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窓辺で惰眠


  どーも最近、うじゃうじゃ とゆーか ふにゃふにゃ とゆーかなんつーか。
  これが、スランプってヤツなんですかね。

  原稿 ( このテキストのこと ) を書こうとしても、
  今ひとつ脳ミソと指先のリンクがイマイチとゆーか、
  どーにもこーにも、ほら、こんな感じで、まとまりゃしない。

  書きかけの原稿ってのも何本かはあるのですが、

    それでどうやってオチをつけるのさ?

  とゆー、非常にアレな問題にぶち当たって、
  意気消沈してエディタをクローズする日々を過ごしています。

  その他にも、
  9割方作ったまま放置してある「 看板娘さん達・其の参 」なんてのもあります。
  梅雨が開ける頃にはアップされるのではないでしょうか〜。

     ミ☆

  「 銀英伝 」が現在進行中です、8冊目です。
  さっき9巻を買ってきました。

  どーゆーわけか10巻だけ無かったので、1冊だけ。

  仕事がボチボチ忙しいのと、
  同時進行の本 ( 2冊くらいですが ) との連携もあって、
  「 ま、こんなもんかな 」ってスピードですね。

  ああ、もう1つ理由がありました。

  どうも7巻あたりから、
  小説としての面白さが失われてきたように感じられます。

  物語と一緒にややこしめの話も楽しめてしまうのがこの作家の持ち味
  だと思うのですが、どーも「 後世の歴史家 」の視点を使い過ぎです、
  飽きます。

  無論、終盤とはいえまだ途中ですので、
  読み終わってから改めて何か書くつもりです。

     # 覚えてたらね

     ミ★

  飽きるといえば。

  隆慶一郎、作家さんです、峰隆一郎ではありません。
  アタマに故を付けなければならないのが非常に悲しい所です。

  決して多いとは言えない、綺羅星の如き作品群。
  例えば「 死ぬこととみつけたり 」などは、
  私の、他人に薦める本ベスト5から漏れたことがありません。

  まだの人は今すぐ本屋にダッシュです☆

  ……なんですけど、ね。

  何冊か読んでいくと、多分、
  主人公に共通するパターンってものを、
  そう意識せずとも感じ始めると思います。

  氏の大好きなのは、きっと、「 いくさ人 」。

  もちろん、そうだからこそ、彼らを書き連ねたのでしょう。
  けれど、小説家としては1.2流、かな。

  愛するがゆえに、なのでしょうか。

  念の為に付け加えておきますけど、
  作品それ自体は非っ常〜に素晴らしいものです、お薦めです。

  それを踏まえて、
  あまり集中的に読まないほうが幸せかな、と、

  そーゆーことです。

     ミ☆

  隆氏を1.2流と言ったのは、
  私が「 魅きつけてやまない 」あたりに価値を設定しているからです。

  これにはまた、物書きだって食わなきゃ生きていけない、
  という見方も混じっています。

  明確にしておきたいので繰り返しますが、
  「 小説家としては1.2流 」と言いました。

  文を遺した人としてなら、もう少し評価は変わります。

  そーゆーことです。

     ミ★

  今世紀を代表する作家の1人として、
  司馬遼太郎の名は不動のものでしょう。

  しかしやはり、
  読み込んでいくと同様のキーワードを見出すことができます。

  氏の好むのは「 剽悍 」な武者、おそらく。

  こちらは、隆氏の時よりも自信がありません。
  上の意味で、氏が一流だからです。

     # いきなり漢数字になったな

     ミ☆

  オチが思いつかないので、
  代わりに弱音を吐いておきましょう。

  こーゆー評価って、嫌いなんですよ、あたしゃ。
  アッテンボロー提督じゃないですが、

    だからどうした?

  で片付けられるものだと、
  私自身が思ってしまっているからです。

    そんならやらなきゃいーやんか

  って声が聞こえてきそうですが、
  そこは、ほら、スランプですから、ね。

  だいたい、いきなりアッテンボローなんて名前が出てくるあたり、
  どーにもこーにもアレなんですよねぇ……。

  本を読むのはあなたであって、
  他人の評価は、飽くまで他人の評価です。

  誰かが「 死ぬほど感動した 」からって、
  つまらないと思ったら途中で放り出したって構いやしないのですよ。


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