ループ
最近どうも、生活が無茶苦茶でよろしくない。
6時半起床、
めざましテレビを見ながら朝食。
基本は納豆に味噌汁。
生協のひき割り納豆が、美味。
大塚さんの掴み所のないコメントに耳を傾け、
元祖なっちゃんこと小島奈津子アナを眺め、
逸材としか言いようのない木佐彩子アナを見守り、
華ちゃんの天気予報でネクタイを決める。
ところで、いま「 なっちゃん 」といえば田中麗奈である。
新幹線の、潜水艦のCMは良かった。
最近、某航空会社が似たようなコンセプトのCMを流しているが、
二番煎じの上に、面白くともなんともない。恥を知れ。
7時に家を出て、駅まで10分ほど歩く。
待ち時間は平均して2分ほど。
駅構内でたばこを吸っている下衆を睨みつつ、
相鉄線、海老名行きの電車に乗り込む。
海老名までは約5分。
本を読むかCDをまわすか ぼへーっとするか。
海老名始発8時5分新宿行き、小田急線小田原線準急。
発車10分くらい前から4番ホームに停まっているので、
駅構内でたばこを吸っている下衆を睨みつつ、
並んで待ち、座って本を読み始める。
新宿までは1時間強、
もちろん急行のほうが早いが、まず、座れない。
座れない満員電車と十数分の時間なら、後者を選ぶ。
時は金なりとどこかで書いたような気がするが、
朝から疲れ切っていては仕事にならない。
10分ほど揺られたあたりで本を閉じ、目も閉じる。
そういえば、
電車の中では夢を見たことがないような気がする。
授業中でも仕事中でも平気で夢を見ているのに、
電車の中での目覚めは、
「 眠っていた 」というよりも「 気を失っていた 」という感が強い。
気のせいだろうか?
新宿駅西口の複雑な人の流れをすり抜け、
エスカレーターの右側を歩いて山手線のホームへ。
既に9時を回っているので、混雑はそれほどでもない。
駅構内でたばこを吸っている下衆を睨みつつ、
ほんの数秒ガランとした車内へ突入。
大量の乗り換えが発生する為である。
本を読むかCDをまわすか ぼへーっとするか。
巣鴨で都営三田線に乗り換える。
2つの路線が交わっているだけなので、
人の流れが比較的スムーズでよろしい。
プリペイドカードで自動改札を抜けると、
処理の都合で、定期や切符よりも時間がかかる。
ほんの0.2〜3秒なのだろうが、空振りすることが多い。
悔しいので、楽しむことにした。
目的地へは池袋から東武東上線というルートでも可なのだが、
大きな駅の複雑な人の流れは、疲れる。
ゆえに、ちと遠まわりはなるが、あちらを選択。
駅構内でたばこを吸っている下衆を睨みつつ、
三田線のホームへ。
もう何年も前から価格破壊 ( 死語 ) を宣言しているらしい、
某電器店の広告の前で電車を待つ。
ここで乗り、降りると、出口に一番近い場所に出る。
その気になれば座れるのだが、
「 座る = 気を失う 」という図式がかなり良い確率で成立するので、
ドア付近に立ち、会社へ突入する準備。
文庫本をバッグにしまい、
代わりに財布を引っ張り出す。
少々不用心ではある。
地下鉄の窓は鏡になる。
自分の姿を眺めてみる。
もっとも、ここで何かに気付いても手遅れなのだろうが。
この辺りまで来てようやく目が覚める。
つまり、ここまでは半分以上寝ぼけていたとゆー訳だ。
脳ミソのチカラには驚くばかり。
虚空を睨むこと数分、目的の駅に到着。
とりあえず駅名は伏せる、念のため。
お馴染みのセブンイレブンへ。
買うものは決まっている。
パン×2、おにぎり×2、500mlの茶を1本。
おにぎりの片方は夕方にまわす。
週に1度くらい、ミント系のタブレットを仕入れる。
週に2度くらい、こっそり食べるおやつを仕入れる。
茶は、ペットボトル。
作業場に水気は禁物である……が、水分の補給も欠かせない。
割高ではあるが、まぁ中策。
外食と自動販売機に頼ると、勤務時間内の食費が倍になる。
週休2日で単純に計算すると、月当たり福沢さん1人。大きい。
その気になればもっと節約できるが、
それ以上は面倒くさいので、やらない。
ただし、栄養は偏る。
もっとも、他の理由もある。
食事をしながら仕事ができるのだ。
無論、作業の種類は限られるが、
急ぎの場合などは効果的である。
昼休みなのでタダ働きにはなるが、
そーゆーケチ臭いことを言っていては、
良い仕事はできないと信じている。
タイムカードを押すのは9時50分頃。
15分刻みなので、出社時間は10時00分と処理される。
さすがに秒とまでは言うつもりはないが、
分刻みにすれば良いのにと、つくづく考える。
不思議と、退社時間は00か15か30か45が多い。
ストレスの、最大の源は某社のインチキワープロであろうか。
