【30分 洗車】

急いで車をきれいにしたいとき、お出かけ前の30分で愛車を美しく仕上げましょう

用意するもの


洗車用人工セーム革

拭取り用人工セーム革

タイヤ用ブラシ&ホイール用スポンジ

タイヤWAX

ゴールドグリター



ゴールドグリター

 購入以来大変重宝しています。どんなものかというと、簡単に言って車全体どの部位にでも使用可能な液状の即効性WAXです。使い方はバケツの水に混ぜて洗車するとか、洗車後水を拭取る時にスプレーして拭取るとかいろいろ使えます。窓に塗れば発水効果もあり、室内やプラスチック部分にも問題なく使えます。艶は全然期待してなかったんですが、使ってみたらこれまたなかなかいい光沢です。
 私はこれをコーティングの保護剤として使用しているのですが、コーティングがとても長持ちするようになりました。数ヶ月に一度本格洗車すれば、あとは毎週30分洗車で済んでしまいます。しかも、磨き作業を省略できるので、洗車によるスクラッチはほとんど増えません。
 欠点は、お手軽すぎて洗車大魔王としてはうれしい反面、ちょっともの足りないかな?



30分洗車術

水をかける

 まずはボディーに水をかけて大きな汚れを流しますが、これは汚れを浮かすのが目的なので適当でかまいませんが、一応まんべんなくかけるようにしましょう。この時日差しでボディーが暑い時は水で良く冷やして下さい。そしてしばらく放置して水で汚れを浮き上がらせるのですが、時間がもったいないのでその間に次のステップのタイヤ&ホイール洗いをします。


タイヤ&ホイール洗い

 タイヤ&ホイールは汚れが激しいのでここだけはタイヤを洗おうで説明したように、入念に洗うことを推奨します。といっても毎回だと大変ですし、30分洗車といことで手抜きで説明します。
 まず、毎回ホイールにノータッチWAX(ゴールドグリターでもOK)でコーティングしていれば、ホイールの汚れは水洗いだけでも落とせるはずなので、水をかけながらスポンジで汚れを落とします。タイヤも同様にブラシで擦って洗います。あとタイヤハウスのチリ部分の泥も洗います。
 ただ結構汚れる部分なので、なるべく3回に1回はシャンプーを使いましょう。
 そして次回も楽に洗えるようにノータッチWAXやゴールドグリターを軽くスプレーしておけば良いでしょう。


洗車

 WAX派の人は30分洗車ではなるべくシャンプーは使わずに水洗いのみで済ませます。よっぽどひどく汚れていなければこれで十分きれいになります。シャンプーを使うとせっかくのWAXを落としてしまうことになり、WAX効果が長持ちしなくなってしまいます(ただし最近の「シャンプーで落ちないWAX」「WAX落とさないシャンプー」はこの限りではありません)。ですからどうしても水で落とせない、虫の死骸や樹液や油汚れの部分のみを軽くシャンプーで拭くようにして後はたっぷりの水で洗いましょう。
 洗車は洗車用のウエス(ボディーを洗いましょうコーナーで使用した人工セーム革)をくしゃくしゃにして持ち、ホースで水をたっぷりかけながら軽く拭うようにして洗います。ゴシゴシ洗うと表面の汚れで傷つきますので、ボディーに水の膜を作ってその上をウエスを滑らせて汚れを水で流すような感じで洗います。洗う順番は ルーフ→窓→ボンネット→トランク→サイド ですかね?
 注意としてはウエスが汚れたらすぐ洗ってきれいにしないと、ウエスの汚れで傷つけるので気を付けましょう。
 洗い終わったら拭取りを上手にするために、もう一度全体に細かい飛沫の水をかけてボディーをビショビショにします(飛沫が大きいと流れてしまうのでできるだけ細かい飛沫がいいでしょう)。
 コーティング派の人、水洗いだけじゃ満足できない人は軽くシャンプーすると良いでしょう。30分洗車なので、スポンジでなでる程度に軽くサッと洗えば良いでしょう。



拭き取り

 擦らずにボディーの水分だけを取るように、軽く拭き上げましょう。ザラついたり、水分が取り難くなったらWAX(コーティング)が落ちてきていますから、次回は気合入れて洗車しましょう。この時ノータッチWAXをシュシュッとスプレーして(水で流す)おけばとりあえずつかの間の輝きを得ることもできます。

 私の場合は、ここでまた「ゴールドグリター」が登場します。拭取る順番は洗車と同じく ルーフ→窓→ボンネット→トランク→サイド になります。まず拭取る個所にゴールドグリターを軽くスプレーたら、拭取り用のウエスをクチャクチャにして持って拭取れずにその部分の水をもてあそんでゴールドグリターをむらなく広げます。気になる汚れがあれば直接ゴールドグリターをスプレーして、指でこすればたいていの汚れは落とすことができます。
 その後ボディーを洗いましょうコーナーの要領でウエスを広げて引きずって水分を拭取るだけでOKです。
 これだけで、拭取り終了後にはボディーがピカピカです。むらにもならず傷も増やさず簡単洗車の完了です。
 追伸:最近はゴールドグリターの替わりに、ポリラックを水で薄めたポリラック溶液を使用することもあります。ポリラックをコートしている場合はこちらの方が相性は良いです。この後シュアラスター鏡面クロス等で乾拭きすると更に綺麗に仕上がります。



+10分余裕があれば

室内

 時間があればダッシュボードも雑巾で拭いておきましょう。ゴールドグリターを雑巾にスプレーして拭くと更に綺麗になります。デート等で人を乗せるときは、外より中を綺麗にしておいた方が好印象ですよ。ホコリだらけの室内じゃせっかくのドライブも興ざめですからね。

タイヤWAX

 最後(私は最初(=タイヤを洗う前)だけど)にタイヤにノータッチワックスをスプレーすれば完璧でしょう。