますんで、様子見てください。
な:ありがとうございました・・・。

出された薬は、抗生物質、解熱剤、胃炎の薬、総合感冒薬、うがい薬の5種類。
早く治さなきゃ・・・。

薬局に寄って、予備用に冷えピタを買う。4枚増量だった。ラッキー(^_^)v
レジのオバちゃんに、「(家族の)どなたか熱出たんですか?」と聞かれたので、
苦笑いしながら、自分を指差した。σ(^_^; オバちゃんビックリしてた。
一人暮らしだから、買い物も自分でしなきゃならないんですよー。と言うと、
お大事に〜〜、と言われた。大事にしたいのは山々なんだけどねー…。

なにか食べなきゃいかんと思い、帰りに西友に寄って、食料を買い込む。
とりあえず、冷たいものに手が伸びた。
ヨーグルト、プリン、アクエリアス1.5L、豆腐などなど。

16:00ごろ、欠勤の連絡をいれるため、バイト先に電話した。
ちょうどシフト担当者のU山さんが出た。
絶対安静だと言うことを告げると、「そうか…わかった」と淋しそうに洩らした。
淋しいんじゃなくて、厳しいのだろうけど。みんな迷惑かけてごめん。




昨夜、調子に乗って、夜更かしした(トトロを見た)のがいけなかったんだろう。
また熱が上がった。顔が真っ赤だ。肌にブツブツが出来ている。
…これ、ヤバいんじゃないか?

昼前、母から電話がかかってきた。大丈夫か?と。
いや、ダメだわ、これ・・・。食事もままならないことを話すと、
「誰か(母or姉)そっちに送ろうか?」という。
「そっちに任せるよ」と決定権は茨城側に渡して、寝る。

16:00前、姉から電話が。
今、戸塚駅着いた。
はぁ!?いつの間に?ホントに来るとは…。

部屋に無事到着し、荷物を整理した後、買い物に出ていった。
リクエストしたのは、りんご、桃缶、ロックアイス(氷)。
ワンルームに備え付けのミニ冷蔵庫では、氷が作れないのだ。
栄養つけなきゃ、とウナギも買ってきてくれた。

いつもだったら、うなぎのタレだけでご飯をおかわりできる私も、
今日は茶碗半分のごはんを食べるのが精一杯。
女子バレー(日本×クロアチア戦)を見ながら、
ゆ〜っくりゆっくり1時間くらいかけて食べた。
リンゴも小さく切ってもらわないと、あちこちに出来た口内炎に当たって、激痛が走る始末。
アクエリをラッパ飲みして、ひと眠りして汗かいて、Tシャツ着替えて、…の繰り返し。
はぁ〜・・・やんなる。早く熱、下がってほしい。

 

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