●長官「やあ、待っていたぞ。さっそくだが、きみに横浜で発生した殺人事件の捜査を担当してもらいたい。その事件の概要はここに書いてあるとおりだ」

『10日の午前5時すぎ、横浜ベイブリッジの欄干から死体が吊り下げられているのを、艀の船長が発見した。被害者はアイコ、20歳。横浜に住む、市立横浜学院大学の2年生で、死因は頭部挫傷。シャツにキュロットスカート姿で、着衣に乱れはなかった。死亡時刻は、9日の午後10時から10日の午前2時の間と推定されている。死体は脇の下に通したロープを背中で結んで吊るされていた。9日の夜、彼女はバイト先のデパートのブティックを午後7時に出ていたことが分かった。しかし、その後の足取りは不明』

●長官「そして、ついさっき、警察にこんな犯行声明が届いた。封書に入って、ワープロで打たれている」

『女を殺してベイブリッジに吊るしたのは私である。この先、何人になるか分からないが、私はある目的のために、次々と人を殺して行くだろう。その目的とは、「パレ・デュ・メール」のDJのマリアを苦しめることである。私は彼女の美しさに強い憧れと嫉妬を抱いている。彼女が脅えたり、泣いたりするのが私にとっては非常に快感なのである。彼女をもっともっと苦しませ、悲しませ、そして、恐怖におののかせ、果てに天国に送ってやるつもりだ。私のこの楽しみを、止められるものなら止めてみたまえ。あんたたち警察が、あわてふためく姿を見るのも、私の快感である』

●長官「きみに、捜査の全権をゆだねよう。ただし、私はつねにきみを監視している。もし、きみがこの捜査にふさわしくないと判断したら、即刻解任するから、そのつもりでいてくれ。では、いい報告を待っている」

アイコの両親に会いに行く

マリアに会いに行く
 
 

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