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結婚式 再会編


  ■ 7月16日(金)

  北海道へ転勤した友人の結婚式に出席するため、
  札幌へ行くことになった。
  本人曰く、左遷ではない、と。

  式は18日である。

  カレンダーを見ると20日(火)は海の日なので、
  19日(月)に会社をサボれば4連休となる。
  もちろん、あちら側もそれを意図したのだろう。

  友人2名と行動をともにすることになっている。

     ミ★

  空港までそれほど遠くない友人宅に集合、
  飲みつ語りつ時間を過ごし、
  勢いそのまま早朝の飛行機に乗り込むというプランである。

  が。

  集合場所に集合時間に到着したのだが、誰もいやしない。

  連絡を入れてみると、Aは電車の中で、まもなく到着。
  ホストであるBは会社の「 つきあい 」につかまって、遅れるとのこと。
  金曜の夜なので、仕方がないといえばそれまで。

  改札付近は暑苦しくて宜しくないので、
  携帯電話を幸い、駅から出てのんびり座っていられそうな場所を探す。

  出口からすぐのところにショッピングセンターを発見。
  コンクリートの床に座り込み、
  コンクリートの壁に背をもたれる。

  コーヒーを啜りつつ駅前の通りを眺めていると、
  半分位は「 なんじゃこいつは 」ってな目で見ていくのが、面白い。

     ミ☆

  45分経過。未だにAからの連絡がない。
  「 もうちょっと 」にしてはえらく長い。

  駅のアナウンスがモロに聞こえる所にいて、
  また、ホームの様子もよく見えていたので、
  事故の可能性は考えがたい。

  携帯の番号は知っているはずだし、
  着信履歴管理機能くらいあるだろうから、と、
  タカをくくっていた。

  が、イザかけてみると、
  「 いや〜、番号わからなくってさぁ 」
  と、茨城訛りの標準語(?)で。

  誰からか判らない着信は無視するのだそうで、
  追求してみると、私の番号は間違って登録されていたのだった。
  着信時間で判断できそうなものだが……。

  「 も1回教えて 」と、ポチポチやり始めたので、
  登録し終わる頃を見計らってヤツの携帯に発信、
  強制割り込みで入力をパーにして差し上げる(嘘)

     # 比較的初期の機種で有効

  Bに電話をしてみると、もう少しかかりそうとのこと。
  近所のファミレスで待ち合わせることにする。

  歩きながらの会話は、やはり仕事が絡む。
  「 最近、どう? 」と聞いても、
  「 新人の研修がさ〜 」などと返ってくる。

  焼き餃子をつっつきながらライチサワーを啜っていると、
  「 着いた 」と、B。

  数分後、Bと合流。

     ミ★

  なぜかエクセルのマクロの話になり、
  ちょっと Visula Basic に飛び、
  睡魔の絨毯爆撃を浴びたあたりで消灯。

  天井を眺めながら昔話。

つづく     


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