ステアリングカバー を装着


ステアリングが気に入らない

 コンパクトのノーマルのステアリング、最近のはM3と同じ皮巻きのスポーツタイプが標準ですが、私のは4本スポークの大きいやつなんですが、大きいのはともかくウレタンの細いグリップがどうも気に入りません。かといってエアバッグ外してまで交換するのももったいないので、我慢して乗ってましたが、やっぱりウレタンなので汗を吸わないので特に夏場はベトベトするし、滑るし...
 純正のエアバッグを生かして交換するタイプも有るには有るんですが、結構高価で手が出ません。そんな時雑誌でIS-MEのステアリングカバーの広告を見つけました。ステアリングカバーなんてじじ臭くてカッコ悪いし、絶対だめ!なんて思っていましたが、広告のカバーは写真映りが良いのかあんまり違和感もなくマッチしているように感じました。色もたくさん選べるようだし、バックスキンで、オートバックス等で売られている変なへびがらみたいなのとはちょっと違うようです。こんなのならまあ良いかな?なんて思ってしまいました。
お買い物

 通販もやってるらしいんですが、やっぱり実際に見てみようと思い「IS-ME」まで行ってみました。雑誌広告の地図を頼りにちょっと迷いましたが見つけました。店の前ではポルシェ君がきれいなライトグリーンの内装に貼りかえられている最中で、かっこいいな〜と横目で見ながら店の中へ、そこは皮のいいにおいがぷーんと漂い、皮の切れ端とミシンのある風景はなんだか洋裁屋さんのような雰囲気です。
 応対してくれたお店の人もショップのお姉さんというより町の商店街の奥さん風のとっても人当たりのいい人でした。私がステアリングカバーを見にきたというと、とっても詳しく丁寧にその取り付け方から奇麗に巻くノウハウまで時間をかけて(商品の梱包をを開いてまで)説明してくれました。そんなに説明されたらこっちもがぜん買う気が出てきてしまいました。
 このステアリングカバーには一枚ものと、握るところだけが黒のコンビの2種類がありましたが、バックスキンは汚れやすいと思い、コンビの方にしました。ちなみに値段はどちらも同じでした。色は見本と同じグレー/ブラックにしましたが、店頭に在庫がなかったため倉庫まで探しに行ってくれました。「がんばって巻いて下さいね」と励まされて店を後にしました。
取り付け

 さて取り付けかたですが、まず位置を決めですが、コンビなので左右対象になるように気を付けて位置を決めたら、ずれないように数箇所ひもで巻いて固定します。
 次に始点から巻き始めるのですが、ひもはクツヒモを絞める要領で絞めます。私は普通と逆に表から裏に通しました。この方が途中で緩みにくいのでお勧めです。で、ひもは出来るだけきつく絞めます。順に締めて行くとスポークの部分に来ますが、ここはぎりぎりまで締めたら避けて巻きます。ここを奇麗に巻くと上手く巻けます。
 最後まで巻く直前まで来たら3cm位重なる長さでカットして、最初の部分を1cm位内側にドライバー等を使い内側に折り込みます。そして最後の部分も内側に折り込みながら絞め、ひもを縛りこれも内側に押し込んで出来上がりです。
 こう書くと簡単そうですが実際は4時間もかかってしまい、ひもをきつく引っ張るので指と手はボロボロになってしまいました。しかも車室内での作業なので汗だくです。でも苦労の甲斐会ってかなり奇麗に巻けました。

取付け後の感想

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使用前                   使用後

 巻きたては皮がなじんでいないのと、裏がスポンジの二重構造のためグリップが相当太くなり、握り心地もふわふわでなんかやな感じですが、2ヶ月ほどで皮が締まってきてスポンジもつぶれ、丁度良い太さと硬さになります。バックスキンで汗も良く吸い取り滑らなくていいです。たしかに見た目はカバーなのでカッコイイとは言えませんが、苦労して巻いたのでまあ良いでしょう。
 欠点は始点と終点のところの間に時間とともに隙間ができて来ることです。固定されていないのでくっつけてもしばらくするとまた隙間が空きます。そこで瞬間接着剤で隙間を貼りつけたら何も問題なくなりました。
 最近ではけっこう汚れてきましたが、安価なのですごく汚れたら新しいのに巻き変えようと考えています。
 でもこのステアリングカバーは、ディーラーの営業のお姉さんには「太くて握りにくい」とかなり不評です。でも僕には握りやすいからいいもんね!
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