「USPGAツアーでの1勝は日本のツアーの100勝分に値する」
こう言った日本のプロがいたが、そこまで日本人プロがアメリカで優勝することは難しくなっていたのである。
USPGAツアーでの活躍を夢見て、その夢破れる者多数。最近の例では、佐々木 久行プロ、宮本 勝昌プロといったところでしょうか。その中でも毎年シードを獲得し、何回かは上位に顔を見せてきた"ジョー"こと尾崎 直道の勝利への執念は、特筆すべきものがある。ただし、優勝となると執念だけではどうにもならない世界がUSPGAツアーではないだろうか。タフなコースセッティングととんでもなく厚いトップレベルの選手層。自分が生きている間に、二人目の日本人の優勝者は出るのだろうかと思ったことさえあった。しかし、この思いを現実にしてくれた男がついに現れたのである。
その男とは"マル"こと丸山 茂樹プロである。ミルウォーキー・オープンで青木 功プロ以来二人目、いや自分はこのことよりも、アメリカ本土で優勝した初の日本人プロであるということの方を強調したい。
先のプレジテンツカップや全英オープンなどで活躍をした時などは、やはりUSPGAツアーで通用するのは丸山プロしかいないと思った。が、最近あまり上位に顔を出さなくなったことや(2日目ぐらいまではトップにくらいついていることはありましたが)、伊沢プロの活躍で期待感が薄まってきたことは事実である。放送を見ていないので、勝因についてはコメントできないが、とにもかくにも優勝したという事実だけで十分である。そのニュースを聞いた日は、仕事の間中「とうとう優勝したんだ」という余韻に浸っていました。
丸山プロにとっては、USPGAツアーでの優勝の仕方を体得したのが大きいと思う。まあ、トッププロの出場は少ない試合でしたが、どのくらいのゴルフをすれば勝つことができるかが分かっただけでも十分でしょう。今後、一年に一勝とは言わないので、せめて二年に一勝ぐらいずつはしていって欲しい。(もっと強気でも大丈夫ですかね〜)衛星放送で生で見られなかったのは残念だったが、ビデオに永久保存版として取っておいても良いぐらいである。(CSのゴルフネットワークあたりで放送しないかな?)