ECCO Jr.
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ECCO Jr.は、日本においては育脳塾用ソフトとして発売されました。 元々は、海外用PICOソフト「ECCO Jr.」(SEGA)を日本に移植したものだと思われます。 どういう経緯で、育脳塾用ソフトとして日本発売に到ったのかは不明なのですが 開発は、ECCO THE DOLPHINと同じNOVOTRADEが担当した模様です。 スタッフロールを見る限りでは、NOVOTRADE及びSOA(SEGA OF AMERICA)のスタッフのみで IMAGINNERが関与した形跡は無いです。 育脳塾については、別途コンテンツにて紹介しておりますが簡単に説明すると IMAGINNERより発売されたPICOと完全互換のハードです。 よって、PICO専用ソフトでも育脳塾で遊ぶ事ができ、育脳塾用ソフトもPICOで遊ぶ事ができます。 一連の育脳塾用ソフトは「右脳開発シリーズ」と称され、「ECCO Jr.」の他にも 「TAILS AND THE MUSIC MAKER」といったものも発売されています。 もちろんこれは、あのソニックで登場するテイルスがメインで登場するものです。 |
ECCO Jr.の話題に戻しましょう♪ このECCO Jr.の対象年齢は3才以上。 教育要素は‥「英語」。 ネイティブスピーカーによる発音(音声)が売りらしい。 ‥が。この英語ってのがクセものですね〜。 なぜなら上でも書きましたが、元々は海外版がオリジナルだと思われるんですから。 そりゃ、ネイティブスピーカーでしょうよ‥って感じで。(^-^;; このソフトの内容も、起動時の育脳塾ロゴ以外は英語です。 おそらく‥向こうのソフトをそのまま日本に持ってきたんでしょうね。 海外版(北米版)ECCO Jr.にも、日本版ECCO Jr.にもリージョンコードは設定されて無いようですし。 尚、誤解無きよう補足説明を付け加えさせて貰いますが、 日本版ECCO Jr.の取扱説明書、及びパッケージは日本語ですよ。 ソフトも起動時に最初、育脳塾とIMAGINNERのロゴが表示されるので、 この点において海外版と違うと思われます。f(^-^;; でもある意味賢いですよね。 あえて英語を日本語訳せずに、むしろ英語である事をウリにしてしまうなんて♪ Electronic ArtsやAcclaimもソフトのパッケージに英語の教育要素有り!‥とか記載しておけば、 あんなに手抜きだのなんだのって文句も言われずに済むのに‥。 是非見習って欲しいものです。
ここでECCO Jr.にとって問題なのは、その潔い手抜きっぷりでは無く |
ECCO Jr.のストーリー設定は‥ 「イルカのECCO Jr.と一緒に海中宝探しにでかけましょう。」です。 以上です。 後腐れの無いストーリー設定が最高にステキです。 尚、主なミニゲームとして5つ程紹介しましょう。
魚を形や大きさや色で分けていくゲーム。 これがゲームと呼べるものなのか良く解からない。 2.ロブスター 壊れている橋を修復してロブスターを助けてあげる‥というもの。 壊れている橋の部分がパズルのようになっていて当てはまるパーツを 組み合わせることができればOK。 昔、「タントアール」か「イチダントアール」にあったミニゲームの 幼児版ともいうのか‥。 3.崖 神経衰弱。 4.シーソー うまく釣り合うように海の生き物達で調節する。 生き物のウエイトは決っているので足し算を使う。 5.岩棚 地震がおきる前にカニを誘導して制限時間内に脱出する‥というもの。 緑色のボールがある所は必ず止らないといけないので 歩数を計算する事が必要。
他にも色々なミニゲームがあります。
ECCO Jr.の教育要素はあくまでも「英語」です。 パッケージにもそう記載されていますから間違い無いです。
ただ‥ 取扱説明書の冒頭にはソレらしき事は何も書いて無いんですけどネ♪
ここはやっぱり見習うべき。 Electronic Arts!Acclaim! これからは洋ゲーを英語教育ソフトと呼ぶ事にしよう。そうしよう。
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