まどかの自己満足的思い出話
第1弾 「私とMSX」


最終回 「これからの私」


 MSXに出会ってプログラムを始めてから、早9年になろうとしています。
 C言語も勉強し始めて3年目。結構身に付いてきたと思います。
 
 どんな言語になろうともアルゴリズムは一緒なので、そのアルゴリズムをその言語ではどういう風に書いたらいいのかだけを考えれば、どんな言語でもマスターすることは可能でしょう。
 
 これから先、おそらく私はいろいろなプログラム言語に出会うことでしょう。また、いろいろな新しい技術にも出会うでしょう。
 プログラマという道を選んで歩んでいく限り、常に新しい技術を修得する必要が出てきます。

 常に新しい技術をおぼえ続けることはとても大変な作業です。一生勉強の人生になることでしょう。
 しかし、このことを逆に考えれば、すごくたくさんの技術を身に付けられるということでもあります。

 あれもできるこれもできる、こんなこともやったことがある。なんて素晴らしいんでしょう。そんな何でも出来る自分を想像するとワクワクします。

 これから先私がどういうモノを生み出していくかはわかりませんが、どれもこれも自分が創りたくて創ったモノであることを願います。
 それが例え誰かに創れと言われて創ったモノでも、自分の作品である限り、楽しんで創りたいです。

 何より創るということが大好きな私にとって、創るのに必要な知識を得るための勉強はとても楽しいものです。それがどんなに苦しい時間だったとしても、最後には笑って思い返せる作品を創っていきたいと思っています。

 ああ、プログラムって楽しいなぁ。

1999/09/05
まどか 
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 はい、全10回に渡って続いた「私とMSX」もめでたく(?)最終回を迎えることが出来ました。
 長文が多かったので、全部は読んでもらえなかったとしても、
このことを文章として残せたことに達成感を感じています。

 ご愛読ありがとうございました。

 しばらくの準備期間を頂いてから、第2弾を開始したいと思っています。

 それでは、しばらくのお別れです。




(2001/11/04追記)
 現在私はゲーム業界ではなく、ある会社でソフトウェア技術者として働いています。
 しかし、ゲーム創りへの情熱は忘れてはいません。いつか同人ででも、みんなの目に留まる作品を創りたいと思っています。
 
 学生時代はプログラムで感動を与えられるのはゲームだけだと思っていましたが、実際はそうではありませんでした。
 今の仕事がそうなのですが、みんなの知らないところで、実は私ががんばっているというのもいい感じです。どんな作品でも感動はあります。

 それを忘れないようにしたいです。


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