MACAU JOCKEY CLUB 勝負


<激闘レース編>

ようやく場内に入り、エスカレータに乗り2階の観客席までたどり着きました。
建物の雰囲気は、さしずめ高崎競馬場と言ったところでしょうか?
馬場はターフとサンド両方あり、開催日によって使い分けしているようです。
その日は、1日全レース芝でした。
マカオ競馬もJRAと同じく、基本的には1日12レースあるようです。
1レース目にはまだ時間があったので、とりあえず腹ごしらえと思い、ビーフンらしきものと
コーラを注文したのですが、コーラではなくコーヒーが出てきたのには参りました。

さて、1レースの締め切り時間も差し迫ってきました。
馬券の種類は、日本と同じ単勝,複勝,馬連複のほかに三連単,後半の6レースの1着馬を
当てる六環彩など十種類ほどあったのですが、いまいち理解できなかったので、馬連複と
三重彩(三連単)に的をしぼることにしました。
馬券もこの2種類がいちばん売れていたようです。


<第一場>草地・1100米
マカオでも日本の競馬と同じようにサインが通用するのか?
とりあえず手始めに正面の電光掲示版にてオッズをチェック。
単勝1番人気は、7番”開心見誠”。英語名はOpen Mindedとなってます。
出馬表を眺めてみると、どれもややこしい漢字ばかりで馬名のサインなど使えそうにありません。
しょうがないので、いちばん簡単な名前の10番”春天”から人気どころへ流すことにしました。
ちなみに英語名は、”Special Week”ではなくそのまま直訳のSpringです。
結果は、下表のとおりかすりもしませんでした。

<第二場>草地・1400米
まあ、最初はこんなもんでしょ。
三連単の配当が意外と高いのには驚きました。
馬名作戦は考えるのが面倒なので、今度は騎手の配置をチェックすることにしました。
1Rに騎乗があった騎手は2人おります。
そのうちの1人であるS.Soto騎乗の3番”萬千光彩”が1番人気。
もう1人は1番に騎乗で、2番が挟まれており何かあやしい感じがします。
馬連複は1,2,3番の三角買いにすることにし、今度は三連単も買ってみることにしました。
結果は、3番が1着したものの2着4番,3着5番で、またまたハズレ。
馬名をよくよく見てみると、4番”鴻興之星”,5番”佳盟之星”で「之星」の接触状態。
なんだどこかの競馬と同じだなあ・・・

<第三場>草地・1200米
6番”法國勇士”が出走取消の9頭立てに変更となりました。
これは、出走取消サインがあるにちがいない!
とある島国の競馬では、「出走取消の隣を買え」が定石ですから、6番の隣の5番か7番の
どちらかから馬券をくみたてようと考えました。
5番はブービー人気の”愛火花”(英語名Light My Fire)で、なにかそそられるものがありましたが、
結局、軸は左隣の7番、2番人気の”奨門人”に決めました。
レースは、逃げ馬の5番が4コーナーまでひっぱる展開となり、残り1ハロンで3番人気の
2番が差してきて、これで決まるかに思えましたが、ゴール直前大外一気の強襲をみせた
もっとも人気薄、8番の見事な追い込みが決まり、大波乱の結果となりました。
この8番(名前は日本にない漢字なので書けませんが)は、馬の人気もなければ騎手の人気も
全くないと思われる騎手成績ブービーの杜泰(Gary Doughty:アイルランド人?)騎乗でした。
(現在マカオ競馬は39人のジョッキーが在籍)
三連単の配当が$21,971!ということで、日本円にして35万円馬券
これぞマカオドリームだ!!

<第六場>草地・1200米
続く第四場,第五場と、まるっきり当たらないので、ここで出目作戦にトライしてみようと考えました。
まずは、1着〜3着の出目表を作成し、なにか異様な流れがないかをチェック。
するとあることに気がつきました。
(以下、下表参照)
2Rの2着が4番で、この4番がひとつとんだ4Rで1着。
3Rの2着が2番で、この2番がひとつとんだ5Rで1着。(1Rでは3着が2番)
ということは4Rの2着は10番だから、6Rではこの10番が1着になるハズ?
結果は、みごと10番”可可”が1着し、やっと初当たりです。
配当は安いが、馬連複6−10,三連単10−6−7の両方を獲れました。

