北海道議会水産林務委員会随時調査の実施 | ||||
平成21年9月16日、道議会水産林務委員会は、随時調査として渡島・胆振支庁管内において、ホタテ貝に付着するザボラヤ等の状況について実態を調査しました。 噴火湾沿い八雲町と虻田漁協で被害の状況を確認しました。 当日は札幌を8時30分に出発、午後5時半に札幌に戻るという強行スケジュールでしたが、想像以上の被害に、価格対策や金融対策、付着物の処理費用など色々な問題に直面している状況を確認しました。 |
北方領土対策特別委員会 北方四島交流訪問団に参加 | |||||
平成21年9月11日から9月14日までの4日間の日程で、国後島に派遣された北方四島交流訪問団に参加したしました。
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北海道議会代表団中国訪問 | ||||
平成21年7月25日〜8月1日(8日間)黒竜江省を訪問しました。 これは、昭和61年6月北海道と友好提携を調印したことを契機に、現在では農業分野は勿論、貿易経済、教育文化等の分野で交流事業を実施しているものです。 平成18年には友好提携20周年記念事業を実施、高橋知事らも黒竜江省を訪問、黒竜江省から省の代表団が来道されるなど、近年交流を深めています。 直近では、平成21年4月に北海道観光プロモーション事業の一環として高原副知事や民間事業者が観光セミナーや商談会等を実施しています。 |
委員会活動を報告します。 | |
平成20年8月19日〜21日まで新幹線・総合交通体系対策特別委員会は、道内調査を行いました。 写真で、概要説明します。 |
木古内で現在まで の工事全般の進捗 状況視察 |
同僚委員と説明 を聞く |
茂辺地トンネルの 掘削先端部へ。 トンネルマシン |
トンネル技術世 界一。トンネルマ シンは、圧巻 |
トンネル全景。 風洞で先端部 に新鮮な空気 を送る。 |
渡島大野駅で、総合車両 基地の概要説明を聞く。 |
北斗市長の歓迎挨拶。 | 渡島開発期成会の要望会 | 檜山開発期成会の要望会 | 函館総合車両基地路盤工 事安全祈願会へ参加 |
北斗市長とともに! |
北海道議会サハリン州訪問・・報告 |
1 | 概要 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
北海道議会とロシア連邦サハリン州議会は、両地域の経済協力と文化交流の発展及び相互理解を深めるため、2000年(平成12年) 5月23日に締結した「北海道議会とサハリン州議会の協力に関する協定」に基づき相互交流を行っており、隔年周期でお互いの議会を訪問しています。 平成20年度は、北海道議会が、サハリン州議会を訪問する年で、今年で5回目を数える。 |
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2 | 訪問期間 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
平成20年5月21日〜5月24日までの4日間 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
3 | 訪問先 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ロシア連邦サハリン州(ユジノサハリンスク市、コルサコフ市) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
4 | 訪問団 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
15名(団長・・議長、団員・・議員10名、随行(事務局)3名、通訳者1名) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
5 | 主な訪問先 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
5/22 サハリン州議会表敬訪問 スフェーラ社住宅建設現場視察 在ユジノサハリンスク日本国総領事館表敬訪問 北海道サハリン事務所、北海道ビジネスセンター訪問 北海道デベロッパーズ・グループ視察 5/23 天然ガス液化等プラント視察 サハリン州政府表敬訪問 コロス(株)ビール工場視察 5/24 ガガーリン公園視察 公営農業企業ソフォーズ「チェプリーチヌイ」視察 サハリン州郷土博物館視察 ロシア式週末家庭菜園(ダーチャ)視察 |
