MML打ち込みの注意


はい、どうも。「MM音楽館」の館主やってます、まどかですぅ。

このコーナーでは、MMLで音楽を打ち込むに当たって、これだけは注意してくださいという情報と、ちょっとした打ち込みテクニックを紹介します。

打ち込みテクニックに関しては、私もまだまだ修行中なので、こんな技もあるよ! という玄人の方、情報お待ちしております!! 


 打ち込むときに気をつけること
えー、この記事を書いている2002年1月末現在で、最新版のP/ECEカーネルのバージョンはVer.1.18で、そこに含まれている音楽ドライバのバグ情報から、MMLで音楽データを作成する際に、気をつけるとバグの回避に繋がるという情報を紹介していきます。


1.デチューン情報は初期化されません

 音程を微妙にずらす、デチューンというパラメータがありますが、このデチューンは曲の演奏開始時に、ドライバ側で初期化されないので、各パートの始めには、デチューンを初期化する記述をする必要があります。
 
 デチューンをかけない場合は、”D0”と書いておいてください。

 一応私の「MM音楽館」とはらやんさんの「ミュージックプレイヤー」では、この問題について、対策が施されていますが、ゲーム中で使用する場合などを考えると、MML側で初期化した方が良いです。ゲームのプログラム側に余計な処理が必要になってしまいますからね。

 この情報ははらやん様に教えていただきました。ありがとうございます。

2.ビブラートも初期化されません

 はい、残念なことにビブラート情報も演奏開始時にドライバ側で初期化がされていません。
 なので、ビブラートをかけない場合は、”Y0,0,0,0”と各パート毎に初期化を行ってください。


 ちょっとしたテクニック
このコーナーでは、MMLで打ち込みをするときに、知っておくとちょっと得する(?)テクニックを紹介します。


1.音程が近いときはデチューンで離そう!

 
音に厚みを出そうとして、同じメロディで2パート同時に鳴らそうとすることって良くありますよね? けど、普通に重ねて鳴らすと、なんか汚く聴こえてしまった経験ってありませんか?

 そういうときは、デチューンで少し音をずらすと、キレイに聴こえます。

 丸い音色を2つ重ねて、わざとちょっとノイズがかった音色にするテクニックとすることもあるとおもいますが、普通はデチューンでD8とD−8という風に音を離して鳴らすようです。
 
 私もつい最近まで知らなかったのですが、このテクニックは常識だそうです(^^;