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雑記 20020814


  8月といえば、やはり例のイベントである。
  といっても、私の場合は、海のほうのアレではなく、
  それを目的に関東に集まってきた人達へのアレである。

  が、今年は都合により、彼らの遠征はなし。

  もしかしたら1人くらいこっそり上京しているのかもしれないが、
  いや常習犯を知っているのだけれど、とまれ、その気配はないので、なし。

  そもそも、今年は夏休みを獲るどころではなかった。
  いやまて、まだ終わっていない、獲っていない、だ。

  それはともかく、開催期間は例年通り金〜日曜の3日間。

  金曜は問答無用で出社。
  あやうく徹夜を逃れ、終電の1本前。

  で、土曜、用事があって、昼過ぎ、新宿へ。
  某カメラ屋へ、地下から、長距離バスのターミナル付近へ。

  と、階段付近にジベタリアン(死語)

  力尽きた様子の、20歳前後と思われる男が3人。
  うなだれたその足元には、紙やビニールの袋の山。

  なんとなしに視線を向ける。
  その、袋の山。

  いわゆる、萌え系の、、、アレ。

  なるほど、力尽きたか。
  ふむ。

  若いねぇ。

     ミ☆

  疲労の度合いを測る目安というものがあって、
  無論、わたし個人でのみ有効なのは言うまでも無いが、
  そのひとつに、
  会社への往復で、音楽を聞き始める、というのがある。

  バッグのディスクマンから伸びたコードが耳へ。
  別メディアへの加工は面倒くさがっての、
  CDをそのままの、ディスクマン。

  ぼーっと、曲を流しつつ、
  力なく歩く、23時か24時頃。

  こんな時、やけに心に響く音がある。

  ピアノの音。
  雨の音。

  中島みゆき。

  2番目は、曲と曲との間の、正確には、
  雨が、傘や周りの諸々を叩く音、か。

  条件が偏っているので、
  きっと他にもそういう音はあるのだろう。

  とまれ、いま確かなのは、
  そんな状態で、雨の中、
  ピアノ伴奏の中島みゆきの声を聴いたら、
  どーなっちまうか分からない、ということだ。

     ミ★

  8月13日午前2時頃。

  この日、いや、12日だが、
  空は白く濁り、暑さも一段落。

  絶対的な気温は十分に高かったが、
  連日のそれと比べると、過ごしやすかったと言える。

  夏の音。
  風鈴、波の音、セミの声、セミの声、セミの声。

  近所の雑木林から昼夜を問わず、
  そう、深夜でも鳴き続ける、セミ。

  ちょっと前までは、
  あれ?、セミって夜も鳴いてたっけ?
  などと思っていたが、慣れた。

  で、先の時間。

  ふと気付くと、声の主が変わっていた。
  コオロギ、かな、いわゆる秋の虫。
  セミの声はさっぱり聞こえなくなっている。

  進捗はあがらなくても、
  季節は進むのだな。


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