雑記 20001212
シュバルツシルト半径にさえ気をつけていれば、
考えるということは素晴らしく楽しいことだ。
いきなり聞き慣れないカタカナを使ってしまったが、
これ以上近づくとブラックホールに飲み込まれるよ、
という距離のこと。球形なので半径となる。
銀河英雄伝説にもちらと出てきた。
もちろん ご近所にブラックホールなどはない。
外側、外界との接触の割合が減って、内側での、
ご都合主義的な論理で思考を展開するのは危険ということ。
適度な換気が必要かと思う。
とはいえ、想像力。
想像、空想、妄想。
ニュアンスには随分と違いがある。
想像は、空想および妄想の上位と考えて良いだろう。
空想と妄想は想像の一形態ということだ。
ごくごく大雑把には、
突飛な想像を空想、煩悩が絡んだ想像が妄想、か。
何をもって突飛とするかは面倒なところだが、
たとえば、今イキナリ宇宙人が攻めてきたら、などとゆーのは、
やはり空想の類いとして世間の皆様の失笑をかうのだろう。
しかしその可能性はそう簡単には否定できないだろうし、
こーゆー発想から新しい科学の分野が派生することもある。
どうやら宇宙人と遭遇する可能性はえらい低そう、
というのが定説ではある。
が、それは飽くまで推理の枠の内側、机上論であり、
それを導き出した過程に致命的なミスが混じっている可能性も、
誰も思いつきもしなかった要素が抜けている可能性も、0ではない。
その数字をできるだけ0に近づけるために、
思いつく限りの材料を試してみる。
ここで必要なのが、そう、想像力である。
受験の弊害、学校教育。
……うーん、駄目だ、
考えまとまらんわ。
ミ☆
石川県だったか。
若い娘さんのことを「 にゃーにゃー 」と言うのだそうだ。
中国語の娘々( にゃんにゃん )が転じたものらしい。
てぇと、
女の子の話になるとにゃーにゃーにゃーにゃー言ってるわけだな。
名古屋人はみゃーみゃーみゃーみゃーゆーてるらしいけど。
ミ★
自分のミスを認めるのは勇気の要ることだ。
バグ表とか障害表とか呼ばれる書類がある。
プログラム開発で発生したトラブルの記録である。
そりゃぁミスは少ないことに越したことはないし、
間抜けなボケやケアレスミスをバグにカウントされるのは、
うむ、あまり格好のよいものではない。
内容によっては当人の技術レベルを疑われかねないし。
ちょうど手元に ―― 例によって仕事中なのだが、
開発メンバー5人分の障害管理表がある。
ネットワーク上で共有されたディレクトリなので、
誰でも自由に閲覧することができる。
いやぁ、性格が良くわかって面白いや。
ミ☆
先日の会話、仕事で。
ちゃー?
ちゃー。
ちゃー?
ちゃー。
以下、日本語に意訳。
この変数はキャラクタ型なのでしょうか?
キャラクタ型ですよ。
本当にキャラクタ型で構わないのですが?
キャラクタ型で良いですよ。
前にどこかで書いたが、
キャラクタ型変数は Char という言葉で宣言される。
「 キャラ型 」と読むのが一般的らしいが「 チャー 」派もいる。
が、やはり「 シャア 」は見当たらない。
赤い彗星のことである、念のため。
ミ★
1974年3月生まれなので、現在26歳。
干支は寅、動物占いは黒ひょう。
世間一般ではバリバリの働き盛りの入り口付近、てところか。
最近では十代でベンチャー事業を云々とゆーの耳にするが、
幸か不幸か、私は凡人であるらしい。
その非凡の話を聞くとどーしても自分と比べてしまって、
どーにもこーにも暗い気分になってしまうのだが、
よくよく考えてみれば連中は飽くまでレアケース、
無駄にプレッシャーを感じることもないな、と。
とはいえ、開き直って安穏とする理由もない。
凡人は凡人なりに生き残るよう努力せねばならないのだろうから。