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大 震 災 を 詠 む
登別市文化協会 相談役 小林碧水
月日の流れは速い。まだあの大津波に流れていく家や人や車の映像が鮮明に残っているというのに1年が経過した。被災者は仮設住宅のまま、流された街や村の再建はいつになるのだろう。原発事故によって故郷を追われた人々はいつ戻れるのだろう。私に今できること、しなければならないことは何だろう。日常を振り返る3・11としたい。
花は実を結ぶ励まし合いながら 松本幸夫
渾身のさくらは今を咲いている 唐木ひさ子
あるがまま孤独共有しませんか 石森令子
塩害の空で鼓舞する揚げヒバリ 大槻和気子
湯気が立つ救援カレー食べて泣き 星澤英子
思い切り泣いて郷土をひまわりに 小山翠泉
生きることほんとに知って水を飲む 木田比呂朗
出来るなら借金流して欲しかった 島田啓三郎
「大震災を詠む川柳」101人それぞれの3・11 川柳宮城野社編より
(川柳のぼりべつ 第472号 巻頭言)
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