毎日のようにバグを発見してはウンザリしているのだが、
もう、慣れてしまった。
蛇足90%のマヌケな仕様を極力動かさないようにすれば、
なんとか、それなりには使えるようになるが、
テキストエディタで書いた文書を貼り付けるのが最も効率が良いようだ。
強力な睡魔に襲われた場合は、
散歩するかトイレで寝るか。
寝ぼけ眼で座っていても目の前の仕事が減るわけじゃない。
休憩の下手なヤツはつまらない仕事をする。
人それぞれ、自分のペースで動くのが理想的ではある。
今の仕事場は禁煙ではない。
見渡してみると、嫌煙者は私1人らしい。
喫煙マナーも何もあったもんじゃない。
逃げ場所は、皮肉にも喫煙所である。
ちと寒いが、風通しは良い。
毎日、身体いっぱい肺いっぱいに副流煙を浴びる。
気休めであっても、扇子を手放すことは、できない。
平均すると20時頃に会社を出る。
こんな時間に逃げられるのは、
通勤時間2時間半を考慮してもらっているから。
近ければ、あと1時間は遅くなる。
20時といえば夕食を過ぎて晩飯の時間帯である。
胃袋の強烈な自己主張に悩まされ、
とりあえず軽いので誤魔化すか、本格的食べてしまうか、迷う。
が、少し前からは、買い置きのオニギリを、
駅までの道すがらパクついている。
行儀が悪いと怒られそうだが、
理由のないそれは無視することにしているので、気にしない。
都市部の人は、他人が何をしようと、
自分に害が及ばない限りシカトを決め込む傾向が非常に強い。
時には、若干の被害でも、甘んじて受ける。
面倒を避ける為だ。
余談になるが、
15年くらい前、栃木県某所で掲げられていた標語は、
「 うちの子も よその子も 褒めて叱れる ○○地区 」
というものであった。
良い句だと思う。
他人に価値観を押しつける云々なんて次元ではない。
道端で、知らない同士でも挨拶を交わすとか、
子供だけで焚き火をしていたならそれとなく注意するとか、
煙草を吸っているのを見つけたら殴り倒すとか。
1をもって10を知るヤツもいれば、
10をもって1を知るヤツもいる。
放っておいてもまっすぐ育つヤツもいれば、
時にはぶん殴ってでも矯正してやらなければならないヤツもいる。
変態サディスト教師も引っくるめての体罰禁止なんて、ナンセンスだ。
これは余談。
タイムロスは数秒。
呑気に外食なんてしていると、途中で終電を逃しかねない。
駅構内でたばこを吸っている下衆を睨みつつ、
朝と同じ路線を逆方向に。
ただし小田急線は、寝過ごした場合のことを考えて、
極力、海老名止まりか、も一つ前の相模大野止まりの電車を選ぶ。
ヤバイと思ったら座らない。
立ったまま寝過ごしたことは、
まだ2回しかない。
帰り道は、空を眺めていることが多い。
住宅地なので、空はそれなりに暗い。
矯正視力だが、オリオン座の小三つ星もぼんやりと見える。
たまに、米軍機が視界を横切っていく。
週に2、3回はコンビニに寄る。
晩飯……というより既に夜食の時間帯であるが、
とにかく食べないことには体が続かない。
ただし、コンビニ弁当に頼りすぎると、太る。
栄養が偏る、脂肪肝になる、財布が軽くなる。
同じ過ちは二度と繰り返さない。
帰宅後、なにはともあれ手を洗い、うがい。
健康の管理は本人の仕事である。
以前いっしょに働いていたバグの口癖の一つに、
「 病気なんだから休むのは仕方がない 」
というのがあった。
契約不履行だぞ、それ。
ああ、嫌なことを思い出してしまった。
忘れよう。
基本はニュースステーションだが、
帰宅時間によっては筑紫哲也になる。
ふと、「 観たいTV番組 」が少ないことに気付いた。
めざましテレビ、ニュースステーション、NEWS23、笑点、
クローズアップ現代、タモリ倶楽部、さんまのまんま、
それに、パパパパパフィくらい。
リソースが偏っている。注意しないと。
菅沼節を聞きつつ、
渡辺さんを眺めつつ、メシ。
食べてすぐに寝ると、太る。
これを回避する結果が夜更かしである。
メールのチェックから始まって掲示板の巡回、
ネタがあれば黙々とキーを叩き続けたり、
イメージが湧けば、らく描きしてみたり、
ぼーっとしてみたり。
6時半には起きなければならない。
少なくとも3時までには寝ようと心がけている。
が、どういう訳か、
2時を回ると俄然脳ミソが元気になってくる。
無理矢理ふとん……もとい、寝袋に入って照明を落としてみても、
脳ミソは安定した回転数を維持し続ける。
週に1、2回は、眠るのを諦めることになる。
5時を過ぎたらもう寝ない、起きられなくなる。
ゆーべなんざ、
モニタの前で考え事をしていたら夜が明けてしまった。
困ったもんだ。