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可能性


  たまに、絵を描きます。

  とはいっても、
  同人誌を作ってるわけでもなく、
  仕事でやってるわけでもありません。

  ふと。

  なんとなく脳ミソにイメージが浮かんだら、
  えいやっ☆ っと描いていきます。

  ですから逆に、
  描こうとしてもイメージが沸かないと、
  シャーペンは元気のない線を生み続けることになります。

  甲殻機動隊士朗正宗風に言うならば、
  そーゆー状態に相が遷移した状態での行動、
  てな感じでしょうか。

  そんな訳で、お絵かきコーナーは閑古鳥なのです。

  って、言い訳かい(汗)

       ミ☆

  なにげに古い記憶と戯れていたら、
  小・中学校の頃、
  ひどく勿体ないことをしていたと思われることに、
  最近になって気付きました。

  2つあります。

  国語の授業。

  どーゆーわけか、教科書のアタマに載っているのは、
  いつも決まって論説文風の、堅苦しい文章でした。

  で、その次に詩が来て、
  ほんでもって物語風の作品、という順番。

  どれが面白いかって、
  小説に決まってますがな。

  もち、人それぞれですけれど、
  小学生なら、かなりの割合がこれを選ぶでしょう、
  どれが好きかと聞いてみれば。

  なのに。

  ただでさえ眠くて仕方がない季節に、
  睡魔の回し者のような言葉たちと格闘しなければならない。

  そりゃあ 飽きますって。

  無視して違う所読んでましたからね、あたしゃ。

       ミ★

  子供が何かに興味を示したら、
  大人はそれを後ろから見守って、
  適度にサポートしてやるのが良いと思うんですよ。

  国語の授業としては、
  日本語を教える方法としては、
  あーゆー固い文章ももちろん必要でしょう。

  けど、
  好きにはならないかもしれませんが、
  嫌いにしちゃいけないでしょう。

  まずはその魅力を見出させてあげないと。

       ミ☆

  2つ目は美術の授業。

  イメージが沸かないと何も描けないのは、
  どうやら、中学生の頃も同じだったみたいですね。

  教師の目とゆーものがありますから、
  とりあえず鉛筆を走らせては消しゴムがそれを追う、
  と、
  そのうち画用紙がヘロヘロになって ( 以下略 )

  それはともかく、
  大抵は時間が残り少なくなった頃に猛然と描き始めるので、
  「 これからやっ★ 」ってところで、
  無情にも終業のチャイムが鳴り響くとゆーパターン。

  で、1週間もすれば絵の神様はどこかへ行っちゃいますから、
  結局、美術の成績はあまり芳しくない、と。

  一度だけ、美術の授業の後にすぐ放課という機会があって、
  ちょうど脳ミソがノっていた状態だったので、
  そのまま描き続けていたことがあります。

  それなりのモノは描けたのですが、
  部活をサボったとゆーことで、
  その後ひどい目にあったことばかり覚えています。

  こんなもんだよね。

       ミ★

  好きこそものの上手なれ。

  才能を、
  色々な角度から突っついて探るのも良いけど、
  良さそうなものが見つかったら、
  それを支えてくれるようなシステムに、
  もう少し心を懸けて欲しかった。

  教育の現状は知りませんけど、
  もし「 今でも 」なら、
  少しは考えてやって下さい、考えてください。

  平均化・規格化して統治しようとするのは、手抜きでしょ。


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