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06/01(Thu)
 サッパリ風邪が治らないのだが、仕事を滞らせると色々と面倒なので、午後から出社。
 折角なので、どのくらい脳ミソの性能が落ちるかを、意識して行動してみる。
 判断力は思ったほど落ちないようだが、頭痛が割り込んで、集中力が持続しない。

06/02(Fri)
 地方から障害(不具合、バグのことさ)の連絡が来ると、現地の特産品が話題となる。
 あそこの名物ってなんだっけ?、いまは何がおいしいんだ?
 その手の出張は、まず無いんだけどね。

06/03(Sat)
 未だに風邪。飽きて、カメラを持って近所を散歩。
 久しぶりに話し掛けられたが、ボーっとしてたので、こんにゃく問答になりかけた。
 いや、そこまでメチャメチャではなかったかな。たぶん。

06/04(Sun)
 ベランダに出ると、道路を挟んだ隣の家の塀の上で、猫が昼寝をしていた。
 1匹かと思ったら2匹で、と、しばらく見ていたら、最低でも6匹、うち子猫が2匹。
 そのうち喧嘩が始まったので、デジカメで、静止画と動画を撮影したみたり。

06/05(Mon)
 サッカー日本代表壮行試合、国際親善試合、対マルタ代表。
 結果は1−0で日本だったが、内容はイマイチ。
 消化不良。

06/05(Mon)
 マルタ戦の中継で気になったのが、グラウンドをほぼ縦まっぷたつに分ける屋根の影。
 画面上は、上半分が光の、下半分は闇の世界で、下の世界はほとんど見えない。
 こんなところにも技術的な課題があるのだねぇ。

06/06(Tue)
 相変わらず風邪が治まらず、鼻水が、痰に似た濃い?鼻水?が、止まらない。
 花粉症の副産物で、水っぽい鼻水がどう作られる?かは、なんとなく見当がつく。
 が、こちらの濃い?ほうは、はて、同じようなものなのだろうか。

06/07(Wed)
 朝、9時ちょい過ぎの銀座線、赤坂見附駅、浅草方面の、前から2両目か3両目。
 ホームにて到着を待ち、着いた、ドアが開いた、で、最初に降りた人を見る、と。
 やや照れくさそうな表情で、帽子には東京メトロ、黄色い腕章には「整理係」と。

06/07(Wed)
 虎ノ門で降車、人込みの中にちょっとした違和感。
 身長は180センチ弱か、身なりこそスーツにネクタイだったが。
 その物腰、その風貌、髪型、口ひげ、ああそうか、なるほど、東方不敗か。

06/08(Thu)
 2時頃に入浴、涼を求めてちょいと近所の自販機へ缶コーヒーを買いに。
 深夜の住宅街は音も無く、立ち止まれば、数瞬、無音に包まれる、錯覚。
 ぞくぞく。

06/09(Fri)
 帰り道、電車が減速し始め、もうすぐ和光につくかという、その時。
 なんとなしに振り向くと、若い女性がPSPを握り締め、その画面を凝視していた。
 その表情たるや! 鬼瓦!! あれぞまさしく! まごうことなき!!

06/15(Thu)
 実家に電話をすると、途中、背後で別の電話が鳴り、あわただしい雰囲気に。
 祖母がどーのこーので電話は一旦切れ、数時間後のそれは、訃報だった。
 後日談によると、大往生、いい死に方をしたとのこと。

06/16(Fri)
 この日のキーワードは「心理的な距離」で、祖母とのそれは、さほど近くはない。
 ゆえに、それの近い人による感情的な非難を受け止める余裕はあるが、ストレスは溜まる。
 しばらくぶつくさぶつくさ。

06/17(Sat)
 ついにこの日が来たか、ってな具合で黒ネクタイを買い、その足で実家へ向かう。
 小山駅での連絡の悪さを逆手に取り、トイレで礼服に着替え、黒ネクタイを締める。
 とにかく暑くて参った。

06/17(Sat)
 実家の床の間にて、生まれて初めて死人を見る。
 きれいな死体だったのは幸いであろう。
 作り物のように見えたのは、世の作り物が精巧なのか、或いはその他。

06/17(Sat)
 納棺の儀とやらで、遺族が集められ、業者の説明が始まる。
 儀式を仕切ってくれるのはありがたいが、レクチャーが混じって、ちょっと妙な気分。
 彼の指示に従い、簡略化された手順を白けた気分で追い、祖母を棺へ。

06/17(Sat)
 全ては業者のスケジュール通りに進められ、遅滞もなく、適度な余裕もあり、関心。
 促されて外へ出ると、霊柩車と、いかにもそれっぽい色のマイクロバスが待っていた。
 戸締りの確認で時間がなくて、霊柩車をじっくり観察できなかったのがちと残念。

06/17(Sat)
 場所を移して通夜。
 ゲンナリぐったりなのだが、詳しくは宗教がらみで面倒なので、省略。
 ひたすら頭を下げていたが、積極的に話をする必要がないのは楽でいい。

06/17(Sat)
 やっとこさ初日のスケジュールが片付いたと思いきや。
 とにかくひたすらよくしゃべる叔母につかまって、約1時間半。
 ここまで相手のことを考えられない人もどうかと思う。