このレースは、3Rと同じく出走取消がありました。
これは後で気がついたのですが、3Rは出走取消馬(6番)を起点に+2番の8番が1着
−4番の2番が2着という結果で、この6Rは2番”小丸子”英語名Mini Maru(ミニマル?
もしかして日本語?ちびまるこちゃんのこと?)が出走取消で−2番の10番が1着
+4番の6番が2着
おそるべしマカオ競馬。その時気づいていたらドカンと勝負できたのに・・・

<第十場>草地・1050米
2番”自我進取”(英語名Stand By Me)が、単勝1.8倍でダントツの1番人気。
続く2番人気は、日本でもおなじみの女性ジョッキー、リサ・クロップ(高麗沙:マカオ競馬騎手
リーディンング第二位)騎乗の10番”悦誠王子”。
この10番を頭に三連単を買うことにしました。
結果は1着10番,2着3番で、ここまではよかったのですが、3着にはまったくのノーマークの
8番が入りハズレ。馬連複を買っていれば・・・

<第十場>草地・1000米
いよいよ泣いても笑っても最終レース。
時間はもう23時を過ぎており、観客も疎らになりました。
最近ではメッキリ「最終は岡部様」の威力はなくなりましたが、マカオ競馬騎手リーディンング
第一位のP.Payne騎乗の3番”至尊熊”が1番人気(単勝2倍)で、ここからいかざるを得ません。
「オレの感がそう言っている」(by 清水成駿)
あとは、10Rにて同間隔での騎乗だった4番劉永康と6番S.Sotoの配置がいい感じになってます。
おさえで、この4番と6番の位置を10Rにあてはめたときの1着位置5番と2着位置2番を少々。
3番頭固定で2着3着を2,4,5,6番のBOX買い(こういう言い方でいいのかどうかは?)
すれば完璧だ。(下表参照)
しかし、結果はおしくも絵に描いたような裏目でした。
ちなみに、三連単で選んだ4頭の1,2,3着BOX買いでは、買い目は24通りになります。
少々買い目は多くなりますが、この4頭のBOXが抜け目がなく穴馬券が獲れる、
という結論に達しました。

ということで、初日は完敗に終わりました。

R
1番
人気
私の買い目 結果 配当($1=16円) 収支
馬連複 三連単


馬連複
倍率
日本円
換算
三連単
倍率
日本円
換算
10 7番 7-10,5-8,
5-10,8-10
4 6 2 21.70 3,472 72.8 11,648 -$100
10 3番 1-2,1-3,
2-3
3-2-1,1-2-3 3 4 5 10.85 1,736 91.6 14,656 -$100
10 4番 2-3.2-7,
3-7,4-7
2-7-3 8 2 5 104.55 16,728 2,197.1 351,536 -$100
10 4番 1-8 1-4-10,1-10-6,
8-4-10,8-10-6
4 10 5 8.25 1,320 1,103.2 176,512 -$100
10 5番 7-5-1,7-5-2,
7-5-3,7-5-4,
7-5-6
2 5 9 6.25 1,000 304.9 48,784 -$100
10 6番 6-10 10-6-7,10-7-6,
10-6-8,10-8-6,
10-7-8,10-8-7
10 6 7 4.90 784 42.3 6,768 +$1,038
10 4番 4-5,4-6,
1-5
5-9-1,5-9-3,
5-9-4,5-9-6,
5-9-8
4 1 6 4.50 720 38.3 6,128 -$300
8 4番 4-8-3 4 1 2 13.25 2,120 79.2 12,672 -$100
10 1番 1-9,4-9 2 4 1 13.05 2,088 116.7 18,672 -$200
10 10 2番 10-1-3,10-3-1,
10-2-1,10-2-3,
10-2-5
10 3 8 12.00 1,920 876.4 140,224 -$500
11 9 4番 1-4 2 4 8 5.1 816 92.8 14,848 -$200
12 10 3番 3-7 3-2-4,3-2-5,
3-2-6,3-4-2,
3-4-5,3-4-6,
3-5-2,3-5-4,
3-5-6,3-6-2,
3-6-4,3-6-5
6 4 3 43.7 6,992 371.3 59,408 -$1,000
合計 回収率 $1,238/$3,000=41.3% -$1,762


つづく翌日も懲りずに出かけていったのですが、同様な結果となり、泣きながらマカオを後にしました。
以上でマカオ競馬観戦記は終わりです。
続編<復讐香港競馬編>をご期待ください。

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