愛することはやめない


SIDE:B-1 絡まった愛


 

愛がキライ

愛が嫌い

その笑顔が嫌い

愛が嫌い

そのやさしさが嫌い

愛が嫌い

その指先が嫌い

愛が嫌い

全て明後日を向いてるから嫌い

唾を吐きかけたくなるほど嫌い

刺してしまいたくなるほど嫌い

愛が嫌い

だからあなたが好き

 


 

曇りのち晴れ(確率50%)

どうすれば君に届いたのだろう?

変わらないと信じていたのに。

本当の君は何処にいたのだろう?

いつか君の為に生きて行きたかった。

雲がちぎれて空が晴れる様に

いつかこの気持ちも晴れるのだろうか?

 


 

堕天使

背中に傷が2つある。

自分で傷つけたんだ。

羽をもいだの。

君と一緒にいたいから。

キューピット失格だね。

でもこれでやっと

ただの女になれた。

 


 

目印

君が落とした涙がシミになって

新しい地図(せかい)を描いて行く。

僕が付けた傷は君をどう変えた?

印にはならない?

当たり前か・・・。

傷だもんね。

流した血はやがて川になって

海に流れ

また一つ新しい地図を描いて行く。

僕との恋を忘れないで。

僕が居たという印を。

 


 

光と光

ぼくが光を失って

そして影も失って

やがて人でなくなって

ボクハダレ?

イミハ?

愛で包んでくれた君

答えをくれた君

全て解決してくれる君

光という名の愛をくれた君

僕は君の光になれますか?

 


 

不実

逃げ腰だったって事は

ずっと知っていたよ。

晴れた日はやさしいあなた。

雨の日は冷たいあなた。

それでも幸せだった。

本当に幸せだった。

ただね、最期はきちんと残して欲しかった。

例え「さよなら」でも。

形を残して欲しかった。

「さよなら」でも。

                 to 徳ちゃん

P.S 今度こそゴールに辿り着けると良いね。

あなたの笑顔が枯れない様に祈ってます。

                   2004.8.27

さらにP.S やったね!

きっとこんな日が来るって思ってたよ。

遅くなったけど心から祝福します。

今度はその笑顔が永遠に続く事を祈ってます。

                   2005.4.23

 


 

愛のカケラ

形づいたまんまるの愛の

欠けた破片(かけら)を積んでみても

同じ様な愛には戻らない。

君が集めた破片と

私が集めた破片を持ち寄って

一つずつ積んでみる。

とても円(まる)には戻らない。

ましてやハートなんて難しすぎて・・・。

例え戻ったところで

ツギハギだらけのガラクタ・・・。

いっそ思い切りばらまいて

盛大に別れよう。

 


 

紅い世界

数え切れない程の花びらが

君と私の間に降り注ぐ。

二人の世界を紅く染めて行く。

君が選んだ危険な路(みち)を

私の心は臆してうつむいて

瞳(め)を開けられなかった。

広がった世界はただただ紅く

果てなく紅く・・・。

この紅い路を

君はきっと歩き続けるのだろう。

私は蒼い空の下

喧騒な世界を歩いて行きたい。

 


 

シンメトリー

よく二人は人から

「似てるね」って言われてた。

性格も趣味も好きな食べ物も同じで

おまけに背もそんなに変わらなくて。

そんな他人同士が恋人になって

「こんなに私を分かってくれる人がいたなんて!」

そんな楽しい毎日を送ってた。

でも似てると言うのは

嫌な所も似ていて

分かり過ぎてしまって。

やがて言葉を亡くした。

何もかも違う二人の方が

お互い興味を持てて良いのかな?

 


 

Boy Meets Girl

お見合いパーティーで知り合った彼と

お台場でお酒を呑んで

休日は映画を観たり

ディズニーランドに行ったり

1日10回はメールして

山も谷も無く

1年過ぎた辺りで別れて・・・。

そしてまたお見合いパーティーへ・・・。

 


 

ボーナストラック

魂さえも

太陽を追いかけて咲くひまわりの様に

儚き願いを僕達は追いかけていた。

いつ終わるとも知れないこの世の果てに

願いなんて「祈り」の様で

自分を知らない人間のする事さ。

僕は叶える。

君を救ってみせる。

いつかこの世が壊れる前に

違う世界へ連れ出してあげる。

血が欲しいならば捧げよう。

肉が欲しいならばくれてやろう。

この魂さえあれば君を救えるから。

この世を覆う闇など怖くない。

僕にはひまわりがあるから。

太陽を教えてくれるひまわりがあるから。

君が救えるなら魂さえも。

祈りなどしないさ。

この世に神など

居ない事を知っているから。

君が救えるなら魂さえも。

 


 

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