スーパーマリオブラザーズ (C)NINTENDO                                  戻る               進む              

     常人離れした高い血糖値も何のその。 アブラギッシュな笑顔は100万ボルトで狙い撃ち。たるんだ腹に喝をいれて今日も行く。 そんな精力溢れる中年親父が所狭しと王国中を走り回る、はちゃめちゃ活劇武勇伝。 日本のことをあまりよく知らない外人さんにも解りやすいように噛み砕いた言い方をすれば、 そんな感じのソフトである。
   とにもかくにも謎めいたソフトである。何故にキノコを食べると身の丈2倍以上になるのか? 何故にお花を手にすることで火の玉を撃てるのか?何故にオーバーオールを着こなして“大草原の小さな家”を 気どっているのか?数え上げればその謎の数は際限ないが、ただ一つ言えることはこれらの謎を全て解き明かしたとき、 世界中に散らばる不可思議な謎の約99%以上が解明できるようになるということである。 もしこれが近い内に成されれば、ヒトゲノムに次ぐ人類の快挙と言えよう
 
ファミリーコンピュータ‥ファミコンを絶対的な地位へと
導いた「スーパーマリオブラザーズ」
このソフトを発売日に買ったのは今でも僕の自慢の一つだ。


 
 
今回のソフトとは関係がまったくないが参考の為
メガドライブ版「スーパーマ○オワールド64」。
何かマリオに似た人物がジャケットに印刷されているが
無論、マリオではない。
それはきっと間違いなく気のせいだ。

     ところが、当のマリオ兄弟はそれを知ってか知らぬか、某○姉妹よろしく招待されてもいないのに 国際的な映画祭に現れたり、大した珠じゃないくせに悩殺衣装で色目を使ったり、ゴージャス、ゴージャスと騒ぐ割には さほど金持ってるようには見えなかったりするなど、その破天荒なおいたぶりで世間を意味もなく騒がせている。 そんな世の役に全く立っていない彼らであるが、やるときゃやるもんで、ピーチ姫がさらわれたときなど それまでプレイしていたドンジャラを止め、自ら救出兵を志願したことはあまりに有名な逸話である。
   その時の彼らは凄まじかった。超合金並の堅さを持つレンガブロックの塊を拳ひとつで いとも簡単に破壊し、王国が傾くのではないかと思わせるほど国中のコインをごっそり我がものにし、 暖かな日差しの中、散歩しているだけの亀やらを日向小次郎の如しドリブルでなぎ倒し再起不能に至らしめるなど、 それはまさに殺略を繰り返す強盗団以外の何者でもなかった。挙げ句の果てに、 大砲の弾を牛若丸よろしく足舞でひらりとかわした様は、王国中の人々が“ペレ再来”と驚嘆の声をあげたほどである。 その様子を聞いたピーチ姫が、自分をさらったクッパ大魔王に目に涙を浮かべながら助けを求めたことも あまりに有名な逸話である。
 
     以前、何かの研究論文で彼らの職業についての考察を一読したことがあったが、 それによると彼らの本職は配管工らしい。彼らの仕事ぶりにケチをつけるわけではないが、我々は、 いや、少なくとも私は、彼らの配管工としての仕事ぶりを一度たりとも見たことはない。 確かに「マリオブラザーズ」では配管の中らしき場所に彼らは存在していたし、 「スーマリ」においても土管から出たり入ったりしていた。だが、そこで彼らがやっていたことと言えば、 亀を追いかけまわしたり、コインをごっそりと奪ったり、武蔵浦和駅前でナンパした女を連れ込んだり、 どう考えてもそれは配管工の仕事とは言い難い。たまたま、配管で休日を過ごす彼らのライフスタイルを 目にしただけなのかもしれないが、それにしても、テニスプレイヤーやら、審判やら、ドクターやら、 任天堂の家紋やら、何しろ副職やりすぎ。これでは彼らの子供たちも“昼間のパパは光ってる。”とは言い難いし、 それ以上に、父親参観日の作文発表でどんな風に自分の父親を紹介していいのかわからないではないか。 配管工なら配管工らしく、「ゴルビーのパイプライン」にでも出てなさいと叱咤したいところではあるが、 この不況の世の中、いくら彼らといえども仕事は選べない時期に来ているのかもしれない。 “マリオ兄弟か高橋名人か”と言われ、ファミコンが全盛期だったあの日。あちこちから仕事の依頼が絶え間なく、 共演女優の質で仕事を決めていたあの日。銀座の高級クラブをはしごしてもまだお釣りが返ってきていたあの日。 親の財布から一万円を抜き取って、さして面白くもないファミコンソフトを定価で購入していたあの日。 それらはもう、二度と味わうことのできない果てしなく遠い過去の想い出になってしまった。    先日、終電間近の山手線で酔いつぶれ、スリにポケットから小銭を盗られていたマリオの姿を目にしたとき、 誰かがふと、“そうだ。もうあの時代は終わったのだ。”と呟いた。 晩秋の寒い風が、僕の頬を引っ掻いたような気がした。(すくるど)

 

画面がSFC版「スーパーマリオワールド」にクリソツだが
これは決して「スーパーマリオワールド」じゃありません。
「スーマリワールド」ならもっとストレス無くプレイできますもん。
任天堂ハードでファンタジーゾーンやコラムスをプレイできても、
SEGAハードでマリオやゼルダをプレイすることはできません。
これが真理なのです。
‥でも、キャスでゼルダしたいなぁ‥。
 
りぐ氏の独り言
   「マリオ兄弟か高橋名人か」か‥上手いこと言うね。今なら「マリオ兄弟か高橋兄弟か光鼠」なんだろうけど。
というわけで、横スクロールの雄「スーマリ」の登場だ。
スーマリが無かったら、ソニックもアレックスキッドもこの世に無かっただろうからね。
このゲームの特筆すべき点は、優秀なゲームバランスもさることながら素晴らしい操作性にあると思います。
今、プレイしてもストレスが溜まることなく遊べることができますものね。
   しかし‥話が変わりますが、最近の任天堂は確かにマリオに頼り過ぎな感はありますな。
まあ、事実‥マリオ&ポケモンで売り上げは安泰するわけですが。
ちょっとした、スーパー・コンパイルな感じの会社になりつつありますな。
ただ、現実問題‥良いソフトが売れるソフトだとは限らない今の世の中では
しょうがない事なのかな?とも思います。
任天堂も‥辛い世の中だねぇ。
そうそれと、個人的な話ですがナニゲにモー娘の保田圭に大注目です。

 

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