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パンツ


  別の所にも書いたが、
  先日、パンツを2本、クリーニングへ出した。

  パンツと言っても下着のことではない、念のため。

  >スラックス2本出したら、588円になります、と。
  >1000円札を出したら、500円お預かりします、と。
  >で、12円のお返しですね、って、おい、大丈夫か?

  というのが、その時のやりとり。
  スラックスと書いているが、あまり適切ではないようだ。

  三省堂 『新明解国語辞典 第五版』によれば、

  >〔slacks〕
  >(もと婦人用のゆるい形の)ズボン。
  >男物としては、替えズボンを指すことが多い。

  とのこと。
  パンツは、同じく新解さんによると、

  >〔米 pants〕
  >(一)〔男子用・子供用の〕短い下ばき。さるまた。
  >〔一昔前は、ズロースのことも指した〕
  >(二)〔スポーツ用の〕ズボン。
  >「トレーニング―・ランニング―・海水―」

  だそうだ。

  スーツの下とか、背広のズボンとか。
  正しくは何というのかは、知らない。

  上でパンツと書いたのは、
  紳士服屋で「ツーパンツ」と付いた商品を見たからである。

     ミ☆

  で、その回収。

  夕方から雨、夜は所によって雷雨とゆー空は、
  まさしくどんよりどよどよ、憂鬱この上ない。

  折り畳み傘をぶら下げて外に出る。
  細かい水滴が、たまに、顔を叩く。
  傘を差すほどの雨量ではない。

  歩くこと10分弱。
  街道沿いのクリーニング屋には‥‥

  行列ができていた。

     ミ★

  どこの街でもクリーニング業界の競争は激しいらしい。

  前に住んでいた所でも、通称クリーニング通りとゆー、
  100mくらいの通りに3〜4軒並んでいる場所があった。

  共存共栄は望めないのだろうか。

  さて、行列のできるクリーニング店。
  実はこの店のすぐ近くに、もう1つ同業の店があった。
  過去形である。

  仮に前者をA、後者をBとする。

  私がしばらく厄介になっていたのは、Bであった。
  気の良い老夫婦の経営するこぢんまりとした店で、
  なによりも、雰囲気が良かった。

  1年くらい前だろうか。
  Bのすぐ近くにAが開店。

  詳しい経緯は知らないが、気付いたら、
  Bは店を閉めてしまっていた。

  その後は仕方なくAへ行っているのだが、
  接客態度は平均か、それを下回ると言わざるを得ない。

  Bと比べ、さらに、上記の経緯もあるので、
  あまり、好きになれない店なのである。

     ミ☆

  7人くらい並んでいた。
  店内に3人、軒下に1人、残りは曇天の元に。

  どうやらセール中らしい。
  それらしいビラが窓に貼られていた。

  ふと後ろを見ると、行列が長くなっていた。

  仕方なく、雨を気にしつつも、ぼーっとしていた。

     ミ★

  ところで。

  洗濯物を持ち込むときに注意しておきたいことがある。

  クリーニングを依頼すると、
  名前と電話番号を聞かれるだろう。

  普通、それは口頭で伝えられる。

  後ろに他の客はいないか?、ということであり、更には、
  その客は、ある種のビョーキを抱えていないか、である。

  個人情報の管理には気を遣いたい。

  世知辛いなぁ。


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