夜明けのファンタジー


 昔から色々な本を読んできました。そんな本の中で、私の嗜好を色濃く反映しているのが小説です。いつのころからか、ファンタジー小説が良く読むジャンルとなっていました。

 睡眠の前にちょっと読んでおこうと思って本を開いて、気付いたら外が明るくなりはじめているということが何度もありました。そう、鳥たちがさえずりはじめています。夜明けです。

 夜明けのファンタジーです。

 ここでは、私が読んだファンタジー小説の読後記録を記しました。しかし、ただの読後記録だと私以外の人には全く意味をなさないので、この作品をもっと多くの人に読んでもらいたいという願いを込めてしるしています。


時の車輪
いま旬なのは、やはりコレでしょう!
「時の車輪(タイム・ホイール)はみずからの意志に従って回ります」


ゲド戦記
やはり、これは外せないでしょう。
「あんたはこのわたしに自分のマントをくれたじゃないか。
それなのに、あんたには何もやってはいけないのというのかね。」


水の都の王女/神住む森の勇者
ここ数年で最高の異世界ファンタジー作品です。
女神さまの忠告は「大人になって、可能なことを考えて生きなさい」でした。


<エレニア記> / <タムール記>
アメリカ人の、アメリカ人による、アメリカ人のためのファンタジー
「エレネ人ていうのは……」 (エレネ人をアメリカ人と置き換えてください)


血のごとく赤く
タニスリーの手による妖しく昏く残酷な『童話集』
「わたくし、この子に芸を仕込んでおりますの」


西の善き魔女
いっぷう変わっているけど、どこか懐かしい雰囲気
「めでたしめでたしの結末まで、きっとがんばっていけるわよ」


黒龍とお茶を
中年男女の恋物語か? それともコンピューター犯罪小説か?
「わたしも魔術師(ウィザード)になりたかった」


光と闇の姉妹/白い女神
これはファンタジーとは何かという問いに対するひとつの回答か?
「あんた、だれ?」 「あんたの闇の妹に決まっているでしょう」


イルスの竪琴
モルゴンとレーデルルと二人の生きた時代
及びある時代の終わりについての三冊の本


小川未明童話集
人魚は、南の方の海にばかり棲んでいるのではありません。
北の海にも棲んでいたのであります。


リフトウォー・サーガ
『指輪物語』を越えたとも賞されたスケールの大きいファンタジー
「恐怖はわたしたちを縛りつけて盲目にし、成長を阻みます」


妖魔の騎士/氷の城の乙女
これは自分探索の物語でしょうかねぇ
「母上への……約束を守るつもりか」


死の王
ふたりはたがいに水面にうつった相手の影に目を凝らさずにはいられなかった。
生まれてはじめてこの世に、自分以外にももう一人、
自分と同じくらいほんものの人間のいることを胸にかみしめながら。



特別編 異世界ファンタジーの掟 〈時の車輪〉各巻を読んで(ネタバレ有)


なお、ここでは「fantasy」のカタカナ表記は「ファンタジー」としました。

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