【318ti ○(まる)】私は、318tiのこんなことろが○だと思います
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小さくて軽いFR車 |
318tiはコンパクトの名前の通りコンパクトな車です。小さいということは取り回しが良いということで、駐車スペースもとりませんし、狭い道でもスースイです。またロングホイールベースに対しオーバーハングが非常に短いので、コーナーでは限界を超えてからの挙動が穏やかでコントロールの幅が広いので、扱いやすいです。
外見は小さくても室内は他のE36と同等の、必要十分な空間を確保しているので広いとは言いませんが、実用上は何の問題もありません。
また、車重も3シリーズの中では最軽量で、同じエンジンの318isクーペよりも軽いので同じATどうしなら加速性能は上(のはず)です。運動性能も軽いほうが有利なのはあたりまえ?です。
それになんといっても、リヤシートを持つ車では現在新車で買える車の中では(たぶん)世界一小型軽量のFR車なのです。これだけでも十分価値があると思います。
ハッチバック |
ハッチバックは便利です。ちょっと大きな荷物でも簡単に出し入れできますし、リヤシートを倒せば相当大きな荷物を詰め込むことも可能です。他の2BOXと違いハッチが寝ているのもスタイリッシュですし、ノッチがあるので一見ハッチバックに見えません。
ハッチが車外から開けられるのも便利です。国産車の場合、ほとんど車内のオープナーかキーで開けるようになってますが、あれってほんとに面倒ですよね。BMWでは、メインキーさえ開いていればいつでも簡単に荷物の出し入れができます。
ハッチバックの裏側にある取っ手もハッチを閉める時、楽に閉められるので使い勝手が良いです。
HiFiステレオは、なかなか? |
コンパクトの純正のHiFiステレオは、音が悪いと評判のE36の中でもたぶん一番いい音を出します。特にCDの音はそれほど不満なく聞けるほうだと思います。シンプルなステレオですが、使い勝手は悪くないと思います。ただしカセット&ラジオはあまり良い音ではありません。
それでも不満のある人は車外品の高給オーディオに変えましょう。ただし、HiFiアンプがあるので、アンプ外してスピーカーまで変えないと音は同じですけどね。
パーツが豊富 |
コンパクトは他のE36と共通部分が多いため、E36用の豊富なパーツ類がそのまま使えるし、ヨーロッパでは人気があるため、コンパクト専用のパーツも豊富にあります。E36のパーツは大量に出回っているため、他のインポートカーに比べ比較的安価に入手できるのも魅力です。
小さくてもちゃんとBMW |
国産車なんかだと、小さい車はそれなりの品質でしか作られていませんが、コンパクトはちゃんとBMWらしく作られています。たとえば同じくらいの大きさの国産車と比べると(値段はちがいますが...)1クラスも2クラスも上の作りだと思います(私はダッシュボードの質感が好きです)。走りの方のしっかり感も十分あるし、上質な走りが可能です。
さらに誰が見てもBMWとわかる外観も○です。「小さい車だから我慢しよう」といった所もなく、「やっぱりBMWなんだな」と乗る度に思える車です。
ディーラーの対応 |
国産車から乗り換えて一番違った印象を持ったのが、ディーラーの対応です。国産車ディーラーでは、セールスは売ってしまえばあとはサービス任せの感じですが、BMWのセールスは売った車のアフターフォローをきちんとやってくれます。例えば、不具合を連絡するとすぐに点検のスケジュールを組んで、引き取り納車から代車の手配まで完璧きちんとやってくれるし、調子伺いやカレンダー等ちょくちょく足を運んでくれます(新型車の見積もりもしっかり持ってきますが...)。
もしかしたら私が運が良いだけで、他のディーラーでは違うのかもしれませんが...
サービスフリーウェイ(SFW) |
SFWは言ってみれば保険みたいなものですが、定額を支払えば3〜5年間のメンテナンスが無料になるサービスです。当然12ヶ月点検や車検にも適用されます。
これのおかげで、高い整備代や定期交換部品代、マイナートラブル時に悩まず点検修理に出すことができます。輸入車に乗るには、この安心は何物にも代え難いサービスだと思います。
フロントシートの倒れ方 |
2ドアの場合、後部座席を利用するためには前席を倒さなければなりません。たいていの国産車はシートバックが前に倒れるだけだったり、それと同時にシートが前にスライドしたりしますが、それだと乗りにくかったりシートを元に戻すのが面倒だったりします。コンパクトのシートはシートバックが倒れると同時に座面が前上に移動します。戻す時もシートバックを戻すだけでいいので簡単です。またこの機構のためか助手席にもハイト調整があるので、背の低い妻は喜んでいます。
ATの2ndはいいぞ! |
この車にMTが無いのはとっても残念ですが、無い物はしょうがないので諦めるとして、レスポンスが今一つのATではありますが、こいつの2ndはちょっとハイギヤで通常のワインディングにぴったりです。たいていのコーナーで入り口から立ち上がりまで3500〜6500rpmの間で走れるので、峠ではほとんど2ndだけでOKの守備範囲の広さを持っています。3rdだと今一つのパワー感も2ndならそこそこで、引っ張った時も気持ち良くふけるので、こいつのおかげで「MT無くてもまぁいいか」ってひとまず許せる気分になります。
ただし、1.9Lになったモデルは解りません。
ポップアップウインド |
最近のリヤウインドってほとんどが貼りつけで開かないんですが、そんな中でコンパクトのポップアップウインドは便利です。夏の炎天下にに駐車するときに、こことサンルーフをポップアップしておくと換気ができて、熱気が溜まらないので快適?に乗り込めます。とりあえず最低限のセキュリティも守られますしね。ただ突然の雨は恐いですけど...
ハンドリング |
これはもう言うまでもなく、BMWのハンドリングの味付けは最高です。リヤサスが旧くたって、E30−M3と同じです。ちょっとダルだけど剛性感のあるリニアなハンドリングは他では味わえない良い味です。
高速安定性 |
小さいくせに、ロングホイルベースにサスのチューニングもばっちりなので、安心して高速で飛ばせます。ちょっと安定しすぎでスピード感が鈍ってしまうので、飛ばしすぎには御用心ですが。
ブレーキ |
ブレーキは他のE36と違ってソリッドディスクですが、これで十分に効きます。高速でも安心してブレーキを踏むことができます。これでホイールが汚れなければ言うこと無しですね。
左右ワンタッチのPW |
パワーウインドが両席共にワンタッチで開閉できるのは良いですね。ちょっとした時に重宝してます。できれば、クーペのようにリヤポップアップもリモコンでできるともっといいですが....
あとリモコンキーで外から窓とサンルーフを閉じられるのも、便利だしちょっとリッチな気分になれます。