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フットサル 20010617


  筋肉痛で目覚める朝。

  今回のそれは腰周辺とフトモモが主で、
  起き抜けのトイレがいやに遠かった。

  ある意味、タラちゃんやトロが歩く時に発する、
  かわいらしくも摩訶不思議な効果音に似た、
  身体を前に押し出すたびに発せられる、苦悶。

  ぐぇぇ、とか、んぬぅ、とか、はぅぁっ、とか。

  二日目でなくて翌日とゆーのは、
  まぁ、気休めにならないこともない。

  てなわけで、もはや恒例のフットサル。
  6月17日(日)、場所は二子玉川、通称にこたま。

  いきなりだがこの文章、
  オフレポと言うには少々ニュアンスが異なるかと思われる。

  ある視点では確かにオフではあるのだが、
  今回のそれは、その2文字には殆ど縁がなく、いわば昇華、だろうか。
  ネットがキッカケで知り合ったんだよ とゆーよーな。

  とまれ一応、このサイトで認識される参加者を列挙。
  大空晴太、清清水鶏、土方歳三、FOG、司馬猫。
  敬称略、この辺りが正式なハンドルだったと記憶している。

  土方歳三 → ふくちょ、FOG → F である、念のため。

     ミ☆

  発生時刻順に痛かったり痒かったりのイベントを並べてみる。

  開始早々、ふくちょのシュート(多分)がFの顔面に炸裂。
  しかも蹴った本人いわく、年に数回のジャストミート、と。
  クリティカルヒット、改心の一撃、そして痛恨の一撃。

  出血は無し、本人も数分後に復活したが、
  眼鏡のフレームにそれなりのダメージ。
  因みにその時のふくちょへのパスは、私からだった。

  そのFのロングシュート。

  振り向くと自陣は空っぽ。
  つーか、なんでキーパーもいない?

  ハーフライン近くにいたのが運の尽きか、
  考えるよりも身体が先に動いてしまった。
  ボールを追って本気でダッシュ。

  微妙な距離。

  スライディングすれば届くかと思われた。
  あ、でも、地面が芝じゃないから滑らないかな?、
  それにそこまでするよーなゲームじゃないよな?

  なんて考えたのが不味かった。

  止まりきれずにボールと一緒にゴールに突っ込み、
  ゴールネットの向こう、
  コートの防護ネットにぶつかって ようやく静止。

  右ヒザを擦りむく。

     ミ★

  今回は小人数だったので、
  ゲーム10分、休憩5分の繰り返しとなった。

  1時間くらい過ぎてスタミナの差が明確になった頃。

  ゴール前の攻防、
  キーパーが取り落としたボールをはっしと「掴んだ」水鶏さん。
  バスケの癖がどーのとは言っていたが、サスガである。

  コート上のほぼ全員が呆然とその様子を眺め、
  コート上のほぼ半数が脱力してその場に崩折れたとゆー。

  私はと言うと、スタミナ切れの状態で激しく力を抜かされた為、
  ゴツンとばかりに膝を打ち、いまだにちょっと痛かったり。

  PKは外れ、結果として点は入らなかったが、
  サッカーの試合ならレッドカードで退場、かな。

     ミ☆

  さて、そんな水鶏さんであるが、
  ゲーム終了後、右足親指の爪が割れていたことが判明。

  実はどうやら、最初の練習の時点で既に、とゆーことらしいが、
  その状態で走り回ってボールを蹴り続けたあたり、
  評価が難しいとゆーか、下手なことは言えないとゆーか。

  それはそれとしても、
  つま先が壊れるのでトーキックは避けましょうね。

     ミ★

  ところで、あまり名前の出てこない大空先生。

  噂によると前夜から車で都内を徘徊していたとかなんとか。
  ほんで、「お台場で朝日を見よう!」とゆープランは曇天でおじゃんとか。
  睡眠不足のまま参戦ゆえか、コートの上では特筆なし。

  が、帰りの小宴会の帰り際。

  見事なまでに血走った眼を くわっ! っと見開き私を見据え、
  こんど飲みに行きましょうね、と、やたら低い声で。
  セリフに全部濁点を付て読み直して貰えれば、或いは雰囲気が伝わるかもしれない。

  あーゆーのを鬼気迫るとゆーのだな、などとは間違っても思わず、
  蛇の前の蛙の如く恐縮して首をガクガクさせたせいか、首も痛い。

  水面下で色々な色々が蠢いていたよーな気がしないでもない宴会であった。

  とまれ、ふくちょの呟きではないが、
  時間が全てを解決してくれるのだろう、きっと。


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