愛することはやめない
X'mas2(Second Season)
側にいたいのは・・・
去年のイヴは女同士で過ごした。
今年も紗弥から誘われたけど断った。
「えっ!?男出来たの?」
なんて言われて
「まぁ…そんな所かな」
なんて濁した。
イヴは空けてあるよ。
誘われてもいないのに空けてあるよ。
側にいたいのはあなただから。
マフラー
11月も中頃になると風が冷たくて
そっと差し出してくれた
ちょっと煙草臭い
あなたのマフラーを二重に巻いて
手を繋いで歩くのが好きだった。
今年も同じ季節が来て
そろそろ煙草臭いマフラーが恋しくなる頃に・・・。
ねぇもう少し待って。
その言葉だけは・・・。
ねぇマフラー貸してよ…。
見上げると
白い息を弾ませて走った。
時計は30分過ぎを指していた。
3ヵ月ぶりのあなたに走った。
前の晩うれしくて眠れなくて
「一生の不覚」とはこの事?
怒ってるかな?許してくれるかな?
あぁ赤信号がじれったい!
息を切らして走った先に
見なれた顔が
笑顔で空を指していた。
「あ、雪だ…。」
「メリークリスマス」
BLEACH
「もう終りだね・・・」
口から出た言葉は最後の「希望」
ねぇ、つかまえて。
頬を引き寄せてくちづけて。
「もう一度…」
白い世界は全てを無に返すの?
「もう終りだね」
「待つわ」なんてヤダ
待つことが好きだって言う人もいるけれど
私は嫌。
この場所に取り残されてしまいそうで。
あなたが来なければ私は一人。
待ってる時は不安。
ただ不安。
雪と光がいっそう不安にさせる。
やがてサンタがやって来た。
プレゼントを抱えてやって来た。
時間通りにやって来た。
私ってマゾかな?(笑)
より白く
月が照らす粉雪は
幻想の様な最高(さいてい)の舞台(ステージ)
傘もささずに向かい合う二人は
交わす言葉もなくて…。
崩れて行く表情(かお)を隠して
粉雪と共に0(ゼロ)に戻ろうか?