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〈谷〉の音楽


〈島〉の初期音楽史の最高の権威アルン・フォン・タッスル教授は、「初期のアルタ信奉者たちの音楽は、こんにちほとんど残っていない」と述べている [1] 。いっぽうマゴンは、当時のアルタ信者の音楽が現在の〈谷〉の民謡として残されていると主張し、宗教音楽、子守歌、バラッド等を取り上げている [3]

現在、それらの音楽はジェイン・ヨーレン氏とジョイス・ラスキン氏によって採譜され、ヨーレン氏の著書に『〈谷〉の音楽』として記されている [4] [5]

『〈谷〉の音楽』は、すべて良く知られた〈谷〉や〈高地〉の民謡と同じ旋法で作られているが、一部に2部合唱曲が存在する。これらの2部合唱曲は、同時代の大陸における完全音程を中心とした合唱曲と一線を画しており、長短3度音程の使用が見られる。このような純朴な民謡に合唱曲が存在することは、初期アルタ教徒の生活様式を探る上で重要なヒントとなると思われる。一例として、『姉妹たちの子守歌』を取り上げる。この曲は子守歌にもかかわらず2部合唱となっており、当時のアルタ信奉者たちは、ひとりの子供を複数の女性により育て上げていたと推定できる。

このページでは、これらの『〈谷〉の音楽』を紹介する。ここで取り上げる音楽は、ジェイン・ヨーレン氏とジョイス・ラスキン氏の採譜を若干アレンジしている。


予言

ゴラム卿

猫の赤子に寄せる子守歌

白いジェンナのバラッド

セルデンの赤子のバラッド

アルタの歌

(随時、追加していく予定)