リサイクル その5
花火を観たのはかなり久し振りだったが、
あの殴られるような爆音が心地よかった。
やはり、生で、できるだけ近くで観ないと、
花火を感じることはできないだろう。
写真やテレビでのそれは、
いわば脳ミソでのエミュレーションが限界。
やはりナマにはかなわない。
するすると昇っていく光条、
炸裂、円ではなく、球状の閃光、
一瞬の間を置いて鼓膜を叩く、爆音。
困ったもんだね。
ミ☆
祖母が棺桶に足の先を突っ込んだような状態。
お盆という時期柄、半ば必然的に葬式の話が出る。
某S学会派と無宗教派間のゴタゴタ。
と、このネタで書こうと思ったのだが、
ややこしくて仕方がないので、ヤメ。
まぁ、狂信者は楽で良いね。
付き合わされるのは嫌だけど。
あ、そうそう、
某S学会の親類によれば、私は獅子王の孫なんだそうだ。
そんな雑誌もあったねぇ(違)
ミ★
当り前のことだが、コンピュータ業界の人々、
たとえばSEやプログラマ等の肩書きを持つ人々全てが、
定期的にそっち系のサイトを巡回したり、
或いはコンピュータ関係の雑誌を購読するなどして、
最新の技術や業界の動向などに気を配っているわけでは必ずしもなく、
どちらかというと、案外そういうものには疎いような印象すらある。
もちろん職場によって大きな差があるのは間違いない。
私の所属する会社は主に企業向のソフトを作っている所なので、
その手の知識はそれほど必要というわけではないのだ。
そういう意味ではぬるま湯かもしれないが、
熱い湯につかっていれば良いという訳でもあるまい。
ミ☆
少し前から、盆や正月で実家に行った時に、
そろそろ彼女でも連れてこいや、
なんてセリフを耳にするようになった。
記憶が正しければ、
2人の兄が立て続けに結婚する半年くらい前からなので、
彼らの縁談の余波だと考えるのが妥当であろう。
結婚式を過ぎると、今度はおまえの番だよな、
と変化したが、鬱陶しいことには変わりはない。
因みにこのセリフはかなりの広範囲から囁かれ、
且つそれは簡単に予測できたので、
しばらく人数を数えていたが、
20人を越えた所でやめてしまった。
あ、そうそう、私は男だけ3人兄弟の末っ子である。
古い話だが、某所で「三男坊奇人説」なんてモノがあったが、
まぁ、機会があったら。
# 結局機会はなかった模様(笑)
ミ★
最初に目が行ったのは「戦闘妖精雪風」。
「敵は海賊」のドタバタも良いが、
やはり神林SFの醍醐味は、ハードでドライな、
妙に生々しい言霊の躍動が香るモヤモヤであろう。
が、これは半年ほど前に3回目を読んだので、パス。
2回読むことも滅多にないのに、さすがに4回目は。
悩む。
隣の並びには隆慶一郎や陳舜臣があるはずだが、
前者はつい先日「死ぬことと見つけたり」を読んだし、
後者は、どうもそんな気分ではない。
ちらと腕時計を見る。
むむむ。
スーツのポケットを探って消しゴムを引っ張り出し、
目をつむり、放り投げる。
彼が止まったのは、司馬遼太郎著「人斬り以蔵」の上。
横置きの本箱から引っ張り出し、
ブックカバーをかけ、慌てて玄関へ。
ミ☆
落書きには用はない。
どうせ近所の中学生か高校生あたりだろう。
その気になれば、追跡して補導もできるだろう。
無論、氷山の一角に過ぎなかろうけれど。
問題は妙に巧い方。
もう何年も考えているのだが、
未だに納得できる答えが得られない。
なぜみんなアメコミ調なのだろう?
目について、こいつは凄い、などと思うのは、
必ずといっていいほどアメコミ調なのだ。
とまれ、ガード下の落描きは犯罪である、言うまでもなく。
ミ★
1999年の11月に書いたテキストに、
ルーズソックスやズボンずり下げが流行ったのは、
97年か98年頃からだろうか、と書いてあった。
その虚実はともかく。
2002年の10月現在、下火にはなったが、健在。
ミ☆
隣で煙草を吸われると一気に機嫌が悪くなる。
腹が立つ、ムカツク、憤る、殺意が生まれる。
一言断ってくれるのはまだマシであるが、
生まれ落ちて四半世紀ちょい、
そーゆー人に出くわしたのは、
片手で数えられる程でしかない。
無造作に懐から煙草とライターを引っ張り出し、
これまた無造作に火を付け、無造作に煙を吐き出す。
有害この上ない煙を、だ。
本人は気分が良いのだろうが、
引き換えに周囲が犠牲になっていることを認識している喫煙者は、
驚くほど少ない、いや、少ないと感じざるを得ない。
確かに紫煙を燻らしているのがサマになるヤツもいるが、
煙草を咥えれば良いという訳ではないのを、
果たして彼らは十分に認識しているのか甚だ疑問である。
しかし、サマになったところで、
それが犠牲を生む可能性は、許し難い。
ミ★
その昔、キーボードの一番手前ほぼ中央にある、
なにもプリントされていない真っ白なキーは、
キーではなくてバーと呼ばれていた。
スペースバーである。
SFチックな酒場のことではない(寒いな)
最近ではすっかり短くなり、
スペースキーと呼ばれているようだ。
そういや先日。
リターンキーを押して、と言ったら、通じなかった。
確かに今は、エンターキーである。
ミ☆
ちょっと古い話になるが、流行語大賞。
1999年は、リベンジ、雑草魂、そしてブッチホン。
ここ数年は随分とテレビから遠ざかっており、
世間の流行りに疎いのは自他共に認めるざるを得ない状態だが、
3つ全て初耳だったというのは、ちぃとばかしショックだった。
もっとも、ブッチホンっちゅーのは、
誰も知らなかったらしいが。
因みに個人的な予想は「2000年問題」だったのだが。
ミ★
そういえばその頃、
実家で某社の販売管理システムを使っていて、
2000年問題です、システムを新しくしましょう、と。
見積もりを見て呆れた。
プリンタ設置に50万円、だって。
その他諸々ひっくるめて120万くらい。
足下見てのどさくさ紛れで、まぁ、苦笑するしかなし。
以前にも色々あったので、手を切り、
安いPCとプリンタ買って、
それっぽい物を3日くらいで作った。
費用は20万円を超えなかった。
ただ、SOTECのデスクトップは微妙。
安いだけのことはあった。
ミ☆
「1000年に一度」
この年末年始に、嫌になるほど耳にした文句である。
無論、2000年という非常にキリの良い数字の為である。
じゃぁ聞くが。
他の年は2回とか3回とかあるのか?
もちろん、どの年でも1回なのである。