散歩 その1
私は自転車乗りです。
と言ってもニュアンスが伝わりませんかね。
も少し具体的には「 自転車で旅をするのが好き 」な人です。
場所によっては「 ちゃりだー 」なんて呼ばれ方もしますけど。
毎夏、北海道にはそれこそオビタダシイ数の旅行者が集まります。
オートバイ ( バイク )、自転車、車、徒歩、その他、
普通の人から意味不明の存在まで、もう「 お祭り 」です。
そんな中でいつの間にやら、
自転車の人たちは「 ちゃりだー 」と呼ばれるようになりました。
因みにバイクは「 ライダー 」、
バックパッカーは「 カチダー 」とか「 トホダー 」とか。
「 だー 」付けりゃ良いってもんでも無いでしょうに(笑)
もちろん普通に ( ? ) 電車や飛行機で移動して、
ホテルや旅館の類いを使う方々もいらっしゃいます。
まぁ、ほとんど遭うことないですけど。
基本的にキャンプ場で寝泊まりしますから、
遭遇するとしても、滅多に行かない観光地か、そうでなければ駅。
ミ☆
駅で何をするかって?
そりゃぁ寝るんですよ、もちろん(笑)
冗談 ( でもないか ) はともかく、
私の場合は、町に着いたらとりあえず駅に行くことにしています。
理由は簡単、待合室のベンチでごろ寝……じゃない、
いや、それもたまにやりますけど、情報収集です。
近年はどこの自治体でも町/村興しとやらに熱心で、
町/村中を引っ掻き回してやっと見つけ出した「 伝説 」の類いや、
地方交付税交付金をふんだんに使って「 変なもの 」作るとか、
とりあえず、暇潰しのネタはいくらでも転がっています。
上で挙げた例だと、前者はまだ微笑ましくて良いのですけど、
後者はただ苦笑するのみですねぇ。
思いっきり頬をゆがめて「 ケッ 」なんて毒づくのも一興です。
# 全部が全部という訳ではありません、もちろん。
そんなものよりも私としては、
地元の人達とお話しているほうが楽しいです。
ミ★
それこそ土地の人しか知らないことや、
看板や電話帳じゃ見つけられない情報も手に入りますし。
もちろん、情報目当てなんて固いものじゃなくて、
雑談自体が面白いのです。
観光地巡りなら誰でも出来ますからね。
つづく