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連休2001 後編


  ■ 5月5日(土)

  純粋無垢とか天真爛漫とか、
  良い意味での子供っぽさをもつ人がまれにいるが、
  これと勘違いして、
  悪い意味でのガキっぽさをむしろ誇示するおばかさんを、
  それなりの頻度で目にしてしまう今日この頃である。

  誰にだって欠点はあるだろうが、
  それを個性と言い替えて喜んでる輩とは、
  まぁ、できればお近づきにはなりたくないものだ。

  塞翁が馬なんて言葉もあるが、個性を尊重するにしても、
  価値観は社会によってそれなりに整流されるべきであろう。
  自由を無法地帯と読み替えてはならない。

     ミ☆

  てなわけで、今日は部屋の掃除である。

  上京組と迎撃組は六本木某所でダンパらしいが、
  そっち方面は苦手なので、パス。

  布団を干し、布団カバーを洗い、
  電気ストーブと加湿器を片付け、
  トイレ掃除、机周りを整理整頓、そして昼寝。

  目が覚めたら19時を回っていた。
  近所のスーパーで食料品を確保。
  ついでにスラックスをクリーニングに出す。

  明日の予定を確認してさっさと寝てしまう。

     ミ★

  ■ 5月6日(日)

  いわゆる5月の連休の最終日である。

  日曜ゆえ、当然7日は月曜、
  明日からは5日働いて2日休むとゆー、
  これまたいわゆる日常ってやつが再開される。

  まとまった休みもありがたいが、どーせならバラして週休3日、
  連続ではなく中間、水曜あたりが休みの週を設定したほうが、
  残業過多サラリーマンとしてはありがたい。
  が、まぁ、うむ、興醒めなのは分かるけれどね。

  本日の予定は東京駅でDEMさんのお見送り。
  もちろん秋葉原経由である。

  AGEさんと小しょうさんは新横浜からなので、
  メンツは、優玲どんを足して3人となった。

     ミ☆

  新横浜での発車時間を考えると、
  2人の秋葉原入りは16時を過ぎると思われた。

  とはいえ、それに合わせて出発するこたぁない。

  さしたる用事は思いつかなかったが、
  ま、電気街をぶらついてみよう、
  てな感じで、13時頃に外に出る。

  ところで、秋葉原へのアプローチである。

  JRの秋葉原駅とゆーのが基本なのは言うまでもないが、
  電気街の端から進入するというのもそれなりに効率が良い。
  つーか、秋葉原駅は混むので、お薦めと言っていい。
  どーしてもアキバとゆーのならデパート口がすいていてよろしい。

  よくやるのはJRの御茶ノ水駅、御徒町駅、暇なら上野駅から。
  新宿線の岩本町駅からっつーのもたまに。

  最近よく使うのは、丸の内線の淡路町駅。
  新宿線の小川町でもほぼ同じだが、
  丸の内線はザ・池袋を通っているので、
  和光市民としては都合がよろしい。

  淡路町からは、
  閑散としたビジネス街を抜け、電気街までは約10分。
  反対方向に向かえば、数分で神保町の書店街へ突入する。

  その淡路町で降り、徒歩1分ほどのブックマートへ。
  最近よく行く、大型の古本屋チェーンである。

  文庫本を6冊、CDを3枚。
  普通ならざっと13000円て所だが、4000円強。
  大助かりである。

  立方体に近い形に膨らんだビニール袋をぶら下げ、電気街へ。

     ミ★

  あっちゃこっちゃブラブラして過ごす。

  漠然としたターゲットは、
  デジカメ、PDA、タブレットである。

  手持ちのデジカメは30万画素。
  買った当時は標準的な画素数だったが、
  最近では 悲しいかな、おもちゃのような数字である。

  もちろん画素数だけで性能が測れるわけではないが、
  メガピクセルは当たり前の昨今、見劣りの感はやはり否めない。
  一通り触ってみたが、イマイチ。

  PDA、まぁ、携帯端末である。
  モバイルってやつだ。

  数年前から気軽に持ち歩けるメール端末を探していたのだが、
  どーにも魅力的なブツが見つからず、
  また、ケータイのメール機能が予想以上に使えたので、放置していた。

  思い出したようにPalmやCEの端末も見ていたが、
  先日の水鶏さんケータイ水没事件でにわかに再燃。
  今現在、頭の中の勢力図はPalmが優勢である。

  これもざーっと見てみたが、
  も少し待ちかな、ってな印象。

  タブレットは殆ど選択肢が無い。
  ワコムの、安いのか高いのか。
  高いのなら、大きさは?、である。

  ま、そんな感じ。

     ミ☆

  歩き疲れたので、駅の隣の公園の隅に座り、
  コーヒーをすすりつつ文庫本をパラパラ。

  ふと左手に鳩が群れているのに気付いた。

  見ると、いわゆる浮浪者が寝転がっており、
  1羽の鳩がそのおっちゃんの上に ぴょんと飛び乗った。

  むむ?

  おっちゃん、微動だにしない。
  すると、ひょい、ひょい、と、続いて数羽の鳩。
  さらには手やら足やら、突つき出す始末。

  蹂躙、である。

  しかしおっちゃん、動かない。
  もしかして、死んでる?

  内心密かに焦りつつ、
  文庫本へ視線を戻しつつも、様子を見守る。

  あ、寝返り打った。

  おーけぃ、生きてたよ、ははは。

     ミ★

  DEMさんと優玲どん到着。
  なんの疑いもなくトライタワー方面へ。

  優玲どんは土産物 (注) を探しに行くというので、
  じゃぁファイナルファイト前で、ってことで、ばらける。

    注) この場合は「いやげもの」と読む。

  一人なら間違っても入らないであろう店へ。
  一昨日のアレでそれなりに耐性はついたらしいが、
  短時間とはいえ、やはり痛い、アニメイト。

  なにやら買い込んだ優玲どんを待ち、タワーへ。

  DEMさんの背後に立つ。
  右はワルキューレ、左は円卓の騎士。
  Knights of the round、だったっけか、うろ覚え。

  あっちゃこっちゃ眺めながら、ぼーっと。
  ゲームはやらないが、見るのは楽しい。
  タバコと汗の臭いは勘弁だが。

     ミ☆

  3人で秋葉原をぶらぶら。特筆なし。
  それなりに時間もなくなったので、東京駅へ。

  こちらでも万事順調、いささか残念ではある。
  新幹線の改札でDEMさんを見送り、
  んじゃ、ってことで優玲どんと中央線のホームへ。

  暇そうだったので、電車の中で本を渡してみる。
  「新解さんの謎」、古本屋で250円。

  発行はもう随分前のことになるが、
  一時期それなりに話題になった本である。
  世にも珍しい国語辞書の解説本(?)である。

  ツボだったらしいので、そのまま貸してしまう。
  最近は未読本棚が十分に賑わっているので問題無し。

  新宿で解散。

  予想通りとはいえ、祭りの後はやはり寂しく虚しい。
  せめてもの気休めに、などと妙な理屈を付けて、某カメラ屋へ。
  ワコムのタブレットと Wizardry Collection を買い、帰途につく。

  ふぅ。


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