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<視察感想> @スフェーラ社住宅建設現場・・同社は20年の歴史ある会社で、約2000人の従業員を擁し、年商45億ルーブル。2007年7月のネベリスク地震では、被災者住宅として、16000m2に3階建て集合住宅24棟を4ヶ月で建設し392世帯に供給した実績を有する。プレハブ工法で独自工場を持つ。2008年にはネベリスクに7棟、トロイツコエに6棟の建設に取り組んでいる。 既に供給されている「苺の丘」という集合住宅群は、サハリンプロジェクト関連会社に賃貸し、従事する外国人住宅に利用されている。この住宅群には、1軒当たり150m2の4LDK住宅が10棟、3階建て1棟に12古賀はいる集合住宅8棟が建設されている。又82人収容ホテル、セキュリティー体制、上下水道処理施設もある。さらに、液体燃料を使って住宅地全体に温水供給を行うボイラーステーション、400kw自家発電で町の停電時に対応している。 現在「梨の丘」という集合住宅を建設中。ココは、小規模の発電所(1基2kMW×3基)を擁し、他に400kWディゼル発電機を有し、これだけの規模はサハリン初であるという。 A北海道ビジネスセンター・・北海道サハリンビジネス交流支援協会が々の支援のもとに、道内民間企業68社の会費によって運営されている。道内企業とサハリン企業とのビジネスサポートを目的とし、平成13年4月に開設。情報はロシア全体、極東地域、サハリン州の経済動向、社会記事を中心に発出し、ビジネスパートナーを探す役割をになっいる。サハリンでは日本車の保有が増加しており、ロシア企業からの引き合いも多い。トヨタレクサス2006年社1275万円、トヨタランクル2007年式1070万円という状況でした。 B北海道デベロッパーズグループ・・北海道の建設・コンサルタント会社9社とロシア7,カナダ企業の合弁会社で、2004年設立。サハリンプロジェクトによるビジネス需要をにらんだウイークリーマンション経営。マンスリーや長期契約も可能、賃貸料は月額20万円程度から。 6階建て35戸のマンションで1階は、オフィス、2−6階は、1DKルーム。今春イギリス企業と棟ごと契約。5年契約で賃貸料は8億円。建設費は、約4億円。今後は、高所得者や出張向けリゾート、スポーツセンターや温泉リゾートだという。 C天然ガス液化プラント・・フェーズ1とフェーズ2の工区からなる。ガスと原油のパイプはサハリンを横断しており、その延長は1600km(800km×2基)。原油は集めて出荷するだけ。LNG(液化天然ガス)は、北海道での使用量はわずかで、函館は東京湾から、勇払から北見へ運んでいる例がある程度、勇払から北見へはローリーで運んでいる。一方では、日本のガス需要の大半は、LNG。当施設では、480万t/年産×2系列=約1000万tのLNGを量産する。日本のLNG需要は、6000万t強であり、当プラントからは日本全国の需要に比較すると20%弱の総使用量相当量を生産している。当初の生産量は世界最大であったが、カタールに抜かれ第二位。4月末現在、5500人。人口構成は57%が外国人、17%がコルサコフのロシア人、18%がコルサコフ以外のサハリンからのロシア人、3%がロシア極東からのロシア人。その他のロシアからきたロシア人5%。全体としては99.65%が完成している。 D1946年創業。従業員数は、約350人。1200万gのビール、700万gのノンアルコール飲料を製造している。この地で、飲料製造をはじめた理由は、ユジノサハリンスクには良い水があるから。ビール原料は、シベリアのアルタイ地方の大麦を使用している。ユジノサハリンスクしないにモルトを作る工場がある。ビール製造には33から35日かけ、20時間/日、操業体制で、13種類のビールを製造。「ジェブロスコエ」が一番人気のビール。、生のため8日間賞味。2000年から北海道で稚内で購入できる。5月に9000本を発送。 Eスランビヤンスキー・バザール・・主な商品価格の一例。(1ルーブル=約4.4円)
F公営農業企業ソフホーズ「ティブリーチヌイー」視察・・トマト栽培で、石炭火力発電所の熱を利用してハウスでの温室栽培。水耕栽培で無農薬。8.8ha。50年前に設置した。3年後には天然ガスに転換する予定。メインはトマト栽培だが、カボチャ、キューリ、なす、ピーマン、花なども栽培。畑の栽培は180ha、うち温室は8.9ha。年間8000tの野菜を生産。施設設備には5000万ルーブル(2億2千万円)。通常の土壌栽培より40%コスト高。特に熱供給に7000万ルーブル/年間コストかかるが、物価抑制のため州から補助している。昨年は、3億2千万ルーブル(14億8百万円)の売り上げがある、1500万ルーブル(6600万円)は補助。トマト受粉は蜂を使っている。 Gロシア式週末家庭菜園(ダーチャ)視察・・ダーチャは、普段は、町で生活しているものが、週末に野菜を作ったりして余暇を過ごす別荘のようなもの。サハリンでは、1家族では1500m2の規制がある。 |
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左側がサハリン州議会 | 両議会が記念撮影 |