06/18(Sun)
 2日目は葬儀・告別式、火葬、精進落とし。
 儀式の類いはゲンナリぐったりで以下省略。
 この2日間で何度頭を下げただろうか。

06/18(Sun)
 一目で葬式とわかる色のバスで火葬場へ移動。
 ああ、このバスの中はあからさまな非日常なのだな、と。
 こちらをチラと見る視線の質でそれを感じながら、変な気分。バス酔いではなく。

06/18(Sun)
 荼毘にふすという風情ではなく、名前を聞き忘れたのだが、まぁ、焼却炉。怒られるかな。
 最後の別れを告げるという雰囲気には、ある意味それでもいいのか、無機質なコンクリートの壁。
 騒々しい読経に苦笑しつつ、棺桶が吸い込まれる仕組みに興味をそそられつつ、扉が閉じた。

06/18(Sun)
 骨になるまでの約1時間、弁当を食べて雑談。
 故人を悼むという空気はなく、カラ元気というのでもなく、ただの宴会。
 それはそれで構わないが、心が枯れているようにしか見えない、というのは青すぎか。

06/18(Sun)
 きれいに焼けたらしい。
 これまたゲンナリするような手順で骨を拾い、お清め。
 骨壷の封印が手馴れていて、美しくて、ちょっと感動。

06/18(Sun)
 精進落としと呼ばれる宴会。
 いいかげん面倒になって、座りっぱなし。
 なんだかなぁ。

06/18(Sun)
 通夜振る舞い、火葬待ちの弁当、精進落とし、宴会?は3回。
 これらの席で、週末はなにしてんの?、という質問が10回くらい。
 他にネタ振りはないのか。或いは、そうまでして喋りたいものか。

06/18(Sun)
 適当に雑談して、着替えて、挨拶して、さっさと帰路につく。
 池袋駅のいつもの場所を歩き、ああ、帰って来たなぁ、などと。
 実家へ行ってもあまり懐かしさを感じなくなって久しい。

06/18(Sun)
 サッカーW杯、予選、対クロアチア代表。
 こぞってFWの不振をなじるが、クロアチアは間違いなく強かった。
 次のブラジル戦はジーコの1トップだな。そりゃぁ世界が驚くさ!

06/19(Mon)
 通夜と葬儀その他が土日で済み、日曜には戻っていたので、出社は可能。
 なのだが、金曜日の調整の都合で、今日は出ても面倒が増えるだけなので、サボる。
 部屋の契約更新の締切が明日だったのを思い出し、書類を書いたり手続きしたり。

06/19(Mon)
 ベランダからは道を挟んで隣家の裏庭?が見える。
 少し前に、その一角で4匹の仔猫が産声をあげ、目下大暴れ中。
 光学12倍ズームが大活躍、というわけだ。

06/20(Tue)
 昨日に引き続き、忌引き扱いのサボり。
 この日も中途半端に顔を出すとかなり面倒な作業があるので。
 もっとも、仕事のメールが散発的に飛んできて、まぁ、リハビリか。

06/20(Tue)
 イトーヨーカドーの食品売り場、午後の紅茶のミルクティーが、新発売特価で118円。
 ほほぅと思ってなにげに隣を見ると、同じくカムカムレモンティーは、100円。
 他のキリン製品は、おそらくサッカー絡みのキャンペーンなのだろう、みんな100円だった。

06/21(Wed)
 スペインとポルトガルの試合を眺める。
 これがW杯のレベルなのだね。
 アジアのレベルは確かに低いわ。

06/22(Thu)
 その日、朝の電車、始発待ち、たまたま先頭になったので、後ろの様子はわからなかった。
 座席を確保してホッとして、視界の隅の、隣の人の色を見てギョッとした。
 まっ黄色のシャツ、薄いオレンジのパンツ、でも首の上は黒ぶち眼鏡に七三‥‥。

06/22(Thu)
 サッカーの試合が日本時間で朝の4時、言い方を替えれば28時。
 帰宅して、メシ食べて、適当にぶらぶらして、22時頃、目覚まし時計をセットして、消灯。
 さっぱり寝付けず、眠れたと思えば変な夢を見るし、起きたら起きたで試合はアレだし。

06/23(Fri)
 サッカーW杯、予選、対ブラジル代表。
 前半1点取った直後にテレビを消し、寝て、朝のニュースで、というのがベストだったかもしれない。
 あの点差、実力差には笑うしかないしね、って。しかもブラジル、ベストメンバーではないし‥‥。

06/24(Sat)
 ヘアブラシが折れた。
 6年くらい使ったか。
 折れるもんなんだね。

06/26(Mon)
 朝食に山盛りサラダと惣菜、鶏肉の南蛮なんとか。
 夕食に山盛りサラダと惣菜、鶏肉の竜田揚げ。
 なんだかなぁ。

06/27(Tue)
 色々あって、朝食は蕎麦。ずるずるずる。
 昨晩食べるつもりの、スーパーで買ったそれ。
 賞味期限内ではあるが、うーむ。

06/28(Wed)
 職場の紙コップ自販機でコーヒーを買う。
 取り出し口を覗くと、何も無く、カップが途中で引っかかっていた。
 カップを引っこ抜き、なんとなしに定位置に置いたら、一滴だけ落ちた。

06/29(Thu)
 その翌日、ドキドキしながら、同じ自販機で紅茶を買う。
 緊張の一瞬、ボタンを押す、機械音、取り出し口を注視。
 ぽこっ☆、ってな音を響かせ、無事にカップが出てきた。

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