サディスティック・ミカ・バンド 【タイムマシンにおねがい】 全体的に物凄くポップで、聴いてるだけでもなんだかワクワクしてくる。 楽曲といい、演奏といい、完全に完成された曲だ。 この曲で最も注目すべき点は、1974年に発表された曲であること。 1974年といえば‥オイラの生まれた年だ。 1974年といえば‥石油ショックの翌年だ。 1974年といえば‥ウォーターゲート事件によりニクソンが辞任した年だ。 1974年といえば‥巨人の長島茂雄が引退した年だ。 1974年といえば‥映画「エマニエル夫人」が大ヒットした年でもある。(ポッ‥) 2000年代に入ってしまった現在においてこの曲は「えらく昔の曲」である。 もしこの「えらく昔の曲」という認識下で、この曲を初めて聴く方がいたら さぞ驚かれることだろう。その逆(聴いた後に74年の曲だと知る)も然りだ。 分かりやすく言うと、現代においても曲の全ての要素がまったく廃れていないのだ。 半年前の新曲が、既に懐メロになってしまう現在のヒット曲とはわけが違う。 名曲には、常に普遍性がつきまとう‥といった所か。 まだ未聴の方は、是非このタイムマシンに乗ってきた曲を聴いていただきたい。 1972年結成 グラムロックの影響を受けたキッチュでポップなRock 加藤和彦(vo,guitar) ミカ(vo) 高中正義(guitar) 小原礼(bass) 高橋幸宏(drums) 今井裕(keyboad) *上記のは1973年時点のメンバです。 1972年 つのだひろ(drums) 1975年 後藤次利(bass) 1988年 桐島かれん(vo) なんか、すげーメンバーだな。f(^-^;;
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